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Posted by ブクログ 2020年06月08日
久々の再読。
北森さんにはまった記念すべき一冊。
何度読んでも面白い。
どこかミステリアスで、料理の腕前がピカイチのミケさん。
ぶっ飛んだ性格の劇団の座付き作家小杉。
アネゴのねこさん。
みんな魅力的。
挿入される別視点の短編はどう関わるのか。
あの人の正体は、本格ミステリなら反則気味だけど、...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年04月14日
かなりの爽快感。かなりの満足感。
北森作品を読みはじめて、通算6作品目。
今までで一番に踊り出ました。傑作と言っても過言では無い気がする。
…自信無いけど(笑)
こう、読んでいて頭の中でビジュアル化できるくらい、世界観やら、キャラクターがきちってしている気がします。 こうなると、私はかなりの虜状態(...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年09月07日
小劇団「紅神楽」を主催する女優・紅林ユリエと彼女の同居人で料理の達人である三津池修が巻き込まれた事件──殺人事件もあれば、劇団内の座つき作者・小杉隆一が途中投げ出してしまったミステリーの台本の動機をゴールに導く話もある──を解き明かすという内容です。連作短編集と思いきや一つ一つの短編を順番に読んでい...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年08月07日
ミケさんと香菜里屋の工藤さんが微妙に被ってしまうけど、内容はこちらのほうが面白かった。長身だけど猫のような男の人ってちょっと想像するのも難しい。
絡繰り、時に嘘がたくさん仕込まれているので、作者の妖術にかかって思い込まされてしまう。謎が溶けた‥‥というかフェイクが明るみに出た時に、なるほど!騙され...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年07月25日
「蛍坂」のなかの『双貌』が大掛かりで複雑になったような。
作中作だったり、実名の小説だったり、正体の入れ替えだったり…
読んでいて複雑で、どれが実態で、どれが虚像なのか分からなくなってくる。
なんだか鏡地獄。
しかし、楽しく読めるのは、ユリエと小杉のボケ突っ込みコンビのテンポの良い会話と、ミケさんの...続きを読む
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