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「異端の民俗学者」と呼ばれる蓮丈那智の研究室 には数々の依頼が舞い込む。助手の内藤三國と共に那智が赴くと、なぜか調査は事件へと変貌する。激しく踊る祭祀の鬼。凶々しい笑みの面の由来。丘に建つ旧家の離屋に秘められた因果。三國が遭遇した死亡事故の顛末。才能と美貌を兼ね備た那智の推理は深淵に潜む真実を炙り出す。過去と現代を結ぶ殺人事件に民俗学的考察が冴え渡る5篇。北森鴻の代表シリーズ、待望の再始動。
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Posted by ブクログ
大学の授業で民俗学を学び、ミステリーのゼミに入っている私にとっては読まなければと思っていた1冊。新装版?で出ていたので早速購入。伝承に基づいているだけでなく、ミステリーとしても成り立っていて面白かった。シリーズ全て読破したいです。
民族学との組み合わせ、想像が尽きず面白い。 遺跡とか考古学好きなので、学術的な文章も割と読み進められる。 シリーズ化してるから、読破したいな
型破りながら鋭い洞察力を持つ才色兼備な民族学者の蓮丈那智が助手の内藤三國と実地調査のために訪れた土地で次々と殺人事件に遭遇する民俗学ミステリーで、五編の短編で語られる伝承の掘り下げや蓮丈那智の民俗学的考察から導かれる真相まで面白い要素が満載だった。是非シリーズを追いかけていきたい。
「異端の民俗学者」と呼ばれる蓮丈那智。 彼女の研究室には、数々の依頼が舞い込んでくる。助手の内藤三國と共に調査に赴く先では、何故か調査は事件へと変貌。 才能と美貌を兼ね備えた那智の推理で暴かれる真相とは……。 民俗学者の那智と、助手の三國がフィールドワーク調査に赴いた先で遭遇する事件を、民俗学的...続きを読むな考察を交えながら解決する民俗学×ミステリ小説。 ミステリとしてだけではなく、推理・考察の過程で出てくる宗教儀礼や伝承などの話も興味深く、その話もう少し詳しく知りたいなという興味が尽きません。 巻末に参考文献もたくさん載っているので、今度はそちらも読んでみたい。 真実はいったい何なのか。人の見方によって受け取り方が変わってしまうモノの由来や因果、日常の暮らしの中の文化を探求する民俗学という学問はやっぱり面白いです。 続刊も近々読む予定。
真実がどこにあるかをあらゆる角度で検証して見抜くが、その過程がミステリアスなところが良い。 別の見方があるのかもという話はあるが。
「最近少し民俗学に興味があるんです」 そう言葉にしたら、この本を人からお薦めして頂いた。民俗学を浴びたい素人の気持ちを満たしてくれる、面白いお話だった。 ただ、わたしの読解力の問題か、知識の問題か、難しく感じるところが多々あり……読者と同じ目線で立ってくれているはずの三國くんが「そういうことだった...続きを読むのか!」と気付きを得ている場面でもついていけないことが多く、あまりわかっていないまま読み進めている感があった。ちゃんとわかって読めていれば、きっとより面白く感じるはずなのに、と悔しさが残った。
異端の民俗学者・蓮丈那智が民俗学調査に赴いた先で出くわす血腥い事件を、持ち前の洞察力を用いて解決し「真実」を明らかにする 民俗学がテーマの本格ミステリーということだが、どちらかと言えばミステリー要素の方が強かった印象。でも民俗学要素もちゃんと盛り込まれており、何か背景を抱えていてそれに(無意識にでも...続きを読む)縛られている人か絡む事件を扱う上で民俗学の要素はしっくりハマって面白かった 短編集のため編ごとに刺さる刺さらないはあるが、私はそのうちの一編、とんでもなく刺さったやつがあった 長編も読んでみたい
民俗学者の蓮丈那智と助手の内藤三國がフィールドワーク先で出会う事件の数々。 最初は、各話の前半に入る民俗学のくだりに苦戦したものの、慣れてくると中々味わい深いです。万人にはお勧めできないけど、刺さる人には刺さる良作です(=面白いよって意味です)。
好きな作家さんの本。再読。 民俗学って言葉を最初に知った本だったと思う。 前回は不帰屋が印象的だったけど、今回は最後の邪宗仏が好きだなと思った。
新潮文庫以来の再読。 各編に出て来る、今で言えばトンデモ説すら本当にあるのかどうかわからない。事件に巻き込まれることも、横溝正史を思わせながら、あっさりと解決へと向かう。 ミクニは、読者の分身であり、また那智の対話または思考の手助けになっているのかも。謎と事件に巻き込まれてながら、巻き込まれてしまわ...続きを読むない那智に泳がさられ、定型にはまらない作品群。 那智は、真実に向かって進むため、現地に赴き文献やフィールドワークをする地道な作業の繰り返し。必ず真実に辿り着くとは限らない。それでも続けていく。 若い頃、柳田國男などを読んだ時の、知らない世界を垣間見る心踊る気持ちの昂ぶりを再認識した。
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