瑠璃の契り 旗師・冬狐堂
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瑠璃の契り 旗師・冬狐堂

607円 (税込)

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私は旗師をやめない。狐は負けない――。孤高の美人旗師(店舗を持たない古物商)・冬狐堂こと宇佐見陶子。目利きの命である眼を患った彼女を食い物にしようと、同業者がわけありの品を持ち込む。それは、不思議と何度も返品されてくる和人形だった。魑魅魍魎が住まう骨董業界を故・北森鴻さんが鮮烈に描いた、『緋友禅』に続く古美術ミステリ!

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旗師・冬狐堂 のシリーズ作品

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  • 緋友禅 旗師・冬狐堂
    628円 (税込)
    2010年、48歳の若さで亡くなった北森鴻さん。「旗師・冬狐堂」は古美術に造詣が深かった北森さんが精魂傾けて取り組んだ、まさに代表作といえるシリーズです。旗師とは店舗を持たない古物商のこと。旗師・冬狐堂こと宇佐見陶子は、銀座の画廊で見たタペストリーに魅せられ、現金で全作品を買う約束をする。しかし期日になっても作品は届かず、それどころか作者は死に、作品は消えていた――。騙しあいと駆けひきの骨董業界を生き抜く美貌の一匹狼を描く古美術ミステリ、ここに開幕!
  • 瑠璃の契り 旗師・冬狐堂
    607円 (税込)
    私は旗師をやめない。狐は負けない――。孤高の美人旗師(店舗を持たない古物商)・冬狐堂こと宇佐見陶子。目利きの命である眼を患った彼女を食い物にしようと、同業者がわけありの品を持ち込む。それは、不思議と何度も返品されてくる和人形だった。魑魅魍魎が住まう骨董業界を故・北森鴻さんが鮮烈に描いた、『緋友禅』に続く古美術ミステリ!

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瑠璃の契り 旗師・冬狐堂 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2016年03月09日

    以前借りたものを買い直して再読。冬狐堂シリーズ最高!美術品についての話は勿論楽しいのだが、今回は学生時代の陶子が友人の才能を見て、自分自身の限界を知るというエピソードがすごく良かった。

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    Posted by ブクログ 2013年03月18日

    冬狐堂シリーズ第二弾。
    やっぱり面白い。今回は過去に繋がる話が多く、陶子さんのかつての夫も出てきて、ワクワクしっぱなしでしたね。いや~良かった!
    そして、お酒が飲みたくなる!

    表題作も良かったんですが、私は『倣雛心中』『黒髮のクピド』がとくに気に入りました(タイトルが私好み)。主役であるどちらの人...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年09月27日

    「冬狐堂」シリーズ、もっとよみたかったなぁ~・・・。表題作、よかったです!強い女も恋をするのねぇ。。。

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    Posted by ブクログ 2017年10月14日

    「旗師」宇佐見陶子シリーズの4作目。
    4編構成の連作集です。

    今回陶子さんは旗師生命に係わる病という不安を抱え、
    更にそこを突こうとする悪意にも晒されて悲愴感たっぷりです。
    常に突っ張って生きている陶子さんが感情的に揺れてます。
    そのせいか4編とも本格推理物というのではなく、
    どこか余韻を残したミ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年06月08日

     旗師・宇佐見陶子が主役のミステリー第2弾で、一話ごとに陶子の過去が明らかになっていく。 トリックのためのミステリーの場合、先が読めた時点で興が冷めることもあるが、北森鴻の作品にはそれがない。膨大な取材に基づくと思われる緻密な書き込みと、その中に投げ込まれる一点の虚構。その舞台で魅力的な人物が動き出...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    『冬狐堂』シリーズ第4作。倣雛心中、苦い瓜、瑠璃の契り、黒髪のクピドの4篇を収録。
    目の病を患う陶子の下に、一体の和人形が持ち込まれた。昭和を代表する作家の一品でありながら、わずか10ヶ月のうちに3度も返品された人形。「こいつをおたくで引き取る気はないかい」。そう言った古狸の心中に、旗士として致命的...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年10月16日

    宇佐見陶子/冬狐堂の古美術ミステリシリーズ。呪われた和人形『倣雛心中』、陶子の学生時代と失われた才能『苦い狐』、切子腕とカメラマン硝子『瑠璃の契り』、プロフェッサーDの後を追う日本版ビスクドールの謎『黒髪のクピド』。倣雛心中とクピドの人形2作はホラーといっても良いかもしれない良い出来。

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    Posted by ブクログ 2015年12月17日

    凛とした雰囲気の冬狐堂が見せる意外な弱さが男としてはたまらないかも。
    大きく分類すれば同じカテゴリーになる那智先生は決してこんな揺れ方をしないので、描き分けているんでしょうね。
    あっ、骨董品に関する薀蓄と洞察の面白さは言うまでもありません。

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    Posted by ブクログ 2013年02月04日

    旗師・冬狐堂シリーズ第2弾。
    とは言っても文春文庫での第二弾で、どちらも短編集です。
    その前に講談社から長編2冊が出てるので通算4冊目になります。
    1話目から大狸が狐の皮を被ったような同業者が
    陶子を騙くらかそうと仕掛けてくるものの
    狐さんの返り討ちは見事ですо(ж>▽<)y ☆
    2話目からは、陶子...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年05月30日

    他の小説を読みながら北森さんの小説を読むと、緻密なストーリ展開さを改めて感じる。
    旗師を生業とする主人公の陶子は一見強い女性は両刃の剣のように絵がかれているけど、私にはとても強い女性として感じられた。

    他の小説で登場する主人公達との絡み合う場面は、とても面白く感じる。
    次は「メビウスレター」を読む...続きを読む

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