【感想・ネタバレ】女の機嫌の直し方(インターナショナル新書)のレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

普段彼女に言われる”共感してほしい”を理解するためにこの本を彼女自身に紹介してもらいました。

女性目線で書かれていますが、男性の観点からも書かれているため、嫌味や押しつけがなくとてもわかりやすいです。
具体例の多くが普段の生活に当てはまるため、共感とはこういうことなのかぁと思わされることの嵐です。

ただ謝るは逆効果。あいづちのや行。ココらへんはぜひとも参考にさせていただきます。

男性は仕事で疲れたときは話すよりもぼーっと家でしているのが一番なんですよねって言葉には、この著者わかっているなぁと。

人工知能学者がおくる、脳の作りの違いから男女の差を明かしているのがとても新鮮でした。
確かに、男性脳だけでなく、女性脳の人工知能も必要ですね!

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2019年06月09日

Posted by ブクログ

ネタバレ

女性AI研究者から見た「男性に多い脳」と「女性に多い脳」の特徴と差異に関する本。(全てに当てはまるわけではなく個人差もあるけど、傾向としては男性に多い脳と女性に多い脳の話)

・男性脳は「ゴール指向問題解決型」で女性脳は「プロセス指向共感型」で会話の方向が真逆(男性脳は結論を言ってから経緯を話し、女性脳は経緯から話して結論に至る)
・男性脳にとっての「検討する」は「複数のものを比較検討すること」で、女性脳にとっての「検討する」は「一つのものを感じ尽くすこと」

など、興味深い話が多かったです。
また、著者が長年脳に関する研究を行っている上で実感した話ということで、ある程度の信憑性もあるように感じました。

私は女性ですが、「自分が今なんで不機嫌なのか」「なんで怒ってしまうのか」というなかなか他の人に説明できない現象がこれまで起こっていた理由が、この本を読んでストンと理解できました。女性にもおすすめしたい本です。
(ちなみに、個人的には、タイトルの「女の機嫌の直し方」の章より手前の脳の差に関する章の方が面白かったです。)

二種類の脳や考え方の傾向があるということを知識として留めつつ、「この人は男性脳だから」「この人は女性脳だから」ではなく、一個人としての「相手」と「自分」で会話ができればいいなあと思います。

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2018年04月28日

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