凶笑面 蓮丈那智フィールドファイルI

凶笑面 蓮丈那智フィールドファイルI

968円 (税込)

4pt

「異端の民俗学者」と呼ばれる蓮丈那智の研究室 には数々の依頼が舞い込む。助手の内藤三國と共に那智が赴くと、なぜか調査は事件へと変貌する。激しく踊る祭祀の鬼。凶々しい笑みの面の由来。丘に建つ旧家の離屋に秘められた因果。三國が遭遇した死亡事故の顛末。才能と美貌を兼ね備た那智の推理は深淵に潜む真実を炙り出す。過去と現代を結ぶ殺人事件に民俗学的考察が冴え渡る5篇。北森鴻の代表シリーズ、待望の再始動。

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蓮丈那智フィールドファイル のシリーズ作品

1~5巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~5件目 / 5件
  • 凶笑面 蓮丈那智フィールドファイルI
    968円 (税込)
    「異端の民俗学者」と呼ばれる蓮丈那智の研究室 には数々の依頼が舞い込む。助手の内藤三國と共に那智が赴くと、なぜか調査は事件へと変貌する。激しく踊る祭祀の鬼。凶々しい笑みの面の由来。丘に建つ旧家の離屋に秘められた因果。三國が遭遇した死亡事故の顛末。才能と美貌を兼ね備た那智の推理は深淵に潜む真実を炙り出す。過去と現代を結ぶ殺人事件に民俗学的考察が冴え渡る5篇。北森鴻の代表シリーズ、待望の再始動。
  • 触身仏 蓮丈那智フィールドファイルII
    968円 (税込)
    フィールドワークで災難や殺人事件に遭遇する民俗学者が存在するのか? 蓮杖那智の助手・内藤三國は、毎度の無理難題、考察に翻弄され疲弊する日々。東北地方の山奥に佇む石仏の真の目的。死と破壊の神が変貌を繰り返すに至る理由。海幸彦・山幸彦の伝説と死者の胃の中の曲玉の関係。即身仏がなぜ塞の神として祀られたのかを巡る謎。孤高の民俗学者が奇妙な事件に挑む5篇を収録。連作短篇の名手が放つ本格民俗学ミステリ!
  • 写楽・考 蓮丈那智フィールドファイルIII
    990円 (税込)
    単位取得をめぐり、殺気立つキャンパス。民俗学者・蓮杖那智の助手・内藤三國は、最近学生たちからやたら写真を求められることに首をかしげていた。どうやら学生たちの間では、ある条件のもと撮影した内藤先生の写真を身に着けておくと、単位を落とさないという噂が広まっているらしい。そんな折、内藤は那智の命により、ある村を凶事から守るという人形〈御守様〉の調査のため、小さな山村へと赴く。しかし、そこで待ち受けていたのは、驚くべき事件だった(「憑代忌」)。歴史に不滅の名を刻みつつも、いまだ謎のヴェールに包まれた、東洲斎写楽。蓮丈那智は、古文書の調査に訪れたはずの四国で、その浮世絵の知られざる秘密へ足を踏み入れることになる(表題作)など全4篇を収録する本格民俗学ミステリー。
  • 邪馬台 蓮丈那智フィールドファイルIV
    1,232円 (税込)
    激動の歴史の中で、ひっそりと姿を消した小さな村。その村が遺した奇妙な文書は、邪馬台国への真の姿へと迫る秘録だった! 銅鏡、鬼、殺戮、たたら製鉄、出雲大社……驚くべき真の日本史が、眼前に現れる。
  • 天鬼越 蓮丈那智フィールドファイルV
    1,034円 (税込)
    民俗学者・蓮丈那智と助手の内藤三國は差出人不明のメールを受け取った。「鬼無里がなくなる……」と。2人は、かつて訪れた小村に思いを馳せる。5年前、鬼の面をつけ、家々を練り歩く神事の最中に起きた殺人事件。メールに誘われるようにふたたび向かった村では、ある女性が待ち受けていた(「鬼無里」)。美しい海に面する、宮崎県の小さな村。古来の儀礼にのっとった荘厳な祭祀の最中、隔離された小舟で起きた殺人事件の驚くべき真相とは(「補堕落」)。テレビ出演したばかりの那智の研究室に届いた1通の手紙。どうやらテレビを見て連絡をしてきたらしい。それは、在野の民俗学研究者からの「天鬼年代記」についての調査依頼だった――北森鴻氏がテレビドラマ第2弾用に書き下ろし、お蔵入りとなっていたプロットを基に書かれた表題作など6篇。

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凶笑面 蓮丈那智フィールドファイルI のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    大学の授業で民俗学を学び、ミステリーのゼミに入っている私にとっては読まなければと思っていた1冊。新装版?で出ていたので早速購入。伝承に基づいているだけでなく、ミステリーとしても成り立っていて面白かった。シリーズ全て読破したいです。

    0
    2024年07月28日

    Posted by ブクログ

    民族学との組み合わせ、想像が尽きず面白い。
    遺跡とか考古学好きなので、学術的な文章も割と読み進められる。
    シリーズ化してるから、読破したいな

    0
    2025年07月06日

    Posted by ブクログ

     型破りながら鋭い洞察力を持つ才色兼備な民族学者の蓮丈那智が助手の内藤三國と実地調査のために訪れた土地で次々と殺人事件に遭遇する民俗学ミステリーで、五編の短編で語られる伝承の掘り下げや蓮丈那智の民俗学的考察から導かれる真相まで面白い要素が満載だった。是非シリーズを追いかけていきたい。

    0
    2025年01月28日

    Posted by ブクログ

    「異端の民俗学者」と呼ばれる蓮丈那智。
    彼女の研究室には、数々の依頼が舞い込んでくる。助手の内藤三國と共に調査に赴く先では、何故か調査は事件へと変貌。
    才能と美貌を兼ね備えた那智の推理で暴かれる真相とは……。


    民俗学者の那智と、助手の三國がフィールドワーク調査に赴いた先で遭遇する事件を、民俗学的

    0
    2024年10月25日

    Posted by ブクログ

    真実がどこにあるかをあらゆる角度で検証して見抜くが、その過程がミステリアスなところが良い。
    別の見方があるのかもという話はあるが。

    0
    2024年06月13日

    Posted by ブクログ

    「最近少し民俗学に興味があるんです」
    そう言葉にしたら、この本を人からお薦めして頂いた。民俗学を浴びたい素人の気持ちを満たしてくれる、面白いお話だった。

    ただ、わたしの読解力の問題か、知識の問題か、難しく感じるところが多々あり……読者と同じ目線で立ってくれているはずの三國くんが「そういうことだった

    0
    2025年06月21日

    Posted by ブクログ

    異端の民俗学者・蓮丈那智が民俗学調査に赴いた先で出くわす血腥い事件を、持ち前の洞察力を用いて解決し「真実」を明らかにする
    民俗学がテーマの本格ミステリーということだが、どちらかと言えばミステリー要素の方が強かった印象。でも民俗学要素もちゃんと盛り込まれており、何か背景を抱えていてそれに(無意識にでも

    0
    2025年04月11日

    Posted by ブクログ

    民俗学者の蓮丈那智と助手の内藤三國がフィールドワーク先で出会う事件の数々。
    最初は、各話の前半に入る民俗学のくだりに苦戦したものの、慣れてくると中々味わい深いです。万人にはお勧めできないけど、刺さる人には刺さる良作です(=面白いよって意味です)。

    0
    2024年06月29日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    好きな作家さんの本。再読。
    民俗学って言葉を最初に知った本だったと思う。
    前回は不帰屋が印象的だったけど、今回は最後の邪宗仏が好きだなと思った。

    1
    2024年09月14日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    新潮文庫以来の再読。
    各編に出て来る、今で言えばトンデモ説すら本当にあるのかどうかわからない。事件に巻き込まれることも、横溝正史を思わせながら、あっさりと解決へと向かう。
    ミクニは、読者の分身であり、また那智の対話または思考の手助けになっているのかも。謎と事件に巻き込まれてながら、巻き込まれてしまわ

    0
    2025年02月09日

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