日日平安

日日平安

693円 (税込)

3pt

織田裕二主演の映画『椿三十郎』の原作「日日平安」を収録。無一文の浪人・菅田は、“切腹のマネ”をして通りすがりの男に飯を乞うがあえなく失敗……。しかし、この通りすがりの男、なにやら騒動を抱えている。聞くと、仲間9人で悪徳政治を行う家老らへの斬り込みを企てていた。これはいいツルだ……!! 菅田は仲間入りを志願。狙うはもちろん礼金! だったのだが……。無一文の空腹浪人の活躍をユーモラスに描く表題作をはじめ、ヒューマニズムあふれる名作全11編。「粋」が伝わってくる、時代小説初心者にもオススメの一冊!

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日日平安 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    黒澤続きで久々に手に取りました。
    あの母親と娘のやり取り、面白いんですよね、他がダメということではないんですが、あのシーン、すごく印象に残ってます。
    それはともかく、その原作含めて粒揃いだと思います。
    生きていると色んな事がありますが、真面目にやっていれば絶対に悪いことは無い、だから我慢するときは我

    0
    2022年12月02日

    別物です。

    椿三十郎と日日平安は別物くらいに考えた方が良いです。
    そもそも、黒澤監督は、日日平安をもとに、コミカルな人情モノとして書いた脚本を、東宝の意向により、三十郎の続編に変えざるをえなかったそうです。
    若い頃、それを知らずに読んで騙された気になったと同時に、あっと言う間に山本周五郎のファンになりました

    0
    2015年04月28日

    Posted by ブクログ

    ご存じ「椿三十郎」の原作である「日日平安(にちにち,って読むのね.知らなかった)」が収録された短編集.このお話を原作に「用心棒」の続編を作ろうと考えるなんて,どうかしているが,できた映画は傑作である.「若き日の摂津守」も痛快ですね.

    0
    2015年04月05日

    Posted by ブクログ

    下町の庶民感、義理と人情、武士の泪、腹ぺこ侍……山本周五郎のいろんな世界が覗ける傑作短編集。むちゃくちゃいい小説です。でも僕はちょくちょくうまく読めない話があって悔しい。また読みたい。

    0
    2015年01月31日

    Posted by ブクログ

    しみじみとした味わいに溢れた時代小説短篇集。

    時代、立場、有名・無名の差はあれど、
    それぞれが生を受けた時代で懸命に生きる姿が
    読んでいて、深く心に染みる。

    どれも高水準の短編ばかりで、
    読む人によって、好みはあると思うけど
    個人的には「嘘ァつかねえ」「橋の下」は
    胸にグッとくるものがあった。

    0
    2014年12月17日

    Posted by ブクログ

    短編集。
    どの作品も面白いが、タイトルにもなっている「日日平安(にちにちへいあん)」という作品が非常に好きで、何度も読んでいる。
    読み終えると、さわやかで清々しい気分になる。

    0
    2012年10月18日

    Posted by ブクログ

    映画『椿三十郎』の原作が表題作の『日日平安』。
    織田裕二の映画の頃に購入したかも。
    どの短編を読んでも、今の自分の姿、過去の来し方、人との関係のありようについて考えさせられる。
    高校生の時に教師に勧められて山本周五郎の世界にはまり、こうありたいと思い続けてここまで生きてきたものの、現実世界に向かう時

    0
    2010年10月13日

    Posted by ブクログ

    『城中の霜』が読みたくて。橋本左内が最期に取った意外な行動とは。死に瀕して、人は何を思うのだろう。己が身の可愛さか、後世にわたる名誉か。それとも、遺される者への憂いだろうか。最期には、その人の「生き様」そのものが現われるのかもしれない。強く胸を打つ作品。

    0
    2010年05月16日

    Posted by ブクログ

    「さぶ」に続いて周五郎の作品は二作目です。
    以前レビューを書いた「さぶ」が長編だったのに対し、こちらは短編集です。

    面白かった。
    うん、イヤ本当に面白かった。

    何が面白かったんだ、って話ですが、本当に小説としてすごく面白かったんです。
    なんだろう、うまい、とでも言えばよいのでしょうか。

    0
    2009年10月29日

    Posted by ブクログ

    日日平安を読んでいて、この短編が、世界の三船が躍動した映画 ‘椿三十郎‘ の原作という事に気づく。山本周五郎は、滑稽話として描いた武士の世界が、黒澤明の手にかかると、スピード感のある見ごたえのあるあの映画に変わる、のですね。久しぶりに手に取った山本周五郎、どの短編も良いですね、★四つです。

    0
    2022年10月24日

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