無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
Posted by ブクログ 2021年05月03日
周五郎新潮文庫版短編集、木村久邇典氏解説には周五郎の短編ジャンルが大まかにわかるものを選んでいるとのこと。そうですね「×××もの」と分類できます。
再読ですが、ひさしぶりに周五郎ワールドにとっぷりと漬かりましたので、一編ごとの印象を。
「ひやめし物語」
武家の次男三男は跡継ぎになれない、養子に行く...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年10月02日
樅の木は残ったしか読んだ作品はありませんでした。珠玉の短編集と思います。
以下、木村久邇則氏の解説から
満州事変から第二次大戦後、物資統制のため雑誌の統廃合まで行われた時代に作品は発表されたのだそうです。アンドレジット『大芸術家とは、束縛に鼓舞され、障害が踏切台となる。ミケランジェロのモオゼの窮屈...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年11月14日
さまざまな趣向の作品を集めた短編集。全10編のうち、以下印象に残ったものをピックアップ。
「よじょう」・・・どうしようもないヘタレ男・岩太が、乞食の真似事をしているだけなのに父親の仇を討とうとしていると周りから誤解されてしまう。それだけでも面白いのだが、仇を討つ相手はあの宮本武蔵。力の象徴である武...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年11月04日
以下、短編ごとに感想。
ひやめし物語:武士の時代のひやめし食いは制約強すぎて大変そう。
山椿:オチは読めたが良い話。人は生まれ変われるものですな。
おたふく:誤解って怖いね。いい話ですんでよかった。
よじょう:武士の誇り(というか仇討ち)に対する皮肉。
大炊介始末:感情移入がしづらい。イイハナシナノ...続きを読む
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。