細谷功のレビュー一覧
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■ Before(本の選定理由)
具体↔抽象トレーニングなど、著者の本を読むのは3冊目と思う。アナロジーという言葉は聞いたことがなく、イメージも湧かない。どんな概念なのだろう。
■ 気づき
推論を分類すると、アナロジーは③と深く関連するらしい。抽象化して、共通点を見出し、理論として別の物に適用すること、と理解した。
→①分析的推論
※ex)演繹論
→拡張的推論
→②帰納的推論
※経験から一般化
→③アブダクション
※科学的仮説や理論を発案
■ Todo
抽象化の悪いところにも言及していて好印象。特に具体で話をしている相手(たとえば妻)に抽象で返して「共感してくれない・すぐに話を一般化する」と怒られるのは、私自身何度も経験している。。 -
Posted by ブクログ
1番印象に残ったことは、
「なりたい職業」より「やりたいこと」を重視した方がいい。「なりたい職業」だけを考えると、なること自体が最終目標になってしまう。
何かの「立場」を目指すんじゃなくて「やりたいこと」を優先する。そうすると、仕事の幅が出てくる。やりたいことを実現するための仕事は、何種類もある。
です。とても素晴らしい考え方だと思いました。、
偉くなりたい、昇進したい、と思っている人にも是非考えてほしいです、何故偉くなりたいのか??
外見的な地位や役職手当以外のことであれば、偉くならなくても本当にやりたいことは、できるのでなないか、と思います。 -
購入済み
人と関わる距離感や捉え方の整理
感情に関する考え方や捉え方、共感と共生、具体と抽象などお二人の著書でそれぞれまとめられていた内容を、対話集として読むなかでふっと腑に落ちる感覚がありました。
読む前はベクトルが逆の方同士話す内容かと考えていましたが、同じ方向を見つつそれぞれの方の魚眼、または望遠レンズの用い方を紹介している印象でした。学びにつながりました。ありがとうございます
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Posted by ブクログ
これまでの伝統的な働き方・生き方をアリさんとし、社会環境の変化により必要な価値観がシフトする中で、その価値観を持つキャラクターをキリギリスとして、価値基準の違いを明らかにしてく。選択肢は与えられるvs自分で創り出す、ナンバーワン指向vsオンリーワン指向、新しい価値観を否定するvs活用する、具体を好むvs抽象を好む、ばらつきは不快vsばらつきを面白がる、失敗は敗北vs失敗は勲章、といったお題単位でアリとキリギリスの考え方を解説していく。
「マインドセット:「やればできる!」の研究」で解説されている硬直マインドセットと柔軟マインドセットの違いに、著者が常々説く具体・抽象の構造化のエッセンスを加えて、キャラクターを通じて分かりやすく端的にまとめたものというのが個人的な印象。苦なく楽しく読めました。 -
Posted by ブクログ
◾️概要
地頭力の本質は「結論から」「全体から」「単純に」考えること。突き詰めると「離れて考えること」である。
フェルミ推定推定は、具体的な訓練のツールになり得る。地頭力は、結論から考える仮説思考力、全体から考えるフレームワーク思考力、単純に考える抽象化思考力からなる。このベースになるのは、論理思考力、直感力、知的好奇心である。
◾️所感
考える力のベースとなる「地頭力」を上げるため読みました。地頭力を鍛えるには、フェルミ推定が有効です。つかみどころのない物理量を短時間で概算することをフェルミ推定と呼びます。フェルミ推定の解答プロセスは問題解決一般のプロセスの縮図そのものであり、地頭力の3つの構成要素を駆使する必要があり、地頭力をフル動員することでトレーニングできます。考える力を持っていれば、知識や経験が陳腐化すること自体は少しも恐るるに足らないという言葉には納得感があったので、継続的に取り組みたいです。地頭力に固執することで陥りがちな弊害にも言及されており、感化されやすい私の戒めになりそうです。例えば、仮説思考は分析が浅くなりがち、フレームワークはフレームワークに思考が制約される、抽象化し過ぎて過度な一般化がが起きる、などです。 -
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コンサルで10年、その後事業会社(大手企業)に転職して5年になる。周りを見ても、コンサルから大手企業に転職した人(特に責任者以外のポジションで転職した人)があまり活躍できずに、比較的早期に辞めてしまう理由の1つが「アリの巣では跳べないキリギリス」なのだと腹落ちした。
大企業がコンサル頼みをやめられない理由の1つも、川上と川下が不逆性であることと、アリとキリギリスの特性で説明がつくし、コンサルが去った後、うまくいかなくなるのも、アリとキリギリスのバトンを渡すのは難しい、ということで説明がつく。
社会には両方必要で、お互いがお互いの特性を理解し、補完し合うのが良いと理解はしたが、難易度はかなり高いなと。
まずは自分からアリとキリギリスの両方の価値観を理解し、うまく役割分担できるように努めてみようと思った。 -
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アナロジー思考とはできる人はでき、できない人はできない。
自分のようなできない人が、できるようになりたいと本書を読んでもできるようにはならない。
もともと(少しだけでも)できる人が読んでこそ、意味がある。なぜならもともとできることを本によってフィードバックされるから次のステップに行けるのだ。
もともと何もできない人が読んだってなんのフィードバック本から得られないので何も変わらない。
これはすべてのハウツー本に共通する誤謬である。
しかし、ここがミソだと思うが、できない者にとっても、たとえできなくても 少しでもやろうとしていれば本から何かしらのフィードバックが得られる可能性があるということだ。
つまり、ハウツー本とは、ただ変わりたいとおもっているだけではなく、何かしら行動している者にとってしか有用ではない。
で、この本は最終章が最も大事。
アナロジー思考についての方法論などがずっと書かれているが、それよりも、最終章の「結局は自分でいろいろやってみるしかない」というメッセージが最も響く。 -
Posted by ブクログ
会社組織を生き物のアナロジーで分析するのは、よくあるアプローチだと思いますが、本著では、「エントロピーは増大する」という自然科学の大原則から演繹的に組織論を考察する様が、知的で面白いです。ちょっと前に読んだ、福岡博士の模式図『ベルクソンの弧』をイメージすると分かりやすかった。
P196
また商談の「手離れのよさ」についても発想が正反対である。物売り的な発想では、商談の手離れをよくして効率的に数を多くこなしたいと考えるのに対して、ソリューションビジネスにおける「手離れのよさ」というのは「顧客接点が少ない」ことを意味し、むしろ「手離れが悪く」いつまでも顧客接点が残ることを歓迎する。 -
購入済み
思考の体系が把握できる本
自分の頭で考える為に鍛えておくべき32の項目について書かれている。1項目ごとの内容は深くなく、別の本で深掘りする必要はあるが、まだ鍛えられていない項目をチェックしていくのにとても参考になる本である。