ジョージ・オーウェルのレビュー一覧

  • 一杯のおいしい紅茶 ジョージ・オーウェルのエッセイ

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    スポーツや文化、世界情勢など様々な分野に対する、イギリス人らしい、アイロニーとユーモアを効かした文章は、インテリジェンスを感じ、その時代の空気も感じさせてくれる。
    紅茶に対する拘りも、イギリス人らしい偏屈さでまた良し。

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    2024年10月20日
  • 動物農場 ――おとぎばなし――

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    物語の形で、ソ連批判のメッセージを伝える。言葉の力を感じさせられた。それが冷戦下にアメリカに利用されたのも皮肉。

    <ものを生み出さずに消費ばかりする生き物といえば、人間ぐらいしかおらぬ>

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    2024年09月24日
  • 一杯のおいしい紅茶 ジョージ・オーウェルのエッセイ

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    良かった!イギリス人だね~。笑 と思わず言ってしまうような皮肉っぽさが面白い。紅茶のこととかスポーツをバカにするのとか文筆業のこととか。
    動物農場読んでない気がする、読まないと。

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    2024年07月31日
  • 1984年 (まんがで読破)

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    権力の仕組みや洗脳の仕方はそんなにぎょっとする内容ではなかった。
    そんなのよくある話じゃんって思ってしまうのもやばいんじゃないかと思った。

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    2024年07月27日
  • 村上春樹の「螢」・オーウェルの「一九八四年」

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    ジョージオーウェルのマンガも読んでみよう。そしてどちらの原作も。二つの空気感がそのままだった。なんとも言えないひんやりとしたグレーな空気感。苦手な空気感だがつい引き込まれてしまう。
    なるほど、文字で含め伝えるもの、マンガで伝えすぎずふくませる。絶妙なテクニックになるほどなと。

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    2024年04月04日
  • 一杯のおいしい紅茶 ジョージ・オーウェルのエッセイ

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    J.オーウェルというと1984年と動物農場のイメージしかなく、生活のために書評や短文エッセイを書いていたとは知らなかった。
    文化や自然に関してあくまで保守的な態度である点、産業主義的な娯楽や全体主義に関しては批判的である点、洞察力に優れている点はイメージ通りだが、あの理知的な文章で食器洗いに毒付いているのには笑った。先進的技術憎しではなく、あくまでそれによって社会に齎される負の影響に懸念を抱いていたのだということがよく分かる。
    また、オーウェルの書物・文章への美学と拘りを知ることができた。
    彼が風刺した未来の只中であっても、「一杯のおいしい紅茶」を楽しむ心の余裕は持ちたいものだと思う。

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    2024年03月08日
  • 動物農場 ――おとぎばなし――

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    ネタバレ

    本作品もテーマが著者オーウェルの代表作「1984年」の中で描かれる「ニュースピーク」に重なる。

    それは「全体主義の恐怖政治」において、法(作中では7つの掟)や歴史の解釈(作中では追放された元リーダーのスノーボールが活躍した事実)がこっそり政治の中枢で改訂され、それが知識人らによって流布され、大衆が簡略化されたスローガンを連呼して全体主義が浸透していくという流れ。

    資本家の象徴として描かれる元荘園主を追い出して動物による動物のための農場を作ったリーダーのナポレオンだったが、最後は隣接する農園主の人間と密会を重ねるうちに豚のナポレオンが2本足で歩くようになり、服を着るようになり、人間と見分けが

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    2023年12月07日
  • 動物農場 ――おとぎばなし――

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    ネタバレ

    岩波文庫と中央公論新社(絵付き)を併読。オーウェルがなぜこれを書いたのかを学びつつ「おとぎばなし」を読めてよかった。人間を追い出した動物たちの農園でも、やはり支配する側とされる側の構図は変わらない。権力者は利権を守ること、支える側をいかに従えるかが命題となる。自分も支える側の一人として、闘った多くの動物よりも、現状の中にあった喜びを求め農園を出て行った馬のモリーが印象的だった。様々な立場と力量で考え動く動物たちを、読み手のように一歩引いて俯瞰でみることって大事だなと思った。

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    2023年11月02日
  • 動物農場 ――おとぎばなし――

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    ネタバレ

    一気に読み切れました。
    なんとも言えないもどかしさが続きながらも、最後の反乱を期待しつつ一気にに読み切らされたという感じです。
    動物に擬態化することで切なさや滑稽さが自然に感じられました。

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    2023年05月06日
  • 動物農場 ――おとぎばなし――

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    おとぎばなしというサブタイトルの通り読みやすい本ではあったが、内容については子供が理解できるのかという疑問は残る
    ソ連についての社会風刺を題材として書かれており内容もそこそこ歴史を周到しているとは思うが、私は本文よりもその後に挿入されている「出版の自由について」という序文に、より興味をひかれた
    現代日本においても有害図書の指定など中世の黒歴史を想起させるような悪法が存在し、明らかにその法自体が害を為しているわけであるが、この本をきっかけに法規制等の妥当性についても関心が深まり、社会へ目を向ける一助になったと感じている

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    2022年09月16日
  • 動物農場 ――おとぎばなし――

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    ネタバレ

     動物たちが自由を求めて立ち上がるも、徐々に獲得した自由が束縛されていき、結局は最初の状態に戻っていく..
     ..といった内容に共産主義批判にテイストした内容。


     アイロニーでシニックな文章を好む人にオススメ

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    2022年09月05日
  • 一杯のおいしい紅茶 ジョージ・オーウェルのエッセイ

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    タイトルになっている紅茶の淹れ方(ミルクが先か紅茶が先か)から始まるエッセイ。
    冬に故障する水道管や終わらない皿洗いに文句を言っていたりはわかるぞ、となる。

    手紙に丁寧に自分の住む田舎への行き方の記載(何時の船に乗って、ここからはハイヤーで、この町で宿をとった方が、等)が細かく丁寧。

    しかしよくよく読んでいくと戦争や国家の体制への考えなどは『1984』の著者なんだなあ、と感じさせるものがある。
    巻末の「ウクライナ版への序文」は今のロシアとウクライナの戦争状態を想起する。

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    2022年03月16日
  • 一杯のおいしい紅茶 ジョージ・オーウェルのエッセイ

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    『1984年』のジョージ・オーウェルの随筆および書簡集とあったので読んでみた。
    これを読むと、ごくありふれた生活感情の持ち主だったことがわかる。紅茶の淹れ方のこだわりや、ビール大好きなところなど、何だか微笑ましくさえ感じられる。だからこそ、『1984年』や『動物農場』がこの人によって書かれたのだということに意味を感じる。当たり前の生活感情を持った一個人だからこそ、当たり前でない「何か」が生活の中に忍び込んでくることにアンテナを立てられたのかもしれないということ。そして、当たり前の生活感情と非凡な表現能力は乖離しないものなのだということ。当たり前に暮らしながら、当たり前でない何かを残せることに、

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    2021年12月23日
  • 動物農場〔新訳版〕

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    強い者に追従して尻馬に乗って何も考えないのが楽なのはよくわかる。知識がないって怖いけれど、もともと知識を得ようとするには、基本的な教育を受けているのが必須だし。
    一応教育を受けた人が大多数の今の日本を見ていても、とんでもない偽医学が大手を振っていたり、政治家が言ったことを翻しても、大して叩かれることもない現状を見ていると、絶望的な気分になる。

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    2025年07月27日
  • COMIC 1984 20世紀暗黒近未来小説の傑作

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    小説の前にこの漫画版を読もうか迷い、結果的に小説版から読んだが、正解だった。でも絵の雰囲気も物語にあっていたので読んで損はなし。

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    2021年10月01日
  • 一九八四年[新訳版]

    購入済み

    はじめて読み終わったときはそこまで大好きな作品にはならなかったけど、読めば読むほど夢中になる小説だった。

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    2021年10月01日
  • 一杯のおいしい紅茶 ジョージ・オーウェルのエッセイ

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    1984の作者ってこういう人だったのか、という驚き、安心。最後の「なぜ書くか」があって1984の見方が変わった。

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    2021年05月15日
  • パリ・ロンドン放浪記

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    ジャック・ロンドンと違い、著者はイギリス人=ヨーロッパ人であること、そして、必要に迫られて貧乏暮らしをしたことなど、貧しさが他人事ではない印象。
    そして面白いのは、母国については批判的なのに、パリに対しては友人のような気安さがある。

    「金が人間を労働から解放してくれるように、貧乏は人間を常識的な行動基準から解放してくれる」
    そして、考えないようになっていく。
    本当の貧乏の中で、革命は生まれないのではないかという気づきが新鮮だった。

    そういう意味で、今の日本は全体的に貧しいと思う。誰も自分で考えず、誰かが考えてくれるのを待ち、それが気に入らないと「批判」する。

    そんな仕組みの中で、埋もれな

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    2021年04月17日
  • 村上春樹の「螢」・オーウェルの「一九八四年」

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    ネタバレ

    無関係な原作小説が2つ並んでいるのですが、そのチョイスするセンスは素晴らしい。
    雰囲気、画力も魅力的。

    個人的に最も気になったのが、1984年のジュリアが可愛くないんです…!僕の原作読んだイメージのジュリアは活発な美人というイメージだったのですが、この漫画だと全然可愛くない(笑)
    可愛いからこそ、最後の変貌ぶりにインパクトがあると思うんですけどね。何で可愛く描かなかったんだろ。

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    2021年02月11日
  • 1984年 (まんがで読破)

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    独特の世界観で面白い。ディストピアとも現実の風刺とも取れる。

    ただ主人公の男クソでは?
    ほとんどの行動を起こす動機がセックスだし、いざピンチになると自分のことしか考えておらず、同罪になるジュリアのことも、部屋を提供してくれたプロールの心配もしない。おまけに脅されてすぐ自白するし。

    最後に漫画家の名前が記載されていないことが気になった。オーウェルの著作権は切れているだろうけど、漫画家の著作権は切れてないのでは?

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    2021年02月04日