田内志文のレビュー一覧

  • 願いをかなえる呪文

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    ネタバレ

    本の世界に閉じ込めらた双子が、願いが叶う魔法を発動させるためのアイテムを集めるため奮闘する。
    有名な物語の主人公シンデレラや白雪姫はもちろん、三びきのくまに出てくる少女まであらゆる物語の人物が集結しているので、昔話好きの人は楽しいと思う。ただ赤ずきんが我が儘で嫌な感じ描かれているので、好きな人は嫌かもしれない。

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    2018年09月11日
  • 願いをかなえる呪文

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    ネタバレ

    双子が主人公というので手にとってみました。
    ハリーポッターよりも気楽に楽しめるファンタジー。

    アレックスは勉強ができて、最初はハーマイオニーを思い出してしまう(この手の物語には勉強のできる子も必要なのかしら)。それはさておき、アレックスの「ここではないどこか別の世界」に憧れる気持ちは私も子どもの頃憧れていたので共感。
    コナーはもうほんと、常識にとらわれなくて、私は大好き。誇りに思うような男の子。
    コナーとアレックスの双子ならではの間柄にも個人的にグッときました。
    そして子を持つ私にとっては、11歳で父を亡くすという耐えがたい事実に胸が痛み、かつ11才って大人になりつつある気がするけれどこれほ

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    2018年09月07日
  • 新訳 ジキル博士とハイド氏

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    再読本。
    理性のジーキル博士と、獣のハイド氏。人間誰しもハイド氏を内に秘めている。それを理性が覆い隠しているのだろう。
    作中のジーキル博士は長年自分の中にある獣を隠し続けてきたが、あることがきっかけでできなくなったしまった。さらに悲劇なのは、その獣が勝手に育ち、理性の自分を覆い隠すようになったことだ。
    自分の中の獣をなかったことにするのでなく、向き合い、受け入れていれば作中の悲劇は訪れなかったのかもしれない。
    私たちはジーキル博士になるのか、それとも他の者になるのか。この作品を読みながら自分の獣に問いかけるのも面白いかもしれない。

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    2018年03月03日
  • 新訳 道は開ける

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    新訳にて『道は開ける』再読。不安が病気の元になる。不安を解消する4つの手順として、一、不安の原因を明確にする 二、最悪の結果を書き出す 三、解決方法を書き出す 四、解決に向けて行動する この4つのプロセスを実際に行動に移すことで奇跡が起こる。そんな実例を挙げながら、読者に勇気を与えてくれるのが本書である。

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    2017年12月08日
  • 新訳 ジキル博士とハイド氏

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    表紙の佳嶋さんのイラストに惹かれたのと、前から読みたいと思っていた作品だったので購入!

    ジキルとハイドが二重人格者なのは知っていたけれど、まさか容姿ごと変わるとは…最後のジキル博士の手紙での告白による心の葛藤が読んでいて色々と考えさせられた。誰だって心の中では善と悪が鬩ぎ合っている、それとどう付き合っていくかが重要で、あまりにも悪を否定しすぎると自分自身を縛り付けてどんどん身動きが取れなくなってしまう。何事もバランスが大事。

    この小説が書かれた当時のロンドンの背景や人々が抱いていた偏見についてが、あとがきで少し触れられていて、それを知った上で読み返すとまた違った風に受け取れる部分が沢山ある

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    2017年05月10日
  • 新訳 道は開ける

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    「落ちてるとき」か「ノッてるとき」で言えば、
    「落ちてるとき」に非常にオススメの本です。

    もう、仕事も人間関係も人生も何もかもうまくいかないし、もういやだ死にたい><! と思うことがあったら、

    行動に出る前に、まずこの本を読んでみてと言いたい。

    そこまではいかなくても、
    最近なんだか怒ってばかりだなーとか、なんだか元気が出ないなー
    という人にも、おすすめの本です。

    ***

    何度も読む機会はあったのですが、

    「有名な本だし、ちょっと読んで勉強しよう」くらいのモチベーションで読み始めたときは、
    まったく興味が持てず、内容が入ってこず、ちっとも読み進まず、数ページで読むのをやめてしまいま

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    2017年05月02日
  • 新訳 フランケンシュタイン

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    学生のころに別の人の訳で読んだ気がする。改めて時系列を意識して読んだら、フランケンシュタインが思いのほか若くて驚いた。そして怪物がとても切ない。最後フランケンシュタインが怪物を追うとき、怪物は自分を殺すためとはいえ、全てから忌避される自分を求めて追ってくる存在がいるというのにうれしい気持ちもあっただろう。怪物に最後まで名前がないのも個人的に気になるところ。

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    2015年12月27日
  • 新訳 道は開ける

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    ”人はどうやって不安を解決してきたか”という不朽のテーマを存分に書いた名著である。我々はいつも不安である。それをどう向き合い、取り除いていくかはとても大切なことだ。心の平穏とは最悪の事態を受け入れるところから生まれる、何が不安なのかを明確に書き出す、自分に何ができるのかを書き出す、どうすべきかを決める、小さなことにこだわるな、自分を変えてゆくことができる、変えられない運命と調和する、脅威とはマイナスをプラスに変える力、自分がどうしたら人を喜ばせることが出来るか、人に行う善は自分への最善である、自分の犯した過ちに自分自身を批判せよ、満たされないものは世界を手に入れても満たされない、等人生をうまく

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    2015年08月23日
  • 新訳 道は開ける

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    冒頭の「九つのヒント」だけでもいいのだが。

    自己啓発の本は、日本ではカッパのように薄く、活字スカスカの本が喜ばれるが、アメリカでは、カーネギーのようにじっくり読ませるケースが満載の分厚い本が喜ばれるようだ。読者層の知的レベルが違うのかもしれないが、それ以外にも、宗教やプリンシプルに対する態度が、彼我で異なるところが反映しているのだろう。アチラでは、宗教的に「自己を高める」ような生活態度を自分の中に根を下ろさせる、それにむかって日々努力するということが尊ばれるので、聖書のように日々読み返す、文字通り「座右の書」として使われることになる。翻って日本では、敬虔な祈りということはそれほど重視されない

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    2018年10月19日
  • 失われたものたちの本

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    ネタバレ

    自分で作ったジンクスで母親を病死しないよう繋ぎ止めようとするところ、自分もすぐジンクスを自身に課す子供だったから、その強迫観念が思考を支配する感覚が久々に思い出された。
    まだ子供で、というだけでなく、多分自分の考えにとらわれてしまうタイプもあり、物事を冷静に客観的に考えられない主人公が、自分を信じてくれる木こりやローランドと出会い、広い視野を得ていくところ、成長を追えて良かった。
    けど、それまでの王様には何故木こりやローランドがいなかったの?比較してしまって、普遍的な物語としては少し腑に落ちなかった。

    アオサギが部屋にいるところで、映画「君たちはどう生きるか」のアオサギの意味がやっと分かった

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    2026年01月03日
  • ウォールデン 森の生活

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    2025年最後の読書は森の生活になりそうです。良くも悪くもイメージや予想をひっくり返された本。タイトルからくる私の勝手なイメージ。静かに森の中で過ごす生活が書かれていると思っていた。確かに、静かに森の中で生活しているのですが、まぁ、賑やかというか、怒れるソローであり、全然静かな本ではなかった!批判的であり、物申す文章が多め。だけど、自然描写については細かく丁寧。自然への畏怖、憧れ、尊敬、感謝を十分に感じる。個人的にはアリについて書かれている所が好き。こんなに細かい、優しいけれども客観的な視点で地面を這うアリを見ていたのか。驚いたのは、この頃から動物愛護協会があると知ったこと。狩猟をする一方で、

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    2025年12月31日
  • 失われたものたちの本

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    「ファンタジー」「物語のなかに入る」「冒険」というキーワードが気になり読み始める。
    解説を見てなるほどと思いましたが、
    読んでる際は中々頭に入らなかった伏線。
    伏線がしっかりと頭に入ってたらもう少しおもしろかったかも。
    続編も読みます。

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    2025年12月31日
  • こうしてイギリスから熊がいなくなりました

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    森に住み恐れられていた「精霊熊」、下水道で役務を負わされていた「下水熊」など、8つの寓話集。
    あとがきのネタバレを先に読むと理解が深まるのでオススメ。
    現在、イギリスには本当に熊がいない。その風刺の効いた8つの物語

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    2025年12月26日
  • 失われたものたちの本

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    失われた物語のお話(児童文学)の子供向けかと思っていたら、ちょっとエロ、グロまるっきり大人の世界でした。

    お話は、ちょっとどっかで読んだことがあるような感じがしましたが、次から次に怒涛の展開が最後まで続き、飽きさせません。

    エピローグもとてもいい感じです。

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    2025年12月11日
  • 10の奇妙な話

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    邦題は「奇妙」原題は「哀れ」となる。
    奇妙なストーリーの中に奇妙なキャラクター達が登場する。
    奇妙なキャラクター達が哀れなのでは無く、奇妙なキャラクター達によって哀れな被害を受ける人達が存在している。
    「ピアース姉妹」だと明確に指摘されてる哀れな男だし
    「地下をゆく舟」なら、その街に暮らす人々だろう
    「もはや形跡もなく」なら、スーツケースに詰め込まれた靴下達だと思う。
    しかし「地下をゆく舟」や「蝶の修理屋」では、神秘的な情景が目に浮かぶ時もあり
    何とも奇妙なミック・ジャクソンワールドが体験できる素敵な短編集でした。

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    2025年11月06日
  • 失われたものたちの本

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    小さい頃に読んだおとぎ話の世界は久しぶりだったので、わくわくした!
    残虐なシーンが結構あると聞いていたけれど、かなり非現実的なのでそこまで気にならなかったな~

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    2025年10月20日
  • 1984

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    ネタバレ

    完全監視社会+それに従う大衆という絶望的な社会を描いたディストピアの金字塔。
    このような社会では、豊かな文化の発展は望めず、あるのは服従・搾取・無知のみである。

    本編については星5。
    裏表紙の説明欄では「圧倒的リーダビリティ」などと謳っているが、ところどころ読みにくいと感じたし、それは疑わしいと思ったので星−1。
    翻訳者のあとがきにおける一部の言い分については、個人的に思うところがあり、読後の余韻が薄れたので更に星−1。結果星3となる。

    このレビューは長文となるが、前半では作品の感想と考察、後半では翻訳者のあとがきに対する私の反論を述べる。

    《汝、かくなり》
    本作において、この世界観を象

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    2025年09月07日
  • 失われたものたちの本

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    事前情報なく読む。

    これは宮崎駿さんの「君たちはどう生きるか」のモチーフになった本?。映画は説教臭いタイトルで、面白くなさそう(失礼すぎ)だったので見てないのですが、この本を読んだ今は俄然気になってます。

    序盤は大好きな母を失った後の新しい家族の形に馴染めない男の子のモヤモヤ。この坊やがある事をきっかけに異世界へ。そこからは一気にファンタジーの世界へ。異世界に入ってからは、誰もが知ってるグリム童話が私たちが知ってる内容とはかなり解離したどす黒い形で表現され、いい意味での大きな違和感あり。ハイブリッド生物がでてくるのは最近の物語だなぁと思ったり(でも基本は馬、剣、城などのファンタジー)。グロ

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    2025年08月13日
  • 新訳 ジキル博士とハイド氏

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    「ジギルとハイド」という名前だけ聞いたことがあり、二重人格に興味を持ったことがきっかけで読みみ始めました。温厚で誠実なヘンリー▪️ジギルが薬によって邪悪で冷徹なエドワード▪️ハイドに人格を乗っ取られていくお話です。始めは真逆の存在として両者をみていましたが、欲望を発散したいという気持ちがあるという点では同じでした。多重人格者はそれぞれ異なる目的で動いていると思っていたので意外でした。

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    2025年07月13日
  • 1984

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    む、難しかったです(汗)
    まず、世界観を理解するのに四苦八苦。そして中盤以降の太字のゾーンは理解する為に足りない頭を頑張って働かせるせいか、5ページもしないうちに眠気に襲われました。
    読むのにめちゃくちゃ時間がかかった作品
    陰謀論はこの本が元に?という部分が多かった
    そして、もはやどのような世界が人間にとって幸せなのかは考えたくなくなりました
    疲れた、、、

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    2025年07月10日