北森鴻のレビュー一覧

  • パンドラ’S ボックス

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    仮面の遺書・踊る警官・無残絵の男・ちあき電脳探てい社・鬼子母神の選択肢・ランチタイムの小悪魔・幇間二人羽織

    デビュー作を含む短編7編&エッセイ。
    「小学三年生」に掲載されていたジュブナイルものまであって驚き。
    無残絵の男や幇間二人羽織などの、時代物が好みでした。

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    2011年01月21日
  • 蜻蛉始末

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    ネタバレ

     「暁英 贋説・鹿鳴館」にて絶賛されていたので再読してみる。

     幕末から明治にかけての傳三郎と宇三郎という2人の男を中心に光と影を描いた……だそうなんだけども、いまいち物語の筋が弱い。そもそもある程度その時代の歴史を知らないと、とっつきにくくすら感じてしまうかもしれないと思った。

     宇三郎は、よくわからない人物で途中まで面白いんだけど、後半の転節が激しく、一周して「まったく意味不明」になってしまったのが残念。読み込みが足りないのかなぁ。
     傳三郎は、宇三郎に比べればまっとうなんだけど、それゆえに地味かつ、活躍している箇所がなぜか後世の伝説の引用になっており、見せ場がなくてかわいそう。
     終

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    2011年01月21日
  • ちあき電脳探偵社

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    目立つ黄色の表紙とかわいい絵に惹かれて購入。
    文字が大きいし、子供向けのお話かなと思ったら、
    小学生向けの雑誌に連載されていたようです。
    さっと読めてしまう量と難しく考えたり読み止ったりする必要がないので、
    ストレスを感じることなく読み終えることができると思います。
    読後、ほわんとした気分になれる1冊でした。

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    2011年01月20日
  • なぜ絵版師に頼まなかったのか

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    ネタ的にはかなり好みなのだが、なんだかこう…肩透かしを食ったような話が多く、残念。
    主人公があっという間に年を取ってしまうのも、感情移入が出来ずに何だかなー。

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    2011年01月19日
  • 虚栄の肖像

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    追悼・北森鴻、と銘打って発行された、花師にして絵画修復師・佐月恭壱シリーズの第2弾。
    クセのあるキャラクター達にようやく馴染んだかな、と思えたところだったのですが、
    もう続編が読めないのが残念です。。。


    【収録内容】
     ・虚栄の肖像
     ・葡萄と乳房
     ・秘画師遺聞
     <解説>愛川晶

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    2010年12月08日
  • なぜ絵版師に頼まなかったのか

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    北森鴻の作品は読みやすい物が多いが、これはどうも読みにくい。
    時代背景や笑いと緊張がちぐはぐに感じた。

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    2010年11月04日
  • 顔のない男

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    他人とすり替わっていることは理解できたが、最後に出てくる結論と様々なエピソードが必ずしも強く結び付き、しかもその結果の説明がやや甘い。特に老女の自殺の件がどうもすっきりしない。不要な話ではないか。ちょっと凝り過ぎ。

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    2010年10月24日
  • なぜ絵版師に頼まなかったのか

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    各章のタイトルは著名ミステリのもじりということだったので、ちょっと調べてみました。

    1.『なぜ、エヴァンズに頼まなかったのか? 』 アガサ・クリスティ
    2.『九マイルは遠すぎる』 ハリイ・ケメルマン
    3.『人形はなぜ殺される』 高木彬光
    4.『白昼夢』 江戸川乱歩
    5.『羊たちの沈黙』 トマス ハリス

    1.と2.と5.は調べるまでもありませんでしたが、3.と4.は知らない作品でした。(4.はちょっと苦しいので間違っているかも)

    昔、『エイリアン通り』という漫画(成田美名子 作)を読んだとき、章題が映画のもじりだと気がついて、躍起になって元ネタを調べたことを思い出しました。

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    2010年10月18日
  • 闇色のソプラノ

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    大学生・桂城真夜子は卒論のテーマに夭折した童謡詩人・樹来たか子を選んだ。
    男友達のアパートで見つけた同人誌に掲載されていた詩に衝撃をうけたためだ。
    しかし西條八十の再来とまで言われたたか子についての資料は驚くほど少ない。
    たか子が若くして死んだせいなのか。その死は自殺なのか、他殺なのか。
    その細い糸をたどるうち、真夜子のまわりにはたか子によって結ばれた縁が絡みつき始め、やがて新たな殺人が起こる・・・。

    これまで北森作品をまとめて読んできましたが、こういうじっくりとひとつの事件について書かれた作品って珍しいかも。
    短編集や連作短編のような長編が多かった気がします。

    今回、真夜子が調査する過程

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    2010年10月15日
  • 親不孝通りディテクティブ

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    福岡・長浜を舞台にした
    腐れ縁コンビのプチ・ハードボイルド。
    硬派な「テッキ」と軟派な「キュータ」。
    項ごとに2人の主観が入れ替わっていくので
    考えてることの違いがわかって面白い。

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    2010年09月07日
  • メビウス・レター

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    作家・阿坂龍一郎の元に手紙が届く。
    「今はもうどこにもいないキミへ」と宛てられた
    その内容は葬り去ったはずの過去からの手紙だった。

    時間軸や人物にいろいろ仕掛けがあって
    後半に向かうにつれ、緊張感は増していく。

    やがて、手紙が核心に迫るとともに、
    過去の清算をする時が刻一刻と近づいていく。

    読み手としていろいろ騙されて面白いんですが
    あまりにも登場人物の裏表がありすぎるのが…。
    しかもほとんどの主要キャラに。

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    2010年09月07日
  • 屋上物語

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    舞台はデパートの屋上のみ(最終章以外)。
    語り手は屋上にある稲荷の狐だったり、ベンチだったり、
    観覧車だったり、ピンボールゲームだったり、屋上自体だったり。
    (最近、モノ主観の小説ばっかり読んでる気がするな…)

    うどん屋の名物店員「さくら婆ァ」が
    屋上で起こる様々な事件に触れる連作短編ミステリー。

    やくざの杜田をうどん1杯で使いっ走りに使う
    「さくら婆ァ」の豪快さがもの凄い。

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    2010年09月07日
  • 闇色のソプラノ

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    ネタバレ

    夭折した童謡詩人のなぞ中心に、民俗学、都市伝説等等盛りだくさんの内容。


    ラストで、群盲象をなでる的に彼方此方に視点が切り替わって二転三転するあたりは、おもしろくて、一気に読めます。

    よく読むと、ややすっきりしないところも残るけど、最後はよくまとめたなという感じ。

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    2014年06月22日
  • メビウス・レター

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    7年前の事件に関する手紙、手紙の中の「ボク」など沢山のトリックがあって面白い。
    最後に阿坂や阿坂の秘書・烏森、「ボク」の正体が明らかになるが
    明らかになるまでは今は誰が語っているのかが読んでて分かりにくかったり、最初の事件の動機など物足りないと感じる場面も多かった。

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    2010年09月09日
  • メビウス・レター

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    どんでん返しものらしいけど、なんか納得いかない。
    そこまでするかって感じで、動機の割に、隠蔽とかに労力かかりすぎてて、説得力に欠けると思う。トリッキーというよりは力ずく。
    でも、「はじめて手紙を書くよ、今はもうどこにもいないキミに。」で始まる一連のお手紙が、一途でかわいらしくて好き。

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    2010年05月23日
  • メビウス・レター

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    謎の焼身自殺を遂げた男子高校生、その事件を掘り下げる友人の手紙、それを受け取るとある作家。
    捩じれに捩じれるメビウスの輪は、誰の首を絞めようとしてるのか?

    小説ならではのトリックが活かされている。
    或る意味反則とも言えなくもないこのトリック自体は、あんまり好きじゃないです。
    小説自体は面白いんですけどね。
    短編の方が好きかもなぁ…。

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    2010年05月07日
  • メビウス・レター

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    個人的には他のシリーズの方が好きかなぁ。どこかで読んだことがある感じのトリックというかなんというか。

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    2010年03月22日
  • 深淵のガランス

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     作者の作品としては、標準レベルか。 しかし、よく勉強して作品を書く作家であったなぁ、と思う。 必ずしもファンというわけではなく、また熱心な読者でもなかったが、結構好きで作品を手に取っていた作家だけに、物故したのは何とも残念。 しかし、一度読んだことがある作品かどうか、書店に行ってもにわかに判断がつかないのは、ちと難儀。

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    2011年08月19日
  • メビウス・レター

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    いかん・・・と思いつつも1日で読んでしまった小説。


    書店での評に

    「全てがドンデン返るこの結末をあなたは予想できるか!」

    みたいな事が書かれていた。

    確かに、面白いくらい色々なことがひっくり返り、結末を迎える。
    だが、ドンデン返しが多いのと、面白いのは同意味ではないのです。
    途中までは、ドキドキしながら読むのですが、後半戦にイマイチ緊迫感がない。

    そう言えば、以前読んだ"メデューサなんとか"(タイトル忘れました・・・)というホラーもの小説と展開が似ていたなあ。


    KEY WORD>>メビウスレター(著:北森鴻)
    男子高校生が謎の焼身自殺を遂げた。

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    2010年02月11日
  • 共犯マジック

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    「フューチュン・ブック」という不幸な運命しか占わない本を所有しってしまった人々と、昭和の事件/事故をからめて、展開する話。実際の事件とフィクションが上手くリンクしてるけど...。登場人物のほとんどが不幸になるのが、ちょっと...。

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    2010年02月11日