黒川伊保子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
脳科学者ではなくて、人工知能の研究者が描いた、女性と男性の脳の働きの違いから解き明かす女性への接し方教本。非常に面白い。
女性の脳は、雑多な情報を取り込んで、直感的に処理する能力が高く、そのために生じる情報過多によるストレスをいやすために、共感を必要とする。
男性は過酷な条件にいることで精神を集中することができるが(修行)、女性は、自分の生命維持が最重要なので、快適な環境にいるほうが精神が安定する。
共感、ちょっとしたいじり、相槌の使い分け、成果ではなくて過程をほめる。結果が良かったことについて過程の批判をしない。相手の気持ちがわからないことを謝る。絶対的なえこひいきをする。 -
Posted by ブクログ
とても面白かった。
読みながら、あーあるあると、クスッと笑えるものもあるし、色んなこと思い出しながらすぐ読めました。
新書のなかではかなり読みやすい。
黒川伊保子さんの本はたぶん全部好きになれるとおもう。
ただ、私としてはこれは女性向けの本な気がする。
なぜなら、女性が女性の目線で書いてるから。
読んでみて、女でよかった〜と思えました。
だから女子に勧めたい本。
ちなみに、彼氏に、今読んでる本が面白くてねといって、この本の概要を説明したら、
「まあ、色んな考え方があると思うから、それはそれとしてね」というようなことを言われて
それ以上勧めるのをやめました笑
「へー、面白そう」って一言でも共感 -
Posted by ブクログ
ネタバレ一般的な自己啓発本とは真逆の「前向きに生きるな」というタイトルに惹かれた。
今まで読んだ自己啓発本と異なり、肩の力を抜いて自分の生き方を考えることができた。
自分の行くべき道は脳が知っているので、好きでたまらないことを見つければよい。
他人の価値観ではなく、自分の好奇心に素直に従えば「夢」は見えてくる。
「本当の夢」が分からずに、他人の価値観に基づいた「夢」を持つといつまでも苦しみが続く。
男性は特に「責務遂行」を目標にしてしまうため、それを見失うと落ちこんでしまう。
男性は女性に比べて脳梁が細いので「空気を読む」ことは苦手であり、無理に「空気を読む」必要ない。
失敗することは良いことだが、く -
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「普通名詞を忘れると、その存在意義も忘れる。つまりさ、しゃもじを手にして、その呼び名がわからなくなったときは、それが何に使えるのかも見失うんだよ」
その道のりを憂うことはない。今とこれからを生きるために必要でないものpを捨て去り、魂はきっと身軽になっていく。誰もが行く道である。脳には、その行き方が最初からプログラミングされているはずだ。
脳は五十六歳で出力性能最大期を迎えることがわかっていた。無駄なものを捨てていくのが、脳の最大のテーマであることも。
人はギャップに惚れる生き物
人は、魅力で振り返り、ギャップで惚れて、弱点で愛し続ける生き物なのである。
脳には、「ある決まった動作」を -
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まさか脳に性差があるなんで夢にも思わなかった。なんでもっと早く本書を読まなかったんだろう。男性は絶対本書を読んだ方がよい。
著者がAIを開発してきた人であり、女性。だから信憑性がある。
先に、女性脳の対話スタイルと男性脳のそれは、話の方向が真逆だと述べたが、共感で回す女性脳と、問題解決(欠点の指摘)で回す男性脳は、回し方の感性の方向も真逆なのである。この二つがかみ合うわけがない。
「なんだか、腰が痛くて」と妻に言われて、いきなり「医者に行ったのか」なんて返してないでしょうね?
実は、女性脳は、「怖い」「ひどい」「つらい」などのストレスを伴う感情が起こるとき、ストレス信号が男性脳の -
購入済み
共感のあまり、笑ってしまう
男性と女性の脳に違いがあることは知っていたけれど、ここまで深く、わかりやすく、具体的に書いてある本に初めて出会いました。
書いてあることは、まさに私と妻の日常風景で、その事がなぜ起こるのかを、脳の違いの観点でしっかり解説してれていて、あまりの納得具合に思わず笑ってしまいます。
書いてあることをよく覚え、これからの夫婦の暮らしに役立てたいです。 -
- カート
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試し読み
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AIから脳機能を専門とする著者による男女脳差論。
感性・共感とプロセスを大切にする女性的脳、思考・論理と結果に重きをおく男性的脳。
そこまで違うのかと愕然とすると同時に、なるほどそういうことかと納得してしまう。
どのように受け止め、対処するのがおススメかもかかれていて結構実用的。
それもこれも女性脳特有の思い込み・天の啓示のようにも思えるが、それでも参考にすべし。
『○○する男、△△しない女』のようなタイトルの本は、ステレオタイプなレッテル貼りのようで基本的に敬遠してきたが、『本を読む人だけが手にするもの』での紹介から読んだら、本書は面白かった。息子くんは、母の教育よろしいことに感心、女心が分 -
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ストレスがたまると脳の使い慣れている回路だけを漫然と使う様になるので、思い込みが激しくなったり、過去の呪縛にとらわれやすくなったりする
運が良い人とは、
3パーセントの潜在意識で感じたことを、97パーセントの顕在域に要領よく伝えられる脳の持ち主
一人で勝手に悩んで、悪い想像をめぐらせて、自分はないがしろにされている、と思い込むのは女性脳の悪い癖
人が思い通りにならない事を、私を軽んじているから、なんて解釈しない事
母の様な気持ちで出てくる言葉がベスト
別々に帰りたくないから一緒に暮らす様になった
頼りにして甘えて自分の相談役にする
脳のイメージ領域と身体制御の領域を連帯して使う -
- カート
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試し読み
Posted by ブクログ
「語感」についての研究
黒川伊保子さんの本はやはり面白い!
本書のタイトルである『怪獣の名はなぜガギグゲゴなのか』は、主題ではない。「語感」の解説の中で引き出された一例でしかない。
『ことばを発する際に、口の中で起こる空気の流れ、舌の動きといった物理現象が、意味以上に意識の質に影響を与えている』という視点で、特に日本語に焦点を当て、分析を行っている。他の書と重複することが多いけども、この書は、特に『サブリミナル・インプレッション(=ことばの音から潜在能に浮かぶイメージ)』と『音のクオリア(質感)』について言及し解説されている。
ちなみに、『陰陽師』の「この世で一番短い呪(しゅ)とは・・・ -
Posted by ブクログ
「私の長年の疑問を、この本が答えてくれた」。
そんな気がします。
日本語を母語とする私たちは、日本語の言葉を発するとき、
息の流れを体感し、
そして言葉そのものにストーリーを頭に描いているのですね。
「なるほど!」という実感を、得ることができました。
著者の黒川さんは、「脳とことば」の研究者。
人工知能の開発にも携わった方なのです。
言語学一筋という研究者と、
また違ったアプローチがこの本でなされているのが
とても新鮮でした。
「おはよう!」は、日本に風土に似合った朝のあいさつ。
「Morning!」は、イギリスの風土に似合った朝のあいさつ。
日本を母語とする人にとって、日本語は