【感想・ネタバレ】女の機嫌の直し方(インターナショナル新書)のレビュー

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Posted by ブクログ 2021年02月11日

職場でうまくいかない話を、整体の先生に相談したところ、なんとその場で貸していただいた。

女性の対話はプロセス指向共感型、男性の対話はゴール指向問題解決型…自分は話を聞かずに結論に走っているのか?

ここからの挽回はかなり厳しい。ただ、せめて少しでも、できることをと思うと…

・とにかく共感
・相づ...続きを読むち、あいうえお(あ〜、そうなの/いいね、それ/うんうん、そうなんだ/えっ、そうなの!?/お、そうきたか)
・いきなり弱点を突くのはご法度
・成果を褒めるより、経過をねぎらう
・結果よかったことへのダメ出し、今だから言うけどはNG
・謝るときは気持ちに言及して謝る

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Posted by ブクログ 2020年12月15日

同著者の「妻のトリセツ」とはテイストが異なり、より「脳科学の専門家」らしい見地から書かれている。
AIをつくるうえで男女の脳の違いを知った著者が説く、男女の溝を埋める言葉かけがタメになる。

女性は子の保護や自身の安全への危機意識が高いため、身の回りのちょっとした変化への感度が高い。
男性は(ときに...続きを読む世界レベルで)全体把握に優れており、身の回りの変化には疎い。

女性は些細なことにきれているように感じるが、本人にとっては些細ではなく、本人がどう感じるかが重要。
コトではなく感情を理解して、感情に寄り添うことが必要。

モノを買う時などの「検討する」とは、男性は比較すること、女性はそのモノを感じつくすこと。
やたらと他のものも見てみよう、と勧めるのは無駄である。

妻のことを依怙贔屓することで特別感を与える。

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Posted by ブクログ 2020年09月15日

一般的に男性はまずゴールを知りたがり、女性は共感を求め出来事プロセスを語ろうとする。
女性は自分の話をしながら、結論を導き出していきたいと考えるので、話の腰を折られたり、結論をすぐに聞かれたり、男性から結論を言われることを嫌う。

たとえば、妻が「なんだか、腰が痛くて」といったとする。男性がいきなり...続きを読む「医者に行ったのか」と返したら、対話は破綻する。正解は、相手の言葉を反復して共感で返すことだ。「腰が痛いのか。それはつらいね」。これだけで女性の脳のストレス信号が減少し、不調が軽減することもある。

女性は「怖い」、「つらい」というストレスを男性よりも受けやすい。それは防衛本能で、そのようなストレスや危険が再び起きないように、記憶に残るようになっている。そのストレスは共感によって沈静化する。

また、脳の仕組み的にも、感情と言葉が連動しやすくなっている。

女性の脳は共感する力に優れている。
相手の体験も自分の体験のように記憶することができる。そのためその記憶を使って臨機応変に動くことができる。

男性が合理的でシンプルなものを好むのに対して、女性はカラフルで複雑で特別なものを好む。

女性の提案にすぐ答えや結論、否定をしない。
まずワンクッション共感を入れる。

女性に謝るときの鉄則は、女性の気持ちに言及して、真摯に謝ることである。たとえば待ち合わせに遅刻したとき。携帯でうまく連絡できず、彼女を20分待たせてしまったとする。すぐさま遅れた理由を述べるのは間違いだ。
女性脳は、遅れてきたという結果よりも、心細い思いをしたプロセスを重視するからだ。

また、共感の感情はなかったとしても、心にないことを言葉にしても構わない。
言葉にして女性がいい気持ちになれば男性も嬉しいはずだから。

「言えばいいのに」ではなく「気付かなくて、ごめん」。女性脳が喜ぶ対応方法と、その背景を知っておくと、コミュニケーションのモヤモヤがスッキリ晴れていくのを感じるのではないだろうか。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2019年06月09日

普段彼女に言われる”共感してほしい”を理解するためにこの本を彼女自身に紹介してもらいました。

女性目線で書かれていますが、男性の観点からも書かれているため、嫌味や押しつけがなくとてもわかりやすいです。
具体例の多くが普段の生活に当てはまるため、共感とはこういうことなのかぁと思わされることの嵐です。...続きを読む

ただ謝るは逆効果。あいづちのや行。ココらへんはぜひとも参考にさせていただきます。

男性は仕事で疲れたときは話すよりもぼーっと家でしているのが一番なんですよねって言葉には、この著者わかっているなぁと。

人工知能学者がおくる、脳の作りの違いから男女の差を明かしているのがとても新鮮でした。
確かに、男性脳だけでなく、女性脳の人工知能も必要ですね!

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Posted by ブクログ 2019年05月21日

脳科学者ではなくて、人工知能の研究者が描いた、女性と男性の脳の働きの違いから解き明かす女性への接し方教本。非常に面白い。

女性の脳は、雑多な情報を取り込んで、直感的に処理する能力が高く、そのために生じる情報過多によるストレスをいやすために、共感を必要とする。

男性は過酷な条件にいることで精神を集...続きを読む中することができるが(修行)、女性は、自分の生命維持が最重要なので、快適な環境にいるほうが精神が安定する。

共感、ちょっとしたいじり、相槌の使い分け、成果ではなくて過程をほめる。結果が良かったことについて過程の批判をしない。相手の気持ちがわからないことを謝る。絶対的なえこひいきをする。

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Posted by ブクログ 2019年04月09日

とても面白かった。
読みながら、あーあるあると、クスッと笑えるものもあるし、色んなこと思い出しながらすぐ読めました。
新書のなかではかなり読みやすい。
黒川伊保子さんの本はたぶん全部好きになれるとおもう。
ただ、私としてはこれは女性向けの本な気がする。
なぜなら、女性が女性の目線で書いてるから。
...続きを読むんでみて、女でよかった〜と思えました。
だから女子に勧めたい本。

ちなみに、彼氏に、今読んでる本が面白くてねといって、この本の概要を説明したら、
「まあ、色んな考え方があると思うから、それはそれとしてね」というようなことを言われて
それ以上勧めるのをやめました笑
「へー、面白そう」って一言でも共感してくれたら嬉しかったなぁと今は思うけど
だからと言って嫌いになるわけでもないし、大切な人だから、あんまりとらわれ過ぎずに生きていきたいと思う!


男性の対話は、ゴール指向問題解決型
これはめっちゃわかる。

昔付き合ってた人に、部活でのなやみ、後輩が辞めそうということを話し、あまり心ひらいてくれてないんだよね、
と言ったら
誕生日とかお祝いした?とか聞かれて、具体的な「AすればBとなる」みたいな方針を示されたうえに、私の接し方が悪いのではという結論にされて、
そういうことを言って欲しいのではなかった、と傷ついたことがある。
彼は省エネ型の優秀な脳を持ち合わせていたのだろう。


上の経験があって以来、私は真剣な相談を男性にはしなくなった。自分が傷つくのがわかるから。

「女は、問題解決は自分でする」
この言葉を胸に刻んで強く生きていきたい。

「この家は母さんが幸せになる家だ。」ってかっこよすぎる。
そして、それを言われて清々しいと思える作者の達観した幼少期にも驚く。

「男の脳は気持ちを語るようにはできていない」とわかれば、そこに愛を探らなくてすむのに。。。
ありがたいお言葉

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Posted by ブクログ 2019年02月10日

女の機嫌の直し方。黒川伊保子先生の著書。脳科学の研究者、専門家である黒川伊保子先生の説明には科学的根拠があるから説得力があります。直感よりも理屈が好きな男性たちにも納得感がある一冊ではないでしょうか。自称気分屋の自分目線で見ても確かにこうされれば不機嫌からご機嫌に変わるかもと思う内容が満載でした。私...続きを読むはこの本をきっかけに黒川伊保子先生のファンになりました。

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Posted by ブクログ 2021年08月08日

 まさか脳に性差があるなんで夢にも思わなかった。なんでもっと早く本書を読まなかったんだろう。男性は絶対本書を読んだ方がよい。
 著者がAIを開発してきた人であり、女性。だから信憑性がある。

 先に、女性脳の対話スタイルと男性脳のそれは、話の方向が真逆だと述べたが、共感で回す女性脳と、問題解決(欠点...続きを読むの指摘)で回す男性脳は、回し方の感性の方向も真逆なのである。この二つがかみ合うわけがない。
 「なんだか、腰が痛くて」と妻に言われて、いきなり「医者に行ったのか」なんて返してないでしょうね?

 実は、女性脳は、「怖い」「ひどい」「つらい」などのストレスを伴う感情が起こるとき、ストレス信号が男性脳の何十倍も強く働き、何百倍も長く残るのである。そして、共感してもらうと、その余剰な信号が沈静化するようにできている。
 余剰な信号を起こす理由は、「危険な事態」を細大漏らさず記憶して、二度と同じ事態に自分を追い込まないための防衛手段だ。

 たとえば、よく「女性は感情的、男性は論理的」と言われるが、女性は「感情の一部がことさら強く働き、共感によって余剰ストレスを解消するメカニズムで日常の自己保全情報を獲得しているので、周囲の共感が得られなければ、余剰ストレスの処理に失敗し、感情的になるように見えることがある」というのが、私の見解である。

 多くの男性は、脳梁が細めで生まれ、男性脳型のビューセンサーを持ち、問題解決型の対話エンジンを育む。しかし、いくばくかの男性は、脳梁が太めで生まれる。イメージ(右脳)を顕在意識(左脳)に伝えやすいので、科学者やデザイナー、アーティスト、音楽家などに比較的多く存在すると考えられる。脳梁が太めの男子の中に、たまさか女性脳と同じ場所が連携する人たちがいて、共感型の対話エンジンを使い、女性並みに自意識が強かったりする。その中に、女性のようにふるまう人たちが現れる。そういうことのようである。

 私が、10歳くらいのときだったと思う。ある日の夕方、私は、母と大喧嘩をした。何が原因だったかすっかり忘れてしまったが、私は母の一貫しない態度に腹を立てて、理屈で追い詰めたのだ。母が涙を見せたので、私はそれを卑怯だと感じて、ますます腹を立てていた。
 そこへ、父が帰宅した。私は、父の秘蔵っ子だったし、私の言い分のほうがどう考えても正しかったので、私は、ぜったいに私の味方をしてくれると信じて疑わなかった。
 しかし、私の言い分を聞いた父は、きっぱりとこう言ったのだ。「どっちが正しいかは、俺は知らん。だが、おまえに言っておきたいことがある。この家は母さんが幸せになる家だ。おまえが正しいかどうかは関係ない。母さんを泣かせた時点で
、お前の負けだ」
 私は、心底びっくりして、次に清々しい気持ちになった。ネガティブな感情はいっさいなかった。だって、このときの父は、最高にかっこよかったもの。私は、ただ、「私も早く、自分が幸せになる家を持とう」と思っただけ。
 このとき、父が私に教えてくれたことは、男は、ひとりの女を妻と決めたら、ゆるぎなく愛するものであるということ。「私の中の正しさ」なんて、その大きな愛に比べたら、うんと些細なことだということ。」
 父がそのとき、私の味方をしていたら、そして、母の悪口なにかを言い添えていたら、私は、きっと慢心して、父の歓心を買うような嫌な娘になっていたと思う。長じれば、増幅する自我に苦しみながら、他人の評価を気にするう女になっていたはずだ。

 世の中、思惑どおりにいかないから面白い。人工知能と長年つき合うと、そんな気になってくる。そして、そう思うと、たいていの「こうあるべき」は消えてしまう。脳が違えば正義も違う。そうとわかればいくらでも戦略が立てられる。知識が人をがんじがらめにしてしまう今の時代に、人は知でしかリラックスできない。知ることは、本当に大切なことである。
 
 断食したり、滝に打たれたり、坐禅でつらい思いをすることは、男性脳にとってのみ意義がある。
 闘争心や好奇心をかきたてる男性ホルモン・テストステロンは、美女に誘惑されれば当然分泌されるわけだけれども、生理的な危機に瀕しても分泌される。ひもじい、寒い、つらい、痛いなどを強く感じると分泌が促されるといわれる。

 男たちに、「ぼうっと時間」をゆるさないと、世界観の狭い、戦略の立てられない男になってしまう。男の子のそれをゆるさないと、理系の能力が伸びない、2015年にノーベル物理学賞を受賞された梶田隆章氏は、「休日はどうされていますか」というテレビの取材に対して「僕は、日曜日一日、使いものにならない」と答えていた。さすが、天才理系脳、「ぼうっと時間」の規模が違う。
 男の妻である人や、男の母である人が、最も肝に銘じなくてはいけないのは、「男のぼうっと時間を、できるだけ放っておく」ということである。息子のいる方は、このページだけでも奥さまに見せて、理解をしてもらったほうがいい。
 我が家の息子は筋金入りの「ぼうっと坊や」だったから、母親としては、「早くしなさい」を言わずにいるのに忍耐を要した。

 男女の脳では、「検討する」ということばの意味が違う。
 女性脳にとって、「検討する」とは、感じ尽くすことだ。その商品を使うときの、あらゆるシーンを一瞬のうちに想起する。
 …
 一方、男性脳にとっての「検討する」とは、比較検討のことをいう。あらゆる方向性の類似商品と比較して、その商品の全体における位置づけと個性を見極めたいのだ。

 イノッチは後輩たちに、最低でも三種類くらいの相づちを用意して、それをうまく組み合わせて使え、と教えるそうだ。
 私も昔から、相づちには「あいうえお」を使えと言い続けてきた。「あ〜、そうなの」「いいね、それ」「うんうん、そうなんだ」「え、そうなの!?」「お、そうきたか」のように。あいうえおの感嘆詞をつけてみると、相づちのバリエーションは一気に広がる。

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Posted by ブクログ 2018年07月21日

20180314
めちゃおもろかった。よくあるやつをよりファクトベースで科学ちっくに書いてる本。100へぇ〜〜

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2018年04月28日

女性AI研究者から見た「男性に多い脳」と「女性に多い脳」の特徴と差異に関する本。(全てに当てはまるわけではなく個人差もあるけど、傾向としては男性に多い脳と女性に多い脳の話)

・男性脳は「ゴール指向問題解決型」で女性脳は「プロセス指向共感型」で会話の方向が真逆(男性脳は結論を言ってから経緯を話し、女...続きを読む性脳は経緯から話して結論に至る)
・男性脳にとっての「検討する」は「複数のものを比較検討すること」で、女性脳にとっての「検討する」は「一つのものを感じ尽くすこと」

など、興味深い話が多かったです。
また、著者が長年脳に関する研究を行っている上で実感した話ということで、ある程度の信憑性もあるように感じました。

私は女性ですが、「自分が今なんで不機嫌なのか」「なんで怒ってしまうのか」というなかなか他の人に説明できない現象がこれまで起こっていた理由が、この本を読んでストンと理解できました。女性にもおすすめしたい本です。
(ちなみに、個人的には、タイトルの「女の機嫌の直し方」の章より手前の脳の差に関する章の方が面白かったです。)

二種類の脳や考え方の傾向があるということを知識として留めつつ、「この人は男性脳だから」「この人は女性脳だから」ではなく、一個人としての「相手」と「自分」で会話ができればいいなあと思います。

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購入済み

共感のあまり、笑ってしまう

2017年11月24日

男性と女性の脳に違いがあることは知っていたけれど、ここまで深く、わかりやすく、具体的に書いてある本に初めて出会いました。
書いてあることは、まさに私と妻の日常風景で、その事がなぜ起こるのかを、脳の違いの観点でしっかり解説してれていて、あまりの納得具合に思わず笑ってしまいます。
書いてあることをよ...続きを読むく覚え、これからの夫婦の暮らしに役立てたいです。

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Posted by ブクログ 2024年01月17日

簡単に読めたけど、理屈じゃないところの説明がしっかりしてて、中身にはとても納得。違いがあるんだから、小さなことでいちいち腹を立てたりせずに、ひと言目は共感。
これでいこう!

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Posted by ブクログ 2022年08月09日

この本に書かれている、女性への対応を読んで、自分は出来ているから大丈夫だと安心してしまった。
だが、本当に出来ているだろうか?出来ていると勝手に勘違いしているだけかもしれない。
女性の男性への評価は厳しい。出来ているかは女性から本当に信頼されていると感じた時だろう。

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Posted by ブクログ 2022年08月05日

ポイント

第一章
脳には性差がある

男女の対話は、真逆の制御
女性脳は、ことの発端から、時系列に経緯を語りながら、そこに潜む真実や真理を探り出している。共感によって上手に話を聞いてもらうと、この作業の作業の質が上る。そうして、話し終えるころには、きっぱりと結論が出ている

男性脳は、優秀なほど「...続きを読む省エネ型」
問題解決のために対話を紡ぐ。相手が状況を語り出したら、その話の意図を探り、素早く「解決すべき問題点」を洗い出そうとする
反射的に、自分の心情より、公平性を遵守する

女性脳は、「怖い」「ひどい」「つらい」などのストレスを伴う感情が起こるとき、そのストレス信号が男性脳の何十倍も強く働き、何百倍も長く残る。そして、共感してもらうと、その余剰な信号が沈静化するようにできている

女性脳は近くを精密に観察、男性脳は世界を俯瞰で見てる

将来は脳の性差が無くなるかもしれない。


第二章
「女性に共感」これが全て

「ぼうっと時間」に、男性脳は、「縦方向の信号(空間認知)」をフル稼働させている。特に、身体制御と空間認知の司令塔・小脳が発達する八歳までの、のちの理系の才能を発揮する男の子たちの「ぼうっと」さは凄い
「男のぼうっと時間を、できるだけ放っておく」のが大事

ひらめきや気づきを必要とする会議には、「女性脳会議」がお勧め、
・会議の最初に、本題に関係ない世間話をする
・本題に入ったあとに、話が横滑りしても、気にしない
・「要するに」は禁句
・数字を口にするのも避けたい
・人の話は、基本、共感で受ける
・否定するときでも、気持ちだけは受けとめる
・アジェンダは用意しない
・ホワイトボードにテーマも項目も書かない。思いついたことばを書くのみとする
効率を重視するなら「男性脳会議」
・テーマと項目を先に決める
・ホワイトボードやプロジェクター示す
・発言は「横道にそれない」「結論から言う」「数字を言う」
・最初に問題点を列挙しても良い
この二つの会議は漫然と混ぜてはいけない

第三章
相づち、あいうえお
それをうまく組み合わせるのが大事

「いきなり弱点を突く」はご法度

成果ではなく、過去時間をねぎらう

デートに誘うなら、少し先の楽しみを与えてあげる(梅雨が明けたら、美味しいビールを飲みに行こう。寒くなったら、ちゃんこ鍋を食べに行こう)
デート後の「思い出し」も大事

女性に「今だから言うけど」は、絶対に言ってはいけない

女性に謝るときの鉄則
「気持ちに言及して、謝る」

答えようのない質問に対処しよう
「あなたって、どうしてそうなの?」「きみに嫌な思いをさせて、ごめん」「わかっているのなら、なぜするの?」「(狼狽して)本当に自分でも嫌になる。不器用で、本当にごめんなさい」

「なんでわかってくれないの?」「気づかなくてごめん」

「〇〇と私、どっちが大事?」「きみに寂しい思いをさせたね、ごめん」そして男性からもちょっとした愚痴とか、仕事の話とかをする

「一緒にいる意味がない」「バカなことを言うなよ、一緒にいるだけで意味がある。そんな女はお前だけだ」

No.1ホストの魔法のことば「きみに、そんなことを言わせたのが悲しい」(似合う顔と似合わない顔があるらしい)

「あなたの言う通りだね」と爽やかに負けを認めるのも良い

いきなり優しいことばかけると、冷たくあしらわれるが、めげずに続けるのが大事

ヤ行音という上級テクニック
やれやれ、やっと、ゆっくり、ようやく等

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Posted by ブクログ 2022年02月23日

AIを研究する方が書いた、男女の脳科学的な差がもたらす、コミュニケーションのすれ違いをどう克服すれば良いかを教えてくれる本です。
全男性は読んだほうが良いなと思った本でした。
これからは共感の時代とされ、共感が上手い女性が活躍していく時代です。そんな中で、女性とうまくやっていく術を身につけておくかど...続きを読むうかで生き方すら変わってくる気がします。

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Posted by ブクログ 2022年01月11日

心に響くフレーズ
①話の腰を折ってはいけない。共感しながら話を聞く。
②「共感する」は、ほぼ唯一にして、最大のコツ。
③女は共感されたい、男は問題解決をしたい。
④女性が一生懸命心を尽くしたこと、人知れず努力していること、「彼女ならではの何か」をねぎらうと、女性は、そのたった一回を何千倍にして心の拠...続きを読むり所にしてくれる。

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Posted by ブクログ 2021年11月22日

内容は妻のトリセツに近いが、それで良かった。面白いが、何故だろう、二回目を読むには抵抗があったから。女性への接し方がよく分かる。共感が大事、まず寄り添うこと。

タイトルからは若干ミーハーな感じを受けるが、著者は人工知能研究者。女性の視点ながら、男性脳もよく理解されている。しかし、内容は特別アカデミ...続きを読むックに科学的に論じられるのではなく、経験則に基づく、あるある、が多い。これも女性脳がなせる所だろうか。

興味深かったのは、この違いをAI、コミニケーション・ロボットの対話エンジンに設計する際に、女性のようなプロセス指向共感型か、男性のようなゴール指向問題解決型の採択が迫られるという内容。確かにロボットに同情されるか、解決を提案されるかは大きな違いだ。男女、やはり別物という事がよく分かる話だった。

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Posted by ブクログ 2021年11月11日

男脳と女脳の違い。
事実そうなのか分からないし、みんながそうかといえば危険だが、傾向といえばそうなのだろう。
プラモが好きな男子と、化粧が好きな女子という本を読んだことがあるが、得心。

今のように、女性が子供を産まないで社会へ出るという選択が増えてくる時代が続くとどうなるのか疑問。

うちの家庭が...続きを読むどうかと考えると、なお疑問でもある。

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Posted by ブクログ 2019年07月13日

上司からの勧めで購入。

AI開発の最前線にいる著者が、その研究の過程で見出した男性脳と女性脳の違いに言及する一冊。プロセスと共感に重きを置く女性脳と、ゴールと解決に重きを置く男性脳。種としての生存を第一とする中で培われたそれぞれの特性は、良い悪いではなく、それぞれに必要な特性だった。とはいえ、性質...続きを読むはほぼ逆のものであり、お互いを認めて、相乗効果を生み出すためには一定の理解が必要である。その理解について、タイトルのとおり、主に男性視点で「理解できない女性の考え方」の目線にどのように立っていくかを教えてくれる。

女性の多い職場で、しばしば感じてきた違和感の理由が分かったように思う。男性が「なぜそんな無駄なことを」「まわりくどい」等と思っていた女性の言動には、それなりの意味があったのだ。心理学系の視点ではなく、AI研究者の視点から語られるコミュニケーション論は、斬新でありながら根拠が明確で、非常に興味深かった。

これで職場の女性諸氏ともうまくやれる
……といいな、と思う。

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Posted by ブクログ 2018年12月01日

「男は問題解決志向」「女は共感志向」。割とよく知られている事柄ですが、分かっていてもなかなか実行できません。こういう本を楽しみながら読んで、毎日女性と接する時に、意識する事が重要ですね

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Posted by ブクログ 2018年10月08日

女は面倒くさいと言われるけど、男も面倒くさい。
それはお互いが違いを理解していないから。
これを読みながらであっても、いや、私はこの女性脳とはちょっと違うな…など、自分はさも特別な脳の持ち主であるかのように考えている自分もいて。
結局自分のことすらあまりよくわかってないのかもしれない(笑)
だから一...続きを読む般的にはという言葉の下に読んで、自分を俯瞰で見られるようになればいいなと思う。

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Posted by ブクログ 2018年08月25日

女性の共感とは、求める・期待するに結局は帰結する依存そのものである。
求めない、期待しない、これが出来るようになれば女性は生きやすくなるだろう。
反面教師本。

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購入済み

一般的な内容

2017年06月19日

先日のNHK放送内容が気になり,脳科学,AIに興味があったので,専門家の最新版を購入しました。
内容的には,放送内容が概ね正しいことが理解できる程度で,特に新しい発見はありません。
ただ,著者が女性であることで,従来の脳科学分野に女性脳の考え方を取り入れたことは先進的でした。
今まで,夫婦間の...続きを読む意思疎通の難しさや,女性社員への対応が分からなかった理由の一端が理解できました。
今まで多く出版されていた「女性と男性の行動学に違い」だけでは,どうしてそのような行動をとるか,いまひとつピンときませんでした。
人類の歴史の中で,脳がどのように進化(分化)してきたか,もっと詳しい説明が欲しかった。
今のところ,著者の二冊目を読もうとは思いません。

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Posted by ブクログ 2023年08月23日

女性の脳は「怖い」「ひどい」「つらい」などのストレスを伴う感情が起こったとき、男性よりも何十倍も何百倍も強くストレス信号が働く。そして脳の中に記憶する(残る)
→二度と同じようなことが起こらないようにするための防衛手段。
この残った記憶(ストレス信号)を一掃するために、人に話をして共感をしてもらい、...続きを読む安心感を得る。
だから女性は共感の生き物といわれる。
共感をしないと、その信号が脳の中に残り続けるため、次に進まない。(一掃されない)

女性は、右脳と左脳の仕組み上、何らかの危険や先のことを察する能力が備わっている。
察した時点では根拠提示ができないこともあるらしい。親身に耳を傾けるのも悪くないかも。

脳の仕組み上、複雑系を愛する女性は、「混沌」に興奮し、「意外性」「特別」が大好き。
今だけ、あなただけなども好きだし、刺さりやすい。

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Posted by ブクログ 2021年05月29日

2021/05/29

脳科学の観点が結構書いてあって、夫のトリセツの次に読んだんだけど、何も考えずボーッと読むにはちょーっと力がいるかな。ていう言葉の多さ。

気持ちに言及して謝る
妻を尊重する、娘のためにキッパリと、妻を依怙贔屓する

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Posted by ブクログ 2021年03月08日

男女の性差を、脳科学の観点で読み解いた本。日常的な痴話喧嘩すらも全て、生物学的な理論で説明されて、納得しかなかった…男女がすれ違うのには全て理由がある。それを理解したうえで、どんな風にお互い歩み寄る必要があるのか。そんな考え方が、根底にあって、男にも女にも寄り添った作者の寛大さが垣間見えた。

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Posted by ブクログ 2020年07月27日

察して欲しい時に察してくれない男性への不満は、脳の構造の違いでそもそも気付いていない
脳だけの問題でいろいろ片付けいいものかとも思う

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Posted by ブクログ 2020年05月01日

男女の脳みその違いが書かれてましたー!
女性の脳みそ、男性の脳みそを知りたい人は、男女共に参考になりますし、お互いの理解を深めたい人にはおススメー!

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Posted by ブクログ 2019年06月27日

女性脳と男性脳の違いについて、科学的にも解説してあり、エピソードや実際の会話例も交えて解説してあるので、実践的な本でした。
黒川伊保子さんの『妻のトリセツ』を以前読んだので、女性脳の復習のような感じで読むことが出来た。何度も、女性脳は「共感が大事」と出てくるので、女性と会話をするときは気持ちを共感す...続きを読むる言葉をまず返すように意識している。LINEなどでの会話も、意識してないと男性脳である解決策を打ち込んでいたが、一旦、共感する言葉を挟むようにしてからは、相手の機嫌を損ねることはなくなった気がする。夫婦になってから使いどころが増えてくると思うので、結婚した後にでも、また読み返したいと思った。

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Posted by ブクログ 2019年05月06日

それ、ひと昔前の感覚だろ!となかなか入り込めなかったけど、はたと自分の言動を捉えると、これ、本に書いてあった女性性やないか!と混乱。自分のことって冷静に見れてないものだなぁ。

#女の機嫌の直し方 #読書記録2019 #読書記録

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Posted by ブクログ 2018年09月16日

自分自身を振り返り、男を理解し男に合わせてきた20年を思う。その、苦しかったこと。女性として自然な生き方・感じ方を大切にするほうが、よいなと。だれかとしゃべり、きれいなもの美しいもの楽しいものをenjoyし、誰かに頼り、大切にされ、愛される。

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Posted by ブクログ 2018年05月27日

男の人が読む本なのね・・・と読み始め、でもとても沢山『この台詞聞いた事がある』と思う箇所が。こんなわたしとの日々のやり取りがうまく出来ない彼が、キチンと仕事できている事が不思議でならなかったけれど、少し分かった気がして、何も言わずに機嫌良く、美味しいものを作ろうと思いました。

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