細谷功のレビュー一覧

  • やわらかい頭の作り方 ──身の回りの見えない構造を解明する

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    サクサク読み進めました。
    自分でも気づかないうちに頭が凝り固まっていたなと自省する部分も多かったです。
    社会人としてキャリアが長くなり、知識や経験が積み重なってくるとそれが頭を固くする理由にもなるので定期的に読み返したい本です。

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    2021年11月08日
  • 入門『地頭力を鍛える』 32のキーワードで学ぶ思考法

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    初心に帰ることの出来る内容だった。
    「論理的思考を身につけろ」とか「能動的に動け」とかよく言われるけれど喉元過ぎればなんとやらで割とすぐに忘れてしまうことが多い。
    そんなよく言われるが、実際何をすればいいんだ!と行き詰ってしまう人の助けになるのが本書で、今の社会で必要とされるベースの考え方がまとまっていたと思う。

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    2021年09月10日
  • アリさんとキリギリス

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    コンサルで10年、その後事業会社(大手企業)に転職して5年になる。周りを見ても、コンサルから大手企業に転職した人(特に責任者以外のポジションで転職した人)があまり活躍できずに、比較的早期に辞めてしまう理由の1つが「アリの巣では跳べないキリギリス」なのだと腹落ちした。
    大企業がコンサル頼みをやめられない理由の1つも、川上と川下が不逆性であることと、アリとキリギリスの特性で説明がつくし、コンサルが去った後、うまくいかなくなるのも、アリとキリギリスのバトンを渡すのは難しい、ということで説明がつく。
    社会には両方必要で、お互いがお互いの特性を理解し、補完し合うのが良いと理解はしたが、難易度はかなり高い

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    2021年09月05日
  • 具体と抽象

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    具体・抽象レベルが異なると、話が噛み合わなくなる。
    自分は具体の世界にまだいるなと感じました。仕事をしていても細かい指示が欲しいし、自由にやっていいとなると動けなくなります。能力がないのではなく抽象で考えられていないだけと捉えなおし、具体→抽象化する訓練をすること。それで"見える人"になりたいと思いました。

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    2022年07月06日
  • アナロジー思考 「構造」と「関係性」を見抜く

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    アナロジー思考とは、抽象的な意味で似た構造を持つものを比較して、進んでいる方から遅れている方へアイデアを応用させること。
    科学やビジネス、日常でのアナロジーの事例が多く紹介されている。

    この思考法はかなり使えると思った。アナロジー思考を使うには、抽象化思考が必要になるためその訓練にもなる。

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    2021年07月20日
  • アナロジー思考 「構造」と「関係性」を見抜く

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    アナロジー思考とはできる人はでき、できない人はできない。
    自分のようなできない人が、できるようになりたいと本書を読んでもできるようにはならない。
    もともと(少しだけでも)できる人が読んでこそ、意味がある。なぜならもともとできることを本によってフィードバックされるから次のステップに行けるのだ。
    もともと何もできない人が読んだってなんのフィードバック本から得られないので何も変わらない。
    これはすべてのハウツー本に共通する誤謬である。

    しかし、ここがミソだと思うが、できない者にとっても、たとえできなくても 少しでもやろうとしていれば本から何かしらのフィードバックが得られる可能性があるということだ。

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    2021年07月19日
  • 会社の老化は止められない――未来を開くための組織不可逆論

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    会社組織を生き物のアナロジーで分析するのは、よくあるアプローチだと思いますが、本著では、「エントロピーは増大する」という自然科学の大原則から演繹的に組織論を考察する様が、知的で面白いです。ちょっと前に読んだ、福岡博士の模式図『ベルクソンの弧』をイメージすると分かりやすかった。

    P196
    また商談の「手離れのよさ」についても発想が正反対である。物売り的な発想では、商談の手離れをよくして効率的に数を多くこなしたいと考えるのに対して、ソリューションビジネスにおける「手離れのよさ」というのは「顧客接点が少ない」ことを意味し、むしろ「手離れが悪く」いつまでも顧客接点が残ることを歓迎する。

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    2021年07月17日
  • 入門『地頭力を鍛える』 32のキーワードで学ぶ思考法

    RYO

    購入済み

    思考の体系が把握できる本

    自分の頭で考える為に鍛えておくべき32の項目について書かれている。1項目ごとの内容は深くなく、別の本で深掘りする必要はあるが、まだ鍛えられていない項目をチェックしていくのにとても参考になる本である。

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    2021年07月16日
  • 問題発見力を鍛える

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    無知の知
     知らないことを自覚
      問題に無自覚な人は問題の解決策も考えられない
     非常識
      すぐには否定しない
       なぜその行動をとるのか

    常識を疑う
     どういう条件のときに成立するのか
      環境の変化や技術革新で前提条件が変わらないか

    なぜ
     過去
      原因
     未来
      目的

    問題
     変数の集合
      問題発見とは新しい変数を見つけること
      問題解決とは各変数を最適化すること
      変数が少ない方が問題は単純
     現状とのギャップ
      マイナス面は目に見える
      プラス面は想像が必要
       理想的な状態とは何か
     感じ方は相対的
      顧客の期待値をコントロール
       一度受け入れられ

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    2021年07月17日
  • 「Why型思考」が仕事を変える 鋭いアウトプットを出せる人の「頭の使い方」

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    why型思考の必要性、自分自身what型だという自覚はあるが日頃から答えのない事を考えるクセをつけて問題の本質を捉え行動していきたい

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    2021年06月27日
  • 問題発見力を鍛える

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    広義の問題解決を、「問題“発見”」と「問題“解決”」に切り分け、不確実性の高まる現代では、後者の重要性が高まると論じています。

    常識力や知識力を高めると同時に、常識を疑い「なぜ」と問いかけ続けることも重要と認識。

    「具体と抽象」や「具体・抽象トレーニング」の発展版としておすすめです。

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    2021年06月05日
  • 問題発見力を鍛える

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    「与えられた問題を解くこと」から「自ら能動的に問題を発見すること」の重要性が高まっているとの主張に全く異論はないが、いつも課題解決にばかり意識が行ってしまう。
    そんな自分にとって、本書は問題発見の重要性から具体的な実践方法まで提示してくれて、とても参考になります。
    ・Howではなく、Whyで考える。
    ・先進事例から学ぶのではなく、誰もやっていないことを考える。
    ・ポジティブな文句を言う。
    ・他人に見つけた問題を自分の問題として改善につなげていく。
    簡単でないけれど、このような思考にチェンジしていくことを意識したい。

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    2021年04月13日
  • 問題発見力を鍛える

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    よく社会に出てから「学生の時にもっと勉強していれば…」と後悔する人が大勢いると言われますが、この本に書かれているギャップや思い込みをしっかり受け止めて、「問題を発見する」考え方を持つことが出来れば、「無知の知」を知れ、これから改めて勉強、または何かしらを経験したくなる人が増えるのではないかと考えられました。
    とても参考になるため、著書の他の書籍も読んでみたいと思います。

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    2021年04月10日
  • やわらかい頭の作り方 ──身の回りの見えない構造を解明する

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    「ゼロからイチを生み出す人?」
    「頑固にならない?」など考えてましたが

    「考えることができる人」

    常識は非常識になる可能性がある
    常識だからと思考停止にならず、なぜ?という気持ちを持つことが大切

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    2021年04月09日
  • すぐに実行できるのに誰も教えてくれなかった考える力をつくるノート

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    ネタバレ

    各項目必要なことを書いた後に、そのためにはという事が書いてあるため内容を理解しながら自分の考えと照らし合わせ手読み進めることが出来た。
    今までな気づかなかった考え方やそのためにはどういうことが必要なのか、ということを考えるきっかけになりました。

    またイラストも書いてあり読みやすいと思いました。
    人に流されること、感情を持つこと、考え続けること色んな自分の中での常識が覆されてこれからの生活に取り入れていきたいことが沢山ありました。

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    2021年03月20日
  • 考える練習帳

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    ■著者が扱っているメインテーマ 考える上での思考回路とは?

    ■筆者が最も伝えたかったメッセージ 知識や常識に捕らわれず、自由に発送する視点を持つ。

    ■学んだことは何か 思考停止に陥らないために、無知の知、問う、自責、アナロジー思考を持つことを意識。 そのために、目に見えるものや常識、ルールは疑ってかかる。

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    2021年03月16日
  • 問題解決のジレンマ―イグノランスマネジメント:無知の力

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    めちゃくちゃ話がむずいけど、ここまで論理的で言語化能力が高い人の本はおもしろい。

    具体と抽象を意識すること大事
    抽象化によってエッセンスだけを取り出しほかに活かす。
    問題解決は枠の中の最適化
    問題発見は白紙に枠をつくる

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    2021年02月13日
  • まんがでわかる 地頭力を鍛える

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    ネタバレ

    ◆こんな人におすすめ
    ・地頭力って何か知りたい!
    ・地頭力を付けたい!
    ・少しでも仕事力を上げたい!

    ◆読んだ目的
    地頭力を鍛えるには?

    ◆自分なりの答え
    仮説を立て、時間内に思考する。

    ◆③つの学びとTODO

    ①そもそも地頭力とは?
    "知識力”の対義語。
    1番の違いは、正解があるかないか。
    正解があるのが知識、正解が無いのが地頭力。


    ②地頭力を鍛える方法は?
    制限時間を設けて、自分の持っている情報の中で最大限の仮説を立てる。
    正解が無いからこそ、時間を制限し、その中で考え抜く。
    仮説は、"正解”を出すためではなく、"課題”や”疑問”を抽出するためのも

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    2021年02月09日
  • やわらかい頭の作り方 ──身の回りの見えない構造を解明する

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    ネタバレ

    ヨシタケシンスケのイラストが素敵
    目に見えない構造を明らかにして、やわらかく生きるための思考のヒントを与えてくれる良著
    物理法則は人にも当てはまるという発想面白かった。

    メモ
    ・あえて知っていることを全て語らずに究極にシンプルに表現してみる
    ・自分は特殊だと考えてしまう一般性の存在。それを意識して一般化と特殊化をつかいわけていくべき。
    ・作用反作用の法則
    ・心のドップラー効果 近づいてくるものと過ぎ去ったものは見え方が違う
    ・資産はいずれ重荷となる
    ・数字はアイデア貧者の最後の拠り所であることを肝に銘じる。最後の最後まで数字を頼りにすることはやめること。または新たな物差しを考える
    ・決定論と

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    2021年02月10日
  • 会社の老化は止められない――未来を開くための組織不可逆論

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    会社の老化現象
    ・ルールや規則の増加
    ・部門と階層の増殖
    ・手段の目的化
    ・顧客意識の希薄化と社内志向化
    ・社内政治家の増殖
    ・人材の均質化、凡庸化

    人間の心理の非対称性
    ・変化に抵抗し、それまでの習慣に固執する
    ・一度得たものは簡単に手放せない
    ・期待値ではなく、リスクの大きさに反応する
    ・縄張り意識をもつ
    ・知れば知るほど近視眼的になる
    ・自分中心に考える

    老化が進むのは、同じパラダイムの組織が生き続けている場合だけである。
    老化した組織においては、イノベーターは存在しても活用されないばかりか、異端児として迫害され、行き着く先は牙を抜かれた普通の人になって埋没するか、転職するか

    「敵

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    2021年02月01日