ジョージ・オーウェルのレビュー一覧

  • 1984

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    (色んな意味で)なんてヒドイんだ……
    「真実」にあたる単語がどうして生まれたんだろう?って思うくらい何が真実か分からなくなった
    私も洗脳済み?

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    2026年05月22日
  • 1984

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    解説でも内田樹さんが書かれていたが1948年にこの『1984』を近未来小説として書いていたのがジョージ・オーウェルの先見の明と凄さだと思う。
    2026年の現代に読んでみても純粋な面白さだけでなく、現代社会を風刺しているかのような世界観が『1984』の世界に引き込まれてしまう魅力であり恐ろしさでもある。
    『1984』が再注目されて現代社会の様だと言われてしまう社会ではダメなのだと、この作品を読んで改めて危機感を覚えてしまった。

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    2026年05月15日
  • 1984

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    ネタバレ

    ずっと読んでみたかったから読めて良かった。後半から突然しんどくなった。ニュースピークの存在が、単語そのものと意味を減らし、思想を限定する目的で使われているのが怖かった。本当に実在すれば人々の思想は限定されるのだろうか?言葉にならなくとも頭の中で何かしらの疑念は浮かばないのだろうか。
    主人公は2+2=5という文を心の底から信じて日記に書いたのだろうと考えると怖い

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    2026年05月06日
  • 1984

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    本作品は、ディストピア小説の古典であると同時に、全体主義の本質を抉る思考実験でもある。テレスクリーンによる常時監視は今日のサーベイランス社会を予見したかのようだが、本作の真の恐ろしさはそこにはない。党は過去の記録を絶えず書き換え、「2+2=5」を真理として強制する。客観的現実そのものを集団的意識に従属させようとするこの権力像は、人間が真理の最終審級を握ろうとするときの底知れぬ暴力性を示している。

    とりわけ刮目すべきはニュースピークの構想だ。語彙を削減し文法を単純化することで、思想犯罪そのものを思考不可能にするという発想は、サピア=ウォーフ仮説の言語相対論を文学的に先取りしたものと言える。言語

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    2026年05月01日
  • 1984

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    1984の世界に恐怖したけれど、全部ではなくとも洗脳も監視も、部分的に現在にも似たところがあって、1984のようになりかねないと危機感を感じて、更に恐ろしくなった。

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    2026年04月07日
  • 一九八四年[新訳版]

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    もしもこんな世界があったらと考えられても、設定を細部まで落とし込めるジョージ・オーウェルが恐ろしい。

    言語を削ぐことで思考を狭めて、党の支配力を維持するのは面白かったが怖くもあった。
    言語化は思考力だと実感。

    トマス・ピンチョンの解説も希望があり最高だった。

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    2026年03月30日
  • 1984

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    昔の作品とは思えない!感心しました!
    極限状態に置かれた人間がどうなるのか、
    人間の本質に触れた作品だと思う。

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    2026年03月28日
  • 1984

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    最近色々なところで耳にしていたので読んでみました。
    ディストピアSFというジャンルは初めて読んだ。
    最初は少しとっつきにくかったが、だんだんと引き込まれ、主人公の内情や葛藤などが入ってくるようになった。

    中盤から終盤にかけての展開は、半ば予想していた通りかつ、やめてくれという絶望感があった。

    全体主義批判の物語であり、いかにして国民は洗脳され独裁が守られていくのかが描かれていた。リアルなのかは変わらないがリアリティがあった。

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    2026年03月24日
  • 一九八四年[新訳版]

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    なーんてこった状態。

    1章は世界感、主人公にフォーカスした話
    自分たちの生きている世界の曖昧さを痛感する。なにも疑問なく受け入れていることは果たして真実なのか。権力者によって自由と思わされているかもしれない。支配とはまさに。
    2章でつかの間の幸せとスリル。ここからの加速が楽しい。
    3章で絶望。
    何を言っても否定されて、もう諦めて楽になろ…てなる。
    話が通じない、わかり合えない、正しいだけでは勝てず、しかもそれを正しくないとされて頭おかしくなりそう。
    感情としては悲しいより悔しいが強いかも。
    そして本当に恐怖するものを前にすると、愛する人も差し出せてしまう。それが精神の最後の砦で、自分というも

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    2026年03月23日
  • 一九八四年[新訳版]

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    世紀末文学の白眉、「1984」を読んだ。
    ウィンストンという真理省党員の目を通しての、ビックブラザーに支配されるオセアニアの姿を描く。
    解説ピンチョンいわく、元トロツキスト、バーナムがとく日本のイースタシア、ロシアのユーラシア、そして英米連合のオセアニアが舞台。ビックブラザーと抵抗勢力のゴールドスタインはスターリンとトロツキーを思い出されると。時代背景でいけば、当時はそんな対比が考えられたのも頷けるが、現代では中国の体制が近いように感じる。しかし、さらに直近で思い当たるのが、SNS。姿が見えないビックブラザーは巨大SNSを自分の意のままに動かす人物にあたり、人の記憶を塗り替えでしまうのは、まさ

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    2026年03月21日
  • 一九八四年[新訳版]

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    緻密な世界観と詳細な表現のおかげで、本にどっぷり浸かることができた。

    嘘を嘘だと理解しながらも本当だと信じる、それが狂っていることだと私が認識するのは、私が生きている世界の価値観に基づいたまで。他の大多数と同じように狂ってしまった方が幸せなのかもしれない。

    物語を読むことで、ウィリアムの感情の遷移を追体験できるのが良かった。
    拷問の最後に"本当の意味で"ジュリアを裏切った瞬間は、心底絶望した。その後の最後の章では、2人が再会した時にもう同じように愛せないのは明白だったし、その他ウィリアムがカフェで過ごす様子、最期の時などを読んでも心が動かないというか、驚かなかった。ウィ

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    2026年03月19日
  • 1984

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    この本は、政府に常に監視されている社会が描かれていて、その世界観がとても印象的だった。
    最初は少し現実離れしているようにも感じたが、考えてみると現代でも監視カメラや個人情報の管理などがあるので、完全に遠い話ではないのかもしれないと思った。

    読んでいて、拷問の場面などはかなりグロテスクで怖いと感じるシーンもあった。
    内容も難しい部分が多く、理解するのが大変なところもあった。

    物語の中では、ウィンストンとジュリアが親密になっていく展開が特に面白かった。
    しかし、その後オブライエンが味方ではなく、実は体制側の人間だったことが分かったときはとても驚いた。

    この作品は、監視社会の怖さだけでなく、人

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    2026年03月16日
  • 動物農場〔新訳版〕

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    すごくわかりやすいおとぎばなしでありながら、権力構造への痛烈な批判が描かれていた。

    本編の後ろに序文や訳者によるあとがきがあり、作品が描かれた背景を学ぶことができた。

    指導者側の都合の良いように丸め込まれてしまったり、違和感を抱きつつも行動はせずに搾取されていく動物たちのようにはなりたくないと思った。まずは社会を見通し、意見を持てるよう、学ぶことから始めたい。

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    2026年03月13日
  • 一九八四年[新訳版]

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    2章までは空き時間に少しずつ。3章からは一気に読み終えてしまった。キャラクターや世界観は魅力的だったし、いい読書経験だったけど、読み終えた後あとはちょっと気楽なエッセイとかで口直ししたくなる。

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    2026年03月07日
  • 1984

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    流石に女性描写は古さを感じるが、世界中で全体主義国家が増えている現代を予見していて薄寒くなる。大衆心理の描写を見ると、これが書かれた80年前と何も進歩していないのかと考えたくなる。

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    2026年03月01日
  • 一九八四年[新訳版]

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    終わり方が好みだった。世界観が面白くてなかなか没入出来て楽しかった。出てくるキャラクターも結構好き。洗濯物を干しながら歌を歌うおばさんの描写と死刑囚と主人公の目が合う場面が好き

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    2026年02月22日
  • 動物農場〔新訳版〕

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    寓話かと思えば、権力と知識階級を天才的に表現してて背景を知れば知るほど面白くて、恐ろしかった。無知ほど恐ろしいものはない。

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    2026年02月17日
  • 一九八四年[新訳版]

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    1年前に購入して50ページほど読んで積読状態になっていたが、
    読書熱が高まって再開、2、3日で読み終えた。

    監視社会、過去改竄、全体主義と救いのない世界。その中でもニュースピークという言語の置き換えが恐ろしく感じた。

    民族と言語は不可分。それを破壊されるということは民族としてのアイデンティティを失うこと。為政者が支配をより強固にするために、過去の改竄とともにニュースピークの推進によってどんどん言葉が減らされる。減らされるだけでなく一つの言葉に多様な意味を付与される。言葉を減らし、思考を制限し支配を永続的なものにしていく。

    独裁国家の支配下でなぜ国民が安易に国家に反逆できないのか、社会を変

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    2026年02月15日
  • 新訳 動物農場

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    本編はもちろん傑作であるが、
    「出版の自由」というオーウェルによる序文案が今日の日本社会への警鐘として特に重要と考える。この序文案のオリジナル原稿は1972年に発見されたもので、「タイムズ文芸付録」(Times Literary Supplement)として、1972年9月15日に初掲載された。オーウェルがこの序文案を書いたのは1945年頃ではないかと思う。

    本編の「動物農場」は一応ソ連の共産党体制を批判したものと言われている、しかしソ連が崩壊した後もロシアは変わっていない。そして問題はロシアではなく、英国そして日本においても共産主義独裁体制への「忖度」であるということである。「動物農園」は

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    2026年02月15日
  • 動物農場〔新訳版〕

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    「うわぁ……」と、読み終わったあと、しばらく動けなくなりました。

    よくある「めでたしめでたし」の物語よりも、心に深く残る「嫌な傷跡」のような読後感。
    でも、その傷こそがSFの醍醐味だと思う。仕事のモヤモヤや日常の小さな悩みなんてどうでもよくなってしまうくらい、強烈なインパクト。

    この「救いのなさが、人を救う」という不思議な感覚を、物語の構成に沿って振り返ってみました。
    1. 導入:この世界観、意外とリアル?
    「動物がしゃべる」というぶっ飛んだ設定。SFが苦手な人にはハードルが高そうですが、実はここが現実世界の鋭いメタファー(比喩)になっています。ただの説明じゃなく、丁寧な描写で「これって私

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    2026年02月09日