ジョージ・オーウェルのレビュー一覧

  • 動物農場 ――おとぎばなし――

    Posted by ブクログ

    「1984」で有名なオーウェルだが、個人的には初めて読んだ。農場の動物たちが農場主の人間に反抗して追い出し、動物たちの自治を獲得しながらも、その理想主義的な理念が次第に独裁へと変わっていく様子を「おとぎばなし」として描いている。ロシア革命やソ連内部の路線闘争について詳しくないが、それでも、スターリン派とトロツキー派の抗争とか、残虐な粛清のことだと分かる。おそらく、当時の人たちは、もっとリアルに反ソ的な内容だと分かったのだろう。
    独裁者、特権階級、彼らを守る暴力装置たる軍隊・警察、それに対し、革命の理念をあくまで維持しようとする者、現実を理解しながら見て見ぬふりをする者、ニヒリスト、右往左往する

    0
    2023年02月06日
  • 1984年 (まんがで読破)

    Posted by ブクログ

    超有名ディストピア小説の漫画化。小説未読。しかし結局主人公がこのディストピアに組み込まれていく様は示唆的で良いなと思った。

    0
    2023年01月09日
  • 動物農場 ――おとぎばなし――

    Posted by ブクログ

    言葉と偏った情報に翻弄される動物たちはやはり家畜でしかない。ロシアによるウクライナ侵攻の時期、この本を読む意味は少なからずある。

    0
    2022年06月20日
  • 一杯のおいしい紅茶 ジョージ・オーウェルのエッセイ

    Posted by ブクログ

    オーウェルの本が好きなので(まだそれほどたくさん読んだわけではないけれど)随筆も面白いんじゃないかと思い購入。イギリスの歴史や文化を知っていれば面白さが倍増すると思う。

    0
    2022年06月04日
  • パリ・ロンドン放浪記

    Posted by ブクログ

    凄い内容ではあったんですが勝手に想像してた放浪記と乖離していて重め暗めでした。この日々を見てジョージオーウェルは作家性を増したのですね。

    0
    2021年09月29日
  • 村上春樹の「螢」・オーウェルの「一九八四年」

    Posted by ブクログ

    森泉岳土が、一冊の中で、村上春樹と、ジョージ・オーウェルを、対にして描く。
    この名前三つが並んだときの納得感よ。
    いい企画だし、内容も見合っている、いい本だ。

    0
    2021年09月13日
  • 村上春樹の「螢」・オーウェルの「一九八四年」

    Posted by ブクログ

    1984年にポイントを置いて、1984年を予言的に描いたジョージオーウェルの1984。そして奇しくも同じ1984年に刊行され、ノルウェーの森につながっていく短編の蛍。これをなぜか結びつけて、漫画で描くという企画。確かに、愛がテーマになっていて、超監視社会の中で、自由を求めた主人公を描く1984、そして本作をモジュールにパラレルワールドを舞台にした愛を主とし1Q84を描いた村上春樹。根源は、何を考えているのかわからない不思議な女性、退廃的でもなく、ただ不思議で、つかんでも掴みきれず、ふわっと消えてしまった話。
    そして、1984は、ビッグブラザーに支配され、自由を求めていた中で、愛を見つけてしまう

    0
    2021年01月23日
  • 村上春樹の「螢」・オーウェルの「一九八四年」

    Posted by ブクログ

    何となく村上春樹っぽいんだよな~と思っていたら村上春樹のコミカライズが発表されて納得した一冊。

    収録作品ではしかしオーウェルの「一九八四年」の方が好みだった。

    0
    2021年01月11日
  • 1984年 (まんがで読破)

    Posted by ブクログ

    2021.4
    名作を漫画で。
    あっちゃんのYouTube 大学でも聞いてたので内容自体はすっと入ってきた。

    しかし希望もない怖い世界なのだが、現実世界で少なからず起きていること。

    考えること、思考することを奪われていることに気づいて、努力していこう。

    0
    2021年01月10日
  • パリ・ロンドン放浪記

    Posted by ブクログ

    オーウェルは、自らルポルタージュの為にパリ、ロンドンの底辺の世界に身を置いたらしい。
    そこで、貧乏のどん底で心の平安を見いだす。
    絶望ではなく、平安をである。

    『貧乏のどん底に近づくとあることを発見して、後は大抵どうでもよくなってしまうからである。退屈で、家のやりくりに俺の家に、目が決まってればくるものの、貧乏には同時に大きな救いがあることを発見するのだ。
    将来と言うものが、消えてしまうのである。金がないほど心配も少ないと言うのは、確かにある程度まで真理である。100フランでも持っていれば、気が狂いそうなほど心配になるだろう。
    だがたった3フランしかないとなれば話はまるで違う。
    3フランあれ

    0
    2020年08月16日
  • 村上春樹の「螢」・オーウェルの「一九八四年」

    Posted by ブクログ

    この評価3は、自己の読解力の未熟さにたいしてだ。

    元は長編SFである「オーウェルの1984」が、このように表現されたことについて、怒りも喜びも感じなく、
    ただ、薄いグレーのインクが脳内に広がって、漫然として落とし所が見つからないまま、いまも、漂っている。

    時として、漫画という表現は、他のどの手段より、読者に想像力を求めてくる。

    しばらくはこのままでいよう。

    0
    2020年04月17日
  • 1984年 (まんがで読破)

    Posted by ブクログ

    原作読んだはずなのにほとんど覚えてない。ああ、そんな話だったな、とすらならない。改めて読んでみるかなあ。

    0
    2020年03月01日
  • 村上春樹の「螢」・オーウェルの「一九八四年」

    Posted by ブクログ

    村上春樹は・・・
    さすがの1984。シュールに未来を予言している。資本主義の向かう方向への危惧とsynchronizeして、笑えない。

    0
    2020年01月01日
  • 1984年 (まんがで読破)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    オーウェルは“みじめな日常風景”を描くのが得意な作家で、この作品も英国民が体験した戦時中の統制生活や、自白して処刑される政治犯、ソ連の連合国陣営参戦で一変する言論界の忖度、「鉄のカーテン」以降の評価再反転などが活写されている。人を動かすのに愛よりも憎悪が手っ取り早く、党の定めた快感のない生殖ではなく「セックスすることは反政府的行為」なのだが/誠実な知識人として彼は嘘=歴史改変を嫌うが世間はそれほど物覚え良いわけではない。公的反逆者の“権力の目的はシステム自体の自己保存”革命は頭のすげ替えに過ぎないとは事実

    0
    2019年03月02日
  • 1984年 (まんがで読破)

    Posted by ブクログ

    未来予測系(現在進行形?)でディストピアの本も読んでみたく。
    漫画でも十分暗くなった。活字で読み切れる自信がない。

    広告とか心理学、統計を最低限度勉強した上で世に溢れる情報を見ると、何らかのスタンスにたったものがほとんどで今の社会においても人ごとじゃないなと思った。

    0
    2018年09月23日
  • パリ・ロンドン放浪記

    Posted by ブクログ

    「1984年」で知られるイギリスの作家である著者の、有名になる前の経験を下敷きにした作品。
    名門校を出て公務員になったのに、安定した人生を捨ててパリとロンドンの貧民街で暮らす人生に。結構悲惨な暮らしなのですが、その中でも彩り豊かな登場人物や著者の余裕のある語り口が読みやすい作品にしています。
    例えば、「いたるところで、買い手のない山のような食べ物がわたしを侮辱する」という表現、困窮している割に何ともユーモラスです。

    時代感をあまり意識せずに読み始めたら、暮らしぶりの酷さに「産業革命後かな?」とも思ってしまったのですが、メトロもタクシーも走ってるし、1927年からの世界恐慌前夜だったんですね。

    0
    2018年02月04日
  • 1984年 (まんがで読破)

    Posted by ブクログ

    戦後の間もない1950年ころに未来を描いたSF小説のマンガ版。
    長編をコンパクトにまとめているため、背景の理解に手間取ったが一気に読めた。

    戦後間のないこの頃に、これだけ未来を予測できた作者の眼力は見事である。
    本の世界では、権力に服従させるプロパガンタの浸透、テレビジョンによる監視、奴隷階級の利用、言論弾圧、歴史の改変によって権力を集中させ、戦争も正当化している。
    現代ではどうどうだろう。ネットを使えばある程度監視できるし、海外では盗聴、広がる格差、報道規制、歴史認識の変更など話題になっている。このまま、戦争も正当化されたら、プチ・オーウェル世界になるのだろうか?

    0
    2015年05月05日
  • 1984年 (まんがで読破)

    Posted by ブクログ

    ジョージ・オーウェル作品の漫画化、原作は1949年に刊行されたらしいので、35年後の世界を描いた近未来SFである。架空の社会主義国で出版物の検閲(のような仕事?)をする男性が主人公。
    偶然にも読んでいる最中に、某社会主義国のナンバー2が粛清されてしまった。おそらくこの作品のような世界が展開されてるんだろうなと思った。

    0
    2013年12月19日
  • 1984年 (まんがで読破)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    時計じかけのオレンジみたいな内容のお話ですね。
    このシリーズのマンガのレビューで「こんな内容だったっけ?」って書かれているのをちらほら見かけますが、このマンガを機に原作を読もうと思います。

    0
    2012年10月28日
  • パリ・ロンドン放浪記

    Posted by ブクログ

    オーウェルによるパリ・ロンドンでの貧乏放浪ルポ。貧乏は人間を動物的にする。「人間性」とは、或る程度の豊かさの産物か。悲惨な境遇の中でも自分の哲学を作り上げて笑いながら暮らしているボゾという人物が面白い。動物的であれ、ともかく、逞しく生きていくこともできるのが人間か。

    0
    2011年05月01日