黒川伊保子のレビュー一覧
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購入済み
なるほど、そうなんだ
私たち夫婦に起きていることそのままであり、そういうことなんだと驚きました。時々、私の理解が追い付けないほどの捉え方、感じ方に悩んでおり、いやはや心がスッと軽くなり、今後の道筋も見つけることが出来ました。少しずつやってみます。
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妻のトリセツ以外の本を読んでみたくて、検索したら特徴的な表紙が目に入ったので。
恋愛脳というからには20代30代前半を対象にした、婚活必勝法な内容かと思ったら、全然違った。
どちらかというと30代後半、40代、女としての自分に自信を失っていく年代がメイン対象のようだ。
年齢を重ねた女性の言葉の重みについて説明していたが、別に年齢を重ねた女性の言葉なら、すべて重みがあるわけじゃない。そこに経験に裏打ちされた自信が備わっているからだと思う。
ヒーロー願望があるのは男性脳とのことだが、
かっこいい大人の女になろう、と、女性も明確な指針があることでブレない芯のある女性になるのかな。
(でも弱みも -
Posted by ブクログ
ネタバレ脳科学・人工知能研究者である黒川伊保子氏、かつての嫁として、我が子の母として、そして息子の嫁の姑として、「母親」という生き物の生態を見つめた著者が「母親との上手な付き合い方」を展開する新書。
教員という仕事をしていると、問題行動を起こす生徒の多くは母親との関係に問題を抱えている。母は子を愛するが故に、子は母の愛を理解しているが故に、皮肉にも苦しんでいる。母親の過干渉は「病」に近いと考えてきたが、本書を読んでその認識を改めた。
脳科学の知見から、というよりは著者の個人的な人生経験からの話が多かったが、その分実感を伴うもので世の母親は共感できることが少ないないのだろう。
父の愛は「さざ波 -
Posted by ブクログ
脳には2つの使い方がある、そしてすれ違う
プロセス志向共感型 ほとんどの女性
共感しあう、共感がなにより重要
過去の体験から危機を予測
だからいつまでも覚えている
平時の危機回避回路
⇒心の文脈
・ほめる、きづかう、ねぎらう
ゴール志向問題解決型 ほとんどの男性
欠点を見出し素早い問題解決
目標にロックオン
過去に気に取られている時間はない
有事の危機対応回路
⇒事実の文脈
・結論、目的
解決法
・気持ちによりそう
・自分の見えていない気働きがあふれていることに感謝する
・男にはついでに家事はやらないのではなく、できない
・心の動揺が危機回避能力を上げる、 -
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内容は妻のトリセツに近いが、それで良かった。面白いが、何故だろう、二回目を読むには抵抗があったから。女性への接し方がよく分かる。共感が大事、まず寄り添うこと。
タイトルからは若干ミーハーな感じを受けるが、著者は人工知能研究者。女性の視点ながら、男性脳もよく理解されている。しかし、内容は特別アカデミックに科学的に論じられるのではなく、経験則に基づく、あるある、が多い。これも女性脳がなせる所だろうか。
興味深かったのは、この違いをAI、コミニケーション・ロボットの対話エンジンに設計する際に、女性のようなプロセス指向共感型か、男性のようなゴール指向問題解決型の採択が迫られるという内容。確かにロボ -
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ネタバレ年頃の二人の娘を持つ父親としては、もっと早く読んでおけばよかったと思いつつも、良好な関係を二人の娘と築けていることに喜びを感じる。
本書では、小さいころからの接し方を中心に記載しているので、私の場合は少々手遅れであるが、上記の通り、それなりに良好な関係を気づけていることに安心感がある。
一方で「反抗期は成長に欠かせない」と記載されているが、二人の娘ともに大した反抗期がないことで、お互いに親離れと子離れが出来ていないことが少々心配ではある。
また、本書のベースは「女性脳と男性脳」にあるので、娘だけでなく、妻や周囲の女性(部下や上司)と接するときにも役立つ内容が満載である。
以下、本書からの抜粋 -
Posted by ブクログ
ネタバレ黒川伊保子さんが、AIに宛てた手紙という体でまとめた本。
初期の頃から、AI開発に携わっていた著者ならではのAIへの愛を感じる。
印象的だったのは、次の点。
◯失敗してこそ学んだり、センスを磨いたりできる。失敗の際の3ヶ条は、
・失敗を誰のせいにもしない。
・過去の失敗をくよくよ言わない。
・未来の失敗を想像してぐずぐず言わない。
◯自閉症は英語でAutism(独自脳)。独特のものの見方に寛容な英語圏ならではの呼び名かもしれないが、ステキな発想!
◯男性と女性で、リスクへの対応の仕方や対話における姿勢(問題解決型か共感型か)に差があるが、これが太古の時代の男女の役割分担からきていることに -
購入済み
マンガでわかる妻のトリセツ
結婚当初から妻を怒らせてばっかりの日々が続くなか、タイトルに惹かれて購入しました。女性心理学の観点から妻との付き合い方をいろいろ知ることができて勉強になりました
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Posted by ブクログ
この方の著書を読むといつもドキッとする。やってはいけないと書かれていることを、つい自分もやっているからである。
例えば夫を賞賛しないこと。男性脳は遠くにゴールを設定して邁進する脳。人生のロールモデルである父親が妻からぞんざいに扱われていては、やる気が起こらないそうだ。
そして親が失敗を過度に恐れること。成果主義なこと。子供よりも結果に一喜一憂してはならない。
失敗を恐れては男子の冒険心は育たない。幼いときから小さな失敗をいくつもさせ、耐性をつけること。ただし失敗から何かを学ばなければ意味はない。
また、これも私はやりがちなのだが5W1H型の質問。5W1Hとは例えば「学校どう?」とか「何