ジョージ・オーウェルのレビュー一覧

  • パリ・ロンドン放浪記

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    オーウェルは、自らルポルタージュの為にパリ、ロンドンの底辺の世界に身を置いたらしい。
    そこで、貧乏のどん底で心の平安を見いだす。
    絶望ではなく、平安をである。

    『貧乏のどん底に近づくとあることを発見して、後は大抵どうでもよくなってしまうからである。退屈で、家のやりくりに俺の家に、目が決まってればくるものの、貧乏には同時に大きな救いがあることを発見するのだ。
    将来と言うものが、消えてしまうのである。金がないほど心配も少ないと言うのは、確かにある程度まで真理である。100フランでも持っていれば、気が狂いそうなほど心配になるだろう。
    だがたった3フランしかないとなれば話はまるで違う。
    3フランあれば翌日までは食える。
    そしてその先のことは考えられない。退屈ではあっても怖い事は無い。「明日は餓死すらだろうーえらいことだな」とぼんやり考えはする。だがそれっきり、また別のことで気が紛れてしまうのだ。マーガリン付きのパンと言う食事は、それ自体である程度の鎮静剤にもなるのだ。
    このほかにも、陰謀なとき大きな慰めになる感情がある。どん底に落ちたことがある人なら、誰でも経験していることだろう。それは、自分がついに本当にどん底に落ちたと悟った開放感というか、喜びといってもいいほどの感情である。零落すると言う話は始終していたわけだけれども-ついに、いよいよ零落して朝にどん底まで落ちたと言うのに、それに耐えられるのだ。そう思うと、不安はあらかた消えてしまう。』

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    2020年08月16日
  • 村上春樹の「螢」・オーウェルの「一九八四年」

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    この評価3は、自己の読解力の未熟さにたいしてだ。

    元は長編SFである「オーウェルの1984」が、このように表現されたことについて、怒りも喜びも感じなく、
    ただ、薄いグレーのインクが脳内に広がって、漫然として落とし所が見つからないまま、いまも、漂っている。

    時として、漫画という表現は、他のどの手段より、読者に想像力を求めてくる。

    しばらくはこのままでいよう。

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    2020年04月17日
  • 1984年 (まんがで読破)

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    原作読んだはずなのにほとんど覚えてない。ああ、そんな話だったな、とすらならない。改めて読んでみるかなあ。

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    2020年03月01日
  • 村上春樹の「螢」・オーウェルの「一九八四年」

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    村上春樹は・・・
    さすがの1984。シュールに未来を予言している。資本主義の向かう方向への危惧とsynchronizeして、笑えない。

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    2020年01月01日
  • 1984年 (まんがで読破)

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    ネタバレ

    オーウェルは“みじめな日常風景”を描くのが得意な作家で、この作品も英国民が体験した戦時中の統制生活や、自白して処刑される政治犯、ソ連の連合国陣営参戦で一変する言論界の忖度、「鉄のカーテン」以降の評価再反転などが活写されている。人を動かすのに愛よりも憎悪が手っ取り早く、党の定めた快感のない生殖ではなく「セックスすることは反政府的行為」なのだが/誠実な知識人として彼は嘘=歴史改変を嫌うが世間はそれほど物覚え良いわけではない。公的反逆者の“権力の目的はシステム自体の自己保存”革命は頭のすげ替えに過ぎないとは事実

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    2019年03月02日
  • 1984年 (まんがで読破)

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    未来予測系(現在進行形?)でディストピアの本も読んでみたく。
    漫画でも十分暗くなった。活字で読み切れる自信がない。

    広告とか心理学、統計を最低限度勉強した上で世に溢れる情報を見ると、何らかのスタンスにたったものがほとんどで今の社会においても人ごとじゃないなと思った。

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    2018年09月23日
  • パリ・ロンドン放浪記

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    「1984年」で知られるイギリスの作家である著者の、有名になる前の経験を下敷きにした作品。
    名門校を出て公務員になったのに、安定した人生を捨ててパリとロンドンの貧民街で暮らす人生に。結構悲惨な暮らしなのですが、その中でも彩り豊かな登場人物や著者の余裕のある語り口が読みやすい作品にしています。
    例えば、「いたるところで、買い手のない山のような食べ物がわたしを侮辱する」という表現、困窮している割に何ともユーモラスです。

    時代感をあまり意識せずに読み始めたら、暮らしぶりの酷さに「産業革命後かな?」とも思ってしまったのですが、メトロもタクシーも走ってるし、1927年からの世界恐慌前夜だったんですね。
    GEが電気冷蔵庫を作り始めていた時代にも、着る物も満足になく、寒さに凍えながら寝る人々が多くいたというのは、きっといつの時代でも多かれ少なかれこういう要素は残っているもので、もちろん今でも同じことで、忘れてはいけないことなのだと思います。

    ちなみに、表紙のあらすじには「自らに窮乏生活を課す」って書いてあるのですが、読んでいて受けた印象としては、どうにもやむにやまれずに貧民街に腰を落ち着けて、そのうち抜き差しならなくなったようにも見えます。。
    しかし、47歳の若さで結核で亡くなられた著者。どうにもこの生活が影をさしていたのではないかと…。

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    2018年02月04日
  • 1984年 (まんがで読破)

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    戦後の間もない1950年ころに未来を描いたSF小説のマンガ版。
    長編をコンパクトにまとめているため、背景の理解に手間取ったが一気に読めた。

    戦後間のないこの頃に、これだけ未来を予測できた作者の眼力は見事である。
    本の世界では、権力に服従させるプロパガンタの浸透、テレビジョンによる監視、奴隷階級の利用、言論弾圧、歴史の改変によって権力を集中させ、戦争も正当化している。
    現代ではどうどうだろう。ネットを使えばある程度監視できるし、海外では盗聴、広がる格差、報道規制、歴史認識の変更など話題になっている。このまま、戦争も正当化されたら、プチ・オーウェル世界になるのだろうか?

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    2015年05月05日
  • 1984年 (まんがで読破)

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    ジョージ・オーウェル作品の漫画化、原作は1949年に刊行されたらしいので、35年後の世界を描いた近未来SFである。架空の社会主義国で出版物の検閲(のような仕事?)をする男性が主人公。
    偶然にも読んでいる最中に、某社会主義国のナンバー2が粛清されてしまった。おそらくこの作品のような世界が展開されてるんだろうなと思った。

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    2013年12月19日
  • 1984年 (まんがで読破)

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    ネタバレ

    時計じかけのオレンジみたいな内容のお話ですね。
    このシリーズのマンガのレビューで「こんな内容だったっけ?」って書かれているのをちらほら見かけますが、このマンガを機に原作を読もうと思います。

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    2012年10月28日
  • パリ・ロンドン放浪記

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    オーウェルによるパリ・ロンドンでの貧乏放浪ルポ。貧乏は人間を動物的にする。「人間性」とは、或る程度の豊かさの産物か。悲惨な境遇の中でも自分の哲学を作り上げて笑いながら暮らしているボゾという人物が面白い。動物的であれ、ともかく、逞しく生きていくこともできるのが人間か。

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    2011年05月01日
  • パリ・ロンドン放浪記

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    パリ編は面白いけれど、ロンドン編は少し面白さが地味,ジャックロンドンの奈落の人々への言及が一ヶ所あるのも興味深かった。この本は傑作、でも広く読まれる事はもう無いかな

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    2010年09月01日
  • COMIC 1984 20世紀暗黒近未来小説の傑作

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    一瞬で読める。

    ジョージ・オーウェルの小説で読んだほうが断然いい。

    小説の方が怖く感じる。

    でも、読み比べは面白かった♪

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    2010年05月23日