北森鴻のレビュー一覧

  • 支那そば館の謎~裏(マイナー)京都ミステリー~
    元怪盗・現在寺男の僕が昔の技術も駆使したりしつつ、事件の謎を解くミステリ。内容的には謎も展開も軽く、あっさり読めます。民俗学シリーズ等を先に読んだためか、物足りなさを感じる部分もありました。
  • 支那そば館の謎~裏(マイナー)京都ミステリー~
    結構読んでる作家なのですが、自分でも好きなのかよくわからない……元広域窃盗犯で現在は足を洗って京都奥の貧乏寺で寺男として働いている青年が語り手。ほんとの探偵は住職だけど。ライトノベルであっという間に終わります。でも出てくる料理は美味しそうでした……
  • 共犯マジック
     元はアメリカのヒッピーたちの間で爆発的に流行ったという占い書「フォーチュンブック」。しかしながらこの本は明るい未来というものが全く存在せず、代わりにこの世に起こりえるであろう全ての不幸と災いを予言するという。その占いの結果に悩み自殺する者が相次いだため、販売自粛の動きが広がり、今やほぼ全ての書店か...続きを読む
  • 顔のない男
    昔読んだ『狐罠』が面白かったし、この本がわりとネットで評判いいようなので読んでみたんですが、ちとややこしすぎてイマイチ。
    『顔のない男』そのものにあまり肉薄できなかったせいかなあ。
  • 闇色のソプラノ
    夭折した童謡詩人・樹来たか子の作品を偶然手にした桂城真夜子は卒論のテーマにたか子を選ぶ。資料収集の途中で殿村三味に出会った真夜子は殿村とたか子について語り会っていた。その最中、二人の前に現れた弓沢征吾もまた、たか子に引き寄せられた一人だった。
    “秋ノ聲”の中に出てくる「しゃぼろん しゃぼろん」という...続きを読む