ジョージ・オーウェルのレビュー一覧
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ネタバレ「100分で名著メディア論」で、高橋源一郎氏が紹介していたのが気になって読んでみた。
高橋氏によれば、この本は1949年の出版であるが、すでにディストピア小説として完成しているものらしい。
p170からの101号室の拷問場面で、2つに仕切られた箱の片方にネズミを入れ、もう片方に顔を入れ、質問に答えなかったら仕切りを外し、ネズミに顔をくわれるという仕掛けは、ホラーやサスペンス系の映画やアニメで見たことある。これが元ネタなのか?
p110 かつてのユートピア思想の代表格であった社会主義 byカール・マルクス
《読書クイズ》
1 辞書のようなものだが、それに掲載する言葉を削除することで、国民の思 -
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ネタバレ動物たちが反乱をおこして人間を追い払う。
そして独立した「動物農場」はどのような共同体になっていくのか?
1945年に出版された作品で、
ソビエト連邦の真実をあぶりだしたようなおとぎ話だということです。
以下、ネタバレありです。
人間に完全に支配されている動物たちの蜂起は、
はじめ平等と平和という理念のためでしたが、
反乱が成功してからはちょっとずつ変容していく。
知識階級が牛耳るようになっていくのが
悪い方向へ行く徴候なのだけれど、
外敵がいるから知識階級が指示をだしたり計画を練る立場に
ならざるをえないんですよね。
そして、知識層の「ぶた」たちには公共心が薄いところが、
他の動物たちに -
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「人間を支配する権力がどのように行使されるか知っているかね?」「思考を表現する言葉がなければ考えることがなくなる」「ニュー・スピークの目的は思考の幅を狭めることにあるんだ」
統制される生活や思想…テレスクリーンにより常に監視され、真理省で報道や記録の管理・改竄が行われる。そんな世界で、周りの人たちと異なる考え方をする主人公が疑問に感じていたことを徐々に行動に移していくが…
これまでに読んだ本とは趣がだいぶ異なるように感じた。何度か読み直した今でも、疑問符がいくつか消えないままなので、原文に触れてみるつもり。なぜ露見したのか、なぜ若返っているのか等々。
上層階級の人々が考えること↓
社 -
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Animal Farm(1945年、英)
共産主義を批判した寓意小説。動物農場はソビエト社会主義共和国連邦のアレゴリーである。メージャーじいさんはレーニン、ナポレオンはスターリン、スノーボールはトロツキーをモデルとしている。ユートピアを目指していたはずの農園が史上最悪のディストピアへと変貌していく逆説は、人類が忘れてはならない歴史の教訓だ。
しかし、これを読んで「共産主義怖すぎ」と他人事のように言っていられるほど、世界は単純ではない。作品は1944年2月に脱稿していたにも関わらず、その発表は翌年8月17日まで待たねばならなかったという事実がある。日本のポツダム宣言受諾から2日後、米ソの冷戦時 -
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思っていた話と違った。ディストピアものということで、ブレードランナーっぽい感じかと思っていたら、もっと陰気で、救いがなかった。というか、これが本当のディストピアというやつですかね。スカッとするところもないわけではないですが、ほぼ全編陰鬱な描写に心がやられそうです。
某国を思わせるような管理体制で、物語として読めなかったですね。ドキュメンタリー的な緊張感がありました。と、他人事みたいな感じですが、もう少し広く考えると、現在の日本にも当てはまるようなところがないわけではないようにも思えてきます。語彙力の低下や、言葉の意味が変わってきているみたいな話がありますが、これって実は恐ろしいことなのかもし -
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ネタバレ混沌の中に秩序を見出す、良質なエスノグラフィーとも呼べる文章。研究と異なり何か明確な調査課題が設定されている訳ではないが、それ故に(といって差し支えないと思うのだが)、著者が貧困にあえぐ層の暮らしに身を投じる中で何に直面し何を感じたのかが、多面的に綴られている。読み始めた当初は、何か教訓めいたものをどこかで求めていたのだが、パリのホテルに於ける皿洗い、個性的すぎるロシア人(ボリス)、イギリスでのスパイク内での生活(紅茶一杯で数時間は凌げる)等の生き生きとした描写に引き込まれる内に読み終わっていた。とは言え、著者はいくつか普遍性を持ちそうな学びを提供してくれている。以下に引用している箇所と関連し
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ネタバレもっと爽快感のある動物VS人間の話だと思っていたら、想像よりも社会風刺のきいた物語だった。
悪知恵の働く一部の層とその親類が一方的に豊かになっていき、その他の愚かな層が搾取され続けるという形は、独裁的な国家にありがちな物だなと感じた。1940年代が初出らしいのだが、当時からそういった人間の醜い姿は変わっていないのだなと思った。
本文だけでだいぶお腹いっぱいになってしまい、後半に載っていた「出版の自由」に関しては初めの数ページしか読めていないのだが、当時この話を刊行するにあたって「ロシア(ソビエト)すぎる。」と跳ね返されたとあった。
ソ連がどうなったかは歴史の先を生きている私たちが1番良く知って -