細谷功のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレいままでの人生で、とても地頭がいいと印象に持たれたことはない、会社員になって問題解決能力の乏しさを実感して地頭力をつけるべく、読んだ本。
細谷功さんの著作は、具体と抽象を読んで衝撃を受けてから何冊か読んでいたが、毎回腑に落ちるとともに自分に備わってない能力を痛感して頭が痛い。
地頭力は、自ら考え抜く力!
キーワードは、結論から(仮説思考)、全体的から(フレーム思考)、単純に(抽象的に)。対象から離れて考える力。
阻害求心力という対象物から離れるのを邪魔する力を取り除くのが重要。正解依存、思考バイヤスなど。
仮説思考では、カーナビ、フレーム思考では、アンジャッシュのコントが例として挙げられており分かりやすかった。
最後にフェルミ推定の考え方と例題があったが、フェルミ推定は本当に苦手…考えようとするとわーーと頭がこんがらがる。このとき、全体→ 因数分解させていくように切り分けて考える力が必要。どうしても苦手だけど、考え始めるところから、始めよう、、、
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Posted by ブクログ
演繹法、帰納法と並ぶ思考様式である「アナロジー」。
1番初めは学生時代のビジネスリテラシーが皆無だったころに触れ、当時は内容はあまり理解していなかったのですが、、、。
社会人経験を多少経て読み直してみました。
読んで思ったのは、「アナロジー思考」はその思考様式を手段として身につけようとする類のものではなく、目の前の課題を解決しようとする過程で自然と身についていくものなのかなと。
自分が知らない領域の課題解決に真摯に向き合う過程で、過去の自分の経験(自分の知っている領域の課題解決)、抽象化したエッセンスが役に立つと思います。
「アナロジー思考を身につけよう!」と考えるより、目の前の問題解決を深堀って成功体験を積んだ上で、「なぜその成功を生み出せたのか?」をしっかり振り返り、抽象化したエッセンスを自分の血肉にしていくことが大事だと感じました。
「アナロジー思考」の基本を学ぶのに最適な本です。 -
Posted by ブクログ
ビジネス雑誌の書評を見て気になり読んでみた。
タイトルのキャッチーさと淡々とした中身にはギャップを感じたものの、抽象化・その思考法についてスムーズに理解できた。
図や具体例も多く使用されていてとっつきやすく、分かりやすい。
世界中の情報に簡単にアクセスできるようになり「世界は拡大」。一方、ネットニュースやYoutubeなどカスタマイズされた情報に触れることが増加。結果、視野が狭窄しているという。抽象度に関する視野狭窄化とは、関係性の理解喪失でもある。
時代が激変し、生成AIの汎用化など「知識力」のアドバンテージが薄れ、「思考力」の価値が高まっている。その思考力を可視化するのは難しく、実際に日本の教育現場でもその評価基準の設定に苦労している。発想の転換が必要。
特に印象に残っているのは、「抽象化とは”線を引くこと"」というフレーズ。大きく分けると、①区別と②関連付け。
この線引きにより、世界では多くの矛盾が生じ、それが戦争にも繋がっていると著者は例示している。
国家も線引きの一つ。それによって「味方」と「敵」を作り出している。つまり、抽象化という能力は人類を発展させてきた一方、ストレスや悩み、矛盾の根本原因にもなってしまっている。
面白い例として、抽象レベルのポリシーを明確にもった上司と、それを理解せず具体指示だけに触れ、「上司の命令がコロコロ変わる」と嘆く部下のコミュニケーションギャップというのが有った。確かに、部下が上司の「ポリシー」を知る機会は少ない。
実世界には多くの「グレー」が存在する。コロナや原子力エネルギーも、「安全か危険か」の0次的発想では前に進むことはできない。いずれもゼロリスクなど不可能。その発想から脱却する責務が、メディアにも政治家にも、そして国民一人ひとりにもある。それが国の思考力の豊かさに繋がると思う。
肌感覚として、この点は若い世代の方が優れているように感じる。
この本を読んで自分だけが抽象的思考力を高めても、世の中の問題は解決しない。むしろ、悩みやストレスの原因をより多く作ってしまうかもしれない。
それでも、この著者の「論理的思考力」系の本が多くベストセラーになっているということは、それだけ世界はより良い方向に進んでいるということ。
そう信じて、抽象化の思考力を自分は高めていきたい。日本の教育も、0次元、1次元を超えた学習の機会を増やしてほしい。 -
Posted by ブクログ
地頭力は天性のものだと思っていたけれど、鍛えられるらしい。地頭が良い人が羨ましいと思っていたので読みました。
まんがでわかる。というだけあって読みやすいけど、むちゃくちゃ深掘りはされていない印象。深掘りされると読みにくいだろうけど。
覚えておきたいことは以下。
・地頭力のない人がかかる病気はないない病
今ある情報でできることを考える
・結論から考え、65点主義を持ち、スピード重視、限られた時間と情報で最善の答えを出す
・時間のない依頼はその場で最終的な成果物のイメージを出す。答えを出そうとせずに質問を引き出す
・思い込みの激しい人はそれに気づいていない
・俯瞰する。何をやるかと同時に何をやらないかを考慮したものが、俯瞰して全体から考えたもの
・エレベータートークで鍛える
最初に全体像を共有する。進捗は全体として何点か言う。相手にどうして欲しいか言う。