田内志文のレビュー一覧

  • 1984

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    この小説は
    情報統制され、行動や言語、考え方や欲望まで
    全て管理され監視される様子が最後まで続き
    ずっと息苦しかった

     子供達がスパイになって両親を訴えたり
     嘘が歴史になり真実になったり
     不適切な表情 不適切な寝言で思想犯罪者
     として罰せられたり
     黒が黒だったことを忘れて黒が白だと
     心から信じる能力が求められたり   

    恐ろしすぎます

    今の自分の正しさが正しさでなくなり
    正しくないことが正しくなる世界
    そんな社会に身を置いたら本当に正しい事を
    正しいと言うことができるだろうか
    強大な権力に忖度して
    自分の価値観を変えてしまうかもしれない
    抗える自信がない

    それでも 自分の脆

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    2025年11月08日
  • 1984

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    ネタバレ

    ガチでこんなとこで生まれ育ったら首切って自害する即
    やばすぎるだろ(;_;)
    資本主義最高、と言いなさい

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    2025年10月29日
  • 失われたものたちの本

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    不幸な境遇の少年が、不思議な童話の世界に迷い込んでしまう。そこでの体験や出会いを通じて、少年の成長を描いた物語。

    誰もが知っている童話が絶妙に歪み、狂っていて、何故そうなったかもストーリーにうまく組み込まれており、読みながら非常に引き込まれた。
    全体的に少年版の不思議の国のアリスのようなイメージなので、アリスが好きな人は特に楽しめると思う。

    0
    2025年10月27日
  • 新訳 ジキル博士とハイド氏

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    ジキルとハイド…単語は聞いたことあっても、意味は知らんシリーズとして手に取った本。第一印象、本が薄い!その割に、濃い目なストーリーとメッセージで楽しめた。

    前半部は、ミステリーやSF的に楽しめた。(あらすじでネタバレ的な記載もあり…)なんとなくからくりが想像できたものの登場人物たちが真実に迫っていくときのハラハラドキドキな展開に没頭できた。
    後半部では、本書のテーマである「人にある善の一面、悪の一面とどう折り合いをつけて付き合っていくか?」という人間として生きる上での問いに向き合う。相反する善悪をそれぞれ切り離し、居場所を与え、悪はエスカレートして、悪に蝕まれて破滅していく様子が描かれる。…

    0
    2025年10月27日
  • 吸血鬼ドラキュラ

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    長かった!でも楽しく、チミチミ読みました(笑)誰もが知ってる吸血鬼ドラキュラ。でも原作は読んだことないなと手に取りました。登場人物達の日記または手記により物語が進む形式を取っており、最初は読みにくいけど引き込まれていきます。伯爵が夜は万能で、コウモリや犬に化けたり、霧になったり、天気も左右出来たりして神出鬼没なのに対し、昼間はなにも出来ず、木箱で寝てるだけ。そこを狙われたらなにも出来ないので、その駆け引きが長々続いておもしろい☆NHKの「100分で名著」でも紹介されてました。再読確定作品☆

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    2025年10月26日
  • シャーロック・ホームズの護身術バリツ

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    バリツバリツ言ひながらバーティツの方。
    バートン=ライトの師事した神戸の柔術家
    「Terajima kuniichirou」さんが謎。
    あとヴィクトリア朝の「電気!マグネティック!」ブームで怪しいものが蔓延ってたので、バートン=ライト先生が
    「あんなものはうちのテコの原理にいる武術でホレ」
    てやった、椅子に座ってる人を椅子ごと持ったりする技術が入ってる。おお。
    惹句をかいた大槻ケンヂさんは1990年代に李小龍、詠春拳習って映画スターになったをとこの、ジークンドーの体系加減とバーティツのそれが似るって言ってたが、奇縁と言ふか、こっちの監修の人は「詠春拳デフォの武術やる」シャーロック・ホームズの映

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    2025年10月21日
  • 魔法ものがたり 下

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    少し説教臭いところもありますが、ファンタジー作品として、またYA小説としてとてもよくできていると思います。

    最強の魔女「雪の女王」と戦い、師であるマダム・ウェザーベリーを助けだすためにノーザン王国へと向かったブリスタルたち。
    恐ろしいモンスターがうろつく「はざま」を抜ける旅路や、雪の女王の軍隊との戦いの場面はちょっと物足りない部分もありましたが(想像していたよりもアッサリと決着がついてしまったような気がしました)、雪の女王との話し合いを含め、他者に不寛容であることがどれほど悪いことなのか、物語を通して強く感じさせる作品だったと思います。

    ようやく魔法が「違法」ではなくなった社会の中で、マダ

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    2025年10月20日
  • 魔法ものがたり 上

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    YA小説のカタログで見て、手に取りました。
    「魔法が禁止された世界」で魔術の力に目覚めた少女の物語です。

    物語の世界を説明する要素もあるのでしょうが、歴史を改竄することで、ある特性を持つ人を弾圧する社会を著者が強く非難していることが伝わります。
    主人公の目を通して、盲目的に弾圧に加担する人達の愚かさや、虐げられる者の苦しみがよくわかり、小学校高学年や中学生に手に取ってもらいたい作品です。

    マダム・ウェザーベリーのセリフで
    「すてきな世界にしたいなら、私たちが世界よりすてきじゃなきゃいけない」
    というものがありました。至言だと思います。

    次巻から、一癖も二癖もある仲間たちとの魔術の授業がは

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    2025年10月18日
  • 1984

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    1949に書かれたものとは思えない、現代に通じるものに満ちた小説
    ただ、途中で挟まる世界の解説やニュースピークの解説は無駄

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    2025年10月13日
  • 1984

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    天変地異でも起こらない限り決して崩壊することがないような完全に支配された希望なきディストピア世界の物語。

    終盤にはまさかのどんでん返しもあり楽しめた。

    ナチスドイツや北朝鮮、ポルポト政権下のカンボジアの様な国や時代を連想させる部分も多く、読んだ後に世界について、社会について考えたり話したりしたくなる作品。

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    2025年10月07日
  • 新訳 ジキル博士とハイド氏

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    ネタバレ

    名前とかで大体のオチは想像できてはいた。だが最後の日記の部分を読んだ後、ジキルとハイドが他人事のように思えなくなった。
    自分が全くの別人になり、何をしてもお咎めを受けずにいられるとしたら、清廉潔白に過ごせる人は、果たしてどれほど存在するだろうか。例えば飲みの席でのやらかしを「酔っていたから」などと弁明し、周囲も多少の共感を示すということがある。普段の自分と酔っている自分とは関係ないので、酔っている自分が多少悪いことをしても、素面の自分にとってはどうでもいい。そう思いたいという歪んだ願望が、加害者にも、そして(今後加害者になりうる)被害者にも多少あるように思う。
    道徳心というのは、当事者意識が欠

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    2025年10月05日
  • 失われたものたちの本

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    血の匂いのただよう暗い森にわけいり、獣の息遣いを耳元で聞くような本。こどもの頃に、初めて完訳グリム童話(金田鬼一訳)を読んだ時の衝撃を思い起こされた。とりかえしのつかない過去の美しい残滓を、かきあつめて懐かしむ姿がかなしい。でも物語の外も光に満ちているだけではない、誰にとっても。

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    2025年09月21日
  • 失われたものたちの本

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    ダークファンタジー、若干ホラー寄り。
    序盤は物語に入り込めなかったが、ドンドン楽しめてくる。
    表現がキツい部分が多いので、子供にはおすすめ出来ないかな。

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    2025年08月04日
  • 失われたものたちの本

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    ネタバレ

    デイヴィッドは本当の自分がどう在るべきかを、他者から教えてもらいたかった。理想化された大人ではなく、正しいあり方を示してくれる存在を求めていた。だからこそ彼は現実ではなく、物語の中に救いを探し、登場人物たちの言葉に期待を寄せた。語られる物語はおとぎ話のような、めでたしめでたしではなく、妙に現実味を帯びたトゥルーエンドのようだった。太宰治が「本を読まないということは、その人は孤独ではないという証拠である」と述べたように、デイヴィッドの読書量と想像力は、そのまま彼の孤独を示している。終盤で、いい子になったデイヴィッドは、ただ従順になったわけではない。彼は失いたくない世界があり、避けていても無視して

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    2025年08月01日
  • 失われたものたちの本

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    母親の死、父親の再婚と義理弟の誕生、戦争…とあらゆることに傷つけられてきた主人公デイヴィット。義母と義理弟への憎しみを胸に抱きつつ庭を彷徨っていると、岩の割れ面から異世界へ閉じ込められてしまった。デイヴィットは帰れるのか?

    題名が素敵で気になってたけど、ダークな世界観だとも聞いてたので、読むのを躊躇してた。今回旅行するにあたって本をいくつか購入することになり、夫と同時読みしようという流れになって読み始め。

    めっちゃ面白かった。ダークであることに間違いはないんだけど、童話チックな語り口なので、そこまで生々しくないし、デイヴィットがどう窮地を切り抜けるかが気になりすぎてページをめくる手を押さえ

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    2025年07月28日
  • 失われたものたちの本

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    美しいのにどこかグロテスク、それでいて純粋、そんな印象が強い。
    12歳、多感なデイヴィッドが入り込む物語の世界が怖くもあり、同時にワクワクもした。
    背景に第二次世界大戦があるからだろうか、おとぎ話の中にもその影響は及んでいる。その中を彷徨う少年の冒険から目が離せない。子供の頃読んだ冒険ものと同じフォーマットだが、バラエティーに富むと同時に純粋さゆえの残酷さが際立っていて面白かった。ボーナストラック的についている「シンデレラ(Aバージョン)」の結末は笑ってしまった。

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    2025年07月20日
  • 失われたものたちの本

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    和訳の小説に慣れていない為、読み終わるまでに時間がかかってしまったが、読後感がとても良かった。外国のブレイブ・ストーリーのよう。

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    2025年07月10日
  • 1984

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    1年越しで読み終えた・・・
    最初辛かったなぁ〜、なんて暗くて陰鬱で希望のない世界なんだって
    でも2章でそれを打ち破るべく行動し始める主人公にグイグイ引き込まれ
    どんどんやってやれ!!って思って俄然読むペースが上がったと思ったら・・・
    そこから一転・・・どん底に落とされてどよーんって感じ
    最後は、あぁぁ〜、って扉閉ざされて終了な感じで、後味悪い感じ・・・
    でもこれがディストピア小説ってやつだね!!って納得

    それにしてもこれが日本で言うトコロの戦後間もなくの頃に書かれたとはとても思えない、今の世界にめちゃめちゃマッチしていて・・・恐ろしくなった
    でも、飼われるのが幸せ・・・ってのも気持ちわかるな

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    2025年06月20日
  • 新訳 フランケンシュタイン

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    世間一般に定着しているイメージと、本書を読み終わった時に抱くイメージが結構変わるんじゃないかと思う1冊

    元々「有名タイトルだけど内容を知らないから読んでみよう」という動機と、たまたまTwitterでとある方の自己解釈フランケンシュタインの怪物のキャラクターデザインを見かけたのをキッカケに読み始めました
    (映画やハロウィンでよく持たれているイメージと、原作本文からの描写のイメージをキチンと引用して書いておられる方でした)

    少し昔の文章なので、読み慣れるのには少し時間がかかるかもしれませんね

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    2025年06月17日
  • 1984

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    最近SFにハマってるという話をしたら、Cさんが「1984は間違いない」というので読んでみた。

    間違いなかった!!

    監視社会のディストピア的な世界を描いているが、
    退屈になることなく引き込まれるように読んでしまった。

    - 思考を狭めるために、言語を改変する(ニュースピーク)の話
    - 権力を手段としない目的とするビックブラザー
    - 上流、中流、下流で逆転させないように徹底的に民を監視し、弱体化させる戦略
    - 拷問の末の最後

    など見どころ、考え所満載の作品だった。
    素敵な作品ありがとうございました!!

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    2025年06月16日