北森鴻のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
悲劇の名優・澤村田之助復帰に沸く明治3年、凄惨な連続殺人が歌舞伎界を震撼させる。
河鍋狂斎の描いた幽霊画に、殺人事件の鍵が・・・?
戯作者見習いのお峯はその謎解きに奔走するが―。
滅び行く江戸情緒と田之助の姿をお峯の目を通して活写した、第6回鮎川哲也賞受賞作『狂乱廿四孝』・・・は前に読んでいたんだけど、お峯たちのその後を描いた『双蝶闇草子』が収録されているというので・・・久々に北森さんの語り口、その世界に引きずり込まれる。
未完だとは分かっていたけど、返す返すも残念。
ご本人もさぞかし無念だったろうなぁ、と思ってみたり。
続きが読みたい。でもさすがに浅野さんでもこの続きは書けまい。
読み -
Posted by ブクログ
連作短編集の形をとったような長編小説というのかなぁ~
それぞれの章で、空木と関係のあった人物が描かれ
空木の人物像を読み解こうとするんだけど
これがなかなか見えてこない。
何かがわかると、謎が増えるって感じで全体像すら
ぼやけてしまって、やたらと転がされました(^◇^;)
設定が複雑なので、頭がこんがらがります。
それでも最後の方では、ヒヤヒヤのドッキドキで
予想外の結末が待ってました。
シリーズ物とは違うお話は新鮮で面白かったです。
本作に出てくる原口&又吉の警察コンビ。
陶子堂シリーズに出てくる警官コンビですよねぇ~
そして、三軒茶屋のビアバーも出てきます。
原口が通っていたのですねぇ -
Posted by ブクログ
旗師宇佐見陶子の古美術ミステリ『狐罠』の次作。蓮丈那智フィールドファイルの『凶笑面』ミクニがあそこでああなったやつはコレやったんやなぁ、としみじみつながっています。八咫烏魔境、贋作三角縁神獣鏡を中心にかなり大風呂敷でおもしろかったです。いくつかひっかかるのがなぜ村山槐多にしたんかとか、悪党のアルコール過剰摂取させて車にのせて事故をおこさせる手口ばっかりで、確かにものすごく手軽で現実味があるが、ワンパターンすぎるとか、あと猫のガスパールが魔猫すぎるとか(笑)。とにかく、ミクニはちらカメオですが那智、雅蘭堂やその他北森キャラがたくさんでてきてかなりアベンジャーズみたいな(笑)感じ。
おもろかったで -
Posted by ブクログ
北森作品コンプのラスト1冊!ということで力んで臨んだところ「んむむ?読んだことあるぞこれ?」と焦るw
きっと最初の1篇だけ、なにかのアンソロジーに収録されてたのね~。ふぅ、冷や汗モンだわよww
さて、本書はとあるデパートの屋上が舞台。
探偵役はさくら婆ァw うどんスタンドの主である。
助手は常連客で興行師の杜田と高校生のタク。
それにしても、人が死ぬ事件多すぎw
このデパートに人が寄り付かなくなりそうだよ、と余計な心配をしたくなるww
まぁ、それはおいといて・・・そうやって次々と発生する事件を,屋上に鎮座まします稲荷社の使い狐,観覧車,ベンチなどのモノたちが1話ごとに語り手となり、それぞれ