黒川伊保子のレビュー一覧

  • 怪獣の名はなぜガギグゲゴなのか

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    ネーミングは、その音で脳に潜在的影響を与えている。裏づけはともかく、感覚的には非常に受け入れやすい内容。日本語のもつ力についての説明が興味深かった。音のもつ力にとどまらず、もっと五感とのつながりや共感覚にまで推し進めて勉強してみたいと触発された。

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    2010年09月23日
  • 日本語はなぜ美しいのか

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    [ 内容 ]
    「発音体感」つまり言葉の語感の大切さに着目した画期的な日本語論である。
    日本語はなぜ美しいのか。
    実は、母音を主体に音声認識する言語は、世界的にみても日本語とポリネシア語のみであり、その他の欧米及びアジア諸語は、すべて子音主体で音声を認識している。
    日本語は希有な言語なのである。
    本書は、この日本語の特殊性をふまえて、情緒の形成という観点から、ある個体の脳が最初に獲得する言語である母語の重要性と早期英語教育の危険性を説き、風土と言語の関わりから言葉の本質に迫っていく。

    [ 目次 ]
    第1章 母語と母国語
    第2章 日本語の危機
    第3章 母語形成と母語喪失
    第4章 脳とことば
    第5

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    2014年10月26日
  • 日本語はなぜ美しいのか

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    タイトル通りに日本語を賛美するようなものではなく、
    日本語とそれを母語とする話者の表現力との結びつきを重視し、
    昨今の児童の英語教育に警鐘を鳴らすもの。だと思います。

    日本語だから、日本人だから見えるものがきっとある。
    日本語って良いなぁと改めて思える一冊です。

    後半はちょっと難しいですが。

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    2009年10月04日
  • 日本語はなぜ美しいのか

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    日本語の美しさについて、音という点から論を展開しています。音とイメージの違いから「おはよう」と「God morning」の違いを論じるなど、とても面白く読める本だと思います。

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    2009年10月04日
  • 妻のトリセツ

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    喧嘩の時に、過去の喧嘩を蒸し返して相手を攻撃するのは良くない。それはなぜでしょうか。

    -現在のテーマに集中できないから
    -話題がそれるから
    -話が複雑になるから
    -終わったことだから
    -「一生許されない」という絶望を生む
    -怒りの正体を見失う
    -人格の否定になる

    どれも正しいですが一つだけ大事な視点を忘れていないだろうか。それは、

    -あなたがさらにイライラをヒートアップさせるから。

    相手をやり込めるつもりであっても、自らに薪をくべるようなもので、これは自傷行為なのだ。

    女性に多いですよね。主語を大きくするのは良くないかもしれませんが、少なくともそういう傾向があるという事実はある。

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    2025年12月15日
  • 妻のトリセツ

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    2章に、わかれていて、
    1章はタイトル通りのどう考えているのかという内容。
    2章は、それをポジティブにするためにという内容。

    夫婦なりたての方々には、よい一作。

    違和感として、子どもに関わる奥さんの項目が少なく。
    奥さんが子どもから影響を受ける項目があると
    より良かったかなと思いました。

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    2025年12月14日
  • 夫のトリセツ

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    夫のことばは裏読みしない、ということには共感した。夫側の聞き方にも気をつけなければいけないことがあるが、本当に裏はなく、ただ確認したいだけのことが多い。

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    2025年12月05日
  • 妻のトリセツ

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    心と裏腹な言葉の翻訳、大変役立つと同時にこれを察することができる男いるのか?と思ってしまった。これが出来てないからまだ結婚できてないのかも…
    彼女に対しても使えることが多かったのでこれから言葉にして好きということを伝えていこうと思う。

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    2025年12月05日
  • まんがでわかる 妻のトリセツ

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    共感大事。
    わかっていなくても「分かるわかる〜」と言っておくだけでも良い。

    相手への気遣い忘れずに

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    2025年12月02日
  • 娘のトリセツ(小学館新書)

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    ネタバレ

    親は、世間が決めた評価軸(偏差値、結婚、子ども、キャリア?)ではなく、子どもが「自分の一流」になったら、心から喜んでやればいい。

    大人になったら、ことばは、相手のために紡ぐもので、自分の気持ちを垂れ流すためにあるものではない。たとえ家族にだって、思ったことすべて口にしていいわけがない。大人になりかけた娘は、そのことを知らなければね。

    「活躍する自分」を目指してはいけない

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    2025年11月27日
  • 夫のトリセツ

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    妻のトリセツの第二弾的なものです。
    基本は、妻のトリセツを読んで、夫の方はその補足というイメージ。
    狩りに特化した男性脳は半径3メートルの事に関心を向けないで、もっと遠くの獲物や敵に目が向き、子供を育てるために特化した女性脳は半径3メートルの事にすごく目が届く。

    その通りだと思うし、否定するべきところはない。

    しかし、どこかの部族は男性と女性の役割が反対の地域があって、そういうところの脳はどうなっているんだろう? とちと意地悪なものの見方をしてしまう私がいます。

    特例みたいなものだろうけど。

    夫婦円満の秘訣と取ると、とっつきやすい本かもしれません。

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    2025年11月27日
  • よかれと思って言ったのに 実は人をモヤッとさせる 失言図鑑

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    パラパラと読むには丁度いい。
    中にはああやっぱりこれだめだよねと共感できるものも。言い換えがあるのが良い。
    全て真剣に読まなくてもいい、流し読みが丁度いい。

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    2025年11月11日
  • 妻のトリセツ

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    結婚前に読んでおけばよかったなと思うけど、今からでも遅くはない。
    すべてがすべて当てはまるわけではないが、女性の脳の働きと男の脳の働きの違いを妻と夫の視点で書かれた一冊です。
    夫のトリセツもあるようなので、今度はそっちを読もう。

    そこそこ当てはまることが多いので、以後気を付けつつ、無意識とは言え間違った対応をしてなかった部分はそのままに妻と暮らしていこうと改めて思ってみたり。

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    2025年10月25日
  • 女と男はすれ違う! 共感重視の「女性脳」×評価したがる「男性脳」

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    序盤は、自分のこれまでの男性/女性それぞれとのコミュニケーションを振り返ってすごく納得させられたり、発見があったりと楽しむ気持ちで読み進めた。
    ただ後半に進むにつれ、特に最後の章は、自分の性を意識して上手くやるためのタスクが多すぎて、憂鬱な気分になった。自分自身あんまり女性性を強く自認しているタイプじゃないが故に。。。

    この本自体は、長年の研究と経験を根拠に、とてもわかりやすく男女の脳を対比して説明してくれる、素晴らしい本だと思った!

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    2025年10月13日
  • 怪獣の名はなぜガギグゲゴなのか

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    モスラは、どやねん!って思いながら…

    辛口のキレを持つ「K」
    確かな手ごたえの「T」
    光と風のモニュメント「S」
    未来への光「H」
    ベッドルームの音「N」
    満ち足りた女の「M」
    哲学の響き「R」

    言葉から、導き出される音の感触。
    キンキンに冷えたビールみたいな…www

    と、色々な分析してるけど、どこに怪獣出て来るんですか!
    こっちは、タイトルの怪獣に惹かれて読もうと思ってんけど…
    …ちょっとだけ出てた(^◇^;)

    確かに、文字で書かれた音も頭で変換して、音として感じるのは分からないではない。
    文字によって感じる雰囲気みたいなのも。

    レモン見て、酸っぱくなるのと同じ?
    違うか(^◇^;

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    2025年10月04日
  • 定年夫婦のトリセツ

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    一般的な妻の考え方を知っておく事は大事かもと手にするも、どうもハウツー物は頭に入ってこない。脳が頑固になってしまっているのか。男性脳、女性脳と言われたら…ま、大事なのは「共感とねぎらい」「笑顔とユーモア」心しましょう。

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    2025年09月24日
  • 女と男はすれ違う! 共感重視の「女性脳」×評価したがる「男性脳」

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    主人の気持ちを知りたいと思い読んでみた。
    男性と女性の違いは分かりやすかったけど、著者の考え方が女性に偏りすぎてるように思った。

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    2025年09月10日
  • 対話のトリセツ ハイブリッド・コミュニケーションのすすめ

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    タテ型回路とヨコ型回路に納得。真理を見抜き、実利を手にする。あいづちサシスセソ、あいづちアイウエオ。最初の一文で結論を言う。相手の話を共感で受け、自分の話は結論から言う。

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    2025年09月10日
  • 夫婦のトリセツ 決定版

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    夫婦は元来、生殖というミッションのために異なる脳の使い方をするからこそ結ばれて大切なものを守ることができる、という考えがベースにある。それは頭では分かるが、実際にそれをリアルな夫婦生活で言動にうつす前に頭で理解して相手を思いやれるかは、かなりトレーニングが必要だと思った。

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    2025年09月02日
  • 人間のトリセツ ──人工知能への手紙

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    なぜだかわからないが、
    この著者の文体に、鼻につくキザさを感じる。
    「私は彼女に心から敬意を表する。その成果だけではなく、彼女自身が解かしてきた心の氷の塊の数に。」


    さらに、お話に山や谷がない。ダラダラとお話が続く。
    独特な感性を感じる。

    読んでいるうちに、筆者の文体にも慣れてきた。
    人工知能、AI、感性、言語学、心理学など、多方面におよび、深さを感じるとともに、世界の見方の鋭さに脱帽。

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    2025年07月20日