細谷功のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
細谷氏の『「具体⇄抽象」トレーニング』と『地頭力を鍛える』に感銘を受けたので本書も読んでみた。アナロジー思考について因数分解し言語化されているためそのメカニズムがとても分かりやすい。
自分はこれまで興味の赴くままに研究したり勉強したり本を読んできた。
仕事も趣味も、経歴がバラバラで、積み重ねが低い。それが故にこの資本主義社会の中では専門性が薄くなってしまい成果を出しにくくなっていた。それが一つのコンプレックスでもあったのだが、一方で「距離の遠い」多様性のある知識・経験をしてきたことが、今の自分のアナロジー思考を育んできたことを理解した。
私が本書から特に学ばされたのは、課題を徹底的に考え、明確にし、抽象化すること、そしてその課題意識を常に持つことで「アンテナを張る」ことが、閃きに繋がる、というヒントだ。
もしかしたら、課題を徹底的に突き詰めて、様々な視点から類似点を考慮することを「意識的に」行うというプロセスをきっちり行えば、その時点で過去の知見からくるセレンディピティを引き起こせるのかもしれない。
いずれにせよ、まだまだ思考の深さが不足していることを痛感させられた。 -
Posted by ブクログ
すごくわかりやすい説明で「具体と抽象」を行き来してくれる。
効用や大切さ、弊害などいろいろな視点で「具体と抽象」について知ることができた。
ネットにあふれるコメントの対立も、具体と抽象の理解がお互いにあれば、相手に優しくなれそう。
社会人になってから、会社、上司、部下の間で言ってることが伝わらない、対立する、変わる
みたいな問題にも、効きそうです。
本を読んでて思い出したのが、プレゼン資料へのレビューコメント。
上司やそのまた上司で言ってることが違う。
具体〜抽象までごちゃ混ぜで指摘される。
そんなことを思い出しました。
犬の言葉が翻訳てきても、抽象概念を理解できるレベルが違いすぎて、意思疎通できない、という例は面白かった。
「あのエサは美味しい?」と聞いても、エサの抽象概念がない。
自分も猫を飼っているので、言ってることがわかったらなと思っていたが、会話はできそうにないですねー。 -
Posted by ブクログ
ネタバレいままでの人生で、とても地頭がいいと印象に持たれたことはない、会社員になって問題解決能力の乏しさを実感して地頭力をつけるべく、読んだ本。
細谷功さんの著作は、具体と抽象を読んで衝撃を受けてから何冊か読んでいたが、毎回腑に落ちるとともに自分に備わってない能力を痛感して頭が痛い。
地頭力は、自ら考え抜く力!
キーワードは、結論から(仮説思考)、全体的から(フレーム思考)、単純に(抽象的に)。対象から離れて考える力。
阻害求心力という対象物から離れるのを邪魔する力を取り除くのが重要。正解依存、思考バイヤスなど。
仮説思考では、カーナビ、フレーム思考では、アンジャッシュのコントが例として挙げられており分かりやすかった。
最後にフェルミ推定の考え方と例題があったが、フェルミ推定は本当に苦手…考えようとするとわーーと頭がこんがらがる。このとき、全体→ 因数分解させていくように切り分けて考える力が必要。どうしても苦手だけど、考え始めるところから、始めよう、、、
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Posted by ブクログ
演繹法、帰納法と並ぶ思考様式である「アナロジー」。
1番初めは学生時代のビジネスリテラシーが皆無だったころに触れ、当時は内容はあまり理解していなかったのですが、、、。
社会人経験を多少経て読み直してみました。
読んで思ったのは、「アナロジー思考」はその思考様式を手段として身につけようとする類のものではなく、目の前の課題を解決しようとする過程で自然と身についていくものなのかなと。
自分が知らない領域の課題解決に真摯に向き合う過程で、過去の自分の経験(自分の知っている領域の課題解決)、抽象化したエッセンスが役に立つと思います。
「アナロジー思考を身につけよう!」と考えるより、目の前の問題解決を深堀って成功体験を積んだ上で、「なぜその成功を生み出せたのか?」をしっかり振り返り、抽象化したエッセンスを自分の血肉にしていくことが大事だと感じました。
「アナロジー思考」の基本を学ぶのに最適な本です。