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「女の機嫌の直し方」
2019年初夏公開
出演:早見あかり、平岡祐太、松井玲奈
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
職場でうまくいかない話を、整体の先生に相談したところ、なんとその場で貸していただいた。
女性の対話はプロセス指向共感型、男性の対話はゴール指向問題解決型…自分は話を聞かずに結論に走っているのか?
ここからの挽回はかなり厳しい。ただ、せめて少しでも、できることをと思うと…
・とにかく共感
・相づち、あいうえお(あ〜、そうなの/いいね、それ/うんうん、そうなんだ/えっ、そうなの!?/お、そうきたか)
・いきなり弱点を突くのはご法度
・成果を褒めるより、経過をねぎらう
・結果よかったことへのダメ出し、今だから言うけどはNG
・謝るときは気持ちに言及して謝る
Posted by ブクログ
同著者の「妻のトリセツ」とはテイストが異なり、より「脳科学の専門家」らしい見地から書かれている。
AIをつくるうえで男女の脳の違いを知った著者が説く、男女の溝を埋める言葉かけがタメになる。
女性は子の保護や自身の安全への危機意識が高いため、身の回りのちょっとした変化への感度が高い。
男性は(ときに世界レベルで)全体把握に優れており、身の回りの変化には疎い。
女性は些細なことにきれているように感じるが、本人にとっては些細ではなく、本人がどう感じるかが重要。
コトではなく感情を理解して、感情に寄り添うことが必要。
モノを買う時などの「検討する」とは、男性は比較すること、女性はそのモノを感じつくすこと。
やたらと他のものも見てみよう、と勧めるのは無駄である。
妻のことを依怙贔屓することで特別感を与える。
Posted by ブクログ
一般的に男性はまずゴールを知りたがり、女性は共感を求め出来事プロセスを語ろうとする。
女性は自分の話をしながら、結論を導き出していきたいと考えるので、話の腰を折られたり、結論をすぐに聞かれたり、男性から結論を言われることを嫌う。
たとえば、妻が「なんだか、腰が痛くて」といったとする。男性がいきなり「医者に行ったのか」と返したら、対話は破綻する。正解は、相手の言葉を反復して共感で返すことだ。「腰が痛いのか。それはつらいね」。これだけで女性の脳のストレス信号が減少し、不調が軽減することもある。
女性は「怖い」、「つらい」というストレスを男性よりも受けやすい。それは防衛本能で、そのようなストレスや危険が再び起きないように、記憶に残るようになっている。そのストレスは共感によって沈静化する。
また、脳の仕組み的にも、感情と言葉が連動しやすくなっている。
女性の脳は共感する力に優れている。
相手の体験も自分の体験のように記憶することができる。そのためその記憶を使って臨機応変に動くことができる。
男性が合理的でシンプルなものを好むのに対して、女性はカラフルで複雑で特別なものを好む。
女性の提案にすぐ答えや結論、否定をしない。
まずワンクッション共感を入れる。
女性に謝るときの鉄則は、女性の気持ちに言及して、真摯に謝ることである。たとえば待ち合わせに遅刻したとき。携帯でうまく連絡できず、彼女を20分待たせてしまったとする。すぐさま遅れた理由を述べるのは間違いだ。
女性脳は、遅れてきたという結果よりも、心細い思いをしたプロセスを重視するからだ。
また、共感の感情はなかったとしても、心にないことを言葉にしても構わない。
言葉にして女性がいい気持ちになれば男性も嬉しいはずだから。
「言えばいいのに」ではなく「気付かなくて、ごめん」。女性脳が喜ぶ対応方法と、その背景を知っておくと、コミュニケーションのモヤモヤがスッキリ晴れていくのを感じるのではないだろうか。
Posted by ブクログ
脳科学者ではなくて、人工知能の研究者が描いた、女性と男性の脳の働きの違いから解き明かす女性への接し方教本。非常に面白い。
女性の脳は、雑多な情報を取り込んで、直感的に処理する能力が高く、そのために生じる情報過多によるストレスをいやすために、共感を必要とする。
男性は過酷な条件にいることで精神を集中することができるが(修行)、女性は、自分の生命維持が最重要なので、快適な環境にいるほうが精神が安定する。
共感、ちょっとしたいじり、相槌の使い分け、成果ではなくて過程をほめる。結果が良かったことについて過程の批判をしない。相手の気持ちがわからないことを謝る。絶対的なえこひいきをする。
Posted by ブクログ
とても面白かった。
読みながら、あーあるあると、クスッと笑えるものもあるし、色んなこと思い出しながらすぐ読めました。
新書のなかではかなり読みやすい。
黒川伊保子さんの本はたぶん全部好きになれるとおもう。
ただ、私としてはこれは女性向けの本な気がする。
なぜなら、女性が女性の目線で書いてるから。
読んでみて、女でよかった〜と思えました。
だから女子に勧めたい本。
ちなみに、彼氏に、今読んでる本が面白くてねといって、この本の概要を説明したら、
「まあ、色んな考え方があると思うから、それはそれとしてね」というようなことを言われて
それ以上勧めるのをやめました笑
「へー、面白そう」って一言でも共感してくれたら嬉しかったなぁと今は思うけど
だからと言って嫌いになるわけでもないし、大切な人だから、あんまりとらわれ過ぎずに生きていきたいと思う!
男性の対話は、ゴール指向問題解決型
これはめっちゃわかる。
昔付き合ってた人に、部活でのなやみ、後輩が辞めそうということを話し、あまり心ひらいてくれてないんだよね、
と言ったら
誕生日とかお祝いした?とか聞かれて、具体的な「AすればBとなる」みたいな方針を示されたうえに、私の接し方が悪いのではという結論にされて、
そういうことを言って欲しいのではなかった、と傷ついたことがある。
彼は省エネ型の優秀な脳を持ち合わせていたのだろう。
上の経験があって以来、私は真剣な相談を男性にはしなくなった。自分が傷つくのがわかるから。
「女は、問題解決は自分でする」
この言葉を胸に刻んで強く生きていきたい。
「この家は母さんが幸せになる家だ。」ってかっこよすぎる。
そして、それを言われて清々しいと思える作者の達観した幼少期にも驚く。
「男の脳は気持ちを語るようにはできていない」とわかれば、そこに愛を探らなくてすむのに。。。
ありがたいお言葉
Posted by ブクログ
まさか脳に性差があるなんで夢にも思わなかった。なんでもっと早く本書を読まなかったんだろう。男性は絶対本書を読んだ方がよい。
著者がAIを開発してきた人であり、女性。だから信憑性がある。
先に、女性脳の対話スタイルと男性脳のそれは、話の方向が真逆だと述べたが、共感で回す女性脳と、問題解決(欠点の指摘)で回す男性脳は、回し方の感性の方向も真逆なのである。この二つがかみ合うわけがない。
「なんだか、腰が痛くて」と妻に言われて、いきなり「医者に行ったのか」なんて返してないでしょうね?
実は、女性脳は、「怖い」「ひどい」「つらい」などのストレスを伴う感情が起こるとき、ストレス信号が男性脳の何十倍も強く働き、何百倍も長く残るのである。そして、共感してもらうと、その余剰な信号が沈静化するようにできている。
余剰な信号を起こす理由は、「危険な事態」を細大漏らさず記憶して、二度と同じ事態に自分を追い込まないための防衛手段だ。
たとえば、よく「女性は感情的、男性は論理的」と言われるが、女性は「感情の一部がことさら強く働き、共感によって余剰ストレスを解消するメカニズムで日常の自己保全情報を獲得しているので、周囲の共感が得られなければ、余剰ストレスの処理に失敗し、感情的になるように見えることがある」というのが、私の見解である。
多くの男性は、脳梁が細めで生まれ、男性脳型のビューセンサーを持ち、問題解決型の対話エンジンを育む。しかし、いくばくかの男性は、脳梁が太めで生まれる。イメージ(右脳)を顕在意識(左脳)に伝えやすいので、科学者やデザイナー、アーティスト、音楽家などに比較的多く存在すると考えられる。脳梁が太めの男子の中に、たまさか女性脳と同じ場所が連携する人たちがいて、共感型の対話エンジンを使い、女性並みに自意識が強かったりする。その中に、女性のようにふるまう人たちが現れる。そういうことのようである。
私が、10歳くらいのときだったと思う。ある日の夕方、私は、母と大喧嘩をした。何が原因だったかすっかり忘れてしまったが、私は母の一貫しない態度に腹を立てて、理屈で追い詰めたのだ。母が涙を見せたので、私はそれを卑怯だと感じて、ますます腹を立てていた。
そこへ、父が帰宅した。私は、父の秘蔵っ子だったし、私の言い分のほうがどう考えても正しかったので、私は、ぜったいに私の味方をしてくれると信じて疑わなかった。
しかし、私の言い分を聞いた父は、きっぱりとこう言ったのだ。「どっちが正しいかは、俺は知らん。だが、おまえに言っておきたいことがある。この家は母さんが幸せになる家だ。おまえが正しいかどうかは関係ない。母さんを泣かせた時点で
、お前の負けだ」
私は、心底びっくりして、次に清々しい気持ちになった。ネガティブな感情はいっさいなかった。だって、このときの父は、最高にかっこよかったもの。私は、ただ、「私も早く、自分が幸せになる家を持とう」と思っただけ。
このとき、父が私に教えてくれたことは、男は、ひとりの女を妻と決めたら、ゆるぎなく愛するものであるということ。「私の中の正しさ」なんて、その大きな愛に比べたら、うんと些細なことだということ。」
父がそのとき、私の味方をしていたら、そして、母の悪口なにかを言い添えていたら、私は、きっと慢心して、父の歓心を買うような嫌な娘になっていたと思う。長じれば、増幅する自我に苦しみながら、他人の評価を気にするう女になっていたはずだ。
世の中、思惑どおりにいかないから面白い。人工知能と長年つき合うと、そんな気になってくる。そして、そう思うと、たいていの「こうあるべき」は消えてしまう。脳が違えば正義も違う。そうとわかればいくらでも戦略が立てられる。知識が人をがんじがらめにしてしまう今の時代に、人は知でしかリラックスできない。知ることは、本当に大切なことである。
断食したり、滝に打たれたり、坐禅でつらい思いをすることは、男性脳にとってのみ意義がある。
闘争心や好奇心をかきたてる男性ホルモン・テストステロンは、美女に誘惑されれば当然分泌されるわけだけれども、生理的な危機に瀕しても分泌される。ひもじい、寒い、つらい、痛いなどを強く感じると分泌が促されるといわれる。
男たちに、「ぼうっと時間」をゆるさないと、世界観の狭い、戦略の立てられない男になってしまう。男の子のそれをゆるさないと、理系の能力が伸びない、2015年にノーベル物理学賞を受賞された梶田隆章氏は、「休日はどうされていますか」というテレビの取材に対して「僕は、日曜日一日、使いものにならない」と答えていた。さすが、天才理系脳、「ぼうっと時間」の規模が違う。
男の妻である人や、男の母である人が、最も肝に銘じなくてはいけないのは、「男のぼうっと時間を、できるだけ放っておく」ということである。息子のいる方は、このページだけでも奥さまに見せて、理解をしてもらったほうがいい。
我が家の息子は筋金入りの「ぼうっと坊や」だったから、母親としては、「早くしなさい」を言わずにいるのに忍耐を要した。
男女の脳では、「検討する」ということばの意味が違う。
女性脳にとって、「検討する」とは、感じ尽くすことだ。その商品を使うときの、あらゆるシーンを一瞬のうちに想起する。
…
一方、男性脳にとっての「検討する」とは、比較検討のことをいう。あらゆる方向性の類似商品と比較して、その商品の全体における位置づけと個性を見極めたいのだ。
イノッチは後輩たちに、最低でも三種類くらいの相づちを用意して、それをうまく組み合わせて使え、と教えるそうだ。
私も昔から、相づちには「あいうえお」を使えと言い続けてきた。「あ〜、そうなの」「いいね、それ」「うんうん、そうなんだ」「え、そうなの!?」「お、そうきたか」のように。あいうえおの感嘆詞をつけてみると、相づちのバリエーションは一気に広がる。
共感のあまり、笑ってしまう
男性と女性の脳に違いがあることは知っていたけれど、ここまで深く、わかりやすく、具体的に書いてある本に初めて出会いました。
書いてあることは、まさに私と妻の日常風景で、その事がなぜ起こるのかを、脳の違いの観点でしっかり解説してれていて、あまりの納得具合に思わず笑ってしまいます。
書いてあることをよく覚え、これからの夫婦の暮らしに役立てたいです。
「女の機嫌の直し方」
2019年初夏公開
出演:早見あかり、平岡祐太、松井玲奈
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