細谷功のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
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asis→一度白紙に+問題点→モデル化→具体化(tobe)
ゼロベース、全体俯瞰、構造化
問題を解くのではなく、発見する
変数を最適化するのではなく、新たな変数を定義する
情報をかき集めるのではなく、少ない情報から仮説を立てる
完璧ではない生煮え状態から実験をする
"業界"という単位→デジタル化で崩れつつある。業界というフレームを超える抽象化能力が必要
言葉→抽象化能力の産物
物々交換→石、貝、貴金属→貨幣→電子マネー
抽象化の進化
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Posted by ブクログ
13歳からとなっていますが、大人でも思考の整理のできる本でとても良かったです。
「抽象」と「具体」の関係性はもちろんですが、本書全体を読めば、日常的に「具体化」「抽象化」が行われていることがわかる。
数学の先生が物事の整理が上手なのは、抽象度の高い思考を繰り返しているからなのかも。
わかりやすいけれど、内容的には割と複雑にも思いました。歴史をなぜ学ぶのか、国語の勉強は何を鍛えているのか、一般化とは何か、なぜ会話で誤解が生じるのかなど、トピックは様々です。でも、すべて「具体と抽象」で説明がつく。
個人的におおっと思ったトピックは、共感が生まれる仕組み。ここも具体と抽象で説明ができるんだ!と -
Posted by ブクログ
流れ星が消えるまでに3回願い事を唱えられるか?
願い事が叶うか否かは普段の在り方が決める。
⚫︎仕事=知識・経験(知識力)+考える(地頭力)+伝え方(対人感性力)
料理=食材+調理+見た目
⚫︎地頭力とは、どんな分野にも応用できる、知識力とは対極の「自分の頭で考える力」
⚫︎仮説を考えるときに汎用的に使えるのが「5W2H」(だれが、いつ、何を、なぜ、どこで、どのように、いくらで)
⚫︎全体から考える=フレームワーク思考
ビルの屋上から見れば教会までの道のりがわかる。地上にいたら?
デメリットは、きわめて尖った個性的な部分が消えてしまうこと。
メリットは、何をやるかと何をやらないかが考慮 -
Posted by ブクログ
堅苦しいビジネス本ではなく、細かく簡潔に刻まれた章立て、アリさんとキリギリスさんの会話風のテンポ良い文章構成で、サクサクと一気に読めた。(流し読みになってしまったけど)
「川上と川下」という考え方が印象的だった。川上では創造性重視、抽象的思考、属人的、非分業の”質”勝負。川下では効率性重視、具体的行動、組織、分業の”量”勝負。
企業で研究職に就いている私は、どちらかというか川上で働いている。創造性や抽象的思考が求められているけど、それが難しくて、うまく物事を前に進められなくて、もどかしい。それはきっと、わたしがアリ的思考をしているからだ、と感じた。
出来ない理由を連発する・他と違うことを非