ジョージ・オーウェルのレビュー一覧

  • あなたと原爆~オーウェル評論集~

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    全部で16篇のエッセイ。良かったのは、以下の5篇


    あなたと原爆
    復讐の味は苦い

    象を撃つ

    イギリスにおける反ユダヤ主義

    ガンジーについて

    1945年10月19日にトリビューン紙上に発表された表題作は、原爆投下の僅か2ヶ月後に、米ソ両超大国間の冷戦を予言したもので、冷戦(Cold War)という言葉自体、このエッセイが世界で初出らしい。フランス革命に対するエドマンド・バークの省察といい、イギリス人知識人の先見性は大したものだと思う。

    「ガンジーについて」では、聖人視されることの多いガンジーは、聖人ではなく、イギリスからのインドの平和裡の独立を最終目的とする政治家である、と

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    2024年02月18日
  • 一杯のおいしい紅茶 ジョージ・オーウェルのエッセイ

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    ネタバレ

    津村記久子『苦手からはじめる作文教室』でおすすめの本として紹介されていたので購入したもの。読んだばかりの荒川洋治『文庫の読書』でもとりあげられていて期待が高まる。

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    2023年11月06日
  • あなたと原爆~オーウェル評論集~

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    毎年8月は太平洋戦争(第二次大戦を含む)とりわけ原爆について書かれたものについて読むことにしてるんです

    と言っても今年で2年目ですがw

    8月になると急にそんなこと言い出すのは偽善的な匂いもしちゃいますが、まぁなんにも考えずにいるよりは、はるかにマシかなとも思うのですよ

    ちなみに去年は『ある晴れた夏の朝』を読みました(これは本当に良書なんで特に中高生にはもう強制的にも読ませたいです)
    で、今年はその段階で本書を読もうと決めてたんですが、ちょっと思ってたのと違った
    もっと原爆についてたくさん書かれてるんかと思ったら違かったです
    それでも、第二次大戦前後に書かれた評論集は戦争について多くのこと

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    2023年08月09日
  • 村上春樹の「螢」・オーウェルの「一九八四年」

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    「一九八四年」がマンガに?!
    それは読みたくなるではないか。シンプルな線がこのお話によく似合う。
    そしてまた原作を読みたくなった。

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    2023年07月22日
  • 動物農場 ――おとぎばなし――

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    「1984」で有名なオーウェルだが、個人的には初めて読んだ。農場の動物たちが農場主の人間に反抗して追い出し、動物たちの自治を獲得しながらも、その理想主義的な理念が次第に独裁へと変わっていく様子を「おとぎばなし」として描いている。ロシア革命やソ連内部の路線闘争について詳しくないが、それでも、スターリン派とトロツキー派の抗争とか、残虐な粛清のことだと分かる。おそらく、当時の人たちは、もっとリアルに反ソ的な内容だと分かったのだろう。
    独裁者、特権階級、彼らを守る暴力装置たる軍隊・警察、それに対し、革命の理念をあくまで維持しようとする者、現実を理解しながら見て見ぬふりをする者、ニヒリスト、右往左往する

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    2023年02月06日
  • 動物農場 ――おとぎばなし――

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    言葉と偏った情報に翻弄される動物たちはやはり家畜でしかない。ロシアによるウクライナ侵攻の時期、この本を読む意味は少なからずある。

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    2022年06月20日
  • 一杯のおいしい紅茶 ジョージ・オーウェルのエッセイ

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    オーウェルの本が好きなので(まだそれほどたくさん読んだわけではないけれど)随筆も面白いんじゃないかと思い購入。イギリスの歴史や文化を知っていれば面白さが倍増すると思う。

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    2022年06月04日
  • パリ・ロンドン放浪記

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    凄い内容ではあったんですが勝手に想像してた放浪記と乖離していて重め暗めでした。この日々を見てジョージオーウェルは作家性を増したのですね。

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    2021年09月29日
  • 村上春樹の「螢」・オーウェルの「一九八四年」

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    森泉岳土が、一冊の中で、村上春樹と、ジョージ・オーウェルを、対にして描く。
    この名前三つが並んだときの納得感よ。
    いい企画だし、内容も見合っている、いい本だ。

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    2021年09月13日
  • 村上春樹の「螢」・オーウェルの「一九八四年」

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    1984年にポイントを置いて、1984年を予言的に描いたジョージオーウェルの1984。そして奇しくも同じ1984年に刊行され、ノルウェーの森につながっていく短編の蛍。これをなぜか結びつけて、漫画で描くという企画。確かに、愛がテーマになっていて、超監視社会の中で、自由を求めた主人公を描く1984、そして本作をモジュールにパラレルワールドを舞台にした愛を主とし1Q84を描いた村上春樹。根源は、何を考えているのかわからない不思議な女性、退廃的でもなく、ただ不思議で、つかんでも掴みきれず、ふわっと消えてしまった話。
    そして、1984は、ビッグブラザーに支配され、自由を求めていた中で、愛を見つけてしまう

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    2021年01月23日
  • 村上春樹の「螢」・オーウェルの「一九八四年」

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    何となく村上春樹っぽいんだよな~と思っていたら村上春樹のコミカライズが発表されて納得した一冊。

    収録作品ではしかしオーウェルの「一九八四年」の方が好みだった。

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    2021年01月11日
  • パリ・ロンドン放浪記

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    オーウェルは、自らルポルタージュの為にパリ、ロンドンの底辺の世界に身を置いたらしい。
    そこで、貧乏のどん底で心の平安を見いだす。
    絶望ではなく、平安をである。

    『貧乏のどん底に近づくとあることを発見して、後は大抵どうでもよくなってしまうからである。退屈で、家のやりくりに俺の家に、目が決まってればくるものの、貧乏には同時に大きな救いがあることを発見するのだ。
    将来と言うものが、消えてしまうのである。金がないほど心配も少ないと言うのは、確かにある程度まで真理である。100フランでも持っていれば、気が狂いそうなほど心配になるだろう。
    だがたった3フランしかないとなれば話はまるで違う。
    3フランあれ

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    2020年08月16日
  • 村上春樹の「螢」・オーウェルの「一九八四年」

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    この評価3は、自己の読解力の未熟さにたいしてだ。

    元は長編SFである「オーウェルの1984」が、このように表現されたことについて、怒りも喜びも感じなく、
    ただ、薄いグレーのインクが脳内に広がって、漫然として落とし所が見つからないまま、いまも、漂っている。

    時として、漫画という表現は、他のどの手段より、読者に想像力を求めてくる。

    しばらくはこのままでいよう。

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    2020年04月17日
  • 動物農場 ――おとぎばなし――

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    自らの意思によって革命によって人間からの支配に解放された農園の動物たち。
    その中で新たなリーダーになったのは、他の動物に比べて高い知能を持つ豚たち。
    他の動物たちは豚のことを仲間であると信じているからこそ、ナポレオンの搾取に耐え続け働いた。
    しかし、支配者が人間から豚に変わっただけであり、知能の高いものが低いものに対して権力を使い、労働を強いるという状況に変わりはないのだ。

    みんなのために人一倍働き続けたボクサーを売り飛ばしたシーンが強く印象に残る。それは最初にメジャーじいさんが語った、人間の馬に対して行うことと同じであったからだ。
    そして豚は二足歩行をし始めた。
    二足歩行は動物の敵であるは

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    2020年03月23日
  • 村上春樹の「螢」・オーウェルの「一九八四年」

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    村上春樹は・・・
    さすがの1984。シュールに未来を予言している。資本主義の向かう方向への危惧とsynchronizeして、笑えない。

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    2020年01月01日
  • パリ・ロンドン放浪記

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    「1984年」で知られるイギリスの作家である著者の、有名になる前の経験を下敷きにした作品。
    名門校を出て公務員になったのに、安定した人生を捨ててパリとロンドンの貧民街で暮らす人生に。結構悲惨な暮らしなのですが、その中でも彩り豊かな登場人物や著者の余裕のある語り口が読みやすい作品にしています。
    例えば、「いたるところで、買い手のない山のような食べ物がわたしを侮辱する」という表現、困窮している割に何ともユーモラスです。

    時代感をあまり意識せずに読み始めたら、暮らしぶりの酷さに「産業革命後かな?」とも思ってしまったのですが、メトロもタクシーも走ってるし、1927年からの世界恐慌前夜だったんですね。

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    2018年02月04日
  • パリ・ロンドン放浪記

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    オーウェルによるパリ・ロンドンでの貧乏放浪ルポ。貧乏は人間を動物的にする。「人間性」とは、或る程度の豊かさの産物か。悲惨な境遇の中でも自分の哲学を作り上げて笑いながら暮らしているボゾという人物が面白い。動物的であれ、ともかく、逞しく生きていくこともできるのが人間か。

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    2011年05月01日
  • パリ・ロンドン放浪記

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    パリ編は面白いけれど、ロンドン編は少し面白さが地味,ジャックロンドンの奈落の人々への言及が一ヶ所あるのも興味深かった。この本は傑作、でも広く読まれる事はもう無いかな

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    2010年09月01日
  • COMIC 1984 20世紀暗黒近未来小説の傑作

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    一瞬で読める。

    ジョージ・オーウェルの小説で読んだほうが断然いい。

    小説の方が怖く感じる。

    でも、読み比べは面白かった♪

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    2010年05月23日
  • パリ・ロンドン放浪記

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    十代でこれ読んだときはホントおもしろかった。
    前半パリの貧乏暮しは笑えて逆にオーウェルらしくないかも。
    後半ロンドンではホームタウンだけあって、本領発揮。
    程度の差はあれ、貧乏は経験すべし。

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    2010年05月11日