田内志文のレビュー一覧

  • 失われたものたちの本

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    和訳の小説に慣れていない為、読み終わるまでに時間がかかってしまったが、読後感がとても良かった。外国のブレイブ・ストーリーのよう。

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    2025年07月10日
  • 1984

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    1年越しで読み終えた・・・
    最初辛かったなぁ〜、なんて暗くて陰鬱で希望のない世界なんだって
    でも2章でそれを打ち破るべく行動し始める主人公にグイグイ引き込まれ
    どんどんやってやれ!!って思って俄然読むペースが上がったと思ったら・・・
    そこから一転・・・どん底に落とされてどよーんって感じ
    最後は、あぁぁ〜、って扉閉ざされて終了な感じで、後味悪い感じ・・・
    でもこれがディストピア小説ってやつだね!!って納得

    それにしてもこれが日本で言うトコロの戦後間もなくの頃に書かれたとはとても思えない、今の世界にめちゃめちゃマッチしていて・・・恐ろしくなった
    でも、飼われるのが幸せ・・・ってのも気持ちわかるな

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    2025年06月20日
  • 新訳 フランケンシュタイン

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    世間一般に定着しているイメージと、本書を読み終わった時に抱くイメージが結構変わるんじゃないかと思う1冊

    元々「有名タイトルだけど内容を知らないから読んでみよう」という動機と、たまたまTwitterでとある方の自己解釈フランケンシュタインの怪物のキャラクターデザインを見かけたのをキッカケに読み始めました
    (映画やハロウィンでよく持たれているイメージと、原作本文からの描写のイメージをキチンと引用して書いておられる方でした)

    少し昔の文章なので、読み慣れるのには少し時間がかかるかもしれませんね

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    2025年06月17日
  • 10の奇妙な話

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    不思議なお話
    ハッピーエンドではない
    お話もあったけれど
    その顛末に共感してしまった

    宇宙人にさらわれた
    骨集めの娘
    ボタン泥棒
    は優しく穏やかな読後感

    川を渡る
    はちょっと笑ってしまった

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    2025年05月01日
  • 10の奇妙な話

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    ミック・ジャクソンとは「こうしてイギリスから熊がいなくなりました」で出会った。現代作家だが、作品の設定に時代感があり、1960年生まれということに意外さを感じた。
    私の最近のもう1人のお気に入り、ジョン・コナリー同様、ものすごい才能なのに日本での知名度は低く、翻訳本も少ない。

    ”熊“がまさしくそうだが、この短編集でも、かなりの奇想天外な話が淡々と語られ、しかもほとんどが静かに終わる。

    彼の代表的な作品の世界は、乾いていて寂しげだ。「ピアーズ姉妹」しかり「地下をゆく舟」しかり「蝶の修理屋」しかり。
    しかし登場人物たちはそれを悲観するでもなく、頑なに静かで揺るぎない。
    時折、心の中を隙間風が通

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    2025年04月05日
  • 失われたものたちの本

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    ダークファンタジー好きには刺さると思う1冊。
    例えるとアリス・イン・ワンダーランドと似た世界線
    私はとても面白いなと思った。

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    2025年02月18日
  • 失われたものたちの本

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    序章はよくある少年の成長譚なのかと思った。
    一筋縄ではいかない、絶望が支配する世界が物語に深みを与え血肉になっている。

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    2025年02月10日
  • 失われたものたちの国

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    「失われたものたちの本」の完全な続編。
    (前作を読んでいないと全く理解不能)

    ロンドンに住むセレスは一人で8歳の娘を育てている。ある日、娘が交通事故にあい昏睡状態になってしまう。医師の勧めで田舎のケア施設に移るが、その施設のそばに『失われたものたちの本』という物語を書いた作家の古い屋敷があって…。

    主人公セレスの感じる孤独と絶望は痛々しいほど胸に迫ってきます。ただ、前作の主人公ディヴィッドが囚われた喪失感や嫉妬とはベクトルが違う感触がありました。ディヴィッドが少年だったのに対して、本作の主人公セレスは立派な大人として描かれています。前作が書かれてから17年が過ぎ、著者の思考の変遷がここに表

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    2025年02月05日
  • 失われたものたちの本

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    映画『君たちはどう生きるか』のヒントになった本ということで読んでみました。悪意がふんだんに出てきてすごかったですが、面白かったです。深いなあと思いました。

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    2025年02月04日
  • 失われたものたちの本

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    勝手に想像していたよりとてもダークな世界だった。あらすじを見ても生易しい物語でないのはわかるが、それでも思っていたよりもずっとダークであった。
    はじめの現実世界での主人公の立場や心情、物語の中で主人公が出会う登場人物達と経験。全てが重くて読み進めていくとどんどん気持ちが沈んでいった。
    主人公は子供ということだが、子供であろうと大人であろうと、主人公の立場や経験は受け止められるのがとても難しいものだと思う。そのような状況だけでなく、そこに主人公の心情が細かく書かれていたのがなによりこの本の感銘を受けた部分だった。ただ状況を書き並べるだけならいくらでも出来るだろうが、心情がこれでもかと書き並べてら

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    2025年01月17日
  • 失われたものたちの国

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    ネタバレ

    前作は見事に完結して見せていたが、そんな作品に見事に続編を生み出させてくれた作品だと思った。
    主人公は娘を失われた30代の母親で、ファンタジー世界にはそぐわない人物のように思える。
    だが、彼女もまた誰かの娘であり、愛情を注ぐ対象のいる母親であり、現実を生きる冒険者なのだ。

    一つ蛇足の感想を。
    フロリダはお風呂から離脱する、ではなくお風呂のため離脱する、です。

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    2025年01月03日
  • 願いをかなえる呪文

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    登場人物は知っている人たちなので、童話を背景に入り込みやすかった。最後はすべてが気持ち良く繋がっていく。

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    2024年12月08日
  • 10の奇妙な話

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    ★★★★☆「ピアース姉妹」「眠れる少年」「蝶の修理屋」の三作が印象的でした。1番初めにピアース姉妹の話からでインパクトがありました。詳しいあとがき、解説も読んで他の作品も読んでみたくなりました。

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    2024年12月05日
  • コナーの四つの物語

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    4,5,6巻は絶対に続けて読んでくださいね…
    つまりとても良いところで終わる。

    今作はサブタイトルにもある通り、コナーが作った物語のなかに入り込む。コナーの頭の中、家族との関係性が描かれる。
    正直、作中作の部分が長すぎて読むのしんどかった。
    アザーワールドの各地の登場人物にくわえ、ランドオブストーリーズの面々にコナーの物語の人たちを加えて、いつのまにやら大所帯すぎて、登場人物の整理だけでも一苦労です。笑

    アーサーがアレックスのことを助けにくる熱い展開希望!最後の一冊がたのしみ。

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    2024年11月30日
  • 失われたものたちの本

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    ダークファンタジー!
    なかなかにグロいシーンが多々あり、途中手を止めてしまいそうになりましたが最後まで読み進めることができました。

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    2024年10月29日
  • 銀行強盗にあって妻が縮んでしまった事件/奇妙という名の五人兄妹

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    もともとは別々の2冊だったものを1冊にまとめて文庫化したものだそう。推理文庫から出ているがミステリではなく、世にも奇妙的な小説。「妻」「兄妹」という言葉が示す通り、どちらも家族に関するお話。

    降りかかる超常現象が家族という共同体およびそれを構成する個人個人が抱える問題をより鮮明にしていくが、問題を乗り越える最後のひと押しはとても素朴な気付きや対話であったりするのが印象的だった。
    「妻が〜」の方は4月に日本で舞台化していたようで、どう表現されていたのか気になる。
    「奇妙と〜」は、私も三人姉妹の末っ子なのだが、読んでいるとなんだか姉たちに会いたくなった。

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    2024年10月05日
  • 魔術書ものがたり 上

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    もうすぐ死を迎えるブリスタル。
    魔法と魔法に関わる人たちを世界に残すための最後の旅が始まる。

    前巻を読んでからかなり経っていたので、
    最初は「どんなだったかな?」と思い出しながら読み始めたけれど、
    あっという間に読み進めてしまった。
    疾走感がある。
    世界を救おうと奔走するブリスタルたちのジレンマや葛藤がよく描かれている。
    そう、「ちょっと変わってるだけの人」は、私たちの世界にもたくさんいる。
    きっと私もそう。
    だからといって排除したり阻害するのではなく、
    一つの個性として受け入れる世界であってほしい。

    続きが気になるところで後編へ。

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    2024年10月01日
  • シャーロック・ホームズの護身術バリツ

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    伝説のバリツの元ネタ?であるバーティスのハウツー本。
    写真入りで動きが解説されているため、友人や家族と一緒に読みながら体を動かしていると護身術が身につけられる気がしてきますね。
    当時の連載記事を翻訳したものなので、その頃のイギリスの様子なども感じられてお得でしたw

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    2024年09月17日
  • 失われたものたちの本

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    終盤ぐっと輪郭が見えてきたような、見方が変わるような感覚になった。空想世界を作りながら読むとか、自分だけの物語になるとか、そんなのを感じて凄くよかった。自分の通り過ぎてきた物語を...って言葉なんか好き。

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    2024年08月31日
  • 願いをかなえる呪文

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    おとぎ話に入り込むアレックスとコナーの冒険。
    登場人物が多かったかも、一つ一つのエピソードに深みが欲しかったが、白雪姫のおかあさんの悪の女王のエピソードは結構胸にきた。
    悪い人は最初から悪いわけではない、環境が本人を変えてしまう。
    自分の好きなお話の登場人物が出てきてくれたのですごい面白かった!
    続きもあるので、楽しみ!

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    2024年08月12日