ジョージ・オーウェルのレビュー一覧

  • 動物農場 ――おとぎばなし――

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    Animal Farm(1945年、英)
    共産主義を批判した寓意小説。動物農場はソビエト社会主義共和国連邦のアレゴリーである。メージャーじいさんはレーニン、ナポレオンはスターリン、スノーボールはトロツキーをモデルとしている。ユートピアを目指していたはずの農園が史上最悪のディストピアへと変貌していく逆説は、人類が忘れてはならない歴史の教訓だ。

    しかし、これを読んで「共産主義怖すぎ」と他人事のように言っていられるほど、世界は単純ではない。作品は1944年2月に脱稿していたにも関わらず、その発表は翌年8月17日まで待たねばならなかったという事実がある。日本のポツダム宣言受諾から2日後、米ソの冷戦時

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    2022年12月23日
  • 動物農場〔新訳版〕

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    ネタバレ

    1984が面白かったので他のオーウェルの作品も読んでみたいと思っていた。
    豚が人間を支配する猿の惑星的なディストピアかと思ってたら動物が動物を支配する人間社会の風刺だった
    不穏を感じながらもだんだんと独裁が当たりになっていく様が読んでいて興味深かった

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    2026年01月04日
  • 一九八四年[新訳版]

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    難しくてあまり理解が出来ていないと思う。
    この当時の社会情勢も含めて
    読んでいかないと本質の部分が理解できないのではないかと
    読んでいる最中に思った。
    昨今、オールドメディアや印象操作という事が話題にあがるが
    今の時代に当てはまる部分があると節々で感じた。

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    2025年12月11日
  • 村上春樹の「螢」・オーウェルの「一九八四年」

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    蛍は未読、1984は既読。でもさすがの春樹ワールドで、なんか既視感を覚えてしまう。1984は細かいことだいぶ忘れてますな。でも今や、あまりに有名なこのコンセプトは、色んなところで目にするって意味での既視感は大アリ。なるほど。

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    2025年11月17日
  • 動物農場〔新訳版〕

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    「動物農場」は「昔の作家が書いたブラックな風刺作品」としてYouTubeで紹介されているのを見たことがあり、作品名とあらすじは知っていた。古いし、実はあんまり自分で読もうと思っていなかった小説。
    ところが最近SNSでこの作品を読んでいる人を見かけ、その人は働き者の馬にとても哀愁を感じているようだったから私も読んでみたくなった。
    私はてっきり社会風刺の作品に登場する「大衆」はただの「大衆」で名前なんかついてないんじゃないのかと何となく思い込んでいた。でもその働き者の馬には名前がついていて「個」として書かれているらしい。
    実際、読んでみると登場する動物の特性はキャラクターとしての在り方に結びついて

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    2025年11月16日
  • 一九八四年[新訳版]

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    ネタバレ

    自分の心に他人は入ってこられるか。

    世界的ベストセラーだけど読んだフリしている人も多いだろう作品。かくいう自分もそうだった。腰を上げて読んでみた。すごい作品だった。消化できた気がしない。

    歴史を変える。党の言うことを疑わない。それが危険だと言われているのではなくて、おかしいと思った自分をそんなことを考えてはダメだと無視する態度が危険だと言う。自己防衛的愚鈍。身に覚えのある自分がいる。おかしいと思っても生活を続けるために間違っていないと言い聞かせ信じ込む。そうじゃないと生きていけないから。

    SNSによって「1984年」は現実に近づいているのかもしれない。でもSNSとかじゃなくて、テレビやラ

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    2025年11月03日
  • 一九八四年[新訳版]

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    前から読んでみたいという思いはあったものの
    なかなか手が伸びなかったが
    今回やっと手に取ってみた

    難しく感じる感情はあったものの
    一人の男性の半生を読んだと思うと色々感じさせられた

    どこに行っても何をしていても
    見られていてそれが当たり前で
    そのことを何とも思わないことが当たり前で
    過去はその都度変更していって
    それに対しても何も感じないことが当たり前で
    普通に暮らしていきたかったらすべてのことを受け入れることが当たり前で…

    最近
    発売された本で最近読んだ本を思い出した…

    この物語が書かれたのはだいぶ前だけど
    最近読んだ本は最近書かれたもの

    なんだか怖くなる…

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    2025年11月03日
  • 一九八四年[新訳版]

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    ネタバレ

    ディストピア系のSF小説。
    物語の設定はすごく面白い。過去を改変する真理省で働く主人公、行動や言論の統制など面白い要素が多い。
    ストーリーはあまり盛り上がり所がなくてやや退屈に感じた。ただその退屈さがこの話の世界観をよく表していている。
    あとは新しい用語が出てきた時にあまり説明されないまま物語が進んでいくから少し分かりにくい。
    面白いとは思うけど個人的には合わなかった。ラストはかなり良かった。

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    2025年09月20日
  • 一九八四年[新訳版]

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    作者の念密さ、用意周到さ、徹底的な設定が、読んだ人が未来こうなる可能性があるんだ、警鐘をならしているんだと思わせている。どっちかというと徹底的なディストピアの再現という感じがした。

    ただストーリー中に出てきた本の内容のターンが本当に難しく、文字は理解できるし読めるんだけど内容を深く理解しきれなかった気がする。

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    2025年09月13日
  • 動物農場 ――おとぎばなし――

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    ネタバレ

    ソビエトを風刺した寓話的作品。

    1984の後に読んだので、あっさりした感じがした。

    スノーボールとナポレオンという指導者が、トロツキーとスターリンを指してるを指していることは一目瞭然だった。政争に勝ったナポレオンが暴君のようになっていく過程が不気味であり、面白かった。

    ジュリアという砂糖とリボンが好きな雌馬が、個人的には好きだった。資本主義を代表しているような感じがして。

    付録には、動物農場がなかなか出版できなかった経緯が語られている。また、ウクライナ語の序文では、出版までの経歴が語られている。

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    2025年09月10日
  • 1984

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    ネタバレ

    完全監視社会+それに従う大衆という絶望的な社会を描いたディストピアの金字塔。
    このような社会では、豊かな文化の発展は望めず、あるのは服従・搾取・無知のみである。

    本編については星5。
    裏表紙の説明欄では「圧倒的リーダビリティ」などと謳っているが、ところどころ読みにくいと感じたし、それは疑わしいと思ったので星−1。
    翻訳者のあとがきにおける一部の言い分については、個人的に思うところがあり、読後の余韻が薄れたので更に星−1。結果星3となる。

    このレビューは長文となるが、前半では作品の感想と考察、後半では翻訳者のあとがきに対する私の反論を述べる。

    《汝、かくなり》
    本作において、この世界観を象

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    2025年09月07日
  • 一九八四年[新訳版]

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    外国のSF小説で評判が良さそうだったため読んでみた。
    真実とは何かを考えさせられるような内容だった。

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    2025年09月01日
  • 動物農場〔新訳版〕

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    寓話とはいえ大分直接的な話だった。権力を持ったブタの批判をしつつ、それを止められずに欺瞞に誤魔化される他の動物たちへの批判も大いに含まれてるのかな。
    木材をどっちに売るかによって敵の農園が変わるのが1984を彷彿とさせた。

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    2025年08月29日
  • 一杯のおいしい紅茶 ジョージ・オーウェルのエッセイ

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    スリランカ旅行中に読んだ。大英帝国の植民地について考えたかったのだけど、それがテーマのエッセイではなくて残念!
    スリランカでの移動中に読んでいたけど、英国紳士の生活と大自然で混沌のスリランカが合わなさすぎた。

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    2025年08月22日
  • 1984

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    む、難しかったです(汗)
    まず、世界観を理解するのに四苦八苦。そして中盤以降の太字のゾーンは理解する為に足りない頭を頑張って働かせるせいか、5ページもしないうちに眠気に襲われました。
    読むのにめちゃくちゃ時間がかかった作品
    陰謀論はこの本が元に?という部分が多かった
    そして、もはやどのような世界が人間にとって幸せなのかは考えたくなくなりました
    疲れた、、、

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    2025年07月10日
  • 動物農場 ――おとぎばなし――

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    本の三分の一が解説(読んでない)

    これからどうなっていくの?と思ってたら突然終わったのでびっくりした。

    風刺的な物語なのは想像つくけど、歴史が苦手だからうーん。わからない。

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    2025年07月01日
  • 動物農場〔新訳版〕

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    まるで親が子供に読み聞かせをするような簡単な文章だったので、すっと頭に入ってきました。
    共同体の中でいかにして独裁者が現れ、独裁政治へと変貌していくのか、とてもわかりやすいと思います。

    他の出版社から発行されている分も読んでみたいです。

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    2025年05月11日
  • 動物農場 ――おとぎばなし――

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    3種類の動物農場を読み比べたが、この岩波文庫は2番目に興味深くわかりやすかった。ひらがなが多く、小学高学年くらいなら読めると思う。

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    2025年05月11日
  • 1984

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    怖い話だった
    自分の考えを書くことも禁止された世界、政府に思想や生活全てを支配されてる話
    何が正しい情報で誰が味方で誰が敵かも分からない怖さ
    ここまでひどい世界ではないけれど、ありそうな話でゾッとした
    読む年齢、時代によって感じることが違うだろうなと思う

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    2025年02月21日
  • 一杯のおいしい紅茶 ジョージ・オーウェルのエッセイ

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    苦手から始める作文教室 ――文章が書けたらいいことはある? (ちくまQブックス)の中で津村記久子さんがおすすめされていたので読んでみた。
    当時のイギリスの社会がどんな感じだったのか、何となく垣間見る事ができて、面白くもあり、勉強になった。1984という壮大なストーリーの作者が、普通のささいな日常や、自分の感じた事をこんなふうに綴っているのが何とも素敵だなと思う。

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    2024年12月15日