黒川伊保子のレビュー一覧
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購入済み
一般的な内容
先日のNHK放送内容が気になり,脳科学,AIに興味があったので,専門家の最新版を購入しました。
内容的には,放送内容が概ね正しいことが理解できる程度で,特に新しい発見はありません。
ただ,著者が女性であることで,従来の脳科学分野に女性脳の考え方を取り入れたことは先進的でした。
今まで,夫婦間の意思疎通の難しさや,女性社員への対応が分からなかった理由の一端が理解できました。
今まで多く出版されていた「女性と男性の行動学に違い」だけでは,どうしてそのような行動をとるか,いまひとつピンときませんでした。
人類の歴史の中で,脳がどのように進化(分化)してきたか,もっと詳しい説明が欲しかった。
今のところ,著者の二冊目を読もうとは思いません。 -
Posted by ブクログ
コンピュータメーカーで人口知能の研究を行っていた著者がロボットの開発において男女には脳の違いがある事を発見して、著書にまとめた。
男女では、色の見え方が違う。
例えば、女性は赤ちゃんの顔色の変化については、非常に敏感だが、男性にはほとんど見えない。
臭覚についても同様で、女性脳の感度は高い。 生殖本能。
消費者センターの味覚テスターも25才以上の未婚の女性と決まっている。
一方男性脳はブレがない。精度が高い仕事を正確にこなしていく。
男と女の脳について「取り扱い説明書」としてまとめある。
男女脳が異なる事を知る事で、日々の行動が理解できる様になる。
「なるほど」と思う内容が多く、今まで理解出来なかった女性の行動や言動。
また、どうしても納得してもらえなかった事など、男女の脳の違いである事を
理解できる。
今まで女性に対して不思議に思っていたことが次々と解説されていく。
トリセツとして、対処方法が書いてあり必読書だと思う。 -
Posted by ブクログ
大学の講義で,日本語に関する小論文の執筆を求められたので手に取った一冊であるが,200項足らずのコンパクトさで,しかも文面がまるでエッセイのように綴られているので,非常に読みやすい書物であった.
タイトルは『日本語はなぜ美しいのか』となっているが,本書の内容は,早期英語教育への批判(本書の発行は2007年)を切っ掛けとして,脳とことばの関係に着目しながら,日本語とその美しさについて論ずるというものである.
経済的要請とグローバリズムの観点から,我が国で早期英語教育どころか英語の第2公用語化まで,狂ったように叫ばれ始めて既に久しいが,本書はこの際,ほとんど無視されているといって良いような問題を多く取り扱いながら,こういった流れに対して批判を展開していく.
多少,展開が強引に感じられる箇所もあるが,筆者の主張には共感するところも多く,面白く読むことができた.特に,本書で披歴される,ことばを軸とした世界観と文明論は非常に興味深いものであった.
英語(外国語)教育に関心のある読者はもちろん,TOEICや英検などに執心することばかり教えられてきた若年層の読者にとっても,本書は一読の価値がある書物である. -
Posted by ブクログ
ネタバレ例えば「ひかり」を「光」そのもの意味ではなく「hi-ka-ri」というそれぞれの音のイメージから分析して「ひかり」はなぜ早そうなのかを分析している本。
これまであまり見られなかったアプローチだから、ところどころ分かりにくかったり独断的なところもあったし結末はあまり好きな感じじゃないけど(日本語を誇りに思うという意味でいいのかも)
男性がなぜ「ガンダム」や「シトロエン」などが好きなのか。
「資生堂」や「シャネル」のネーミングのイメージとか。
中高年の女性になぜ「ババア」と言ってはいけないかとか(笑
カゴメとサントリーの社名と商品の傾向とか。
など知ってる事例が多くあって面白かった。
分析表を一覧にして知ってるネーミング対比させたい。
音から分析しているので「a」や「T」などの発音構造が細かく書いてあるので、おもわず口にしてみたくなる。
電車の中で読むには要注意。 -
Posted by ブクログ
[ 内容 ]
「発音体感」つまり言葉の語感の大切さに着目した画期的な日本語論である。
日本語はなぜ美しいのか。
実は、母音を主体に音声認識する言語は、世界的にみても日本語とポリネシア語のみであり、その他の欧米及びアジア諸語は、すべて子音主体で音声を認識している。
日本語は希有な言語なのである。
本書は、この日本語の特殊性をふまえて、情緒の形成という観点から、ある個体の脳が最初に獲得する言語である母語の重要性と早期英語教育の危険性を説き、風土と言語の関わりから言葉の本質に迫っていく。
[ 目次 ]
第1章 母語と母国語
第2章 日本語の危機
第3章 母語形成と母語喪失
第4章 脳とことば
第5章 母語と世界観
第6章 ことばの本質とは何か
第7章 ことばの美しさとは何か
第8章 ことばと意識
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[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]