無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで200万冊以上配信中!
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
良いですね。周五郎円熟期の作品集です。
これで周五郎は連続4冊になりますが、これが一番ですね。
今回周五郎を再読しながら意外だったのは、その暗さです。暗くされた舞台に主人公達だけが穏やかなスポットライトを浴びて立っている。そんな仕立てで出来ています。もちろん、こっけいものもあり、後期の作品には爽やかな未来と言った趣向の作品も多いのですが、どこか周りに暗さが残っているようにも思います。
藤沢周平と比較すれば、周平は冬枯れの雑木林の陽だまり。冷え込んではいるけれど、明るさはあります。一方、周五郎は主人公も周りには暖かな灯りが届いているのですが、何故か周辺が暗い。そんな感じがします。それが悪いと言っているのでは有りません。むしろ、それが周五郎の魅力なのだと思います。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。