黒川伊保子のレビュー一覧

  • 「話が通じない」の正体―共感障害という謎―(新潮文庫)

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    パラパラとめくったときに
    「脳が違えば、見えているものが違う」
    というのがあって
    興味がわいたので読んでみた。

    うーん。
    脳は天性の働きのほか
    環境で変わることもあるんですねぇ。
    もしかしたら少しずつ
    空気を読まないほうが普通になっていくのかな。
    でもそれも、読まない人間同士なら
    別のコミュニケーション手段が
    発達したりするのかも。

    きっと何でもそうだけど
    今が過渡期だから悩ましいのかしら。

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    2022年07月25日
  • キレる女 懲りない男 ──男と女の脳科学

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    黒川先生の、男脳、女脳の話。妻のトリセツより前なのかな。
    大変面白い。
    が、若干トンデモ臭もあるし、唾つけて読まないといけないところもある気はするが、少なくとも、男と女の、脳の機能が違うと考えざるを得ない、んで、大雑把に、男と女という括りが合理的ということはあるのだろう。
    そこから、後付解釈っぽくってくるところがちょっと危うい。まあ、学術書ではないからな。

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    2022年07月07日
  • 「話が通じない」の正体―共感障害という謎―(新潮文庫)

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    「いまどきの部下のトリセツ」みたいな内容を期待して読んだが、これに関しては第三章に簡単に書かれているだけで、あまり得られるものは多くなかった。

    とはいえ、第一章、第二章には、著者自身の体験談など、興味深いエピソードが多く出てくるし、著者のコミュニケーションに対する考え方も面白く、納得のいくものが多かった。

    しかし、終始、似非科学的な文章が気になって仕方がない。「脳科学」「遺伝子」「ミラーニューロン」といったそれらしい言葉を使っているわりに、裏付けとなるソース(論文等)が書かれていないので、本当に科学的に裏付けられている内容なのかどうかよくわからない。著者自身も、どういう研究をされているのか

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    2022年05月29日
  • 「話が通じない」の正体―共感障害という謎―(新潮文庫)

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    職場に話が通じない人が入るたびに、こう言った本を読んでます。その中でもこれはわかりやすくて納得できました。
    ですが、解決には至らない、というのが感想です。
    最後の方に実際どうしたら良いか書いてあるが、本人は会話が通じていないことをわかっていないみたい。だから改善のしようがない。
    特に本人が診断を受けていない場合は、難しいなと思いました。
    若者に限ったことではないです。
    職場に時間も人員も余裕があれば良いけど…

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    2022年05月14日
  • 職場のトリセツ

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    ネタバレ

    う~ん、とても良いことが書かれているように思うのですが、2章以降は過去の連載の寄せ集め感が満載で、ちょっとタイトルから外れてるんじゃないか、と思わなくもない。

    「妻のトリセツ」で一躍名をはせた著者はなんと人工知能の研究家だったのですね(知らなかったです)。本作も著者の長年の研究成果をもとに「脳」を中心とした論を展開。職場における上司と部下、男性と女性、はたまた体の動かし方の類型化とそれを踏まえたコミュニケーションのあり方を説いた大変興味深い内容でした。それだけに2章以降の構成が非常に残念な一冊…。

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    2022年05月07日
  • 母のトリセツ

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    ネタバレ

    人は、誰でも老いていく。
    母親が老いることを、哀れに思ったり、寂しく思ったりしなくていい。
    新しい命が生まれて、古い命が場所を譲っていく。ただそれだけのことだ。

    母たちの脳は、子どもを持ったことだけで、9割がた満たされているのだから。
    あなたを得ただけで、母の人生に、ゆるがない価値が生まれたのだ。

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    2022年05月03日
  • 息子のトリセツ

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     サクサク読める。男性脳と女性脳の視点の違いが分かり易く記述されており、男の子を育てる際の目標の設定の仕方が非常に勉強になった。
     もう一度息子を育てたい、筆者の優しい息子さんに会ってみたいと思わされる一冊である。

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    2022年03月15日
  • 人間のトリセツ ──人工知能への手紙

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    20220220009
    人工知能が高度化、一般化する一方、人間は次の段階の人間になれる可能性がある。好奇心こそすべて。トムソーヤならどうしただろうではなく、トムソーヤになるのだ。

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    2022年02月20日
  • 職場のトリセツ

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    「なりたい自分」を想定したキャリアデザインで「理想の自分」を脳の目標にしてしまうと、脳の世界観が「自分」でいっぱいになってしまい、自分が叱られたり挫折したりするたびに、脳の座標軸が揺らぎ、目標を見失って、脳のストレスが甚大になるとの指摘が面白い。

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    2022年02月13日
  • 職場のトリセツ

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    ネタバレ

    脳が身を守るためにすることは、逃げるか闘うか。複雑にしているのは人間。
    利き手があるのは生存に有利だから。多様性。
    のけぞるか、飛び上がるか。これも生存に有利。

    狩りには遠くの動くものを見るほうがいい。
    子育てには、近くをまんべんなくみるほうがいい。
    狩りと子育てでは脳が使う能力が違う。
    ボールと足元の花は同時に気づかない=同時同質には対応できない。
    脳の能力が同じでも、チューニングが違う。

    根本原因を探ろうとするか、その場の対処を考えるか。
    ことのいきさつ、か、解決方法か。
    上司は問題解決型になりやすい。

    子育てにはおしゃべりが有利。
    ことのいきさつは、記憶の再体験、共感を得たい。

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    2022年01月18日
  • 不機嫌のトリセツ

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    思い を語る人には共感を、
    事実 を述べている人には問題解決を。

    ↑まさしく!
    これでいつも夫婦喧嘩になります。


    人間関係なんて、言葉ひとつでどうにでもなる。
    ことば一つで人生を拓くこともできるし
    ことば一つで人間関係を壊し、大切な人の
    心さえも壊してしまうこともある。
    大人は、他者のためにことばを紡ぐべきだ。
    自分の感情を垂れ流しにするのではなく。

    ↑肝に銘じたい


    AIはたいていの人間の想像力や読解力は
    軽々と超えてくる。
    が、しあわせになる機能は人間だけが
    もつ権利。

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    2021年12月22日
  • 人間のトリセツ ──人工知能への手紙

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    AIに宛てた手紙という体で書かれているのに惹かれた。全体を通して興味深い話が多い。ただ1つ気になったのは、参考文献に挙げられている4つのうち3つが作者が過去に出している本を元にしている点だ。

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    2021年12月03日
  • 怪獣の名はなぜガギグゲゴなのか

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    ネタバレ

    子どもの名づけの参考になるかと選んで読んだ。
    何となく『ま行が柔らかいなぁ』とか『ら行が冷たいイメージ』と感じるには理由があるのだと思った。
    発音の細かい部分は飛ばして読んでしまった。

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    2021年10月06日
  • 【無料お試し版】まんがでわかる 妻のトリセツ

     

    購入済み

    妻の取説

    雅樹と章、性格は違うが大学時代からの友人。彼らは妻とのコミュニケーションに悩んでいた。妻のトリセツに学びながら、彼らは妻との危機を乗り越えられるか・・・笑いあり、涙あり、実生活でも役に立つ。

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    2021年09月26日
  • 不機嫌のトリセツ

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    黒川さんが〝はじめに”でこの本は、「黒川伊保子の頭の中、一巡り」「この世の不機嫌、総決算」という感じに仕上がっている、と、書かれているとおり、不機嫌退散レシピ、よかったです。さまざまなテーマで書き続けてきた流れをひとつにして、新たな旅を始めるための一冊、ホントその通りでした。不機嫌を生まない対話術、不機嫌の根源は脳の違いにある、読み進めていくほどに、納得!若者たちに密かに起こっている共感障害には、はっとさせられました。母の悲しみでしか伝えられないことに、なるほどなぁーと。AIは、冷静で感情的にならないけど人間だもの感情的になる時だってあって当たり前、きっちりとしてなくたっていろいろな方向から見

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    2021年09月08日
  • 女と男はすれ違う! 共感重視の「女性脳」×評価したがる「男性脳」

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    男性の脳と女性の脳の違い、というより脳のどの部分が活性化されているかということだと思います。まあそれが女性に多いか男性に多いかということもあるのでしょうが。はっきり二つに分けるのは問題ありと感じました。
    内容は分かりやすく脳も生存に向けて活動している、危機に対処しているあたり納得です。脳の働きは本当に奥深く興味が尽きません。この本も脳に関しては面白かったです。

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    2021年09月06日
  • 不機嫌のトリセツ

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    男性と女性の脳の差異についての考察は面白い。紹介されているエピソードなどについても読みながら「わかるわー!」と思うこと多々あり。エッセイなので小難しい内容でないのも良い。合わせて中野信子氏の著作なぞを読んでみると良いかもしれない。

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    2021年08月11日
  • 娘のトリセツ(小学館新書)

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    “父の愛は、娘の一生を守る”これってすごいなぁー。“父の愛は、時間差で追いかけてくる、娘は、年齢を重ねるごとに、父の愛を拾っていく”…たしかに。“父の悲しみが娘の自尊心をつくる“…なるほどなぁー。父と娘の一生に寄り添うようにこの本を書いてみたと著者が言うようになるほどなぁーと思えることが沢山。そして著者が自身の父との思い出を書いているのを読みながら、自分の父親との事を思い出した。私は、確かに父に守られてきたんだなぁーという事もあらためて実感できた。脳科学は、やっぱり面白いなぁー。

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    2021年07月13日
  • 息子のトリセツ

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    2021/07/03

    妻の取説夫の取説不機嫌の取説と読んできたけど、内容被ってなかったからよかった。
    けど、どうしてもちょこちょこ入ってくる自分の息子話がなんか引っかかって、読書に集中できなかった(なんか、井戸端会議で息子の自慢話を延々聞かされている気持ちになった)から☆3。
    書かれてるアドバイスはとてもよかったんだけどもう筆者の息子の話は途中から飛ばしたわ()

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    2021年07月03日
  • 娘のトリセツ(小学館新書)

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    お父さん向けの娘との仲良くなる方法
    どこいってきた、誰と、学校どうだった?
    お母さんも使いますが
    打ちとけトークから娘の話をきくこと
    タイミングが必要なこと
    これ、妻にも当てはまります

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    2021年06月24日