黒川伊保子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
[ 内容 ]
「発音体感」つまり言葉の語感の大切さに着目した画期的な日本語論である。
日本語はなぜ美しいのか。
実は、母音を主体に音声認識する言語は、世界的にみても日本語とポリネシア語のみであり、その他の欧米及びアジア諸語は、すべて子音主体で音声を認識している。
日本語は希有な言語なのである。
本書は、この日本語の特殊性をふまえて、情緒の形成という観点から、ある個体の脳が最初に獲得する言語である母語の重要性と早期英語教育の危険性を説き、風土と言語の関わりから言葉の本質に迫っていく。
[ 目次 ]
第1章 母語と母国語
第2章 日本語の危機
第3章 母語形成と母語喪失
第4章 脳とことば
第5 -
Posted by ブクログ
『AIのトリセツ』というタイトルであるが、人間が持つ身体感覚に重きを置いていたためタイトルと内容に差異があるように感じた。
しかしながら、内容は面白い。
日本ネーミング協会会長、感性アナリストという肩書きを持っている著者は、この本の中で、言葉が与える身体的な感覚を論理的に説明していた。「確かに」と腹落ちすることが多く、この感覚は人間だからこそ感じ取れるものであり、そして大切にすべき感覚であることがわかった。
著者のお孫さんとのエピソードを読んで、こういった体験談は人間だから伝えることができることだと感じ、何を経験するのかが今後大切になってくるのではないだろうか?という考えにいたった。 -
Posted by ブクログ
六十歳は「老いの入口」ではなく、人生の取り扱い説明書を書き換える年齢なのかもしれない。黒川伊保子は、脳や感情の変化をやさしく読み解きながら、「衰え」を悲観だけで見ない視点を示している。若い頃のように無理は利かない。だが、その代わりに人は急がなくなる。競争から少し離れ、好き嫌いもはっきりしてくる。現代は若さを保つことばかりを求めがちだが、年齢には年齢の知恵がある。忘れることにも意味があり、頑張りすぎないことにも価値があるのだろう。人生の後半とは、失う歳月ではない。自分に合った速度を知り、自らをいたわりながら歩くための、新しいステージなのである。
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Posted by ブクログ
内容は面白かったです。
読んでいるうちに、自分と当てはまることが多いことに気づきました。
悩みを打ち明けてきた時に、答えは求めていない。聞いてくれるだけで良い。
私としては、解決策を出したくなります。
同調すること、否定はしないこと、謝ること、たまにプレゼントをすること、率先して自分で気づいて動くこと、察すること。
分かる部分はあるけど、無理なのでは。
納得していないのに、ごめんとか言うても、その場はおさまっても、また同じことは起きるとは思いますし、我慢することになります。
そして、いつか爆発する。
結局は、お互いに寄り添い思いやる気持ちが大事かとは思います。あとは、求めすぎないこと。