【感想・ネタバレ】新訳 道は開けるのレビュー

あらすじ

「人はどうやって不安を克服してきたか」 永遠とも言えるテーマに、多くの人の悩みと向き合ってきたカーネギーが綴る、現代にも通ずる「不安、心配、悩み」の克服法。名著『道は開ける』の新訳文庫版。

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Posted by ブクログ

今まで読んだ本の中で一番元気になれる。「明日に不安を抱くなかれ」という言葉が心に残った。自分の中の不安ばかり訴えるのではなく、人を喜ばせること、人が喜ぶことをするのがいいとあって、大変勉強になった。早速実践してみたい。

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2024年07月17日

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不安の原因をさぐり、不安を対処もしくは克服してきた人たちのエピソードがわんさか。

(通勤時間にAudibleで聴いたのだが)、はじめは画期的に聞こえていたエピソードも、劇的なものが続きすぎて聴き終わるころにはいい意味でお腹いっぱいに。

ここ数年、はっきりした理由もわからずに「キー!」って不安になることが多かったのだが、聴き終わる頃にはスッキリしていた。また不安に襲われることがあれば、ぜひこの本に立ちかえりたい。

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2022年04月27日

Posted by ブクログ

人 vs 不安。戦略はたくさんある。
よくこれだけ集めてまとめたなと。自分は現状、不安とは縁遠いと感じているが、覚えておきたい金言がいくつも見つかった。
ビジネス書が好きなら通っておくべき一冊だと感じた。

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2022年04月16日

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ネタバレ

人にものを教えても、その人はなにも学ばない
By バーナード・ショー
なにかを学ぶというのはもっと自発的な行為だということ。

だから明日のことなど考えてはいけない。明日の悩みは、明日になれば勝手にやってくるのだから。一日には、一日分の苦労だけで十分なのだよ。
By 一文無しの賢人

1 「最悪の場合、どんなことが起こりえるか?」と自分に問いかける。
2 必要ならば、それを受け入れる覚悟をする。
3 落ち着いて、最悪の事態を改善してゆく。
By ウィリス・H・キャリア

小さなことにこだわっている間に、人生は終わってしまう
By ディズレーリ

人はほぼ起こりえないことへの不安に頭を悩ませる
By ロイズ保険

目が見えないのが不幸なのではなく、目が目えないことに耐えられないのが不幸なのだ
By ジョン・ミルトン

この世の全ての病気には薬のあるもの、ないものがある。
薬があれば見つけよう。薬がなければ忘れよう。
By マザーグースの1篇

樫のように力に逆らうのではなく、柳のように曲がれ
By 柔術の達人

どう行動すべきかを20人に教えるのは難しくないが、自らその20人のひとりとして自らの教えに従うことは簡単ではない
By 著者

敵を滅ばさんとして竈を燃やしすぎれば、自分の身を焼かれることにもなりますぞ。
By シェークスピア

人生には、目標にすべきことがふたつある。ひとつは、欲するものを手に入れること。そして、それを楽しむことだ。後者ができるのは、賢き者だけである
By ローガン・ピアソール・スミス

ふたりの囚人が鉄格子から外を見ていた。
ひとりは地面を、ひとりは星空を見つめていた。
By セルマ・トンプソンという女性

人生でもっとも重要なのは、出した利益を使うことではない。そんなことは馬鹿にでもできる。本当に重要なのは、損失から利益を生み出すことだ。そのためには、知性が必要だ。知性の有無が、賢者と愚者との差である。
By ウィリアム・ボリソ

超人の定義とは「窮状を耐えるだけではなく、それを愛することが出来る人物である」
By ニーチェ

欠点は、思いがけず人を助けてくれる
By ウィリアム・ジェームズ

人に行う善は、自分への最善である
By ベンジャミン・フランクリン
人への善は、自分への最善

バラを手渡せば、この手にも香りが残る
By 中国のことわざ

人は人生を理解するためにではなく、人生を生きるために作られたのだ
By サンタヤーナ

不当な批判とは、往々にして賞賛の裏返しである。
By 著者
不当な批判とは最大の賞賛

好きなことができる人間が運のいい人間というものさ
By ミュージックコメディーのショーボート

したい仕事が見つからないかぎり、してはいけない。
By 著者

働くことこそ最上の麻酔薬である
By モルナール・フェレンツ

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2021年11月25日

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多くの事例を基にして、不安や悩み、疲労を解消する方法を説いた本。

不安や悩みは考えれば考えるほど、より深みに嵌まってしまいます。不安や悩みが発生したら、まずは自分が何に不安や悩みを感じるのかを洗い出しましょう。洗い出しが終わったら、次に問題解決の方法を考えること。問題解決の方法が思い浮かんだら、後は実行に移すだけです。

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2020年01月19日

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具体例が多い。多少煩わしい時もあるが、これが読む際の手助けとなっているように思う。
私は一回しか読んでいないが、それでも日常のなかでふとした時に思い起こされる教訓は多い。

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2016年03月31日

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現在までで自分が読んだ本の中では最も影響がある本。まず驚くのはカーネギーの文章の読みやすさ、そして親しみやすさ。教室で講義を受けている感覚が味わえる。カーネギーが言うに「答えはすでに知っている」。知っていながらもできない人生の知恵を教えてくれる。彼の教えを実践するために能力はいらない。ただカーネギーを好きになれば、本書の内容の3割は生活に息づくはずだ。3割が生活に息づけば、あなたの悩みの半分は消えてなくなる。死ぬ前に読もう。

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2015年01月12日

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齢30も近づき、重責のために仕事から逃げ出したくなった時に読んだ本。悩みの解消のためのバイブルになりうる内容で、年齢問わずお勧めしたい。メンタルコントロールの手法について、実例とともにわかりやすく書かれていて、仕事から逃げ出す必要もないのだな、という気になったし、生産的な心構えになることがてきた。。何度でも読み返したくなるし、感動すら覚える。ここでいうコントロールの手法とは、技術的なものもふくまれるし、心掛けも含まれていた。これ程為になる本はそうないと思われ、歴史的ベストセラーたる所以かと思う。

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2015年01月06日

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Audibleにて。「不安が全ての元凶で心配してることのほとんどは起こらない」のはわかるけどそれをどう解消するんだよっていうのが気になった。

欠点を利点に変えるのはよかった。渡辺直美ちゃんが英語がうまく話せないのをネタにしてポッドキャストを始めたのもこの良い例だと思う。

一番共感したのは時間を見つけてリラックスしろということ。ずっと働く人よりもぐっと休んで数時間働いた人の方が成果出てる話とか、はー、それなー、となった。

一番気に入ったのは力を抜くときのたとえ。ヨレヨレの靴下をイメージして体の力を抜くんだって。力を抜いてリラックスすることのリマインドとして、ヨレヨレの靴下を机に飾ってるっていってて嘘だろと思ったら本当だったので画像検索してみてほしい。

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2022年03月06日

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新訳にて『道は開ける』再読。不安が病気の元になる。不安を解消する4つの手順として、一、不安の原因を明確にする 二、最悪の結果を書き出す 三、解決方法を書き出す 四、解決に向けて行動する この4つのプロセスを実際に行動に移すことで奇跡が起こる。そんな実例を挙げながら、読者に勇気を与えてくれるのが本書である。

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2017年12月08日

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「落ちてるとき」か「ノッてるとき」で言えば、
「落ちてるとき」に非常にオススメの本です。

もう、仕事も人間関係も人生も何もかもうまくいかないし、もういやだ死にたい><! と思うことがあったら、

行動に出る前に、まずこの本を読んでみてと言いたい。

そこまではいかなくても、
最近なんだか怒ってばかりだなーとか、なんだか元気が出ないなー
という人にも、おすすめの本です。

***

何度も読む機会はあったのですが、

「有名な本だし、ちょっと読んで勉強しよう」くらいのモチベーションで読み始めたときは、
まったく興味が持てず、内容が入ってこず、ちっとも読み進まず、数ページで読むのをやめてしまいました。

・・・が、ちょっと洒落にならないくらい「落ち」て、
それこそ人生の「道が閉ざされた」ように感じているときに読んでみると・・・

おおおおおお!!!
なるほど!!!
そうか!!! 人生はこうやって生きていけばいいのか!!!!!

みたいな気持ちになり、あっという間に読み終えてしまいました。

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2017年05月02日

Posted by ブクログ

”人はどうやって不安を解決してきたか”という不朽のテーマを存分に書いた名著である。我々はいつも不安である。それをどう向き合い、取り除いていくかはとても大切なことだ。心の平穏とは最悪の事態を受け入れるところから生まれる、何が不安なのかを明確に書き出す、自分に何ができるのかを書き出す、どうすべきかを決める、小さなことにこだわるな、自分を変えてゆくことができる、変えられない運命と調和する、脅威とはマイナスをプラスに変える力、自分がどうしたら人を喜ばせることが出来るか、人に行う善は自分への最善である、自分の犯した過ちに自分自身を批判せよ、満たされないものは世界を手に入れても満たされない、等人生をうまく切り抜けていくためのティップが一杯だ。読み返すべき本だと思う。

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2015年08月23日

Posted by ブクログ

冒頭の「九つのヒント」だけでもいいのだが。

自己啓発の本は、日本ではカッパのように薄く、活字スカスカの本が喜ばれるが、アメリカでは、カーネギーのようにじっくり読ませるケースが満載の分厚い本が喜ばれるようだ。読者層の知的レベルが違うのかもしれないが、それ以外にも、宗教やプリンシプルに対する態度が、彼我で異なるところが反映しているのだろう。アチラでは、宗教的に「自己を高める」ような生活態度を自分の中に根を下ろさせる、それにむかって日々努力するということが尊ばれるので、聖書のように日々読み返す、文字通り「座右の書」として使われることになる。翻って日本では、敬虔な祈りということはそれほど重視されないので、同じような著者が同じようなことを言っている薄い本が、新聞のように発売される端から読み飛ばされ、忘れ去られる。まあ滝行のようなものと思えばよいのか。少なくとも日本には古典的な自己啓発本となると、曹洞宗まで遡ることになるのかもしれない。

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2018年10月19日

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