ジョージ・オーウェルのレビュー一覧

  • 村上春樹の「螢」・オーウェルの「一九八四年」

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    蛍は未読、1984は既読。でもさすがの春樹ワールドで、なんか既視感を覚えてしまう。1984は細かいことだいぶ忘れてますな。でも今や、あまりに有名なこのコンセプトは、色んなところで目にするって意味での既視感は大アリ。なるほど。

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    2025年11月17日
  • 動物農場 ――おとぎばなし――

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    ネタバレ

    ソビエトを風刺した寓話的作品。

    1984の後に読んだので、あっさりした感じがした。

    スノーボールとナポレオンという指導者が、トロツキーとスターリンを指してるを指していることは一目瞭然だった。政争に勝ったナポレオンが暴君のようになっていく過程が不気味であり、面白かった。

    ジュリアという砂糖とリボンが好きな雌馬が、個人的には好きだった。資本主義を代表しているような感じがして。

    付録には、動物農場がなかなか出版できなかった経緯が語られている。また、ウクライナ語の序文では、出版までの経歴が語られている。

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    2025年09月10日
  • 一杯のおいしい紅茶 ジョージ・オーウェルのエッセイ

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    スリランカ旅行中に読んだ。大英帝国の植民地について考えたかったのだけど、それがテーマのエッセイではなくて残念!
    スリランカでの移動中に読んでいたけど、英国紳士の生活と大自然で混沌のスリランカが合わなさすぎた。

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    2025年08月22日
  • 動物農場 ――おとぎばなし――

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    本の三分の一が解説(読んでない)

    これからどうなっていくの?と思ってたら突然終わったのでびっくりした。

    風刺的な物語なのは想像つくけど、歴史が苦手だからうーん。わからない。

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    2025年07月01日
  • 動物農場 ――おとぎばなし――

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    3種類の動物農場を読み比べたが、この岩波文庫は2番目に興味深くわかりやすかった。ひらがなが多く、小学高学年くらいなら読めると思う。

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    2025年05月11日
  • 一杯のおいしい紅茶 ジョージ・オーウェルのエッセイ

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    苦手から始める作文教室 ――文章が書けたらいいことはある? (ちくまQブックス)の中で津村記久子さんがおすすめされていたので読んでみた。
    当時のイギリスの社会がどんな感じだったのか、何となく垣間見る事ができて、面白くもあり、勉強になった。1984という壮大なストーリーの作者が、普通のささいな日常や、自分の感じた事をこんなふうに綴っているのが何とも素敵だなと思う。

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    2024年12月15日
  • あなたと原爆~オーウェル評論集~

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    全部で16篇のエッセイ。良かったのは、以下の5篇

    Ⅰ
    あなたと原爆
    復讐の味は苦い
    Ⅱ
    象を撃つ
    Ⅲ
    イギリスにおける反ユダヤ主義
    Ⅳ
    ガンジーについて

    1945年10月19日にトリビューン紙上に発表された表題作は、原爆投下の僅か2ヶ月後に、米ソ両超大国間の冷戦を予言したもので、冷戦(Cold War)という言葉自体、このエッセイが世界で初出らしい。フランス革命に対するエドマンド・バークの省察といい、イギリス人知識人の先見性は大したものだと思う。

    「ガンジーについて」では、聖人視されることの多いガンジーは、聖人ではなく、イギリスからのインドの平和裡の独立を最終目的とする政治家である、という前提で評論している。その中では、イメージとは随分違う言説も登場し、自分のガンジー像を修正せざるを得なかった。

    (以下、「ガンジーについて」より抜粋)

    P270
    普通の人間にとっては、特定の人を、他の人間以上に愛するからこそ愛なのであって、そうでなければそれは愛ではない。

    P274
    ドイツのユダヤ人は集団自殺をするべきだ、そうすれば「世界の人々とドイツの人々がヒトラーの暴力に目を覚ますことになっただろう」

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    2024年02月18日
  • 一杯のおいしい紅茶 ジョージ・オーウェルのエッセイ

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    ネタバレ

    津村記久子『苦手からはじめる作文教室』でおすすめの本として紹介されていたので購入したもの。読んだばかりの荒川洋治『文庫の読書』でもとりあげられていて期待が高まる。

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    2023年11月06日
  • あなたと原爆~オーウェル評論集~

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    毎年8月は太平洋戦争(第二次大戦を含む)とりわけ原爆について書かれたものについて読むことにしてるんです

    と言っても今年で2年目ですがw

    8月になると急にそんなこと言い出すのは偽善的な匂いもしちゃいますが、まぁなんにも考えずにいるよりは、はるかにマシかなとも思うのですよ

    ちなみに去年は『ある晴れた夏の朝』を読みました(これは本当に良書なんで特に中高生にはもう強制的にも読ませたいです)
    で、今年はその段階で本書を読もうと決めてたんですが、ちょっと思ってたのと違った
    もっと原爆についてたくさん書かれてるんかと思ったら違かったです
    それでも、第二次大戦前後に書かれた評論集は戦争について多くのことがさすがのオーウェル的視点で書かれていて凄く考えさせられました

    でも、多分半分もわかってないと思う
    分かってないんだけど『光文社古典新訳文庫』シリーズの素晴らしい解説でなんとなく分かった気にさせられてしまう
    あれはよくない
    ほんとよくない
    あの素晴らしい解説はほんとよくない(何かが矛盾している)
    めっちゃ引っ張られてつい自分の意見のように書いちゃうもん

    なので、見当違いと言われることを恐れずに、半分も分かってないだろうなと思いつつも自分の思ったことを書き記しておこう

    オーウェルが白日の下に晒したかったのは戦争の持つ、あるいは戦争をしたがってる人が持つ「こっけいさ」だったのではないかと思う

    なんのために戦争するのか、どうなれば勝利なのかほんとは分かってないんじゃない?
    自己弁護の成れの果て、自己矛盾からの逃避が戦争なんじゃね?
    自己を省みずに本当の自分を認めず、うわべを取り繕ってかっこつけてるだけじゃね?
    大衆の中に自分を紛れ込ませて責任逃れしてるんじゃない?

    単純に戦争ダメ!じゃなくてきちんと戦争に至る道をつまびらかにすることで、馬鹿馬鹿しさに焦点を当ててる
    そんな気がしたけど

    ぜんぜん違うかも!w

    だって難かったんだもん!

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    2023年08月09日
  • 1984年 (まんがで読破)

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    小説を読む前に、と思って読んでみました。
    大体の内容はわかったけど、じっくりと小説のもつ不気味さ味わうことはできなかったです。
    『二重思考』という概念が難しかったです。
    日本でいうところの『踏み絵』みたいなことでしょうか。
    本当に自分の信じているものまで踏み込むことは不可能だという希望は本書のなかでもありましたが、結局主人公は洗脳されてしまう。。。記憶や思考の操作は、拷問などの極限の状態にさせてしまえばできるのでしょう。
    こんなことされたら生きていてもしょうがないとすら思えてきそうですが、人間はしぶといから、、、小さい楽しみや希望を見つけて生きていこうとるする人は出てきそう。『夜と霧』を思い出しました。

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    2023年07月29日
  • 村上春樹の「螢」・オーウェルの「一九八四年」

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    「一九八四年」がマンガに?!
    それは読みたくなるではないか。シンプルな線がこのお話によく似合う。
    そしてまた原作を読みたくなった。

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    2023年07月22日
  • 動物農場 ――おとぎばなし――

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    「1984」で有名なオーウェルだが、個人的には初めて読んだ。農場の動物たちが農場主の人間に反抗して追い出し、動物たちの自治を獲得しながらも、その理想主義的な理念が次第に独裁へと変わっていく様子を「おとぎばなし」として描いている。ロシア革命やソ連内部の路線闘争について詳しくないが、それでも、スターリン派とトロツキー派の抗争とか、残虐な粛清のことだと分かる。おそらく、当時の人たちは、もっとリアルに反ソ的な内容だと分かったのだろう。
    独裁者、特権階級、彼らを守る暴力装置たる軍隊・警察、それに対し、革命の理念をあくまで維持しようとする者、現実を理解しながら見て見ぬふりをする者、ニヒリスト、右往左往する大衆などが出てきて、社会主義革命の裏の一面を鋭く描いている。

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    2023年02月06日
  • 1984年 (まんがで読破)

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    超有名ディストピア小説の漫画化。小説未読。しかし結局主人公がこのディストピアに組み込まれていく様は示唆的で良いなと思った。

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    2023年01月09日
  • 動物農場 ――おとぎばなし――

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    言葉と偏った情報に翻弄される動物たちはやはり家畜でしかない。ロシアによるウクライナ侵攻の時期、この本を読む意味は少なからずある。

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    2022年06月20日
  • 一杯のおいしい紅茶 ジョージ・オーウェルのエッセイ

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    オーウェルの本が好きなので(まだそれほどたくさん読んだわけではないけれど)随筆も面白いんじゃないかと思い購入。イギリスの歴史や文化を知っていれば面白さが倍増すると思う。

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    2022年06月04日
  • パリ・ロンドン放浪記

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    凄い内容ではあったんですが勝手に想像してた放浪記と乖離していて重め暗めでした。この日々を見てジョージオーウェルは作家性を増したのですね。

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    2021年09月29日
  • 村上春樹の「螢」・オーウェルの「一九八四年」

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    森泉岳土が、一冊の中で、村上春樹と、ジョージ・オーウェルを、対にして描く。
    この名前三つが並んだときの納得感よ。
    いい企画だし、内容も見合っている、いい本だ。

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    2021年09月13日
  • 村上春樹の「螢」・オーウェルの「一九八四年」

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    1984年にポイントを置いて、1984年を予言的に描いたジョージオーウェルの1984。そして奇しくも同じ1984年に刊行され、ノルウェーの森につながっていく短編の蛍。これをなぜか結びつけて、漫画で描くという企画。確かに、愛がテーマになっていて、超監視社会の中で、自由を求めた主人公を描く1984、そして本作をモジュールにパラレルワールドを舞台にした愛を主とし1Q84を描いた村上春樹。根源は、何を考えているのかわからない不思議な女性、退廃的でもなく、ただ不思議で、つかんでも掴みきれず、ふわっと消えてしまった話。
    そして、1984は、ビッグブラザーに支配され、自由を求めていた中で、愛を見つけてしまう。禁止されている、監視から逃れた愛、そして、その自由を求めて出会った人は、監視側の人間で、拷問に次ぐ拷問、そして最後に、相手を売って、身代わりにしてくれと言葉にしてしまう。心の中にまで入ることはできない、そしてそれこそが、思考こそが自由である。しかし、監視社会では、その心の中にまで入ってきて、全てを破壊し、消すことができてしまう。拷問というわかりやすい事象で説明するが、もっと恐ろしいのは、いつの間にかコントロールされていることに気がつかかないこと、愛を失うことだ。ほんで読むものとは情報量が違うが、エッセンスを凝縮して、わかりやすく表現されている。タッチもすごく心にグッと刺して来るような、影と光を影から描くような感じ。

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    2021年01月23日
  • 村上春樹の「螢」・オーウェルの「一九八四年」

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    何となく村上春樹っぽいんだよな~と思っていたら村上春樹のコミカライズが発表されて納得した一冊。

    収録作品ではしかしオーウェルの「一九八四年」の方が好みだった。

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    2021年01月11日
  • 1984年 (まんがで読破)

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    2021.4
    名作を漫画で。
    あっちゃんのYouTube 大学でも聞いてたので内容自体はすっと入ってきた。

    しかし希望もない怖い世界なのだが、現実世界で少なからず起きていること。

    考えること、思考することを奪われていることに気づいて、努力していこう。

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    2021年01月10日