山本周五郎のレビュー一覧

  • 山本周五郎[未収録]時代小説集成

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    山本周五郎さんは、江戸時代の庶民人情物が好きで読み始めた。

    この本は戦前の少年世代に向け、武士の生きざまを伝えるものが多かったように思われる。

    一部欠落しているところが見つかって欲しい。

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    2026年05月27日
  • さぶ

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    市井の人に対する優しい眼差し。
    綺麗事だけじゃない生きることの厳しさ。
    嘘っぱちじゃない人に対する信頼。
    心温まる一冊だった。

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    2026年05月02日
  • 柳橋物語・むかしも今も

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    辛く哀しい読書だったが、読後ささやかではあるが確かな温かさに包まれる。貧しいからこそ耐えられる辛苦、得られる幸せがあるということを教えてくれた。

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    2026年04月07日
  • さぶ

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    高校時代のひねくれていた時に読んで、現実はそれほど変わらなかったがこころが救われた気がしたステキな話

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    2026年04月05日
  • さぶ

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    ひねくれていた高校時代に読んだ本
    なんだか、ステキな関係性にぐっときたのを覚えています。
    また読み返そう

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    2026年03月16日
  • さぶ

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    名作! 山本周五郎の「さぶ」を読んだ。

    ......
    小雨が靄のようにけぶる夕方、両国橋を西から東へ、さぶが泣きながら渡っていた。双子縞の着物に、小倉の細い角帯、色の褪せた黒の前掛けをしめ、頭から濡れていた。雨と涙でぐしょぐしょになった顔を、ときどき手の甲でこするため、眼のまわりや頬が黒く斑になっている。ずんぐりとした軀つきに、顔もまるく、頭が尖っていた。――― 彼が橋を渡りきったとき、うしろから栄二が追って来た。こっちは痩せたすばしっこそうな軀つきで、おもながな顔の濃い眉と、小さな引き締まった唇が、いかにも賢そうな、そしてきかぬ気の性質をあらわしているようにみえた。
    .....

    選んで山

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    2026年02月25日
  • おごそかな渇き

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    おごそかな渇きを読みたくて手に取った
    山本周五郎の未完の絶筆

    戦後の日本の貧しさ
    欲が渦巻き 他を排除しようとする人々
    東京で妻に逃げられた中学教師と14歳の娘は東京を離れ田舎で野菜や特殊な
    炭を焼いて生活している
    学があり無宗教の父親は地域の住民に
    うちとけていけないし
    地域の住民もなかなか受け入れられない
    そんな中 行倒れの若い男性を助け
    医者を呼び食事を与え
    体力を回復させる

    戦後で誰もが生きること食べることに
    精一杯だった時代
    貧しさにも負けず困っている人を助け
    希望をもって進もうとする人々
    14歳の娘の生活力のたくましさ
    今の時代の人が失ったものが
    みずみずしく表現されていて

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    2025年12月05日
  • さぶ

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    内容忘れてしまったので再読

    面白かった!
    「さぶ」と言うより「栄二」の物語でもいいのではとも思ったが・・
    でも、筆者が描きたかったのは世の中にいる多くの「さぶ」という存在なのだなと。
    いや、でも、やっぱりさぶと栄二の二人の物語。

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    2026年04月14日
  • さぶ

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    ネタバレ

    山本周五郎は初読。刺さった。

    なんでタイトルが栄二ではないのか、解説を読んで少し納得。鈍臭いさぶではなく、日の当たるところにいた栄二が受難を克服し、人として成長していく物語であるからこそ読み応えがあった。
    善良すぎるさぶにもいいことありますように。

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    2025年10月07日
  • さぶ

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    読みたかった本。最初、字ちっちゃい!って思い不安になったけど、すらすらと引き込まれていった。栄二の人間性の変化が様々な辛いことを経た事で起こり、大事なものに気づいていく。自分はなんでもこなせて自信に溢れていたが周りのものの支えがあったからこそ今の自分があることを気付かされ感謝できる人間になっていく。人間は成長によって本当に幸せを感じられる。成長していきたい,

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    2025年09月21日
  • ながい坂(下)

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     人生は長い坂が終わりなく続く。気づかないようなかすかな登坂もある。山本周五郎の晩年の作品である。この本を上下巻買ったのは会社を辞めて自営を始めた時である。日本テレビ記者の橋本五郎さんが人生に影響を得た学生時代読んだ本だとして紹介されていた。それから十数年近く本棚に積読状態だった。読み始めてからも完読するまで1年ちょっとかかった。上巻は相当かかったが下巻はそれでも数カ月かかった。
     この本は下級武士から立身出世を志して家老にまで上りつめる三浦主水正を主人公にして書いている。山本周五郎が学歴もなく辛苦をなめながら、文学者として大作家に上り詰めた人生を謙虚に見つめ、文章がなんと味わい深いものか。家

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    2025年07月05日
  • 雨あがる 映画化作品集

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    どのような境涯になろうとも変わらない夫婦愛に、うっとりしてしまう。
    おそらく現代社会にあっては、この様な夫婦の姿を見るのは稀では、ないだろうか?

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    2025年05月07日
  • さぶ

    000

    購入済み

    頭を飾るふさわしい

    すげえ良い話です。
    わかりやすく一言でコメントしました。
    ところで15、16が何故抜けてるのでしょう。
    あと、2だけが数字の向きが九十度傾いてる。
    なんかこだわりがあるのかな。
    お好みで。

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    2025年04月30日
  • さぶ

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    『樅ノ木は残った』で有名な著者(本名清水三十六)は、ペンネームを尋常西前小学校卒業後に徒弟として住み込んだ木挽町の山本周五郎商店から拝借した。『日本婦道記』が戦中昭和18年上期直木賞に推挙されたが固辞したが、今では自身の名の文学賞があるのは皮肉なものである。ちなみに同賞主催は新潮社、芥川賞直木賞の文藝春秋社のライバル。
    さぶと栄二は表具と経師とで有名な芳古堂に住み込む同い年の職人、ひょんなことから出入りのお店から盗人扱いされ親方から暇を出される。得心がいかない栄二は店に酔った勢いで怒鳴り込み捕縛され人足場送りになる。恨みを晴らそうと自棄っぱちになるが、親友のさぶや結婚を誓ったおすえ、さぶが想い

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    2025年04月23日
  • さぶ

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    人を許すこと、無償で誰かのために何かすることについて考えさせられる。ここ数年、ニュースを聞いては勧善懲悪でない社会にがっかりすることが多かったが、この本を読んで「この世はそんなもんかも」と、いい意味で諦めて少し気楽になれた。
    栄ニもかっこいいが、それを支えるさぶ、与平の「譲れる生き方」もすごい。日の当たっている人には必ずその陰の力となっている人の存在があるということ…人の先頭に立つ人は、それを分かっている人だったらいいな。

    でもなあ…最後、栄ニ、それも許せちゃうの⁈
    と思う私は、残りの人生、その境地に辿り着くまで間に合うだろうか。

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    2025年01月04日
  • さぶ

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    さぶがタイトルなのに
    栄二が主役かと思える書き出しだった
    読み進むうちに
    二人とも厳しい子ども時代を過ごし
    丁稚奉公する身
    さぶはのろまで仕事の覚えも悪く
    皆から蔑まれている
    栄二は顔立も良く仕事もできる
    二人はいつか一緒に店を持ち
    仕事をしようと約束するが

    栄二は無実の罪をかけられ
    それを晴らそうと世話になった店に
    乗り込み暴れたことで
    石川島の人足置場に送られること三年
    ここでいろんな経験をし
    人の様を見 考えことで変わっていく

    この間にさぶは 懸命に尋ね歩き
    栄二の居場所を突き止め
    休みの日には生活用品の差し入れに
    来る

    時は過ぎ栄二は結婚し
    さぶと店を持ちいろんなことがあるが

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    2024年09月08日
  • さぶ

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    同僚から、時代小説を初めて読むならということで、「さぶ」を紹介され読むことにした。時代小説は読んだことがなく、独特な表現等の意味を調べながらではあったので読み終えるまでに少し時間がかかったが、本当に読んで良かったと思うし、読んだことで心が豊かになるというか、他人に優しくなれるというか、独りじゃなくて必ず誰かがあなたを見ていてくれているということを伝えていたのかなと思う。栄二とさぶを中心とした物語のなかで、人生の浮き沈みを克明に表現しており、その物語を自分の人生に照らすと自分の心に何かささる感じがした。名作って素晴らしい。

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    2024年08月27日
  • おたふく 山本周五郎名品館I

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    山本周五郎の描く女性は、解説の沢木さーと同様感銘する
    沢木選「名品館」は全部で四巻
    残すところ三巻
    楽しみだ

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    2024年06月04日
  • 五辯の椿

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    薬種屋の娘おしのは父の死後、父の無念を晴らすように淫蕩な母の相手だった男たちへ復讐を始める。与力青木千之介が鋭い観察眼で追い詰めていくストーリーがミステリー仕立てであっという間に読んだ。「満ち足りたように見えていても、裏へまわると不幸で、貧しくて、泣くにも泣けないような思いをしている。世間とは、本当はそういうものなのかもしれない。」というおしのの呟きが沁みる。

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    2024年03月23日
  • 松風の門

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    ネタバレ

    中学生の時「鼓くらべ」を読んでから、ずっと山本周五郎氏の小説が好き。芸術とは比べたり競うものではない、というところが共感できた。
    何度読んでも、娘が老人の言葉を思い出して鼓をやめてしまうあたりから胸が熱くなる。
    私の人生観を変えてしまった。

    他の短編もどれも良い。

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    2023年11月05日