北森鴻のレビュー一覧
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お友達のレビューにやられて読んだ本。かなり大きい本屋さんでも在庫切れで、注文しました。七部構成になっていて、それぞれ別々の話のようだけど、最終話で、つながります。途中は、やきもきしましたよー。え?これで終わり?っていう、物足りなさがあったり。でもそれがちゃんと最後に上手い具合に解決されるのですよー。登場人物が多くて、名前がごちゃまぜになっちゃいました。内容は面白くて、早く先が読みたくなるような話ですが、文章との相性が悪いみたいで読み終わるのに、なぜか二週間もかかった・・・。272ページの薄い本なのにー。それに、いざ読もうと思って数ページ読むと、決まって睡魔に襲われるのでした(笑)
※左の画像は -
Posted by ブクログ
ネタバレ60ページ前後の短編5編をまとめた文庫本だが、読み進めるうちにだいぶ印象が変わる作品だった。
本書の元となった2003年刊行の同名の書籍も書き下ろし短編集ではなく、1998〜2000年の間に雑誌に掲載されたものを集めたもののようだ。そのためだろうか、1〜2話は設定や物語の方向がまだ固まっていないように思え、後半の4、5話は人気取りの目的かキャッチーな話題としてオカルト的な内容を中心に据えている。
ミステリーと民俗学は相性が良いと思うのだが、最初の1、2話では2つの要素が分離してしまっているように感じた。民俗学的なうんちくが話の本筋から浮いているようで、煩わしいだけのかさ増しのように感じた。対 -
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1999年刊行、今年2025年は北森鴻さん没後15年だそうです。今年創元推理文庫となる際に、新しい帯が巻かれ手に取りました。
「物語舞台のモデルは西武池袋本店屋上庭園」
しかも、名物うどん屋の「さくら婆ァ」が不可思議な謎に挑むという!うどん屋!
ダークな色合いの謎(決して日常の謎ではない ^^;)の真相を、さくら婆ァとその仲間たちで明らかにしていくのてすが、さくら婆ァにも仲間たちにも人生があり、ほろ苦く哀しい。
デパートの屋上って、平和で穏やかだけど少し寂しくて、舞台にはぴったりかもしれません。
さて、
西武池袋本店は2025年9月現在大改装中。
モデルとなった、名物うどん屋「かるかや」は -
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ネタバレ創元推理文庫の積読を消化しよう月間4冊目、まだ出たばかりの屋上物語
うーん、とりあえず暗い
そして話が重い
美味しそうなうどんでは払拭できないよ
屋上の話かつ晴天のストーリーもあるのに、ずっと曇天のイメージ
とある登場人物の死を皮切りに関係者が次々と死にすぎ
各章の視点がユニークな点は評価
最後は屋上が関係なくなったけど
W解説も良かった
蓮丈那智の民俗シリーズも暗かった印象だが、あちらはテーマに沿っているのでヨシ
巻末には、ありがちな「現代においては不適切な表現うんぬん」ではなくて「喫煙シーン」に関するお断りがあって笑った
初めて見たけど令和ってそうなの?(ちがうだろ
作中では確 -
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ネタバレ佐江さんはレギュラーになったのですね。
彼女が優秀な分、三國くんの情けなさが気になってしまうという……直感は正しいんですけども。
表題作ではいいところまで推理してたのに、結局ひっくり返されてしまうし……可哀想。
驚いたのは、狐目の彼のお名前がここで判明したこと。
永遠に明かさないものだと思っていたから、かなり驚いた。
個人的には『湖底祀』が好き。
「ひっくり返り方」が見事だったので。
表題作は、タイトルでオチが分かってしまうのと、絡繰箱の正体が分かると、美術史にある程度明るい人だと芋蔓式に分かってしまうのが、自分としてはちょっと物足りなさを感じてしまった。
驚きが少ないという……