ジョージ・オーウェルのレビュー一覧

  • パリ・ロンドン放浪記

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    ジョージオーウェルと言えば動物農場...と思いきやこんなルポ的な旅日記のような、そんな本も書いていたんですね。
    しかも1933年と、かなり若い時の執筆です。

    パリとロンドンでの底辺暮らしの経験をみずみずしい感性で綴ったエネルギーを感じる一冊です。

    個人的には前半のパリの話の方が好きです。

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    2019年06月15日
  • 1984年 (まんがで読破)

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    主人公のウィンストン・スミスは所属する組織の政策に疑問を抱き、抵抗する。この組織は全ての行動は監視されており、「2+2=5」であると教え込まれる。主人公は「2+2=4」であると信念を曲げず、ジュリアとの愛に活路を見出す。結局、主人公が最も嫌悪するネズミの拷問を受けた際にジュリアを差し出してしまい、主人公の信念は消失する。

    どことなくピングドラム感。洗脳と権力の行使の話。

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    2019年03月02日
  • パリ・ロンドン放浪記

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    前半のパリ編が秀逸。
    20代の1年半をパリで過ごしたからこそ描写できた街の一面。南京虫と悪臭漂う底辺の暮らしを、ヨーロッパ中から集まってくる様々な人の人生との出会いを通して、生き生きとどろどろと描きだしている。
    20世紀前半のこの時から、パリの根本部分は変わっていないと思う。

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    2018年08月28日
  • パリ・ロンドン放浪記

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    オーウェルの突撃ルポ、デビュー作。1927年から3年間、パリ貧民街とロンドンのホームレス界にどっぷり浸かって取材。やはり性来の裕福さがポジティブな行動と考え方を生んでいる感はあり、よくある王子さまが身分を隠して庶民の中で生活をして学んだり、社長の息子が平社員として素性を隠して研修するという、ベタな物語を実際に行ったルポルタージュ。面白がってはあかんのかもしれませんが、単純に面白いです。だいたいにしてオーウェルがええとこの子なだけに、目が曇ってなくて、好奇心と探究心があるというか、面白がっているところが文章にも現れていて、読んでいるほうもワクワクします。

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    2018年09月17日
  • 1984年 (まんがで読破)

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    今の北朝鮮などはこのように政府が国民を支配していますので、国民にとっては現状は世界でも当たり前に行われていると思っているのは怖いです。

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    2017年10月09日
  • 一九八四年[新訳版]

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    ディストピア作品の傑作 ありえたかもしれない監視社会。
    近年、アメリカのトランプ大統領による政治を踏まえ再注目されている本作。しかし書かれたのは50年以上前の1949年である。本作の魅力と人の停滞を痛感する。

    我々の基準で言えば有り得ない世界であるが、歴史上はこのイデオロギーに近い人達もいたわけで。どこかで間違えたらあったかも、そしてあるかもしれない。世の中の在り方について考え直すための傑作。
    歴史上、このような社会の創設は失敗しているが、現在の進歩した科学技術を用いれば、より容易に成立してしまうのではないかと恐ろしくなる。そうならないためにも、皆が政治社会の在り方を他人任せにせず、関心を持

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    2025年12月28日
  • 1984年 (まんがで読破)

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    ネタバレ

    人間を支配する権力がどのように行使されるか
    知ってるのか
    という命題に対しての恐ろしさ
    現在の戦争の目的は、大量生産されるものを消費させるため
    破壊と生産を繰り返してきた
    そして、戦時下で人々が権力者に命を委ね統制されることを受け入れやすくしている
    中国人もそうなのだろうか
    矛盾している二つの思考を受け入れる能力を開発された結果の賜物

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    2016年01月31日
  • パリ・ロンドン放浪記

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    1984年の著者で有名なジョージ・オーウェル。

    若い時に、あえて貧乏生活を自分に課して
    どんぞこの生活をする。
    3日に1日のパン。寝る暇もない労働。浮浪者となりイギリスを彷徨う。。

    自分が見ている世界とまったく違う世界。
    それが目の前にあるように感じられるように書いている。
    純粋に面白い。

    これを読んだ後にいまの自分の生活を省みるとどんだけ恵まれてるんだと思う。

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    2014年01月26日
  • パリ・ロンドン放浪記

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    あまりに飄々としていてユーモラスなんで、
    フィクションかと思えてくるんですけどルポタージュなんですよね。
    いや、それくらい楽しい本ではあるんです。

    フランスでの変人に囲まれた貧乏暮らしにしても、
    ロンドンでの浮浪者暮らしにしても、
    20世紀のヨーロッパの裏側が見える感じがいいですね。
    それにしたって陰鬱な雰囲気ではなく、
    どこか異世界の物語を読んでいるように感じられます。

    軽妙なタッチで書かれているので読んでるときは気づきませんでしたが、
    これが実体験だというのは、なかなか凄いことだと思いますよ。
    こういう人になりたいもんだと思います。

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    2013年01月28日
  • パリ・ロンドン放浪記

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    自らに貧乏生活を課し、パリとロンドンで浮浪者となった作者の生活と、出会った人々達とのエピソード集。

    文体から彼の誠実な人柄が伝わってきて面白い。パリ編はコミカルだが、ロンドンでは浮浪者に対する扱いの差が起因しているのか、重々しい。

    一人一人の浮浪者達が生き生きと描かれていた。浮浪者も、金持ちも、同じ人間であると作者は伝えている。

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    2012年12月15日
  • パリ・ロンドン放浪記

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    ネタバレ

    大した家柄の筆者が身をやつして、戦間期のパリとロンドンで最下層の生活をレポートする。戦勝国にもロクでもない生活があったという当たり前の事実に気付かされるとともに、ロクでもない生活を最大限に楽しむ心意気を感じられる。
    この筆者はなぜここまでやるのだろうという興味がムクムクと湧く。筆者がこの後にスペイン内戦に身を投じるのは当然の流れなのか。なんにしても密かにあこがれのルポライターである。

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    2012年09月25日
  • カタロニア讃歌

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    ★欺瞞の時代において真実を語ることは革命的な行動だ



    ジョージ・オーウェルは、今から62年前の1950年1月21日にわずか46歳で亡くなったイギリスのジャーナリスト・作家。

    彼との接近は、ご多分に漏れずSFにどっぷりとのめり込んだ中学生の頃に手にした『1Q84』じゃなかった、未来の管理された醜悪な世界を描いたディストピア小説『1984』が最初でしたが、その後もカール・マルクスの『ルイボナパルトのブリュメール18日』やジョン・リードの『世界をゆるがした十日間』、エドガー・スノーの『中国の赤い星』『アジアの戦争』やアグネス・スメドレーの『中国の歌ごえ』、そしてE・H・カーの『ロシア革命』など

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    2012年09月20日
  • パリ・ロンドン放浪記

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    『1984』や『動物農場』で知られるジョージ・オーウェルは、世界恐慌の余波がまだ残るパリ、ロンドンを放浪していた。そのときの悲惨な貧困生活をユーモア溢れる文章で記したのが、この『パリ・ロンドン放浪記』。
     特に興味深いのが、オーウェルがどんなに貧しくなっても、虚栄心を捨てきれないという描写。例えば、お金あるときにはレストランで外食することができたが、困窮極まってそれが不可能になってしまってからも、見栄をはるためにレストランへ行く振りをして公園で時間を潰し、帰りにパンをポケットに忍ばせてこそこそとアパートに帰る。他にも、ルームメイトと食べ物を譲り合って、結局相手に食べ物の取り分を多くとられてし

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    2011年11月10日
  • パリ・ロンドン放浪記

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    パリ編の方が断然面白い。「金は人々を労働から解放するが、貧乏は人々を常識的な行動基準から解放する」にはオオウケ。

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    2010年06月18日
  • カタロニア讃歌

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    まだ読み途中だったのですが、母が読みたいと言い出しまして、ちょうど中間だし譲ったのでした。
    なので完全にはよんでませんが、それでも言葉の端々に重いものを感じます。
    私は本当に無知だ。

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    2009年10月07日
  • パリ・ロンドン放浪記

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    都市の貧困を自らの体験をもとに描く。出てくる人物が魅力的で、小説みたいにグイグイ読めちゃう。著者特有の超ピリ辛な社会考察も盛りだくさんで、現代社会においてもなお有効。うーん、さすが。とりあえずパリの高級レストランには行かないぞ。

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    2009年10月04日
  • 一九八四年[新訳版]

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    終わり方が好みだった。世界観が面白くてなかなか没入出来て楽しかった。出てくるキャラクターも結構好き。洗濯物を干しながら歌を歌うおばさんの描写と死刑囚と主人公の目が合う場面が好き

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    2026年02月22日
  • 動物農場〔新訳版〕

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    寓話かと思えば、権力と知識階級を天才的に表現してて背景を知れば知るほど面白くて、恐ろしかった。無知ほど恐ろしいものはない。

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    2026年02月17日
  • 一九八四年[新訳版]

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    ネタバレ

    1年前に購入して50ページほど読んで積読状態になっていたが、
    読書熱が高まって再開、2、3日で読み終えた。

    監視社会、過去改竄、全体主義と救いのない世界。その中でもニュースピークという言語の置き換えが恐ろしく感じた。

    民族と言語は不可分。それを破壊されるということは民族としてのアイデンティティを失うこと。為政者が支配をより強固にするために、過去の改竄とともにニュースピークの推進によってどんどん言葉が減らされる。減らされるだけでなく一つの言葉に多様な意味を付与される。言葉を減らし、思考を制限し支配を永続的なものにしていく。

    独裁国家の支配下でなぜ国民が安易に国家に反逆できないのか、社会を変

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    2026年02月15日
  • 新訳 動物農場

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    本編はもちろん傑作であるが、
    「出版の自由」というオーウェルによる序文案が今日の日本社会への警鐘として特に重要と考える。この序文案のオリジナル原稿は1972年に発見されたもので、「タイムズ文芸付録」(Times Literary Supplement)として、1972年9月15日に初掲載された。オーウェルがこの序文案を書いたのは1945年頃ではないかと思う。

    本編の「動物農場」は一応ソ連の共産党体制を批判したものと言われている、しかしソ連が崩壊した後もロシアは変わっていない。そして問題はロシアではなく、英国そして日本においても共産主義独裁体制への「忖度」であるということである。「動物農園」は

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    2026年02月15日