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乳呑み児をかかえた家来と出奔した妹を斬るために遠国まで追っていった兄は、みじめな境遇におちながらも小さな幸福にすがって生きる妹一家と出会う。静かな結末の余韻が深い感動を呼ぶ表題作。逆境に生きてきた勝ち気の芸者と藩政改革の矢面に立つ若侍との障害をこえた愛「山茶花帖」。ほかに「恋の伝七郎」「いしが奢る」など、武家社会のさまざまな愛の形を中心に10編を収める。
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Posted by ブクログ
昭和10年代〜戦後に発表された短編を集めたもの。 『花咲かぬリラの話』『四年間』以外は時代小説。 個人的には表題作の『雨の山吹』よりも恋愛物の『山茶花帖』や『いしが奢る』、『彩虹』が好きです。 『半之助祝言』や『喧嘩主従』は主人公に特徴のあるタイプなので好き嫌いがハッキリしそう。
「彩虹」「恋の伝七郎」「山茶花帖」「雨の山吹」「いしが奢る」が良かった。 江戸を背景とした物語の雰囲気が好き。味があって温かみもある綺麗な恋愛話。
夏休みに尾瀬に行った時に、山小屋で読んでた本。 恋の伝七郎 山茶花帖 いしが奢る が良い感じ。 どうでもいいけど夕立がバッグに浸水して本がボロボロになりました。
再読 ・暗がりの乙松 ・喧嘩主従 ・彩虹(にじ) ・恋の伝七郎 ・山茶花帳 ・半之助祝言 ・雨の山吹 ・いしが奢る ・花咲かぬリラの話 ・四年間
人間の温かさ、心がジ~ンとうする作品であった。 短編モノであり読みやすく、入りやすい本である。 今の時代には、必要な山本周五郎氏ですね
09/08/16★★★☆ 短編集。最後の現代小説2作は読まず。 どーも時代小説以外の先生はいけねえや ・暗がりの乙松 珍しい盗人もの。 三次に泥棒に入る前に金の有る無しと事情位調べておけよ、と突っ込みたくなる。 しかし梅田屋の「世の中に「義」のつく泥棒はいねぇ」の啖呵は山本周五郎の人生観が溢れてい...続きを読むて良い。 落ちも見事でやっぱ良い話になるんだなー ・山茶花帖 八重が新一郎にもう会わないように桑島に説得される際の 「人間には誰しも自分の好みの生き方がある。〜だが大多数の者は〜出来ずに終わってしまう、それが自然なんだ。〜 人間は独りで生きているのではない。〜支い合い援け合っているのだ。〜」 のセリフは秀逸。自分の大切にしたい価値観がここにある。 二人の思い出の花となる山茶花の描写とそこに添えられる短歌が物語の美しさを増す。 これええ話や 泣
山本周五郎ファンとしては あと読んでない作品が何冊あるのか気になる。 読みきってしまうのが、恐ろしく 毎回大事に大事に読んでいる。
「山茶花帖」がよかったです。 八重に、人は1人で生きているのではない、って気づかせてくれるところで、ぼくも、ハッとしました。 自分の不幸を印籠のように振りかざして、周りと自分は違うのだと思う傲慢さが、自分にもあるような気がしました。 八重のように、見る景色はなかなか変わらないけど、でも、色々なことに...続きを読む感謝して生きることの大切さを改めて教えてもらえました。
江戸時代の恋愛を描いた小説。 現代の小説でいうと、2人をさえぎるのは病気であったり、死であったりするけれど、 江戸時代は身分違いや格式だったりする。 時代で恋愛も変わるもんだね。
この時代もあの時代も人間は変わらないなぁと思った。せつなさもあさましさもうれしさもつらさといった感情は時代が変わっても何も変わらない。
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