【感想・ネタバレ】怪獣の名はなぜガギグゲゴなのかのレビュー

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Posted by ブクログ 2017年05月16日

日本語特有の語感音感に始まって、言語学、音声学的知識を駆使して、物の名前やオノマトペなどを考察している。オタクな中年オヤジとしては堪らなく楽しく読めた。ガオガイガーなんてのはまさしく狙ったネーミングだったんだね。

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Posted by ブクログ 2012年04月04日

「語感」についての研究
黒川伊保子さんの本はやはり面白い!

本書のタイトルである『怪獣の名はなぜガギグゲゴなのか』は、主題ではない。「語感」の解説の中で引き出された一例でしかない。

『ことばを発する際に、口の中で起こる空気の流れ、舌の動きといった物理現象が、意味以上に意識の質に影響を与えている』...続きを読むという視点で、特に日本語に焦点を当て、分析を行っている。他の書と重複することが多いけども、この書は、特に『サブリミナル・インプレッション(=ことばの音から潜在能に浮かぶイメージ)』と『音のクオリア(質感)』について言及し解説されている。

ちなみに、『陰陽師』の「この世で一番短い呪(しゅ)とは・・・名だよ」という台詞を紹介しておられるが・・・、やっぱりそうだと思った!好きなんだろうな。
黒川伊保子さんが一貫して言っていることは、この「呪」についての物理的な解釈の一つだと思う。

黒川伊保子さんには、ぜひとも野口三千三へとブチ当たった著作を出してほしいと思うこのごろ・・・。

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【目次】
序 章 ブランドをつくるマントラ
 日立のマントラ
 商品名の音
 音のサブリミナル
第1章 ことばの音
 おっぱいの音
 母を呼ぶ音
 MとPの快感
 音と人間の生理
 気持ち良いことばは語り継がれる
 この世の始まりの魔法
 文字でも聴覚野が刺激される
 名前は呪である
 ことばの本質
 文字のイメージ
第2章 サブリミナル・インプレッションの力
 ものの音と脳
 音の共鳴体としての身体
 脳に響く音
 「ことばの音」の定義
 「右脳で聴く」ということ
 潜在脳のイメージ
 サブリミナル・インプレッションとクオリア
 「マニフェスト」の甘さ
第3章 鍵は擬音・擬態語
 言語学から脳へ
 脳科学から言語へ
 感性工学から言語へ
 マーケティング論の視点
 九千年のタイムトラベル/インド・ヨーロッパ祖語からの発見
 「培」「倍」「by」
 肉体の悦び/発音の生理構造からの発見
 粘りのある「バビブベボ」
 カラカラとサラサラ
 すべりのいい「S」
 かたい「K」
 とろみのある「T」
 なぜキツネはズルイのか
第4章 音のクオリア
 日本語の音と文字
 濁音の見事さ
 母音語の奇跡
 辛口のキレを持つ「K」
 Cの存在理由
 確かな手ごたえの「T」
 光と風のモニュメント「S」
 未来への光「H」
 ベッドルームの音「N」
 満ち足りた女の「M」
 哲学の響き「R」
 男たちを興奮させる濁音
 吐き出すブレイクスルー系
 母音は世界観を作る
 アイウエオのサブリミナル・インプレッション
 エントロピー増大関数としての「Y」「W」
第5章 ブランドマントラになった商品名たち
 未来に向かって走るブランド
 トマトジュースが甘い理由
 少女たちの救世主
 男の子が走り出す音
 牛丼と豚丼
 化粧品ブランドの棲み分けマップ
終 章 日本人は言葉の天才
 世界が二つの言語に分かれた日
 溶け合うことば、威嚇し合うことば
 日本語は母音語
 日本人の絶対語感
おわりに
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ネタバレ

Posted by ブクログ 2011年02月19日

朝起きると・・・・・





あたしの頭が「らいおんみたく」なっている。




日本語のプロとして働くあたしだけれど、あえてここは「あたしの」「らいおんみたく」と言わなきゃならない。・・・いや、言わせて欲しい。

「ライオンみたいに」ではなく、「らいおんみたく」。


「ライオン」には写実的な・...続きを読む・・劇画調のイメージがある。「らいおん」にはアニメ・・・しかもまるっこい、一筆書きのようなかわいいライオンのイメージ。「みたいに・・」ではなく、「みたく」は舌ったらずなイメージ。・・・そう、ボサボサで汚らしい印象ではなく、ぽさぽさでぽわんとしてて、汚くない印象が欲しいだけ。

「ガメラ」が「カメラ」になったらどう?ましてや「かめら」になったら、怖くもなんともない。
多分手のひらに収まるだろうし、携帯ストラップにできちゃうかもしれない。


「ゴジラ」が「コジラ」になったら?丸い目をしているに違いない。「コシラ」や「こじら」になったらむしろ、あたしの方から謝りたくなる。


『怪獣の名はなぜガギグゲゴなのか』(黒川伊保子・著)では、「ガンダム」が「カンタム」じゃない理由がわかる。売れる車にC音から始まるものが何故に多いかわかる。キツネはたぬきよりずるがしこいんだって、日本人の誰もが思う理由が、音にも隠されていることがわかる。




Fから始まる単語がある。


「ファン」「ファンタスティック」「ファンタジー」・・・

発音する際に、息の音の一部を唇に当てて振るわせるFの音は、ふんわりした、拡散したイメージを持っている。〔不思議〕〔非現実的〕な印象。だから、「ファンタジー」で表現したいときに、それは「おとぎ話」に変えたくないけど、なんとなく「空想」「夢想」「幻想的作品」にはしてもいい気持ちになる。これは漢字が持つ力でもある。「空」は開放感いっぱいだし、「夢」も拡散しているし、「幻想的」なんてそのままイメージを継いでいる。ファンタジーには素敵な終りが用意されていて、まだ続きがあるかもしれない希望がある。でもおとぎ話は悲しかったり、皮肉に溢れている場合がある。それが音にも十分表現されているのだ。F音の魔法・・・と黒川さんが言う。


黒川伊保子さんには、あるイベントでお会いした。あまりに話しが面白かったのでそれから彼女の本を全て読破。それまで、外国由来のカタカナ語を自分たちが使っている理由について、深く考えたことがなかったけれど、適度な重みのある「手紙」とちょっとした「レター」は違う。「ラブレター」を送ったら喜ばれるだろうが、「愛の手紙」を送ったら相手が退くかもしれない。あたしがラジオで毎週伝えているのは「詩」であって、「ポエム」ではない気がする。


黒川さんは、理学部物理学科を卒業し、現在は言葉の感性の研究をしていらっしゃる。言葉を紡ぎだしているのは、ご存知、左脳。左脳にダメージを受けると、言語に障害を来す。現在では、脳のどの部分が言語処理をしているのか大方明らかになっている。


一方の右脳は、音楽や美術などの記号化できない要素に感応する「感性」を生み出しているわけで。その右脳で、「ことばの音が潜在脳に描くイメージ」も生み出されているのだという。・・五感のすべてを駆使して人が感じ取る「脳の秘め事」と彼女は呼ぶ。そういえば、以前TVで、事故で左脳全て摘出した女性が、話せるようになった事例を見たことがあったなあ・・・。彼女は、世界初の「音が潜在意識に働きかける」ことをチャートにしてしまった人。ああ・・・尊敬する黒川ひゃん・・。


「ねっとり」は「しっとり」より粘性があり、「うっとり」は「う」の音を、喉の奥から出すので籠もった感じになる。これを、ナレーションとして入れるときにはいろんなアレンジができるのだ。「うっとり」の「う」をを唇近くで高い音にすると、年の若い、かわいいイメージになる。声を低くして喉の奥だけ使うと、年齢が上がり・・・「り」の母音まで発音すると、年齢が下がる、下がる。さらにスピードダウンさせるとより大人になる。同時に息を吐く量を増やすと・・・「うっとり感」が増す(笑)。「念じる」は重く、「信じる」はスパっと言い切る感がある。「さらり」の「さ」は粉のような・・・「はらり」の「は」は衣擦れのような・・・「きらり」の「き」は閃光のような・・・印象が脳に染み付いているのだ。


『日本語はなぜ美しいのか』(同・著)にはもっと面白いことが書いてある。日本語の「オハヨウ」と「Good Morning」を例に。英国の朝はくぐもってる。物憂げで、日本人の朝とは違う。この言葉の組成「良い・朝」をみてみると、これは語感ではなく、意味から生まれた言葉だということがわかる。けれど、この鼻腔に響く物憂げな発音が、英国の朝に根付いてきたのには、それなりの理由があって・・・ゆっくりともやのかかった朝に始動する英国だからこその言葉だろうという。英国の赤ちゃんは、穏やかな、やさしい朝のイメージを持って育つのだろうとも。


一方、鮮烈な朝陽を受けて起きる日本人には、「おはよう」が根付いた。赤ちゃんは、お母さんから「朝よ!オハヨウ!」と元気に、そして爽やかに言われることで、音と一緒に、お母さんの明るい顔・爽やかな声のトーン・まぶしい光を一緒に感じとって・・・「朝」を知るのだそうだ。

音が赤ちゃんに与える影響力、そして長年かけて各国民族が生み出してきた言葉の不思議。その他、骨格がいかに音に、言葉に影響しているかも教えてくれる。


びっくりしたのは、日本語は、世界でも珍しく「母音を主体に音声認識をする」言葉ということだ。(他に確認されているのはハワイ語などのポリネシアン語のみ)

以前、外国人男性とは付き合えないのはなぜか考えたことがある。(人それぞれだから・・・あくまでも、あたしの場合は、ってことで)母音で伝える感情が無かったからだ。コミュニケーションに不足があるとは思わない。身振り手振りや表情で言葉を補えばなんとかなる。ただ、どうしても伝えたい情緒が伝わらなくて、むず痒い思いを何度かした。そして、その時、「ああ、日本人がいい」と思ったのを覚えてる。


あたしの過去の仕事で、番組開始当時は英語を使っていたのに、途中から使わなくなったことが2回ある。ラジオの生放送とカウントダウンのナレーション。

最初は「英語のところは英語でかっこよくお願いしま~す♪」と言われて頑張る。そのうち・・・「英語はなしで・・・」になるだろうなーと思いつつ・・・・

そして結局英語の部分はカタカナ読みになる。「すいません。英語の部分カタカナ読みでお願いしよっかなー」って言われる。なぜなら、英語と日本語を単語単位で混ぜこぜに読めないから。日本語は日本語で読みたいという強い欲求があり、同時に英語は英語で読みたいと思う。英単語に日本語の助詞をくっつけても、変な帰国子女になっちまう。(念のため、あたしはカリフォルニア英語を話し、ナレーションの文脈によって必要があれば、英国英語で目立つ、子音の強弱も母音のアレンジもして日本人に通じやすくしたりもするので、聞くに堪えない英語になっているわけではない・・・だろう)英語をそのままに発音すると、必ず日本語にリズムがついてくる。一方、日本語のように音の高さで表現し、リズムを一定にすると、音の強弱で表現する英語が変になる。だからFMラジオのDJのようには喋れない。


・・・おっと、忘れてた。あたしはFMラジオのDJだった・・・。


・・・でも、嫌なものはいや。


両方達成できるように、口蓋と唇、喉の振るわせ方、息の加減でどうにかできないものか。探求続けるしかないかな。


創世まもなく・・・といっても神の子たちは皆、数百歳は生きているから・・・数千年後、ノアとその家族、つがいの獣たち以外を滅ぼした神様。「もうしないから・・ちゃんとしてね♪」と何度も契約を確認してくれたのに、洪水が退いたらすぐに天にまで昇ろうとした人間たち。

「洪水にはしないって言ったけど、そんな塔建てるんだったら、みんなバラバラにしちゃうからっ!」と言われ、全世界に散り散りになった懲りない人間たち。でも、そんな人間の『言葉』にも、感動を残してくれたのは、やっぱり神様のなせる業だわ。



「あたし」からのおすすめ本・・・黒川伊保子さんの著書は、

『怪獣の名はなぜガギグゲゴなのか』(新潮新書)

『日本語はなぜ美しいのか』(集英社新書)

他に『シンデレラ・ブレイン』『しあわせ脳に育てよう』(講談社)、『感じることば』(筑摩書房)など

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Posted by ブクログ 2011年01月22日

すごく興味のそそられる内容だった。
ことばや文字の持つ印象というのがこんなに普段の生活に関わっているのかと驚いた。

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Posted by ブクログ 2010年09月21日

怪獣の名前にガギグゲゴの行が多い。
そんな気がする。
音の印象、”音象”を研究している
黒川さんの著書。

確かに、世界共通なのは音の印象。

漢字が解らない外人に漢字の事なんか
解らない。
名前(字)の持つ意味を日本人なら気にする。
画数や漢字の印象で左右されると思いますが
実は音の印象の方が重要...続きを読むなのではないか?

そう思う一冊である。

ガ行なら、やはり強いイメージ、少年の暴力性に
訴える音の印象であり、女性の好む音ではない
そんな気がする。

爽やかなイメージではサ行。

サワムラ シュンスケ なんて聞いたら爽やかなイメージだ。

ガタヤマ テツジ この名前だとなかなか強そうで、頑固そう。

音の印象は大事かもしれない。

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Posted by ブクログ 2010年08月01日

 万人にオススメの一冊。日本語の言葉の音のもつ力について書かれている本。言葉とは、その言葉が持つ意味の前に、音によってある程度言葉のイメージができてしまう。
 著書のタイトルの「ガギグゲゴ」に代表される濁音の言葉の持つイメージであるが、著者に言わせれば「オトコ子ども」の好きな言葉であり、確かに、少年...続きを読む漫画誌のジャンプ、マガジン、サンデーなんかも濁音が入っている。
 一番興味深かったのが、「カキクケコ」、「サシスセソ」、「タチツテト」はこの順で乾燥度が違うこと。「カキクケコ」は一番乾燥しきって、「カラカラ」の状態である一方、「タチツテト」は「タラタラ」と粘性のある状態。その中間の、「サシスセソ」は、「サラサラ」で、最もバランスのいい状態。なので、資生堂といった化粧品メーカーの名前は、「サシスセソ」で構成されている。
 結局、物の中身も大事だけれど、それ以前に、物の言葉の音だけで物の中身をイメージされてしまうということ。それだけ、音は大切であり、ブランドイメージを作る上で、音の響きは重要になる。 何か自分で名前を付ける時には、名前の意味以上に、名前の音を優先するべし!

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Posted by ブクログ 2009年11月24日

ネーミングと語感。

誰もが感じる、「どんな相関関係があるの?」という感想。

本気で分析しちゃったって一冊。

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Posted by ブクログ 2009年11月01日

 とにかく面白い!!!

ちょっとずつ味わって読んでいます。

だって面白いんだもん。。。

音にまつわる、すごいお話です。

言霊とか、ある気がするぅ~と思っている方には、

しっくりいくかもしれません。

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

これは面白い!

子供の名前をつけるのに使える!
店の名前をつけるのに使える!

音象って大事♪

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Posted by ブクログ 2019年05月04日

サブリミナルインプレッションやクオリアなど初めての知見が多く、興味深かった。惜しむらくは50音の各音のイメージに関する表がなかったとこ。また、度々登場していたレーダーチャートの作成の仕方が載っていなかったこと。

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Posted by ブクログ 2018年07月04日

『怪獣の名はなぜがギグゲゴなのか』(黒川伊保子)

「タイトルが面白そうで手に取った人どうでしたか?」
裏切られたと思ってはいけません。厚くないサラッと読める本です、是非彼女の閃きともとれる“意味より以前にあることばの力”の論理を覗いてみてください。
会話のネタもふんだんに用意されているけど、日...続きを読む本語の精緻さと、それを操る日本人の素晴らしさを熱を込めて訴える彼女のことば自体も美しい。
具体的な音のクオリアの話しはリズムで読んでもいいけど、『文字は聴覚野が刺激される』『この世のものは、すべて私たちの脳にとって「それらしい」音をしている(言い方を変えれば、脳が、聴覚以外で収集したものの情報、素材や形や動きなどを正確に聴覚情報と結びつけて展開できる証拠である。』
『意味とは別に、意識の質の変化を見る』などなど彼女がこの本で伝えたい手がかりのことばしっかり握りしめておいて欲しい。
そういえば最近「ホンジャマカTV」に出ていないなぁ。
黒川伊保子さんは『英雄の書』を最近再読読してから気になっていた。

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Posted by ブクログ 2014年02月02日

実に興味深く、人の名前に対して、確かに会うまでに持ってるイメージそのものだな、と思った。
ヒロインの名前とか英雄の名前とか。強そう、賢そうといったイメージが先行してある名前が多い気がする。
小さいころから呼ばれ続けるのだから、縛られても仕方ないんじゃないかとも思われる。
それぞれの音の響きによってさ...続きを読むまざまなとらえ方ができるが、確かに名づける時に音の響きに願いが一番籠っている気がする。

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Posted by ブクログ 2012年07月21日

オノマトペとか語感は馬鹿には出来ないぞと、定期的に読みたくなる本。
今ある単語やメーカー名をこじつけて普遍的な法則であるかのように書く後出し感が嫌だったんだけど、一周回ってやっぱりある程度の妥当性はある気がしてきた。だって、確かに世の中全ての語彙が当てはまる訳ではないけど、本の中の、その単語音に関し...続きを読むては大体の人が共感するって凄い事じゃない?

普段自分の日本語に対する感覚と周りの感覚が確認できる本であって、新たな発見は特にないですが。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2013年03月25日

例えば「ひかり」を「光」そのもの意味ではなく「hi-ka-ri」というそれぞれの音のイメージから分析して「ひかり」はなぜ早そうなのかを分析している本。
これまであまり見られなかったアプローチだから、ところどころ分かりにくかったり独断的なところもあったし結末はあまり好きな感じじゃないけど(日本語を誇り...続きを読むに思うという意味でいいのかも)

男性がなぜ「ガンダム」や「シトロエン」などが好きなのか。
「資生堂」や「シャネル」のネーミングのイメージとか。
中高年の女性になぜ「ババア」と言ってはいけないかとか(笑
カゴメとサントリーの社名と商品の傾向とか。

など知ってる事例が多くあって面白かった。

分析表を一覧にして知ってるネーミング対比させたい。

音から分析しているので「a」や「T」などの発音構造が細かく書いてあるので、おもわず口にしてみたくなる。
電車の中で読むには要注意。

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Posted by ブクログ 2010年11月05日

脳と言葉の関係を理学的な切り口から考察していながらも、とても読みやすい本です。著者の主張が本のタイトルにマッチしていて、「なるほど」と思わせられてしまいました。

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Posted by ブクログ 2010年09月23日

ネーミングは、その音で脳に潜在的影響を与えている。裏づけはともかく、感覚的には非常に受け入れやすい内容。日本語のもつ力についての説明が興味深かった。音のもつ力にとどまらず、もっと五感とのつながりや共感覚にまで推し進めて勉強してみたいと触発された。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2021年10月06日

子どもの名づけの参考になるかと選んで読んだ。
何となく『ま行が柔らかいなぁ』とか『ら行が冷たいイメージ』と感じるには理由があるのだと思った。
発音の細かい部分は飛ばして読んでしまった。

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Posted by ブクログ 2014年10月19日

なるほど、というものがいくつかありました。感覚の問題なので、人によっては「違う」と思うかもしれませんが。日本語ってすてきですね。

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Posted by ブクログ 2013年10月06日

同じ単語をカタカナで表記するのとひらがなで表記するのでは、そのイメージが全く変わる、ということはある程度理解していたし、実際にwebshop運営時などにもその辺りをいろいろ試行錯誤したことはある。その先を科学的に捉えたことはなかった(当然知識・能力もない)ので、科学的に説明されるととても腑におちる。...続きを読む
他にも、濁音の話(カンタムやカメラ、コジラでなく、ガンダム、ガメラ、ゴジラ)や、それぞれの音の保有するイメージ解析など、かなり興味をそそられる内容となっている。
ただ、書籍としては正直のところ読みにくい。。。

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Posted by ブクログ 2013年07月14日

「K音(カラカラ,コツコツ,etc)」は硬さ・乾き・スピード感、「M音(モタモタ,モチモチ,etc)」は柔らかさ・丸さ・甘さ、といったように言葉の音にはそれ自身が発する感覚が存在する。この言葉の音と感覚との関係を科学的に分析・解説しようという本。

本書では、発声音と感覚とが結びつく理由は、発声時に...続きを読むおける口腔動作で説明される(例えば、B音では両唇を震わせながら放出する動きから "膨張" のイメージに繋がっている,等)。読んでいる分には「たしかにそうかも」と納得しかけてしまうのだが、しかしどうも煙にまかれているというか、適合する部分だけを都合よく取り出しているように感じてしまった。

おそらく、理由付けが説明に留まってしまっており、演繹あるいは帰納的な根拠が示されていないことが、この違和感の正体なのだと思う。その点で、本書が謳っている「科学的に」という言葉にはクエスチョンマークが付く。
発声音と感覚の対応、また、口腔動作と感覚の対応、等の関連が確かであることを何らか実験・調査で示されていれば、納得感は段違いだったと思う。

「発声音と感覚には関連がある」という主張自体には同意できるだけに、惜しい一冊だった。何かに名前を付ける際の参考としては有用かもしれない。

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Posted by ブクログ 2012年03月02日

あっという間に読破。薀蓄としては面白い。論文としては、まぁいいでき。でも、だから何っていう域を脱していない。自分には有効活用できない知識。

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Posted by ブクログ 2011年05月23日

[ 内容 ]
ゴジラ、ガメラ、ガンダム等、男の子が好きなものの名前にはなぜ濁音が含まれるのか。
カローラ、カマロ、セドリック等、売れる自動車にC音が多いのはなぜか。
キツネがタヌキよりズルそうなのはなぜか。
すべての鍵は、脳に潜在的に語りかける「音の力」にあった!
脳科学、物理学、言語学を縦横無尽に...続きを読む駆使して「ことばの音」のサブリミナル効果を明らかにする、まったく新しいことば理論。

[ 目次 ]
第1章 ブランドをつくるマントラ
第1章 ことばの音
第2章 サブリミナル・インプレッションの力
第3章 鍵は擬音・擬態語
第4章 音のクオリア
第5章 ブランドマントラになった商品名たち
終章 日本人は言葉の天才

[ POP ]


[ おすすめ度 ]

☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

[ 関連図書 ]


[ 参考となる書評 ]

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Posted by ブクログ 2010年12月13日

スピードを感じさせるS音・硬さを感じるK音など、音にもサブリミナル効果が存在する。今までになかった観点から言葉を分析した本。


サラサラ・スルスルと聞けばスムーズな感じがするし、カラカラ・コンコンと言われれば硬さや乾いた感じがする。確かに音から感じるイメージというものはある。擬音語など音を言葉にし...続きを読むているのだから当然と言えば当然だが。それを理論的に解説しているわけだが、どうしても既存の言葉では同時に漢字や意味なども浮かんでしまい、それが音の持つ力なのかどうか確証が持てなかった。キツネはタヌキよりずる賢く感じるというのは、音の持つイメージと言うより昔話などの刷り込みのようの気がしてしまう。が、新撰組(シンセングミ)のライバル見回り組(ミマワリグミ)が注目されなかったのは名前の響きのせいではないかと言うのは妙に納得できる。確かにシンセングミの方が文句なしにかっこいい響きだ。
それにしても、発声するときの口腔内の動きも音のイメージと一致していると言うのは面白い。

日本語と言うのは、母音を単語として認識している特別な言語らしい。その事が外国語の習得を難しくしているのではないかと言う意見に、自分の能力不足を差し置いて同意したいものである。

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Posted by ブクログ 2010年09月11日

音に対する雑学的知識が面白い。
確かに、女性雑誌の名前はN音とM音のものが多いし、車の名前にはK音、C音が多い。
今まで音が人間の潜在意識にどう働きかけるか、なんて考えたことなかったなぁ。効果的なネーミングを考えるときに、音のことも考慮に入れると、成功するかもしれない。
子どもの名前を決める時も、画...続きを読む数よりもむしろ音を大事にしようと思います。

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Posted by ブクログ 2010年04月23日

気になったところだけ抜粋。



語尾母音のeは遜りのクオリアを持っていて、ワレは、自分自身に使うと謙譲のイメージになり、相手に使うと侮蔑のイメージになる。自分をワレという奥ゆかしさと、相手をワレという陰険さはあまりにも違う。eのクオリアは、場や状況によって正反対の意味を見せるので、慎重を要する母音...続きを読むなのである。
 同様の副次効果が、実は、語尾母音eの名前にある。ヨシエ、ヒロエ、ヤスエなど、語尾母音がeの名前は、奥ゆかしさが美しく、大人の女性向けのいい名なのだが、人に呼ばれたときに、呼ばれた本人が疎外感を感じることがある。他の姉妹兄弟がe音以外の語尾母音を持つような場合、なんだか自分だけ親に疎外されているような感じを受ける。「アヤ」「ユカリ」「ヨシエ」……声に出してみると、何の感情もないのに、ヨシエだけがほんの少し遠くにあるのがおわかりになるだろう。これは、語尾母音の効果であって親の愛情の差ではないので、ご本人はぜひ安心していただきたい。親の側は、語尾拍を柔和にして、Ye(ヨシエ→ヨシイェ)と発音する習慣にすると、ヨシエちゃんはずいぶん傍にくるはずだ。(p143)

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Posted by ブクログ 2010年04月17日

なんとなく分かっていたけど、しっかり考えたことのない語感のお話で、参考になる。
独断なイメージが強いので、信憑性が判断できない。もっとこの分野の研究者が増えて、複数の人が再検証するまでは仕方がないのかな。

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

この書籍の内容は言葉の持っている音は人間にどのような影響を与えるかといった事を難しい解説をしないで、例を沢山出しながら説明しています。
子供が産まれるまでにこの本が出ていれば良かったと思いました。
なにせ子供の名前にも色々なイメージがついてまわり、しかもそれが世界中で共通だと言うなだから大変です。
...続きを読む姓名判断より重要な要素だったかもしれません。
これから起業をする方にも重要です。
会社の名前付けには、それこそ重要なヒントがこの書籍の中に含まれているからです。

それとこの本を読んで良かったのは、黒川 伊保子先生の人柄がすごく良さそうなので多少難しいところが続いてもまた黒川 伊保子先生の文章に触れたくて思わず本を開けてしまう所です。

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

音がどういう影響を与えるのか?について解説してある本。
ちょっと冗長かなと思える部分もありますが、
身の回りに照らし合わせて考えると、なるほどと思う例もある。
でもま、専門家からみたらお粗末な内容なのかも?と思わなくもない。

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Posted by ブクログ 2009年10月07日

タイトルから想像して、言語学の本なのだろうと思っていたのですが、なんと最近流行りの脳科学まで踏み込んだ内容でした・・・とは言っても、著者の語り口は軽快で、頭を悩ませることはありません。
言葉(音)が持つサブリミナル効果(→無意識のうちの脳への刺激)、普遍的に持っている質(=クオリア)という主張はと...続きを読むても面白く、本を読むだけではなく、実際に発声してみた方が『ことばの質感』が良くわかると思います。

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Posted by ブクログ 2009年12月02日

ゴジラ、ガメラ、ガンダム等、男の子が好きなものの名前にはなぜ濁音が含まれるのか。カローラ、カマロ、セドリック等、売れる自動車にC音が多いのはなぜか。キツネがタヌキよりズルそうなのはなぜか。すべての鍵は、脳に潜在的に語りかける「音の力」にあった!脳科学、物理学、言語学を縦横無尽に駆使して「ことばの音」...続きを読むのサブリミナル効果を明らかにする、まったく新しいことば理論。

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