田内志文のレビュー一覧
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ネタバレ天才科学者フランケンシュタインが生み出した怪物と、生みの親であるフランケンシュタインの話。
フランケンシュタインは、科学への好奇心から怪物を生み出したが、その怪物は人間と変わらぬ知性と感情を持っていいた。怪物はその醜い見た目から、親切を働いた人々にも拒絶される。親切や善意が拒絶されたことにより怪物が世界と関われるのは悪意を通した凶行だけだった。悪意に任せるまま、怪物は創造主であるフランケンシュタインへ復習するために、フランケンシュタインと関わりの深い人々を次々に殺していく。そして、フランケンシュタインもまた怪物への復讐を誓う。
誰も救われない展開に呆然とすることしかできない。どちらが悪かを断ずることもできないままに、読み手の前に犠牲者たちの屍が積み重なる。その様子が「悲しみ」という感情にまとまる。 -
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ネタバレシリーズ4作目。
楽しみにしているシリーズです♪
全6巻とのことなので、中盤戦といったところ。
このシリーズ、キャラクターがとても生き生きしていて読んでいて楽しい^^
推しキャラはやっぱり赤ずきん、ですかね~♪
まっすぐで子供のようなレッドだけど、時々妙に的を得たことを言ったりする所にいいなって思います^^
あんなに嫌がっていたロストボーイズのいいお母さんになってる所がレッドらしい♪
アレックスはやっぱり少し傲慢?な部分があるような気がして、最初の頃のようには見れないんですけど物語が進んで行くのに合わせて成長していってくれると信じてます。
全6巻、次がコナーの物語でヒーローを集めていくようなので最終巻で決戦といったところでしょうか。
私的には、あれから数年後、いろいろ経験したアレックスがどのようなフェアリーゴッドマザーに成長したのか。
成長したアレックスが立ち向かう試練みたいな物語をぜひ読んでみたいです♪ -
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ネタバレ今回も引き込まれるままに読み進めました^^
念願の魔法使いになれて、忙しく過ごすアレックス。
小さな体で大冒険をして、おとぎの国を救った経験をしたけどやはりまだ子供。
少しいい気になっている?って思うような行動もあったりしてそんな彼女もまだ成長段階なんだろうなと思うと今後どんな魔法使いに育っていくのかそれも楽しみ^^
今回はコナーは現代でまた大冒険、一緒に冒険した子たち。。おばあちゃんの最期の頼みで何となく正体が掴めた気が・・(ドキドキ)
最後に仮面の男の正体が分かっちゃうんだけど・・ こちらも何だかその通りに受け止めるんじゃない気が・・(ドキドキ 笑)
次巻、楽しみです^^♪ -
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400ページを超える上下2段組…正直、読み始める前は途中で投げ出すかもと思っていたが杞憂に終わった。
本書は、悪魔に邂逅したと主張して失踪した牧師ギデオン・マックの手記と、その出版を考える編集者の覚書で構成される。滝壺に落ちて死んだと思われたギデオン牧師は、3日後に奇跡の生還を果たす。ところが生還した彼は、ライヘンバッハの滝から生還したかの名探偵よろしく、全くの別人になっていた。自分は悪魔と過ごしていたと語り始めたのである。
何とも不思議な小説で、全てギデオンの虚言なのか、妄想なのか、それとも何か真実が含まれているのか、特に結論が出るわけでもない。ただ淡々と彼の人生が語られるだけなのだが、面白い。よい読書の時間だった。 -
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読み切るのに時間がかかってしまった。あまり物語に入り込めなかった。なぜだろう。海外の小説はそのきらいがある。
言葉の縮小がそのまま思考範囲の縮小に直結するというのはその通り。ニュースピークが怖い。
我々も言葉を略したり、安易さのためにその時の気持ちをやばいなどと表現することは避けなければいけない。スマホばかり使っていると確かに思考範囲が縮小してしまう。スマホをやめて自己洗脳を解き、本を読まなければいけない。
SNSの提示される情報を安易に信じない。ヘイトを煽る投稿。解説の通り、現代に怖いほど通ずるものがある。そう読めばもっと内容に没頭できたのだろう。
表紙がマグリットなのは、この現実と空想が入り混じった複雑な読後体験を示しているのだろう。 -
Posted by ブクログ
全体主義による監視や統制社会を描いたディストピア小説。ニュースピークという言語を用い、言葉を無くしていくことでより統制しやすくなるというのはよく考えられているなと思った。テレスクリーンで四六時中監視されている恐怖。過去の文書も党に都合よく書き換えられ、党に間違いは無かったことになるのも怖かった。党に反発した者は思想警察に捕まり拷問を受けていたことからも、暴力を伴う政治思想というのは強力さが増すなと感る。子どもが親の思想を監視し、警察に突き出すスパイ団も怖かったけど、紅衛兵と似てるなと思ったのでこの作者の予見能力はすごいなと思う。1949年に書かれた本なのに今も読まれているというのはすごいと思う一方で、現在がこの作品の世界に近づいていっているという恐怖感もある。
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Posted by ブクログ
ネタバレ1948年頃に書かれた全体主義のディストピア小説。古典小説として読み易く、途中の独裁制集産主義についての理論、現代の戦争論はここまで体系的に全体主義を明確化しているのは率直に凄いと思う。
また、訳書あとがきに書かれている、ニュースピークについての語彙縮小や現代のSNSとヘイトスピーチ、ウィーク、ダブルシンクとの相似性の言及は、空恐ろしいものがある。
AIが発展し、自身の得る情報が限定され、現代の子どもの中には魚は切り身でしか見たことがなく、そのまま泳いでいると勘違いしているという、ジョークにしか捉えられないことを聞いたことあるが、テレビやラジオが既に台頭していた時代ですら、似たようなことを当時の大人から自分も思われていたのかもしれない。
最近はジャンルや好きなことに捉われず、いろんな小説を読み漁っているが、限定的にならず、色んな視点でみて、分からなくても分からないことを理解して読み進める。そうしたことを今後続けていかなければならないなと改めて実感した。