北森鴻のレビュー一覧

  • 花の下にて春死なむ 香菜里屋シリーズ1〈新装版〉

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    人生に必要なのは、
    とびっきりの料理とビール、
    それから、
    ひとつまみの謎。

    三軒茶屋の路地裏にたたずむ、
    ビアバー「香菜里屋」。
    この店には今夜も、
    大切な思いを胸に秘めた人々が訪れる――。

    優しく、ほろ苦い。
    短編の名手が紡ぐ、
    不朽の名作ミステリー!
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    12~3年前に読んでいて、
    実家にあるはずなのですが…
    どうしても読みたくて新装版購入しました。
    というか、新装版があることに驚きと喜び。

    三軒茶屋や電車でよく通っていたし、
    利用することもあったので、
    とても馴染み深くて。

    そん

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    2024年05月06日
  • 花の下にて春死なむ 香菜里屋シリーズ1〈新装版〉

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    春になったので、とうとう読んでみた。
    美味しい一品と、四つの度数のビールサーバーがある居酒屋「香菜里屋」が中心になっている連作短編集。
    マスターの工藤さんが、客達の持ち込む謎や悩みを、あれよあれよとさりげなく解決へと導いていきます。
    話によっては憶測の域を出ない(マスターも言及している)ものもあり、モヤモヤしたり、晴れやかになったりと、色んな話が詰まっていました。
    占い師の北さん、フリーライターの七緒さんなど、常連客にも魅力的なキャラクターが沢山いたので、次作以降のこのシリーズも読んでいこうと思います。

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    2024年04月29日
  • うさぎ幻化行

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    ネタバレ

    北森さんを初めて知ったのはおそらく20年程前で。
    久しぶりに北森さん作品を読みたくなり、手に取りました。
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    義兄が遺した不思議な”音のメッセージ”。
    音源を巡る「うさぎ」が、
    旅路の果てに見たものは……

    旅情豊かに描いた連作長編ミステリ
    鮎川賞作家最後の贈りもの
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    飛行機墜落事故で命を落とした義兄。
    兄が最期に残した、うさぎ宛てのメッセージ。

    生前「うさぎ」と呼ばれていた妹が、
    兄のPCに残されていた音源を頼りに、
    生前の足跡を辿るお話です。

    連続の短編となっており、
    最期にひとつの結末に

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    2024年02月18日
  • 香菜里屋を知っていますか 香菜里屋シリーズ4〈新装版〉

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    シリーズ最終編、マスターの影のある部分が解るシリーズ、またどこかでひっそりとBEER BARでもしてたらいいなあ謎解も。

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    2023年07月06日
  • 香菜里屋を知っていますか 香菜里屋シリーズ4〈新装版〉

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    目次
    ・ラストマティーニ
    ・プレジール
    ・背表紙の友
    ・終幕の風景
    ・香菜里屋を知っていますか
    ・双獣記

    前回読んだときは単行本だったけれど、今回は文庫本。
    未完の「双獣記」も収録されているので、ちょっとお得感。

    さて、香菜里屋シリーズの最終巻から読んだため、登場人物たちの人間関係がよく分からなくて、そして急激な最後の展開についていけなくて、シリーズを最初から読みなおした。
    そして再びの最終巻。

    やっぱり最後の展開は唐突過ぎると思うの。
    工藤が待っていたという香菜からの連絡。
    それを匂わせるような描写がないかと最初から読んでいたけれど、今作になって初めて明かされた工藤の過去がすべてだった

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    2023年06月17日
  • 螢坂 香菜里屋シリーズ3〈新装版〉

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    ネタバレ

    目次
    ・蛍坂
    ・猫に恩返し
    ・雪待人
    ・双貌
    ・孤拳

    《香菜里屋》に集まる人は、皆それぞれに鬱屈を抱えながら、マスターの工藤に心をほぐしてもらって前に進む。
    取り返しのつかない選択でさえ、工藤に話を聞いてもらって、美味しい料理とビールがあれば、なんとか前に進んでいける。

    苦い後味の話もあるけれど、時系列と人称が複雑な割に最後に明るく終わる『双貌』が面白かったかな。

    だけど『孤拳』が白眉。
    5歳しか年の違わない叔父と姪。
    幼なじみの恋人同士のような二人の日々。
    見ようとしなかっただけで、最初から終わりが来ることはわかっていた。
    だから互いに口にせず、大切にしてきた想い。
    それは『孤拳』とい

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    2023年05月27日
  • 螢坂 香菜里屋シリーズ3〈新装版〉

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    香菜里屋シリーズ第3弾。今回は大きな事件も無く、どの章も待ち人来たると言うか数十年ぶりに会う機会があり何でまた、と言った首を傾げるビアバーでの談話。
    待ち続ける事の切なさと執着過ぎるだろうみたいな。
    ビアバーでの描写に喉が欲しくなる読書になりました。今後のマスターも気になります

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    2023年05月18日
  • 螢坂 香菜里屋シリーズ3〈新装版〉

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    やはり、良い。巧くて、美味い?(笑)いよいよ次巻でシリーズ完結、か。惜しみつつ、じっくり味わうとします。

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    2023年05月08日
  • 花の下にて春死なむ 香菜里屋シリーズ1〈新装版〉

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    ネタバレ

    目次
    ・花の下にて春死なむ
    ・家族写真
    ・終の棲み家
    ・殺人者の赤い手
    ・七皿は多すぎる
    ・魚の交わり

    ‪以前、シリーズの最終巻を読んでしまったので、最初から通読することに。
    連作短編のミステリなので、短編一作を読んでも話は分かるが、店の常連やマスターとの会話でゆるく話が繋がってもいるので、やはりこれは順に読むべき作品と思った。

    舞台は、今でこそ珍しくはないビアバーの香菜里屋。
    それぞれアルコール度数の違う4種のビールを置き、客の様子を見ながら絶品の料理を提供してくれる。
    そして、客の持ち込むちょっとした謎をマスターの工藤が解き明かしてくれる、というもの。
    アシモフの『黒後家蜘蛛の会』を彷

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    2023年05月02日
  • 桜宵 香菜里屋シリーズ2〈新装版〉

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    香菜里屋の常連客になりたくて一緒になって解いて行く、なんてねただの知りたがり屋、噂話好きな客になるんだろうな。
    今回はクスッと笑える事件や自分を守る為、行動を起こそうとする場面。
    マスターの紐解きがいいんだよね。

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    2023年04月25日
  • 花の下にて春死なむ 香菜里屋シリーズ1〈新装版〉

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    マスターとある引っ掛かりを解いて行く様子や合間に提供する料理とビール、いいですね、シリーズが気になります。

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    2023年04月21日
  • 香菜里屋を知っていますか 香菜里屋シリーズ4〈新装版〉

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    香菜里屋シリーズのラスト。
    ずっとシリーズを読み進めていく中で存在していたものがなくなる虚無感。
    全体を通してトリック重視ではなく人間的であったように感じる。

    未完の作品は面白かったがために未完であることが悔やまれる。

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    2022年05月12日
  • 螢坂 香菜里屋シリーズ3〈新装版〉

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    何処かに香菜里屋みたいなお店があれば良いのに。
    文章でしか感じられない空間でも、その心地好さは十分伝わってくる。
    その場所に自分も行ければなあと心底思うくらいには。
    相変わらず読みやすい作品ではあるけれど、気楽なストーリーではない。
    店を訪れる客の話にはいつも、予想外の謎となんとも言えない真実が隠されている。

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    2022年05月01日
  • 孔雀狂想曲

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    冬狐堂・蓮丈那智シリーズで出ていた越名さんってなんかもっといわゆるおじさんだと思ってたんだけど笑、表紙とか見てるとそこまでおじさんじゃなくて衝撃笑。

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    2022年04月30日
  • 花の下にて春死なむ 香菜里屋シリーズ1〈新装版〉

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    短編の名手!一つひとつの完成度が高く、それぞれがうまくリンクする。それとやはり、料理の描写か。もう新作が読めないのか残念でならない。

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    2022年03月11日
  • 螢坂 香菜里屋シリーズ3〈新装版〉

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    ネタバレ

    前作、前々作に続きおもしろかった。
    それぞれの話が香菜里屋で提供される食べ物のようにいろんな種類、いろんな味わい方ができる。
    後味もそれぞれ異なりほろ苦いものもある。
    好きだったのは、ラスト2作。
    『双貌』はミステリーとしておもしろく、そのトリックにドキドキしながら読んだ。
    『孤拳』はストーリーが好きで切なさもあるが、事物が何かを思い出すトリガーとなるように願われているのがよかった。

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    2022年03月11日
  • 桜宵 香菜里屋シリーズ2〈新装版〉

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    振る舞われる料理や店内の雰囲気は、温かくてとても良い。
    だけどストーリー自体はほろ苦く、背筋が寒くなる瞬間さえある。
    特に『約束』は恐かった。
    扱うのは日常の謎がほとんどで、凄惨な事件現場に遭遇することもない。
    それでもやっぱり人の心の暗部に触れる行為には、それと同等の恐さがある。

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    2022年02月09日
  • 親不孝通りディテクティブ

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    北森作品がちょこちょこ続いてくる。。。

    民俗学や骨董、カナリヤからも離れましたけど、料理・お酒の面ではそのままか。

    カナリヤっぽく各編最後の締め方が似てますかね。

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    2021年11月20日
  • 香菜里屋を知っていますか 香菜里屋シリーズ4〈新装版〉

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    ネタバレ

    最後、香菜里屋はなくなってしまって工藤のその後も描かれていないけど、だからこその余韻が生まれているような気がする。

    収録されている未完の「双獣記」の続きが読みたい!誰かあの時代を得意とする伝奇作家が書いてくれないかしら。夢枕獏?高橋克彦?

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    2021年08月19日
  • 香菜里屋を知っていますか 香菜里屋シリーズ4〈新装版〉

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    ラストマティーニ/プレジール/背表紙の友/
    終幕の風景/香菜里屋を知っていますか

    永遠に変わらないものはない。少しずつ変化し、気づくと大いなる変革になっている。
    変わってほしくないけど、新しい姿を見せてほしいと思う。
    不思議な感覚

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    2021年07月20日