黒川伊保子のレビュー一覧
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50代はほんとうにいい時と書かれていた
そのとおりだと思える人生を送れていることに感謝
でもそれは「前向きに」きりきりしながら生きてきたからじゃないのか?
ただ 残り時間を意識してから そんな自分がつまらなく思え始めた
残りの人生を他人の視線や評価を気にして「前向き」に頑張ってどうする
そして今の時代に生き残れるのは 過去の私のようなやつらではなくて
好きをとことん追求できるものを持っている人だというのも
子供たちや若い世代をみていて実感する
脳の最初の28年間は著しい入力装置
30代は失敗適齢期
40代は物忘れが始まり生きるのが楽になる
56歳は脳の完成期 出力最大期に突入
50代後 -
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上司からの勧めで購入。
AI開発の最前線にいる著者が、その研究の過程で見出した男性脳と女性脳の違いに言及する一冊。プロセスと共感に重きを置く女性脳と、ゴールと解決に重きを置く男性脳。種としての生存を第一とする中で培われたそれぞれの特性は、良い悪いではなく、それぞれに必要な特性だった。とはいえ、性質はほぼ逆のものであり、お互いを認めて、相乗効果を生み出すためには一定の理解が必要である。その理解について、タイトルのとおり、主に男性視点で「理解できない女性の考え方」の目線にどのように立っていくかを教えてくれる。
女性の多い職場で、しばしば感じてきた違和感の理由が分かったように思う。男性が「なぜそ -
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そこそこの内容
彼女の本は二冊目です。
妻のトリセツでは、色んなことを言われていますが、彼女には彼女なりのポリシーがあると思う。
内容的には、まあまあって感じ。可もなく不可もなく、だ。
そういう事は分かるけど、だからどうしたら良いの?に、充分応えていない。
男の考え方が理解できて、女の考え方も理解できる。だけど、毎日喧嘩が絶えないのはどうして?
植木等は「分かっちゃいるけど辞められない」って言ったのが、当たってると思う。
回答を示す本を書いて欲しい。
今後に期待です。 -
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『日本語はなぜ美しいのか』(黒川伊保子)
母音で成り立つ日本語の美しさを、日本の地勢、歴史、環境、そしてそこに暮らす民族の骨格から解説し、説明してくれる本。
この母音語が世界の言葉の中では稀な言語で、その対局にある子音言語(英語をはじめとする大陸言語)が世界の多数派になっていること、そしてその違いがものごとの見つめ方、思考のしかたに影響を与えている。……概略をいってしまえばこんなまとめになってしまう。
でも、それではこの本に託した黒川伊保子さんの熱が伝わらないので、その部分を補おうと思います。
以前に読んだ『怪獣はなぜがギグゲゴなのか』のなかでも日本語の言語の成り立ちやその構成、そして日 -
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自分のためだけでなく子育てにも
脳の機能や脳の取説を読んでいると、実生活上で、たしかにそうだと思えることが多かった。自分の冴えない脳をどうにかして読み始めたけど、息子の子育てにも使える知識だと思った。伊保子さんの家族愛、友人愛に感動しました。こんな関係を私も築いていきたいから、昨日から7日間、脳に良い生活を始めてます。
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『怪獣の名はなぜがギグゲゴなのか』(黒川伊保子)
「タイトルが面白そうで手に取った人どうでしたか?」
裏切られたと思ってはいけません。厚くないサラッと読める本です、是非彼女の閃きともとれる“意味より以前にあることばの力”の論理を覗いてみてください。
会話のネタもふんだんに用意されているけど、日本語の精緻さと、それを操る日本人の素晴らしさを熱を込めて訴える彼女のことば自体も美しい。
具体的な音のクオリアの話しはリズムで読んでもいいけど、『文字は聴覚野が刺激される』『この世のものは、すべて私たちの脳にとって「それらしい」音をしている(言い方を変えれば、脳が、聴覚以外で収集したものの情報、素