山本周五郎のレビュー一覧

  • 赤ひげ診療譚

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    保本登が赤髭先生こと去定のもとで貧困家庭の現状を見て学んでいく。養正所という貧民でも利用できる医療機関で勤めることでいろいろな家庭環境にある患者と接し御目見医師を目指していた登の考えに変化が生まれていく。貧しいということだけでいろんな病気になりやすいし生きていくのも辛いし時代なんて関係ないんだなと、そういう人たちを救済するために小石川養正所があり多くの人を治療していくのが今後自分も見習わなければならない精神だ。

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    2025年02月24日
  • さぶ

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    初めて山本周五郎さんの時代物小説を読みました。しかも英傑を主人公にしたものではなく、江戸の一般庶民の物語。その昔TVで見た時代劇の舞台中継を微かに思い出しました。一度は復讐の為だけに生きようとした主人公が、周囲に支えられて自分が今あることに気づく物語。何故か小説のタイトルは主人公ではなく、若い頃から彼をずっと慕い支えてきた「さぶ」の名前がタイトルになっています。

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    2025年02月13日
  • 日日平安

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    思わぬ出会いから、なんの欲も
    顧みないで、ただ親切を貫いた
    結果、
    日日平安が後からついてきた。
    スピーディーな展開で、
    読みやすかった。

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    2025年02月11日
  • さぶ

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    ひとは一人では生きられない。
    信じること、許すこと、受け入れること、支えること、頼ること、頼られること、心を開くこと。
    そういうのって大事だよねと読みながら思った。

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    2024年12月01日
  • 酒みずく・語る事なし

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    珍しいエッセイだが
    難しい 表現も
    時代を感じる

    母親が二人いること
    生母との交流はほとんど記憶が無いこと それらを淡々と綴ってある
    同じだったな私も
    愛情表現する親ではなかったので
    時代の影響もあるかな

    物書きになって生活に困窮し
    友人から助けてもらう
    それでも酒を飲む

    賞は全て辞退する
    理由は読者から頂いているから
    カッコ良すぎる

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    2024年11月21日
  • 戦国武士道物語 死處

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     表題作「死處」は未発表の儘、七十数年振りに講談社の資料室から発見された作品との事。

     乱世の名も無き武士の死に様にフォーカスした短篇集。彼らの名は歴史には残らない。然し恐らくはこんな人々が嘗ては居たのであろう。


     彼らの人生と其の死に様は歴史の中に埋没した石礫のようだ。けれども、そんな石礫の一つ一つを取り上げ、磨き、彫琢し、作品に昇華した山本周五郎の筆致には得も言われぬ愛を感じる。「石ころ」作中の多田新蔵が石塊を愛でる姿には作者の姿がそのまま重なる。其の眼差しのやさしさを行間に幻視する思いであった。

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    2024年10月10日
  • 大炊介始末

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    高田郁さんがおすすめされていた「なんの花か薫る」ご読みたくて手にした一冊。
    以前アンソロジーで読んだ「こんち午の日」も懐かしく。
    「山椿」が読後感よし。
    「なんの花か薫る」は高田郁さんの時代ものを読んだ時のような、胸がぎゅっとなる切なさを覚えた。ショックとその後の気丈さを体感。ずっと忘れないお話。
    他の作品も読んでみたい。

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    2024年06月26日
  • 花杖記

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    私の読解力の問題だと思うが、全体的に登場人物の立場や性格がわかりづらく、話が入ってきづらい。

    そんな中でも表題作の『花杖記』は推理小説っぽさがあって面白かった。
    あと『逃亡記』もオチが意外で面白い。

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    2024年06月15日
  • 樅ノ木は残った(中)

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    仙台藩62万石の寸断を画策する
    敵の中にあえて取り入り
    なんとか忍従の原田甲斐
    録を頂き配下の民が
    幸せに暮らせるように
    人から疑いの眼を向けても
    平静を装い何がおきるか
    じっと観ている忍従のストーリー

    山に入り大鹿シロクビとの戦い
    誰も側に置かず
    自然の中で呼吸する
    人間本来の生きる力
    もう現代人が持てないものを
    求め 再び闘争の中に生きていく

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    2024年05月19日
  • 周五郎少年文庫 木乃伊屋敷の秘密―怪奇小説集―(新潮文庫)

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    山本周五郎といえば時代小説!
    というイメージをガラッと塗り替えてくる短編集。
    少年向け?の冒険譚・奇怪譚・探偵小説が盛り沢山。
    中でも『シャーロック・ホームズ』は、ホームズが日本で事件を解決する、ホームズファン必見の物語。『まだらの紐』の物語などがまるっと組み込んであったり、すごい展開。
    他にも、土地の伝承に絡めた殺人事件など盛り沢山の一冊。

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    2024年04月24日
  • 樅ノ木は残った(下)

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    ネタバレ

    こんな最後が待っていたとは。頑張って読んで良かった。タイトルはかっこよすぎと思う。
    しかし吉永小百合の設定はないだろう,NHKなんでもありだな,と思う。

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    2024年04月22日
  • 樅ノ木は残った(中)

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    ネタバレ

    やはり人が多すぎてついていけない。話の筋は知っておきたいので頑張って読む。文章は読みやすいしやはり名作なのだろう。

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    2024年04月22日
  • 樅ノ木は残った(上)

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    ネタバレ

    出てくる人が多すぎる。オッペンハイマーを超える。詳しい人物説明は有り難いけど私には映像がないと無理っぽい。名作なのだろうけど。

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    2024年04月22日
  • さぶ

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    私淑する学者が若い頃に貪るように読んでいたとのことから、手にしたもの。

    オーディブル聞き流しを併用。時代もの。

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    2024年03月04日
  • 寒橋(さむさばし) 山本周五郎名品館III

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    「落ち梅記」
    武士の審議と友情。

    「寒橋」
    時三とお孝。
    父の世話をする奉公人おたみは、父が亡くなり、体調を崩し実家へ帰ると子供を産む。
    世間も妻も時三が間違いを起こしたと疑わず、本人の時三もそれを認めるが、実は…。

    「人情裏長屋」
    抜群の件の腕前を持ちながら裏長屋に住み四六時中飲んだくれる浪人松村信兵衛。
    その長屋に移り住む子連れの浪人が、ある日子供を預かってほしいという。しかたなく信兵衛が育てることにするが、また子供を返してほしいと戻ってくる。

    「なんの花か薫る」(再読)
    喧嘩して娼家に逃げ込んできた武士、江口房之助をかくまったお新、房之助に一緒になりたいと言われたことを本気にし、最

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    2024年01月19日
  • 五瓣の椿

    購入済み

    連続殺人事件の真相は?

    有名な作家なのですが初めて読みました。大河ドラマの原作者ぐらいの認識でしたが 時代小説にはまっていろいろ読んでいくうちに一度は読まなくてはと思いこの作品を選びました。読んでいくうちどんどん引き込まれました。ただ主人公の情念の深さのようなものは伝わるのですが 登場人物の悪い面しか見えないのと主人公が最後に死んでしまうのはちょっと物足りなさを感じます。

    #ダーク #切ない

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    2024年01月12日
  • 小説 日本婦道記

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    「山本周五郎」の連作時代小説『小説日本婦道記』を読みました。
    ここのところ「山本周五郎」の作品が続いています。

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    千石どりの武家としての体面を保つために自分は極端につましい生活を送っていた「やす女」。
    彼女の死によって初めて明らかになるその生活を描いた『松の花』をはじめ『梅咲きぬ』『尾花川』など11編を収める連作短編集。
    厳しい武家の定めの中で、夫のため、子のために生き抜いた日本の妻や母の、清々しいまでの強靱さと、凜然たる美しさ、哀しさがあふれる感動的な作品である。
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    1942年(昭和17年)6月か

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    2024年01月04日
  • 寒橋(さむさばし) 山本周五郎名品館III

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    「山本周五郎」の短篇時代小説集『山本周五郎名品館Ⅲ 寒橋(さむさばし)』を読みました。
    『山本周五郎名品館Ⅰ おたふく』に続き、「山本周五郎」の作品です。

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    生涯、膨大な数の短編を遺した「山本周五郎」。
    短編選集決定版の第三巻(全四巻)

    武士の、同輩への友情と、許婚への断ち切れない愛情との葛藤を描く『落ち梅記』。
    浪人の、赤ん坊に対する人情が愛情に変わっていくプロセスを描く『人情裏長屋』。
    長屋住まいの一家の、究極の人情ともいうべきものを描く『かあちゃん』。
    亭主への、また父の娘に対する「情」の交錯がドラマに複雑さを与える『寒橋』。

    ほか、『

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    2024年01月04日
  • おたふく 山本周五郎名品館I

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    「山本周五郎」の短篇時代小説集『山本周五郎名品館Ⅰ おたふく』を読みました。
    久し振りに時代小説を読みたくなったんですよね。

    -----story-------------
    生涯、膨大な数の短編を遺した「山本周五郎」。
    没後五十年を経た今なお、読み継がれる作品群の中から、選びに選ばれた名品。
    短編傑作選の決定版!(全四巻)

    第一巻に収録するのは、「周五郎」が日本女性の最も美しく貴い姿を集約させたともいえる『松の花』、その対極にある自らの性に翻弄される女『おさん』、酔っ払いだが腕のいい職人の父親を描く人情ものの傑作『ちゃん』、ほか『あだこ』、『晩秋』、『おたふく』、『菊千代抄』、『その木戸を

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    2024年01月04日
  • 周五郎少年文庫 臆病一番首―時代小説集―(新潮文庫)

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    少年向時代小説集。戦時下の穏やかならざる時期の発表作で孝、義侠、勇気といった戦意高揚をはずさないテーマが多い。のっぺりとした内容が多いが、さまざまな制約がある上での出版という意味で割引いて読む必要がある。2023.9.23

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    2023年09月23日