北森鴻のレビュー一覧
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再読5回目。
ちょっとマイナーな京都を舞台にした、ちょっとB級(という表現でいいのかどうか⁉)のミステリー短編集。わたしは、こういうの、大好物です。Posted by ブクログ -
そぎゃんこつなかと⁉️
と言いたくなるようなストーリー、面白かった。
この本を読んでいると不思議と博多弁が出てくる。というかキュータくんの言葉が知らないうちに移るみたい。Posted by ブクログ -
生命の危機、お金、恋心、欲望、裏切りを目の前にした登場人物それぞれの反応が妙に人間らしく立体的に描かれていて、次の展開にドキドキしながら読み進んでしまいます。
ただし、北森さんの表現力がいつも通りあまりに豊かで、本作品はハードなシーンまで具体的に想像を余儀なくされるのが個人的には辛いところ。Posted by ブクログ -
〇 概要
明治政府に招かれた雇われ外国人の一人,エルウィン・フォン・ベルツのもとで給仕として働き始めた葛城冬馬の成長と,冬馬とベルツが遭遇した事件が描かれた短編ミステリ。
〇 総合評価 ★★★☆☆
小説巧者の北森鴻らしく,5つの短編のそれぞれが,史実と虚構をおりまぜ,読み応えのある作品になって...続きを読むPosted by ブクログ -
これまで文庫になっていない作品を集め,おまけとしてエッセイを追加した作品。北森鴻ファンとしては十分楽しめるが,ファンでない方はスルーでいいだろう。エッセイが楽しめたので,北森鴻ファンとして,おまけで★3かな。
○ 仮面の遺書
暗号の謎を解く作品。暗号を解かれてしまうが,解かれることで,自分の犯罪...続きを読むPosted by ブクログ