山本周五郎のレビュー一覧

  • ならぬ堪忍

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    時代背景もあるのでしょうが、軍国主義/葉隠れ武士道の匂い濃い作品群です。
    まだ文体も固まって無い。ストーリーが直截的で含みが無い。言い立てれば多くの欠点があります。それも晩年の周五郎作品を知っているせいでしょう。この人は晩年になるほど良くなって行った人ですから。時代背景と周五郎と言う名を差し引いてこの短編集を見れば、飽かずに一気に読み通せ、そこそこの出来なのだと思います

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    2017年11月16日
  • 赤ひげ診療譚

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    何を今更という感じもありますが、突如周五郎を読みたくなって、久しぶりの再読です。
    周五郎さんの円熟期の作品であり、かつ映画やテレビ番組にもなった有名な作品です。
    やはり周五郎です。全体に暗いトーンながら、その底に暖かさを感じさせる物語です。
    けれど、今回読み直してみて、やや説教臭さが気になりました。多くは赤ひげの独言としてつぶやかれるのですが.
    ”あえて言わせている”という感じなのです。
    評価が低くなるのは再読のせいかもしれません。また、周五郎=高得点という私の図式の中で、この作品に少し違和感を覚えたせいかもしれません

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    2017年11月16日
  • 五瓣の椿

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    法と善悪の判断の違いを感じる小説だった。善悪や価値観は時代によって変わるものもでもあると思うが、おしのの行動を後押ししながら読んでいた。
    途中はスリルのある展開もあり、価値観について色々考えさせられながらも、ストーリー展開に引き込まれた作品だった

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    2017年03月14日
  • 五瓣の椿

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    これは正直、苦手でした。いきなり長編の「さぶ」とか「樅の木」ってのもハードル高いかな、と思ってこっちから入ったけど、逆効果だったかもしらん。もっと山周作品を!とあまり思わなんだ。五人への復讐がテーマだけど、そもそも復讐行為がやや見当違いに思えるし、それが殺人までいってしまうのも極端な気がするし。あと、五人が五人、結構似たような経過を辿るから、長い作品でもないのに、途中から飽きてくる。最後の決着もバチッと決まった!とは思えず、最後まで自分的には消化不良気味。悔しいです。

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    2016年11月09日
  • 寝ぼけ署長

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    最初は、
    ぇ、いけてない!!
    と思った。
    読むのを止めようかとすら思った。
    なぜって、なんというか、語り口調が落語調というか、昔話・イソップ童話調というか、だし、何やらまどろっこしい感じがしたから。

    あの、小さいときに読んだ、怪傑ゾロリとかがあるようなシリーズの、どろぼうの表紙の本とか、そういう感じだな。
    なんていうか、ただの勧善懲悪というよりも、少し教育的要素と言うか道徳的な要素を含んだお話でした。

    でもまぁ、読み進むにつれて、悪くないな、と思いました。
    こういう小説って、最近あんまりないよねー。
    (なんと発行年が1981年で驚きました。笑)

    社会を助けるとは、ですね。

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    2016年10月04日
  • ちいさこべえ 1

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    何とも言えねえが…。
    ちいさこべえの意味がイマイチ
    伝わらなかったんだけど…。
    この作品が醸し出す空気感が好きだ。

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    2016年03月23日
  • ながい坂(下)

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    上巻と同じ印象。つるまでが主水正に惹かれて態度が変わるなんて、現代では男のファンタジーという感想です。

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    2016年02月21日
  • ながい坂(上)

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    色んな人の書評で好評だったが、個人的にはうーん…
    時代は変わっているから、男の都合だけで人生全うしても、尊敬出来ないなぁ、と。

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    2016年02月21日
  • 赤ひげ診療譚

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    主人公の心情の変化を引き起こす、赤ひげ先生の懐の深さ、人間らしさすてきでした。

    狂女の話と、三度目の正直の話が印象的でした。

    昭和34年の作品ということでしたが、社会的に恵まれない人々の心情や、奉仕の心など、古く感じることはありませんでした。

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    2015年12月16日
  • おごそかな渇き

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    ネタバレ

    山本周五郎先生の作品。
    私は多分、この先生の作品を読むのは初めて……にして、絶筆となった話が載っている短編集に当たるようなものを読むことになってしまうとは……。

    物語の舞台はほとんどが、江戸時代前後。
    様々な人情味溢れる物語がいっぱい綴られています。
    この人は、義理人情を大切にしてるんだなあ……と思う感じの話。
    なんとなく、勝手なイメージなんですが、骨太のしっかりした男の人が書く話を書いている話だなあ……と思いました。

    だいたいそのイメージで読んで間違いないと思います。

    最後の表題作でもある「おごそかな渇き」はそれなりにキリのいいところで終わっているので、あまり違和感はありませんでしたけ

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    2015年11月05日
  • 赤ひげ診療譚

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    100刷を超える世代ほ超えて読み継がれた秀作である。清貧な名医「赤ひげ」新出去定に呼び出された遊学から戻った保本登の診療にまつわるあれこれの話である。『三度目の正直』『徒労に賭ける』が特に良かった。貧しさ、正義、因業、欲望、愛欲が作者の巧みな筆で生き生きとまざまざと描かれている。作者の没年のあとに生まれたのが残念である。これも因業か。

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    2015年10月23日
  • 生きている源八

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    短編集。山本周五郎とか池波正太郎はいちいちレビュー書くのも無粋な気もしますよね。読めば面白い、それだけでいいのかも。

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    2015年06月11日
  • 髪かざり

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    人間は信じ合わななければならない、「人を信ずる」それがあらゆることの初めである

    日本婦道記シリーズ

    女性は昔から賢くて強い

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    2018年11月25日
  • ちいさこべえ 2

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    相変わらず何の話やらよくわからず…といっては語弊があるかもしれませんけれども、とにかく読みにくいといった印象ですね…こりゃ原作の小説を読んでから再度この漫画にチャレンジした方がよいのかも…

    ヽ(・ω・)/ズコー

    ま、望月氏独特の作風を味わうためにも続刊、読んでまいります…。

    ヽ(・ω・)/ズコー

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    2014年11月12日
  • ちいさこべえ 1

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    あんましよく分からない内容なんですけれども、一通り望月氏の作品を読んできた自分としましては続刊も読んで行こうと思っております…。

    大工の話なんかな? 女の子は相変わらず可愛いですけれどもあまり表情がありません…これは前作の「東京怪童」でも感じたことですけれども、著者は絵のタッチを変えたんでせうか!? まあ、別にどうでもいいことですけれども…

    ヽ(・ω・)/ズコー

    原作である小説も読んでいないのでこれだけでは評価できません! が、前作「東京怪童」も最後まで読んでみればちょっと感動するような話でしたので、今作にもやはり期待してしまいますね…おしまい。

    ヽ(・ω・)/ズコー

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    2014年11月08日
  • 松風の門

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    短編集。
    昭和10~30年代頃に書かれた作品、単語が馴染みのないものもあり(意味の取り方が分かりにくかったり、昔の用語も多々)、良く分からない部分は推測しながら読みました(本来調べながら読むべきかf(^^;)
    それでもぐいぐいっと作品に引き込まれ、おお~っと思いました。不器用で人情味のある作品多し。(現代ならもっと素直にいけそうなのに~っともどかしくもなったり)。時代とともに変わるもの変わらないものを考えさせられました。

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    2014年11月04日
  • 青べか物語

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    時代小説のようでその実は、筆者:山本周五郎が住んだ、昭和初期の浦安と、そこに暮らす人々のスケッチ。 方言もそのまま、生々しさもある。 時代も生活様式も変われど、庶民の噂好きと、女の逞しさは不変なのだなと。

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    2014年07月13日
  • 山彦乙女

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    山本周五郎作品は今まで短編小説しか読んでいなかったので、ちょっと長く感じてしまいましたがヒロインの溌剌とした所や世の中に対する目線等がやはり作者らしく読後も爽やかな気持ちになりました。

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    2014年07月04日
  • ちいさこべえ 1

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    ネタバレ

    これはいい!バタ金からのファンとしては遠くに来たなあって感じがするけど。でもバタ金の四巻くらいの宇宙の大きさに関する不安とかが出てきて、どこが好きかってそういうところだよなあと思い出した。そしてりつかわいい。

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    2014年05月18日
  • 髪かざり

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    初期代表作の「日本婦道記」の属する作品を集めた一冊。

    300ページ弱で17編と、短いのがたくさん入ってます。

    このシリーズが多く書かれたのは、太平洋戦争中なんですよね。
    武士道や婦道としてのあるべき姿に殉じるというのは捉えようによっては滅私奉公的な捉え方もできなくはないと思うけど、周五郎作品の人間像は「内省」とか「克己」だとかだと思う。
    どうしようもない社会の何がしか、というのはいつの時代だってあるものだと思いますが、そうしたものにどうやって打ち克って生きていくのか。
    周五郎から日本人へのメッセージがつまったシリーズ。

    どれも面白いけど、戦国の城ものは特にいい。置かれてる状況や求められる

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    2014年05月02日