ジョージ・オーウェルのレビュー一覧

  • 動物農場 ――おとぎばなし――

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    結局、権力というのは自分の理想をみんなの理想とすり替えて語るのが好きなのだ。動物の格好をしているが誰も彼もきっちりと欲望を持った人間である。この幕切れは呆気ないが、ブラックで何故だか黙示録的に思えて仕方なかった。
    考えすぎ、拡大解釈が過ぎると言われても仕方ないかもしれないが、名前を変えて、姿を変えても権力は権力、右だの左だのリベラルだの言っても名前や姿が違うだけの同じものなのである。

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    2025年10月29日
  • 1984

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    ネタバレ

    ガチでこんなとこで生まれ育ったら首切って自害する即
    やばすぎるだろ(;_;)
    資本主義最高、と言いなさい

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    2025年10月29日
  • 動物農場 ――おとぎばなし――

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    A good read but I’m still traumatized from the animation… and it still gives me creeps. Bought 1984, but don’t gotta a courage to read it after this one…

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    2025年10月25日
  • 一九八四年[新訳版]

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    全体主義社会を描いたディストピア小説。第一部、第二部ではわずかに希望が感じられたが、第三部で主人公が政府に捕まり、徹底した洗脳を受ける過程が執拗に描かれる。物語の結末では、これまでの出来事がすべて無意味になったかのように、まさに「二重思考」的な絶望だけが残る。

    作中には、現代社会にも通じる警句が多く見られる。
    歴史言語学者でニュースピークの研究、ニュースピーク辞典の編集作業に従事する友人サイムのセリフ。
    「おそらく君はわれわれの主たる職務が新語の発明だと思っているだろう。ところがどっこい、われわれはことばを破壊しているんだ。」「ニュースピークの目的は挙げて思考の範囲を狭めることにあるんだ。最

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    2025年10月23日
  • 一九八四年[新訳版]

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    第二次大戦直後に書かれたディストピア的近未来小説。解説にあるように、結果として実現しなかったディテールを見るのではなく、現在の社会に通じる側面を見つけ出すのが面白い。

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    2025年10月19日
  • 一九八四年[新訳版]

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    ネタバレ


    イギリス社会主義なる独裁体制に支配された1984年の世界の話。ニュースピーク言語なる、支配側からの言語統制によって反抗思想的な単語が抹消された話し方が採用され民衆が政治的な反抗思想すら考えつかないようにされている。

    が、ちょうど併読していた「言語が違えば世界も違って見えるわけ」(ハヤカワ刊)にもあったが、「人間の思考は言語や母語によって違いが生じるのではなく、日常生活の基本的な面について本人が所属する社会の中の他人と円滑に意思を疎通するために反復練習した経験から生ずる」とあり、まさにそれ。ニュースピークという新しい言語体系があるが実際のこの世界の人々は党に反抗分子と思われたくないから円滑に

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    2025年10月19日
  • 一九八四年[新訳版]

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    『ビックブラザー』なる者を最高指導者としたディストピア世界。ほんの数日前の事柄、人間さえ、党に不都合ならば無かったことにされる。新聞、書籍、辞書、全ての記録物を編集され、過去が意味を持たない社会。主人公は新聞記事を党の意向に合うように"編集"する職についています。党に心酔した可笑しな人々を可笑しいと思える主人公がディストピア世界で、どう生きるかを描いた作品です。

    現代の日本人には、滑稽な社会でもがく正常な主人公と映るだろうが、時代と国によれば、その評価が逆転してしまう。本書を読み進めるうちに、このディストピアに入り込み、現実に立ち返ると、安堵と共に嫌な不安感が残ります。

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    2025年10月19日
  • 1984

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    1949に書かれたものとは思えない、現代に通じるものに満ちた小説
    ただ、途中で挟まる世界の解説やニュースピークの解説は無駄

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    2025年10月13日
  • 一九八四年[新訳版]

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    ディストピア小説の王道といったところだが、作品の設定と同じような地域が現在もあるということ、いつ1984のような出来事が起こってもおかしくないという点にゾクっとさせられた。
    昔話のように聞こえるが、現在でも市民が声を上げないだけ、もしくは気がついていないだけで、本作と同じような結末を目の当たりにしているように思える。

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    2025年10月10日
  • 1984

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    天変地異でも起こらない限り決して崩壊することがないような完全に支配された希望なきディストピア世界の物語。

    終盤にはまさかのどんでん返しもあり楽しめた。

    ナチスドイツや北朝鮮、ポルポト政権下のカンボジアの様な国や時代を連想させる部分も多く、読んだ後に世界について、社会について考えたり話したりしたくなる作品。

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    2025年10月07日
  • 動物農場〔新訳版〕

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    動物が人間を追い出して新しい国を作るという設定が面白かった。そして、動物独自の国になることはなく人間と同様の現象が起きて、動物同士の衝突や主従関係、権力争い、外交と現代の国で行われている社会を反映していた。

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    2025年09月30日
  • 動物農場〔新訳版〕

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    農場主を追い出し自由を求め独自の国家を築いた動物たちによる革命の誕生と崩壊を描くソ連を風刺した寓話。

    操作された情報しか与えて貰えず、懐疑心を抱いても声を上げる前にもみ消される…
    権力を振りかざすブタ達の行動は許されないが、見事にコントロールされてしまった労働者の動物たちの世事疎さが独裁を助長させている様が滑稽だった。

    自身の置かれている状況に興味を持ち正しい情報を見極める知恵を身に付ける努力を怠ってはいけないと思った。

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    2025年09月14日
  • 一九八四年[新訳版]

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    とても難しい本だった。
    話の展開が急に変化するため自分の予想していたストーリーとは全く別のものだったし、人の考え、過去についてなど色々と考えさせられる話でした。
    途中の過去回想シーンや拷問などはその痛々しい情景が浮かび上がってくるようで恐怖を感じた。
    もう少し本を読んで経験を積んでから再読しようと思う。

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    2025年09月10日
  • 一九八四年[新訳版]

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    世界で一番最悪な平和を実現する方法。
    AI、SNSを始めとしたデジタルデバイスに支配される現代に警鐘を鳴らす名著。今読むべき。

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    2025年09月11日
  • 一九八四年[新訳版]

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    ディストピア小説の代表作。

    ビッグ・ブラザー率いる党に支配された全体主義国家・監視社会に反抗を目論むウィンストンの物語。

    SFだが、共産主義国家の生活が垣間見えるようで面白かった。テレスクリーンによる生活の監視、二分間憎悪で不満を外に向けさせるなどの慣習は、今の隣国を想像させる。

    決して現代でも色褪せていない名作である。

    監視社会を壊れてハッピーエンドになるのかと思っていたら、全く反対の結末だった。

    このハヤカワepi文庫には、トマス・ピンチョンの読み応えある解説がついていて良かった。

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    2025年09月08日
  • 一九八四年[新訳版]

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    ネタバレ

    ディストピアものの超名作。そこまで分厚くは無いものの、文章量、そもそも文字数がはちゃめちゃに多い。そして展開は一度も明るくならないまま、緩やかに重たくなっていく。人間を個ではなく全として扱いまとめ上げていく。党にとって人間は動く歯車でしかない。ただそれだけなんだけど、あまりにもそれに至る過程が恐ろしい。洗脳のための進め方も、問答も本物で物凄く怖かった。否応にもトラウマを抉られるし、心から大切にしているものすら打ち砕かれる。何も残らない。その末に見たものは、本当に彼が愛すべき存在だったのか。いやー、下手なホラー小説よりも怖かった。でも読みづらいし少し難しかったので星4つで。

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    2025年09月05日
  • 一九八四年[新訳版]

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    聞いたことはあるが、読んだことはなかったので。 出だしから、これはどういう世界観?となるが、読み進めるうちに納得。 全体主義が進行したディストピアで、体制側に反旗の意を持つ主人公の物語。 検閲など思想・良心の自由の侵害の恐ろしさを感じる。

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    2025年08月30日
  • 動物農場 ――おとぎばなし――

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    動物農場の指導者になる豚たちは旧ソ連の指導者たちを模しているが、この話は現代日本にも通じるものがあった。恐ろしいのが、終わりのない辛い労働と少ない配給、働けなくなった仲間を馬肉屋に売られたことに気づいても止められず流されていく、自分たちも同じ道を辿るのが明白なのに、今が辛いのに昔を思い出せなくなって、比較すらできない支配される動物たち。そして憎んでいたはずの人間と変わらない存在になっていく豚たち。
    今回の参院選で、ヘイトスピーカーとそれに踊らされる大勢の人を思い出させ、暗澹たる気分にさせられた。

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    2025年07月28日
  • 動物農場〔新訳版〕

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    ネタバレ

    ジョージ・オーウェルによる
    独裁と腐敗。社会主義。
    そういった人間社会の愚かさや汚さを動物達を使って描いた風刺小説。

    ロシア革命を動物達でなぞって書かれる。

    ロシア革命が何なのか分からない人はこれを読めば簡単に概要を理解できる。
    実際私もその1人。

    ただロシア革命だけではなく

    革命したとて頭が変わるだけであり、体制は何も変わらないこと
    違和感を覚えながらも行動しない市民達の愚かさ。
    など
    社会主義そのものが書かれている。


    それを動物の特徴を捉えつつ、わかりやすく描かれている。
    教科書にすべき。

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    2025年07月21日
  • 1984

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    1年越しで読み終えた・・・
    最初辛かったなぁ〜、なんて暗くて陰鬱で希望のない世界なんだって
    でも2章でそれを打ち破るべく行動し始める主人公にグイグイ引き込まれ
    どんどんやってやれ!!って思って俄然読むペースが上がったと思ったら・・・
    そこから一転・・・どん底に落とされてどよーんって感じ
    最後は、あぁぁ〜、って扉閉ざされて終了な感じで、後味悪い感じ・・・
    でもこれがディストピア小説ってやつだね!!って納得

    それにしてもこれが日本で言うトコロの戦後間もなくの頃に書かれたとはとても思えない、今の世界にめちゃめちゃマッチしていて・・・恐ろしくなった
    でも、飼われるのが幸せ・・・ってのも気持ちわかるな

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    2025年06月20日