黒川伊保子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
我が家の夫は半分くらい心当たるところがあったかな…
万人に当てはまるとは思わないけど、やっぱ人を分類する話って分かりやすいし、うまくいかないあれこれをそのせいにできるから、みーんなまるくおさまって前向きな気持ちになれるのよね。
あと、性善説に基づいていて誰のことも対して悪くいってないところがベストセラーの所以かなと思う。
一個びっくりしたのは、いわゆるモラハラする人って邪悪な脳(ネガティブな反応に快感を感じる)を持っていて、一定数必要だから生まれてくる。っていう論。
この本を読む限りでは、必要だから生まれてくるのか、何故だか一定数は生まれるのか、後天的なのか、定かでないけど、ネガティブな反応 -
Posted by ブクログ
楽しくパートナーシップを改善するためのヒントを学べる一冊!夫婦関係の悩み相談や講座受講に課金することを考えている方は騙されたと思って、まずこの本を読んでみることをオススメしたい。コスパ最強!
人工知能研究家の著者なので、読む前は科学的根拠が理論立てて並んでいると思っていたが…良い意味で期待を裏切られた。もちろん科学的な話も書かれているが、ユーモアを交えて易しく綴られていて読みやすい。かつ、著者自身のパートナーとのエピソードがエッセイのようにちょこちょこ出て来るから、読み進めるごとに親近感と信頼度が増した。
他のトリセツシリーズも読んでみたい。
ちなみに、対話術は夫婦関係だけじゃなく、ビジネ -
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Posted by ブクログ
ことばといのちとの不可分な関係を指摘した興味深い新書です。
著者の名は「トリセツ」シリーズで聞いたことがありましたが、まさか人工知能研究者のバリバリの理系だったとは。
発音を母音と子音、口の形や息の速さなどに分解して、語感が及ぼす体感(発音体感)を科学的に研究した結果の一端を垣間見ることができます。
自分や身近な人の名前を何度も口に出して、その語感を確かめてみたくなりました。
本筋からは外れるかもしれませんが、「多くの子は(高いところから)母を選んだ」という感覚を持って生まれてきているというお話はとても興味深かったです。
これから人工知能がさらに発展して人間に近づいていくなかで、それで -
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Posted by ブクログ
もっと早く読んでおけば良かったと後悔した。短く簡潔にまとめてくれていて、2日くらいですぐに読み終えた。
妻、というより女性脳について解説と対策が書かれているため、会社にいる女性の社員にも応用ができる。
しかし、とにかく「事実はどうでもいいからとにかく共感。そして起きたことよりそれが起きたことでどんな気持ちになっているのか」に寄り添うのが大切だということがしっかりと理解できた。
妻に対してこれらを意識したところ、ほんの少し関係が改善した気がする。
今度は自分の目線で続編の「夫のトリセツ」を読んでみようと思う。
・妻には女友達として接する
・解決策ではなく共感するのが大事だ
・妊娠中はしょう -
Posted by ブクログ
といういうわけで『妻のトリセツ』に続いて黒川伊保子さんの『娘のトリセツ』です!
三姉妹の父でもあるひまわりめろんさんが「愛されなくてもいい!せめて嫌わないで!」という切実な魂の叫びとともに手に取った本書!果たして救世主となるのか!(ババーン!)
内容的にはファザコンの筆者(娘)が自分の父親をひたすら賛美しまくるだけっていう、ただただ鼻につくものでしたw(笑とけ笑とけ)
でもその軽妙な語り口も含めてなかなか面白い「読みもの」ではありましたよ
ただね〜
娘との関係性を良くするには結局まずは妻との関係性を良くするべし!なのよ
いやいやいやそっちが無理だったからせめて娘たちとは…と思ってこっち読