黒川伊保子のレビュー一覧

  • 人間のトリセツ ──人工知能への手紙

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     やはり黒川先生は面白い。


     絆の中には「きず」がある。私は、大切な人に裏切られて苦い思いをしたときには、そう唱えることにしている。

     清く、正しく、美しく、優秀で、ノーリスク。そんな人生が、最も素晴らしいという考え方もあると思う。そう生き抜いて、充実した人生を送れる道もあるのかもしれない。私は、個人の脳が望むことに、1ミリも反対しやしない。
     ただ、自分自身がそう生きることを考えると、私はぞっとする。そんな一軸の世界観では、「勝ち組」にしか存在意義がなくなる。私ぐらいの能力と容姿だと、何かと頑張って生きなきゃいけないし、頑張れない自分へのストレスから、しくじった人をここぞとばかりに叩き

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    2020年02月22日
  • 人間のトリセツ ──人工知能への手紙

    Posted by ブクログ

     やはり黒川先生は面白い。


     絆の中には「きず」がある。私は、大切な人に裏切られて苦い思いをしたときには、そう唱えることにしている。

     清く、正しく、美しく、優秀で、ノーリスク。そんな人生が、最も素晴らしいという考え方もあると思う。そう生き抜いて、充実した人生を送れる道もあるのかもしれない。私は、個人の脳が望むことに、1ミリも反対しやしない。
     ただ、自分自身がそう生きることを考えると、私はぞっとする。そんな一軸の世界観では、「勝ち組」にしか存在意義がなくなる。私ぐらいの能力と容姿だと、何かと頑張って生きなきゃいけないし、頑張れない自分へのストレスから、しくじった人をここぞとばかりに叩き

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    2021年08月08日
  • 妻語を学ぶ

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    データがないから不安だけれど、試す価値はあるかなと思う。会話の中では、共感、感情の文脈、ゴールではなく過程が大事とのこと。自分にとって煩わしい話でも、妻にとって大事とわかれば、少しは我慢できるかも?

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    2020年01月07日
  • 妻語を学ぶ

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    黒川さんの本の中では最も実用的かも。言っていることはいつも同じだけど、毎度、勉強になります。

    「言ってくれればやったのに」「言えばいいのに」は、男性はきっと親切で言うのだろうけれど、実は、女性の好感度は意外に低い。以前、ある新聞社が行ったアンケートでは、「夫のムッとするひと言」の第2位に選ばれている。このときの1位は、「誰のおかげで食えてるんだ」で、これはひどすぎる。となると、第2位の「言ってくれればいいのに」が女性にとってどれだけ不評かわかっていただけるだろう。

     …関連記憶を取り揃え、ときにそれらを串刺しにして、初体験のトラブルにも何らかの初動がとれる、というのが、女性脳に搭載された基

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    2019年12月28日
  • ヒトは7年で脱皮する 近未来を予測する脳科学

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    世の流行の秘密を握る〝脳周期(ブレイン・サイクル)〟
    「7年目の浮気」さえも理論づける、ブレを許さぬ脳の働きとは?

    「一生この人と暮らすの?」
    「定年まで、この会社で働くのか……」
    誰もが抱く、こうした悩みは、7の倍数年という脳周期で生じていた!
    それに呼応するかのように、
    車の形、ウエディング・ドレスのデザインから店頭に並ぶお菓子まで、
    世の中の流行も7の倍数年である56年周期で一巡りしている。
    そんな脳が発する合図を見逃さずにとらえることで、思いも寄らない新たな未来がやって来る。
    世界で起こるすべての事象を論理づける、ブレを許さぬ驚異の脳科学とは?

    「こんな捉え方をしてみたら面白い

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    2019年12月21日
  • 成熟脳―脳の本番は56歳から始まる―(新潮文庫)

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    黒川伊保子氏の本をいくつか楽しんで読んできたが
    どうやら私は新しいものから読んでいたようだ

    ( )内は発売年月
    妻のトリセツ(2018年10月)
    前向きに生きるなんてばかばかしい(2018年4月)
    運がいいと言われる人の脳科学  (2011年11月)
    成熟脳: 脳の本番は56歳から始まる (2017年12月)

    この本は3部構成になっており
    「感じることば」で56歳以降のエッセイ
    「一生の脳科学」メインディッシュ
    「情を科学する」デザート

    メインでは人生最初の28年とその後の脳の役割について
    特に「デキる40代の罠」が面白かった

    キリスト教 ユダヤ教 イスラム教 の教えに端を発する7日周

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    2019年12月10日
  • 母脳 母と子のための脳科学

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    子育て関するヒントがいっぱいの本。
    自分の子供の自慢が鼻に付くが難点。
    子供が小さい頃に読みたかった。

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    2019年11月15日
  • まんがでわかる 妻のトリセツ

    ネタバレ

    ただだらしないだけ

    家事を増やすわ 礼儀はなってないわ
    子供に悪影響だわ 不潔だわ
    一緒に住む価値がない
    そのくせ妻が死ぬほど忙しくて
    身なりに構えないと文句
    常に上からな発言
    脳科学とかでなく躾の問題

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    2019年09月30日
  • 妻語を学ぶ

    購入済み

    妻語を学ぶ

    家の奥さんには、当てはまる点が少なかった。
    多少の参考にはなるでしょう。

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    2019年09月26日
  • 定年夫婦のトリセツ

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    ・夫に話しかけるときは、彼の視界に入るようにして声をかける。そして、声をかけてから3秒待つ
    ・結論から言う、数字を言う
    ・食事の間はケンカをしない
    ・ことばをケチらない
    ・男は安寧な沈黙を必要としている
    ・男は本当は繊細で優しい
    ・ことばの裏を読まない
    ・夫と妻は合わせ鏡。仏頂面の夫の前には、仏頂面の妻がいる。夫に微笑んでほしかったら、思い切り口角を上げて話しかけてみて。
    ・夫婦の仕上げを楽しもう

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    2019年09月14日
  • 「ぐずぐず脳」をきっぱり治す! 人生を変える7日間プログラム

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    前半は「ぐずぐず」と「脳」の関係について、後半は実践について書かれています。
    文体がフランクというかちょっと上から目線なので、好き嫌いはあるかもしれません。
    あと、前半部分は「~だそうだ」などのようにエビデンスがあまり無いのも、ダメな人にはダメそうです。

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    2019年09月06日
  • 定年夫婦のトリセツ

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     これまで読んできた著書と同じようなことが書いてあるが、忘れていることも多いので、たまに読み返す意味で、黒川先生の本は読むべきだ。


     惚れ合って一緒になった夫婦は、とっさに正反対の反応を生み出すペアの装置にほかならない。さらに、とっさにムカつき合うことで、最高の答えを最短で出すシステムなのである。というわけで、夫婦の愛とは「わかり合い、譲り合う」ことではないのだ。ムカつき合うことこそ愛の正体だったのである。
     そうとわかれば、覚悟を決めればいい。

     男女の脳は、タスク制御の方式が違う。女性脳は、ちょっと無責任なマルチタスク、男性脳は、精密なシングルタスクなのである。

     10年以上前、あ

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    2019年09月01日
  • 妻語を学ぶ

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    ネタバレ

    *アドバイスしただけなのに「もういい!」と逆上される、「仕事と私(家族)、どっちが大事なの!?」とからまれる…。男性にとって永遠の謎である女の不機嫌は18種類に分類でき、そのすべてに対処法がある。そもそも男女のコミュニケーションギャップの多くが、男女脳の相違に起因している。共感を求める女性脳を理解して、優しいひと言をかけられれば、一発で妻の機嫌はよくなる、はず。本書は、人工知能研究者が脳科学の見地からすぐに実践できる具体例を示した究極の指南書*

    「妻のトリセツ」同様、女性あるあるが満載の指南本。
    「一緒にいる意味ないよね」「これするの、大変なんだからね」「あなたってどうしてそうなの?」「だか

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    2019年08月08日
  • 「ぐずぐず脳」をきっぱり治す! 人生を変える7日間プログラム

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    セロトニンとメラトニンをコントロールする。
    10時から2時、とくに0時から2時は眠る。
    無意識の領域に、ネガティブ回路をつくらない。無意識の回路を整えて、潜在意識に身をゆだねる。

    有酸素運動と泣くこと、笑うこと。
    泣く、笑うを出力ではなく、入力につかう。笑う表情、なく動作は、感情を改善する。

    ジャムは6種類から選んだほうが満足度が高い。7は多すぎる。

    メラトニンとセロトニン、ノルアドレナリン、ドーパミンの働きをコントロールする。
    テストステロンは、暗闇で寝て朝日と共に起き、肉体疲労がある、ことで誘発される。

    湯船、足湯でリラックスする。寝る1時間半前。
    早起きは上質な睡眠のための条件。

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    2019年07月23日
  • 女の機嫌の直し方(インターナショナル新書)

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    女性脳と男性脳の違いについて、科学的にも解説してあり、エピソードや実際の会話例も交えて解説してあるので、実践的な本でした。
    黒川伊保子さんの『妻のトリセツ』を以前読んだので、女性脳の復習のような感じで読むことが出来た。何度も、女性脳は「共感が大事」と出てくるので、女性と会話をするときは気持ちを共感する言葉をまず返すように意識している。LINEなどでの会話も、意識してないと男性脳である解決策を打ち込んでいたが、一旦、共感する言葉を挟むようにしてからは、相手の機嫌を損ねることはなくなった気がする。夫婦になってから使いどころが増えてくると思うので、結婚した後にでも、また読み返したいと思った。

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    2019年06月27日
  • 成熟脳―脳の本番は56歳から始まる―(新潮文庫)

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    読んでいて林真理子さんを思い出しました。ananに連載してたバブルっぽい文と似てる気がしました。
    ただ林真理子さんほど文学的じゃない気がしました。
    「ほんとに?」と疑いながら読みましたがサラッと読みやすいです。

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    2019年05月12日
  • 女の機嫌の直し方(インターナショナル新書)

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    それ、ひと昔前の感覚だろ!となかなか入り込めなかったけど、はたと自分の言動を捉えると、これ、本に書いてあった女性性やないか!と混乱。自分のことって冷静に見れてないものだなぁ。

    #女の機嫌の直し方 #読書記録2019 #読書記録

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    2019年05月06日
  • 成熟脳―脳の本番は56歳から始まる―(新潮文庫)

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    脳科学の本だがエッセイ風で軽い。表題の部分は一部のみ。おもしろかったのは最後の項の「夫婦脳の不可解」。2019.3.2

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    2019年03月02日
  • 母脳 母と子のための脳科学

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    脳科学的アプローチは参考になったし、母親として共感できるところも多々あり。ただ、男の子の母親が書いた本なので、女の子を育てている母親が参考にできる部分はあまり多くないと感じた。「女の子ならどうする?」と知りたい部分はさらっと流されている感じ。

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    2019年02月10日
  • 前向きに生きるなんてばかばかしい 脳科学で心のコリをほぐす本

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    脳科学の視点から 前向きの幻想を語っている本
    苦しめてるのは 自分の考えと選んでる行動
    というヒントがみつかるかも

    潜在意識にあるものを大事にしよう
    ってことを私は受け止めた

    ステレオタイプにがんじがらめになってない?
    と気付けばさいわいで
    そこから 自分が本当に心地いい行動は
    見つめ直さねばならんと思う

    そこが一番大変だなあ と気づいてるのだが
    わからないし しんどいから
    そこを 見たくないから 自己啓発本に手を出す
    と気づいた

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    2018年12月04日