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一九八五年、十七歳。オレ達若かった!『親不孝通りディテクティブ』の名(迷)コンビの高校時代、キュータとテッキは恐れ知らずに博多の街を駆け回る。羽目を外したキュータは美人局に嵌められる。金に窮したキュータは信金の裏金をまんまと奪うが、結果は収束どころか、闇社会が絡み危機てんこ盛りの事態に。
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Posted by ブクログ
これだけゴテゴテと色々なネタを突っ込んでるのに、あっさりと読めて、混乱しないのはさすが。最後もきっちり落ちてるし。 かも・ねぎコンビ、まだまだ読みたかった。早いよ、北森さん。
今日のハードな夢の原因の一端は、この小説にあると思う。 すっげ~面白かった。 前作の終りが、どう続編につながるのかと思っていたら、彼らの高校時代へと話が飛ぶのである。 本当の現在は、前作から何年もたっていて、キュータの屋台のおやじっぷりも板につき、高校生を見る目もすっかり大人に…と思ったら、人間...続きを読むの本質なんてものは、ちょっとやそっとでは変わらないのである。 キュータとテッキは高校生の頃からぶっ飛んでたんだ。 軽い気持ちで始めた銀行強盗が、どんどん大きな謎を抱えてキュータを窮地に陥れていく。 巻き込まれたテッキもそれは同様。 最初は暴力団から追われ、次に警察も加わり、最後は北朝鮮に拉致されそうになるところまで追いつめられる。 いくらスーパー高校生とはいえ、心身ともに全く余裕なし。 でも、あきらめない。(いや、キュータは裏切ってひとりだけ逃げたが) 頭はいいのに、生きるのに不器用なんだな。 本当に大切に思っているものほど、自分から遠ざけようとしてしまうんだね。 そしてエピローグ。 そうですか。そうきましたか。 「喧嘩上等」キュータが言う。 「お楽しみはこれからだ」と、私は思った。 けれど、そのお楽しみが語られることは永遠にない。 早すぎる作者の死。
匂いのたつ小説です。 お腹が空くので、夜に読むことはお勧めしません。 料理の描き方が本当に上手。 他の作品も然りですね。 時々、読み直したいなあ、と思う作品なので ★5つ
1985年、テッキ&キュータ、高校生。 美人局の罠に嵌まり、早急に一千万円を用意しなければならなくなったキュータは、信用金庫の闇金を強奪する計画を立てる。 相棒のテッキを誘ったが断られたため、組長の車を誤って海に沈め、同じく大金が必要となったキョウジを誘い、計画を実行してしまう。 作戦は成功したかに...続きを読む見えたが…。 偶然に偶然が重なり、やくざと警察両方に狙われることになってしまった『鴨ネギコンビ』の行く末は如何に!? 青春群像劇かと思っていたら、血なまぐさいハードボイルドもので驚きました。(笑) しかし長編だけあって、前作『親不孝通りディテクティブ』より遙かに壮大なストーリーで面白いです。 北森先生が生きていらしたら…。 未だにそんなことを考えてしまいます。 しかし、続編は出なくても、読者自身が40代、50代になったテッキとキュータを想像するのも楽しいかもしれません。
福岡の言葉が沢山飛び交う青春ドタバタハードボイルド? っていえばいいのかな(笑) とにかく面白かった。残念なのは作者の人が亡くなっていて続編がないことかなぁ。かも・ねぎコンビの話は前作と併せてとても面白かった。
北森鴻さんの作品には魅力的な主人公が多い。民俗学者の蓮丈那智、旗師.宇佐美陶子、私は香菜里屋のマスターが好き!この鴨ネギコンビのはちゃめちゃさ、弾けっぷりはなかなかのものでした!
前作がほろ苦い短篇集だったのに対して、本作はエンターテイメント長編。細かい仕掛けがあるから、シリーズ化すればススキノ探偵に対抗するものになったんじやないかなぁ。それが残念。
やっぱりテッキが好きなんだけど・・・こりゃ~、とんでもない高校生ったいねぇ~!!! ラスト、思わず泣きそうになりました! と、いうわけで、自分で思っていた以上に、テッキがお気に入りのようですな・・・ムフ♪
親不孝通りシリーズ。「ディテクティブ」の続編ではあるが、時代は遡って、カモネギコンビの高校生時代。前作でもちょろっと話題に上っていた信用金庫強盗事件のあらまし。 相変わらずのカモネギコンビ。トラブルメーカーのキュータに、冷静沈着ながらも結局騒動に巻き込まれてしまうテッキ。終始ちんちろまい(=てんて...続きを読むこまいの博多弁。すっかりお気に入り)な展開で、一気に読み切った。 エピローグを読むと、続編アリアリな感じ。もっと二人の活躍が見たかったな。冬狐堂との絡みも再度して欲しかった。残念。
テッキとキュータのカモネギコンビの高校時代の話。 っても、テッキから屋台を受け継いですっかり屋台のオヤジになってるキュータの回想からはいっていくので、北森鴻が生きていたら、オヤジになった二人の話をきっと書いてくれたのになぁと…。 で、お互いのっぴきならない事情で金が必要になった二人が、色々...続きを読む巻き込まれてたり、巻き込んでいったりする。 とういのが、荒唐無稽なのだ。 感覚は、昔の映画とか、ドラマかな。 あえて、横から色々はいってくる規制に立ち向かっているようなのだ。なんか、「ほらすごく面白いだろう。でも、映像化できやしないだろう」って北森鴻がほくそ笑んでるような気がする。 物語は、とんでもなく広がって一体どうやって収拾つけるのかと思ったら、さすが職人です。 ぴたっと綺麗に回転して、着地してます。 思わず10点って出したいぐらいだww にしても、テッキは格好よすぎですなぁ。
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