黒川伊保子のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレ第一章の「男なんてウルトラマン」というタイトルが目に入り、興味をそそられた。
男女の違いというのは誰だって気になるし、気になるどころか、そういう「なんでこの人はわからないのかな!」と思うことが経験として誰にだってあると思う。
男性は女性の察して!に振り回されたりしたことはあるんじゃなかろうか。さて、どういうわけか同じ人間なのに理解しあうのはなかなか難しい。じゃあどこが違うのか。
この本では、そもそも男女では脳の作りが違うよということが書いてある。こういう出来事があるでしょう、実はね・・・と男女の脳の違いからすれ違う原因を解明していく。なるほどね、そちらはそういう風にとらえて考えていたのか、と不 -
Posted by ブクログ
ネタバレ「トリセツ」シリーズは何冊か読ませてもらっていますが、脳科学の観点からフムフムと思わせるところが多く、孫ができたこともあり手にとりました。
簡単にまとめると、これからのAIの時代、自らを信じて好きなことを創造的にやっていくことが幸せをもたらすので、じじ、ばばは孫の自己肯定感の育成に励むべし!ということでした。
【目次】
■はじめに~孫の人生は、祖父母の手にゆだねられている~
■第1章 人類が、生殖能力がなくなってもなお生きる理由
■第2章 祖父母の心得
■第3章 現代育児用語集
■第4章 孫との付き合い方
■おわりに~孫に心の翼をあげよう~
確かに、現役で働きながら子育てをしている親は時間がな -
Posted by ブクログ
audible58冊目。
妻側ですが、読みました。
男脳の自覚があるわたしですが、それでもやはり、「確かにそんなふうに感じちゃう」「確かにそんなふうに言っちゃう」など、当てはまることが随所にありました。
解決策を問いかけながらも、さっぱりとその方法を返して欲しいのではなくて、一緒に悩んだり困ったりしてほしい=共感してほしいのが第一。
これはとってもよくわかります。
ただ、わたしの夫は、わたし以上に「名もなき家事」をやってくれているなあとも思いました。
ありがたいことなのだなと気づくことができました。
後から知ったことですが、夫はこの本、以前読んだことがあるそうです。笑 -
Posted by ブクログ
誰もが納得する正解を、誰よりも正確に、誰よりも早く出してくる、聞き分けの良い優等生が欲しかったら、私は人工知能で作るからいい。
そんなのは、人工知能が得意なことだもの。いつも、予想をはるかに超えてはみ出す君に、ワクワクする。
人の尊厳は、「優等生である」場所にない。
なじられたら、「あぁ、大切な人が傷ついている」と心から思えば良い。
オールマイティーの便利な言葉なんてあるわけがない。
言葉はそんなものじゃない。
入力情報をはるかに超えた科学反応を生み出せるのが人。
痛みがない人工知能には生み出せない言葉がある。
その言葉にこそ、人間の尊厳がある。
人類の最高のパートナーたちの人工知能は