【感想・ネタバレ】脳科学的に正しい恋愛脳の作り方のレビュー

あらすじ

脳科学的な見地からすると、恋愛に必ず終わりが訪れるのは極めて正しい反応。しかし、生涯を共に生きる恋愛を超えた愛を手にするにはどうしたら良いのか。まさに目からウロコなアイデアが詰まった一冊。

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Posted by ブクログ

後半の情報、良い話の詰め込み感がすごい。何度も何度もメモして読み返してしまった。
自分がしんどくて行き場がなくて読んだ本だけど、黒川さんの本はいつも優しくて肩の力がストンと抜ける。
そして話が男女関係だけでなく、職場や他のいろんなパターンにも当てはまるから読む価値ほんとにあります。

世界は一つじゃない。脳の数だけ世界がある。
わかってても気がついたら人を自分の世界の自分の正しさのものさしに差し込もうとしてた。反省。
また何度も読み返したいと思います。とても良い本です!

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2020年03月15日

Posted by ブクログ

妻のトリセツ以外の本を読んでみたくて、検索したら特徴的な表紙が目に入ったので。

恋愛脳というからには20代30代前半を対象にした、婚活必勝法な内容かと思ったら、全然違った。

どちらかというと30代後半、40代、女としての自分に自信を失っていく年代がメイン対象のようだ。

年齢を重ねた女性の言葉の重みについて説明していたが、別に年齢を重ねた女性の言葉なら、すべて重みがあるわけじゃない。そこに経験に裏打ちされた自信が備わっているからだと思う。
ヒーロー願望があるのは男性脳とのことだが、
かっこいい大人の女になろう、と、女性も明確な指針があることでブレない芯のある女性になるのかな。
(でも弱みも見せる必要があるので、ちゃんと頼れるところは頼れるようにもなること!)


伊保子先生の息子愛には若干引くけど、自分が女性の気持ちがわかる素敵な息子を育てたという自負があるから堂々と書くのだろう。
(その25歳の息子がその後マザコンにならずに母よりお嫁さんを優先できるのかが今後気になるところだ)


○参考になったこと
・愛され続けるために、相手を頼りにすること。またその頼るものを明確にすること。
(よく言うIT関連の操作や移動時のルート決定、電球の替えなど…)
・恋愛はずっと続かない、別の人間だから、いずれ価値観のすれ違いが起き相手に苛々したりがっかりして喧嘩になるのは普通の事。そこを乗り越えたからこその熟年カップルの凪のような状態に至れる。
↑姉弟達の家庭を見てるとその通りだなと思う。やはり子供ができると生活も変わるし、ストレスもかかる。喧嘩も増えるので、よく仲裁に巻き込まれた。
そうやって周りを巻き込んで何とか保って続けて夫婦として成長していっている(のだと信じているが、自分もそうなるのかぁと思うと気が重い)。

・うまくいかないことは当たり前で、それがなければドラマは始まらない。脚本を書くためにも、うまくいかないことがあったら、これからどうする?という前向き方向に考える。

・天性の才能ではなく努力で手に入れたスキルは客観的に教えてあげられる。
↑ただ、その例としてキムヨナと浅田真央を比較するのはやめてほしかった。別に真央ちゃんがジャンプを練習しなかったわけじゃない。アーサーコーチがより現在の採点方法に沿っていて、選手にあった練習を提案できる、優秀なコーチだったという話なだけな気がするので。

・ネットでもリアルでも人を揶揄する人は、自分自身で物事を斜めに構えてみる癖をつけてしまっている。

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2022年01月06日

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