ジョージ・オーウェルのレビュー一覧

  • 1984

    Posted by ブクログ

    最近SFにハマってるという話をしたら、Cさんが「1984は間違いない」というので読んでみた。

    間違いなかった!!

    監視社会のディストピア的な世界を描いているが、
    退屈になることなく引き込まれるように読んでしまった。

    - 思考を狭めるために、言語を改変する(ニュースピーク)の話
    - 権力を手段としない目的とするビックブラザー
    - 上流、中流、下流で逆転させないように徹底的に民を監視し、弱体化させる戦略
    - 拷問の末の最後

    など見どころ、考え所満載の作品だった。
    素敵な作品ありがとうございました!!

    0
    2025年06月16日
  • 動物農場〔新訳版〕

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    民主主義が全体主義に陥っていく危険性を、とある農場の動物たちを通して寓話的に描く怪作。
    1984年に通じるメッセージはあるものの、よりシンプルで読みやすい。
    豚がドンドンぶっ壊れていく様が、面白くも怖かった。豚が完全に人間化し、どちらが支配階層か分からなくなるラストが秀逸。

    0
    2025年05月22日
  • 1984

    Posted by ブクログ

    「自由というのは、二足す二は四だといえる自由だ。それが認められるなら、他の自由はすべておのずと付いてくる。」(本書より)

    今こそ読まれるべき小説だと思います。


    凄い引力です。
    読んでいるうちにいつの間にか『1984』の世界に降り立っています。

    食堂で不味いジンを飲み、家に帰るとテレスクリーンに見張られるのです。

    逃げ出すことや反逆は不可能です。なぜなら思想警察が全てお見通しなのですから。

    どうすればいいのでしょうか?
    狂った世界では狂うしかないのではないのでしょうか。

    カンタンです。物語なので本から目を離せば、読み終わればこの世界からは脱出できるのです。

    しかし…
    はたして本

    0
    2025年05月06日
  • 動物農場〔新訳版〕

    Posted by ブクログ

    共産主義の恐ろしさ、内部の巧妙さを感じる。

    知力がないと搾取される構造は、現代にも通じるものがある。

    0
    2025年04月20日
  • 動物農場〔新訳版〕

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    読みやすかったが、動物がたくさん出てきて楽しそうな話なのに怖かった…。豚怖い。序文案と解説まで読んで昔のある国のことを書いていると知った。解説にもあったが、権力握った豚も悪いんだけど、それに反論できず流されてしまう他の動物たちも悪いんだよなあと思った。そういうのって実際会社とかでもあるし。自分の意見を言えないとか。でも反論したらその場で命奪われそうな空気だったらやっぱり言えないと思う。

    0
    2025年04月08日
  • 一杯のおいしい紅茶 ジョージ・オーウェルのエッセイ

    Posted by ブクログ

    とても面白い。
    冒頭の3篇(一杯のおいしい紅茶、イギリス料理の弁護、パブ「水月」)だけで元は取れる。

    雑誌への寄稿文や、1984年を書くために移り住んだジュラ島から送られた友人たちへの手紙などを集めた本。
    主に1945年前後の大戦による配給制下で物価が高騰しているイギリスで書かれた文章であり、当時の庶民生活も窺い知れる。
    他書からの再録がほとんどのようだが、この本のみに収録されたエッセイが6篇あるし、著者のエッセイ集を初めて読むならこの本が一番読みやすいのではなかろうか。

    0
    2025年03月28日
  • 一杯のおいしい紅茶 ジョージ・オーウェルのエッセイ

    Posted by ブクログ

    オーウェルといえば政治的な要素を含む小説やエッセイのイメージだったので、食事や家事、流行りの音楽、洋服などの日常生活に関するエッセイが入っていると聞いて気になり購入。当時のイギリスの生活に密接した内容なので興味深かった。
    本来のオーウェルの人柄がより伝わってくるような気がしたしTHEステレオタイプ的なイギリス人ってかんじの皮肉も聞いていて文章としてとても面白かった。
    代表作が重い内容であるからこそ本人の人柄や価値観を知ることによって、その作品で何を伝えたいのかということがより分かりやすくなるような気がするのでこういうエッセイは好きです。

    0
    2025年03月12日
  • 1984

    Posted by ブクログ

    途中の主人公が本を読むシーンで行き詰まり、しばらく離れていましたが、ついに読破。
    とても面白く好きな話でした。その本のシーン以外は訳も綺麗で読みやすく、話のテーマに比べると難しい話ではありませんでした。
    監視社会を描いた作品で、リアルには起こりえないと断言できないのがこの話の恐ろしいところ。私がこの世界に生まれていたらどうしようと考えました。やはり人民を操作しようとすると最初に狙われるのは教育であるんだなと実感。読書をやめてはいけないなと思ったのが素直な感想です。いつの時代も社会を作るのは教育であり、識字は希望であり、本は歴史であると感じました。もし私たちの持つ常識や習った歴史が政府の都合のい

    0
    2025年02月09日
  • 1984

    Posted by ブクログ

    本当に1949年に書かれたとは思えないほど、リアリティがあるディストピア小説だった。ただ、面白いではあるが、真の面白さ、凄さは分からなかったので、もう1度読もうと思った。
    途中で主人公はある本を手にして、読み始めるが、そこに書かれている内容が興味深かった。

    0
    2025年02月04日
  • 1984

    Posted by ブクログ

    面白いけど、、ディストピアすぎるだろー!
    読んでて明るい気持ちにはならないが、ウィンストンさん一体どうなっちゃうの、、と読み進めてしまう本。

    0
    2025年02月02日
  • 1984

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    内容が衝撃的なので、時間が経過してもずっと記憶に残るであろう一冊。

    “殉死”させない徹底的な拷問によって、未来への希望すらも潰す。暗い気持ちになりました。

    主人公ウィンストンが、“最後の人間”なのは、最後まで本物の人間性を捨てられなかったから。

    思考と心が壊れていく経過がリアルで、読みながら自分も何が正しいのかわからなくなった。

    言語による認知の方法などは、科学的な視点に基づいていると思うので、言葉を統制することによって、思想や思考を統制するのは可能だと思う。この話のように極端ではなくても、現実的に至る所に存在している気がして、悪用されたら恐怖だと思った。

    0
    2025年01月22日
  • 村上春樹の「螢」・オーウェルの「一九八四年」

    Posted by ブクログ

    #村上春樹
    #螢
    #オーウェル
    #一九八四年
    #森泉岳土
    #河出書房新社
    オーウェルの作品が読みたくてまずマンガで。語彙が減ると思考が狭まる。ヤバい、エグいに集約されてしまいがちな現代。新聞はわかりにくくくSNSはわかりやすい?わかりやすさを求める風潮に警鐘を鳴らす。考えることを放棄したくない
    しかしマンガにも限界がある。
    原作を読めたら。

    0
    2025年01月06日
  • 1984

    Posted by ブクログ

    ストーリとしてもどのような展開になるのかとワクワクしながら読み進めたが、何より現代と比較できることや政治に疎い私にとって勉強できることも興味深かった。これを当時イメージしながら書いているということに驚きである。ほぼ今を予測できている、というか解説にも書いてあったがそうなってしまっているのが悲しい、、

    0
    2025年01月02日
  • 1984

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    この本は190ページ以降のジュリアとの逢瀬から面白く感じた。そして300ページ以降の愛情省に捕まった辺りから読む手が止まらない。
    後半に向け、スピード感が増すのだ。
    393「君の中ですべてが死に絶えるのさ。愛することも、友情を抱くことも、生の喜びを感じることも、笑うことも、好奇心を抱くことも、勇気を持つことも、誠実であることも、何ひとつ出来なくなるんだよ。もぬけの殻になるんだ。我々は君の全てを搾り取って空っぽにし、そこを我々自身で満たすのだよ。」
    これは予知となる。
    最終、長い地獄のような懲罰を終えたウィンストンはジュリアは再会をする。互いに変わり果てたその姿を目の当たりにし、当時の自身の裏切

    0
    2024年12月30日
  • 1984

    Posted by ブクログ

    昔に書かれた作品なのに、何となく、現代の世界を表しているようで不気味だった。
    最初はちょっととっつきにくいかと思ったけど、途中から止まらなくなり、一気に読めてしまった。

    0
    2024年12月15日
  • 一杯のおいしい紅茶 ジョージ・オーウェルのエッセイ

    Posted by ブクログ

    スポーツや文化、世界情勢など様々な分野に対する、イギリス人らしい、アイロニーとユーモアを効かした文章は、インテリジェンスを感じ、その時代の空気も感じさせてくれる。
    紅茶に対する拘りも、イギリス人らしい偏屈さでまた良し。

    0
    2024年10月20日
  • 動物農場 ――おとぎばなし――

    Posted by ブクログ

    物語の形で、ソ連批判のメッセージを伝える。言葉の力を感じさせられた。それが冷戦下にアメリカに利用されたのも皮肉。

    <ものを生み出さずに消費ばかりする生き物といえば、人間ぐらいしかおらぬ>

    0
    2024年09月24日
  • 一杯のおいしい紅茶 ジョージ・オーウェルのエッセイ

    Posted by ブクログ

    良かった!イギリス人だね~。笑 と思わず言ってしまうような皮肉っぽさが面白い。紅茶のこととかスポーツをバカにするのとか文筆業のこととか。
    動物農場読んでない気がする、読まないと。

    0
    2024年07月31日
  • 村上春樹の「螢」・オーウェルの「一九八四年」

    Posted by ブクログ

    ジョージオーウェルのマンガも読んでみよう。そしてどちらの原作も。二つの空気感がそのままだった。なんとも言えないひんやりとしたグレーな空気感。苦手な空気感だがつい引き込まれてしまう。
    なるほど、文字で含め伝えるもの、マンガで伝えすぎずふくませる。絶妙なテクニックになるほどなと。

    0
    2024年04月04日
  • 一杯のおいしい紅茶 ジョージ・オーウェルのエッセイ

    Posted by ブクログ

    J.オーウェルというと1984年と動物農場のイメージしかなく、生活のために書評や短文エッセイを書いていたとは知らなかった。
    文化や自然に関してあくまで保守的な態度である点、産業主義的な娯楽や全体主義に関しては批判的である点、洞察力に優れている点はイメージ通りだが、あの理知的な文章で食器洗いに毒付いているのには笑った。先進的技術憎しではなく、あくまでそれによって社会に齎される負の影響に懸念を抱いていたのだということがよく分かる。
    また、オーウェルの書物・文章への美学と拘りを知ることができた。
    彼が風刺した未来の只中であっても、「一杯のおいしい紅茶」を楽しむ心の余裕は持ちたいものだと思う。

    0
    2024年03月08日