ジョージ・オーウェルのレビュー一覧

  • 動物農場 ――おとぎばなし――

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    佐伯塾長の推薦本。共産主義を皮肉たっぷりに動物(しかも豚)に置き換えて痛烈に批判している。
    政治に疎くとも世界がどのような政治思想で動いているのかをざっくりと理解することができる。

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    2020年12月10日
  • パリ・ロンドン放浪記

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    オーウェル最初の単行本のせいか、それとも小説よりこういうルポのほうが本人の気質に合っていつのか、実にイキイキして面白い。1920年代の貧乏な人々の暮らしと息づかいが目の前に。

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    2020年09月01日
  • 村上春樹の「螢」・オーウェルの「一九八四年」

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    ネタバレ

    ついにジョージ・オーウェルの1984を読んだ。いや、厳密には読んでいないが、森泉岳土による漫画版「オーウェルの一九八四年」を読んだ(オーウェルの、と付くところが良い)。
    救いがないとは聞いていたが、本当に。


    でも何より救いがないのは、読み終わったときに「ああ良かった、怖い話は終わった、"あんなんとは無縁の"現実へ戻ろう」と心から思えないところだ。


    あとは備忘メモ。(ネタバレもあり)


    ・舞台はロンドン、ただしイギリスではなく「オセアニア」という国。オセアニアを率いるイングソック党の党首ビッグブラザー(BB)がすべてを監視し、好ましくない兆候があれば「思想警察」に連

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    2020年01月13日
  • あなたと原爆~オーウェル評論集~

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    オーウェル、鋭いっ!
    と言いたい場面が多々あった。
    『スポーツ精神』では、スポーツとは本来的に競争であって銃撃戦のない戦争と変わりないとバッサリ言い切られる。オリンピックに浮かれる日本に水を差されているみたいだがその通りかもしれない。韓国とこんな風になっている時にオリンピックをすることにいささか恐怖を覚えた。
    「サッカー場での清く健康的な対抗意識や、国民を統一するためにオリンピックが果たす多大な役割について戯言を言うよりも、現代のスポーツ崇拝がどのように、そしてなぜ、起こったのかを問うてみることの方が有益だろう。」
    なぜかというと、スポーツは
    「自分自身をより巨大な権力の単位と同一化して全てを

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    2019年10月03日
  • 1984年 (まんがで読破)

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    まんがで読破を読破するシリーズ。
    村上春樹の「1Q84」が出たときに、そのタイトルの下敷きなっているということで知った「1984」こんな話だったんですね。
    この前読んだ「パリ・ロンドン放浪記」の最後で、考えることをやめ、批判することを忘れる貧民のことも書いていましたが、そこに通じるものがありますね。

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    2018年09月25日
  • パリ・ロンドン放浪記

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    BRUTUSの危険な読書特集で気になった一冊。
    「放浪記」なので、多少は「旅行記」的な内容も期待してはいたんですが、まったくそんなことはなく、1920年代当時のパリとロンドンの底辺での生活を、文字通り放浪しながら綴ったルポタージュ。
    ジョージ・オーウェルって「1984」で名前を聞いたことがあったけど、これが原点なんですね。
    とりあえず、南京虫が気になった。

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    2018年09月20日
  • 1984年 (まんがで読破)

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    ネタバレ

    「100分で名著メディア論」で、高橋源一郎氏が紹介していたのが気になって読んでみた。
    高橋氏によれば、この本は1949年の出版であるが、すでにディストピア小説として完成しているものらしい。
    p170からの101号室の拷問場面で、2つに仕切られた箱の片方にネズミを入れ、もう片方に顔を入れ、質問に答えなかったら仕切りを外し、ネズミに顔をくわれるという仕掛けは、ホラーやサスペンス系の映画やアニメで見たことある。これが元ネタなのか?

    p110 かつてのユートピア思想の代表格であった社会主義 byカール・マルクス

    《読書クイズ》
    1 辞書のようなものだが、それに掲載する言葉を削除することで、国民の思

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    2018年07月29日
  • 動物農場 ――おとぎばなし――

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    ネタバレ

    動物たちが反乱をおこして人間を追い払う。
    そして独立した「動物農場」はどのような共同体になっていくのか?
    1945年に出版された作品で、
    ソビエト連邦の真実をあぶりだしたようなおとぎ話だということです。

    以下、ネタバレありです。

    人間に完全に支配されている動物たちの蜂起は、
    はじめ平等と平和という理念のためでしたが、
    反乱が成功してからはちょっとずつ変容していく。
    知識階級が牛耳るようになっていくのが
    悪い方向へ行く徴候なのだけれど、
    外敵がいるから知識階級が指示をだしたり計画を練る立場に
    ならざるをえないんですよね。
    そして、知識層の「ぶた」たちには公共心が薄いところが、
    他の動物たちに

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    2025年07月10日
  • 1984年 (まんがで読破)

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    簡潔だけど、とてもわかりやすく文章、絵がまとめられていた。きちんと自分が想像して読んだ通りのストーリーだったので、内容理解出来てる確認が出来て良かった。ジュリアはすごく綺麗なんだなと思った。

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    2016年05月15日
  • 1984年 (まんがで読破)

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    「人間を支配する権力がどのように行使されるか知っているかね?」「思考を表現する言葉がなければ考えることがなくなる」「ニュー・スピークの目的は思考の幅を狭めることにあるんだ」

    統制される生活や思想…テレスクリーンにより常に監視され、真理省で報道や記録の管理・改竄が行われる。そんな世界で、周りの人たちと異なる考え方をする主人公が疑問に感じていたことを徐々に行動に移していくが…

    これまでに読んだ本とは趣がだいぶ異なるように感じた。何度か読み直した今でも、疑問符がいくつか消えないままなので、原文に触れてみるつもり。なぜ露見したのか、なぜ若返っているのか等々。


    上層階級の人々が考えること↓

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    2013年10月01日
  • 1984年 (まんがで読破)

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    一気に読めるがなかなかどっしりときた。
    現代にあってもこの世界のような息苦しさを感じることがある
    最後主人公はもしかしたら救われたと思えなくもない。
    しかし悩みや苦悩こそ手放してはいけない、諭しているのかもしれない。
    時間のない人はオススメ。
    時間の許す人は小説を。

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    2013年03月19日
  • 動物農場 ――おとぎばなし――

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    Animal Farm(1945年、英)
    共産主義を批判した寓意小説。動物農場はソビエト社会主義共和国連邦のアレゴリーである。メージャーじいさんはレーニン、ナポレオンはスターリン、スノーボールはトロツキーをモデルとしている。ユートピアを目指していたはずの農園が史上最悪のディストピアへと変貌していく逆説は、人類が忘れてはならない歴史の教訓だ。

    しかし、これを読んで「共産主義怖すぎ」と他人事のように言っていられるほど、世界は単純ではない。作品は1944年2月に脱稿していたにも関わらず、その発表は翌年8月17日まで待たねばならなかったという事実がある。日本のポツダム宣言受諾から2日後、米ソの冷戦時

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    2022年12月23日
  • 一九八四年[新訳版]

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    漫画を先に読んだこともあり、ビッグ・ブラザーはじめより世界観に浸ることができた。一歩間違えばこの世界線もあり得るもので、1949年時点で今より先の未来を予言しているようで怖い

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    2026年05月22日
  • 1984年 (まんがで読破)

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    ネタバレ

    思想が統制された社会。
    徹底的な監視とダブスタを強要され、必死に争っていた主人公もあえなく降参。胸につかえたモヤモヤが残っており、拷問描写も気持ちが悪い。
    小説だったら断念にしていた可能性があるため、漫画で読むことができて良かった。

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    2026年05月09日
  • 新訳 動物農場

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    ネタバレ

    もっと爽快感のある動物VS人間の話だと思っていたら、想像よりも社会風刺のきいた物語だった。
    悪知恵の働く一部の層とその親類が一方的に豊かになっていき、その他の愚かな層が搾取され続けるという形は、独裁的な国家にありがちな物だなと感じた。1940年代が初出らしいのだが、当時からそういった人間の醜い姿は変わっていないのだなと思った。
    本文だけでだいぶお腹いっぱいになってしまい、後半に載っていた「出版の自由」に関しては初めの数ページしか読めていないのだが、当時この話を刊行するにあたって「ロシア(ソビエト)すぎる。」と跳ね返されたとあった。
    ソ連がどうなったかは歴史の先を生きている私たちが1番良く知って

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    2026年05月08日
  • 一九八四年[新訳版]

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    ネタバレ

    経験主義は比較的新しい考えだから、いずれ他の考え方に置き換えられるかもしれない。
    それがこういう考え方かもしれないと思うとぞっとする

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    2026年05月02日
  • 1984

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    ディストピアの状況をじっくり見せる第ー部、希望が芽生える第二部、それが容赦なく打ち砕かれる第三部、この構成が読後にずっしりくる

    言葉を削って思考を狭めたり、知性のない者だけに知的自由が与えられたり…支配のやり方がえげつない

    でも、理解力が乏しいほど正気を保てるっていうのは、なんだか今の状況とも重なって見えて、ビッグブラザーがGAFAMに見えてくる

    やっぱり、人との関わりの中からこそ希望って生まれるんだなと実感した

    内田樹先生の解説が読めるのも良かった

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    2026年04月30日
  • 一九八四年[新訳版]

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    ネタバレ

    家にいても外にいても行動、言葉、寝言、表情までも監視されてる世界。
    少しでも怪しまれたら逮捕され存在を消される。

    過去も全部嘘の歴史を信じさせられ、指導者の言うことは全て正しいとされる。

    こんな生活耐えられない。一生自分の言いたいこと言えない。
    それ以前に美味しい物食べられないのが嫌だ…
    こんな世界に生きる方がいいのか死んだ方がいいのか難しい…

    付録が難しすぎる!途中出てくる本も難しかった。

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    2026年04月26日
  • 一九八四年[新訳版]

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    ネタバレ

    最後主人公は洗脳されて殺されてしまうの無情で好き。てっきりビックブラザーを倒す話かと思ってたけど物語の中には顔意外出てないよね?

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    2026年04月13日
  • 1984年 (まんがで読破)

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    ネタバレ

    名著だけど小説版が難しいと噂なので漫画で読んでみた。漫画でも難しかった
    最初の〜省のくだりからめちゃくちゃディストピア小説だった。
    強い意志を持っても、社会とか政治によって思考は簡単にねじ曲げられてしまう。2+2は4か5か。最終的にウィンストンもジュリアも考えを放棄して互いを裏切ってしまう。メッセージ性を感じるラストだった。
    面白かったので、小説版もチャレンジしたい。

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    2026年04月13日