山本周五郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
最初は、
ぇ、いけてない!!
と思った。
読むのを止めようかとすら思った。
なぜって、なんというか、語り口調が落語調というか、昔話・イソップ童話調というか、だし、何やらまどろっこしい感じがしたから。
あの、小さいときに読んだ、怪傑ゾロリとかがあるようなシリーズの、どろぼうの表紙の本とか、そういう感じだな。
なんていうか、ただの勧善懲悪というよりも、少し教育的要素と言うか道徳的な要素を含んだお話でした。
でもまぁ、読み進むにつれて、悪くないな、と思いました。
こういう小説って、最近あんまりないよねー。
(なんと発行年が1981年で驚きました。笑)
社会を助けるとは、ですね。