青べか物語

青べか物語

572円 (税込)

2pt

根戸川の下流にある、うらぶれた裏粕という漁師町をふと訪れた「私」は、“沖の百万坪”と呼ばれる風景が気にいり、ぶっくれ船“青べか”をテもなくかわされてそのままこの町に住み着いてしまう。その「私」の目を通して、町の住人たちの生活ぶりを、巧緻な筆に描き出した独特の現代小説。

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青べか物語 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    山本周五郎氏は有名だし、母も好きな作家だし、家にも何冊か本があったのにもかかわらず今まできちんと読んだ覚えのない作家さんでした。この間読んだ本に浦安市のことが書かれていて青べか物語にも触れていたので、ふと読んでみようと思い立ちました。

    面白いけれどどこか物悲しい。さみしいお話なんだけれどもどこか

    1
    2010年12月22日

    Posted by ブクログ

     山本周五郎 著「靑べか物語」、1964.8発行。著者は大15春、浦安にスケッチでぶらり訪れ、風景が気に入って3年過ごしたそうです。数えの23から26迄。この作品は浦粕(浦安)という根戸川(江戸川)下流の漁師町を舞台にした物語です。著者若き日の体験を小説風にアレンジされてます。青べかってなんだべと思

    0
    2021年03月07日

    Posted by ブクログ

    日本という国が、まだまだ青年だった頃の姿がある。なんだかまぶしいくらいだ。「芦の中の一夜」はお芝居を見ているようで切なくてほろっときました。「今日はいいおひなみですね」って。老船長の悲恋物語です。映画もよかったけどなかなか見られないと思います(/ー ̄;)

    0
    2014年09月08日

    Posted by ブクログ

     うらぶれた漁師町に訪れた主人公が、およそ常識とはかけ離れた住人たちの生活を描く小説。住人たちはとてもずる賢く人をだまして儲けようとするし、そうかと思えばとても素朴だったりする。愉快。

    0
    2013年12月15日

    Posted by ブクログ

    会話の中で、相手のセリフが省略されていて、筆者のセリフから、何を聞かれたのか、推測するという趣向が特徴的。

    0
    2011年09月03日

    Posted by ブクログ

    「青べか物語」名前と舞台が浦安だということは知っていた。青く塗ったのり採り用の船、べか船。「べか」は床を押すと「ペコペコ」いうくらいの薄い板で作ってあることから、「ぺこ」がなまって「べか」のなったのだという。そんな船の廃船を高く(修理費含め)売りつけられ、浦安の海に浮かべての漁師との関わり合いが昭和

    0
    2024年12月25日

    Posted by ブクログ

    これはなかなか味わい深い物語である。
    しかし、著者の他の作品と同様な「小説」を期待すると肩すかしを食らうかもしれない。
    大正末期~昭和初期が時代背景と思われるが浦安近辺の漁師町に数年滞在した「私」の日記のような物語で、当初その「私」は当然、山本周五郎その人であろうと読み進めるのだが、そうではないらし

    0
    2020年04月16日

    Posted by ブクログ

    読み始めてすぐに、浦粕が浦安、徳行が行徳だとピンときた。
    そう思うと、よりいっそう面白かった。
    田舎の庶民てこんなだったんだろうなあと身近に感じて楽しい。

    0
    2018年12月25日

    Posted by ブクログ

    「さぶ」に続いて読みました。庶民の生活が、垣間見れて面白く読めました。私自身が、大阪の漁師町育ち故、なんだかこんな人がいたような気がすると思わせる部分が多々ありました。

    0
    2016年06月21日

    Posted by ブクログ

    浦粕での日常と様々な人々の物語であり、東京のごく近くでもこのような光景があったのにはなかなか想像がつかなかった。千葉・浦安にいた作者はどこまで実際の人を描いたかわからないが、にくめない「留さん」はモデルの人がいたと感じた。

    0
    2014年11月27日

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