細谷功のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
問題解決ではなく、「問題発見」。こちらの方が重要、そのためのツールが「Why」と問う思考である。
本書には、その思考習慣を磨くための情報が詰まっている。
具体的な活用法や定義などに紙幅の多くが割かれているため、驚きに満ちているとはいいがたい。
私のこの感想の最初の一文で主張はほぼ完結している。
『具体⇔抽象トレーニング』と『有と無』の2冊を読んでおけばこの内容は充分カバーできるだろう。
一点気になったのは、安宅さんの『ISSUEから始めよ』と同根でありながら、ISSUEの方では「WhyではなくWhatやHowが大事」と述べられているのに対し、本書では徹底的にWhyの方を推していることである。この違いはなんだろうか。
ISSUEから始めるためにも、当然火種としてWhyが必要なはずだ。
しかし、「なぜだ…なぜだ…」と思考が発展せず思い悩むのが良くない、ということをISSUEの方では言っているのだと私は理解している。
ファクトとしてのWhatやHowでパーツを集めたり、具体的なアクションに落とし込んだりすることで、課題への対応は実行動に移されていく。
しかし当然、問題解決にも問題発見にも、
「なぜそうなのか、本当なのか、他の方法無いのか、それは本当に必要なのか」というWhyの思考が欠かせない。
そういう意味で、抽象思考度が既にある程度の高さに達している人であればWhyから始めてWhatで結実させるのが早いのだろうし、
抽象思考では足を絡めとられてしまう段階の人であれば、
まずWhatで整理し、Whyで深め、またWhatやHowで行動に移す。
そしてそのPDCAを回すためにまたフィードバックを元にWhyを提起する。
こういった構造が有効と仮定できるだろう。
いずれにせよ、仕事や家事などWhatなタスクに忙殺されていてはWhy思考を引っ張り出す暇がない。しかしそのWhy思考こそが、今のタスクの贅肉を落として、必要なISSUEに絞り込むための武器でもある。
Why思考を常に装備しておくためにはトレーニング、習慣作りが必要で、そのために本書のエクササイズは有効だと思う。 -
Posted by ブクログ
良書!!!!
具体:個別知識の深度が深まる。がそこに自由な選択肢がなくなる。
抽象:俯瞰的な視点で、様々に具体事例を鑑みて本構成、グループ化へと理解促進に繋げる。
⚫︎引用:同じ領域の情報量だけを圧倒的に積み上げるのは横の世界に置いて価値あること。しかし、縦の世界でより重要なのは、多様な領域での知識や情報を持っているかどうか。
自分用メモ:
・社会的関係、組織・グループ、人権等々は抽象的概念であり、皆が認知する共通理解の元で成り立っている。※頭では想像できているけど、上手く言葉にできない時に、頭のイメージを添付送信みたいに相手に伝われ!と思うが、ある種それが抽象を生かした伝達方法。
具体と抽象の認識が相手とズレていたら噛み合わない不毛の会話になる。お互いに立ち位置を同レベルにする必要がある。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ面白かった、文庫本ではあるがなるほどが沢山。
・始まり方が終わり方を決める
➡︎金で繋がった関係は金で終わったりする。
・インプットによる。
➡︎1ページのレポートをつくるのに、1ページ分しか読まないのと、100ページ文読んで1ページにまとめるのでは雲泥の差
・作用反作用の法則
➡︎部下からの報告がないのは、報告しづらい自分のせいもある。ダメ部下はダメ上司による
・人生もドップラー。
➡︎10歳から見ていた二十歳と40歳から見てる二十歳は全然違う
・侵食する、される
➡︎テレビがつまらないのは、わかりやすい流れに乗った。信号機はなくせない
・フラクタルは人にも。
➡︎中小企業の社長と大企業の社長も違う大変さがある
・メリットデメリット
➡︎有名人は有名になると顔を隠す。有識者はチャレンジできない
・成功の反対は何もしない。対立軸を折り曲げる
・パック旅行と自由旅行どっちが新発見あるか?
➡︎パックだと自分の想定外のところに行く。 -
Posted by ブクログ
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asis→一度白紙に+問題点→モデル化→具体化(tobe)
ゼロベース、全体俯瞰、構造化
問題を解くのではなく、発見する
変数を最適化するのではなく、新たな変数を定義する
情報をかき集めるのではなく、少ない情報から仮説を立てる
完璧ではない生煮え状態から実験をする
"業界"という単位→デジタル化で崩れつつある。業界というフレームを超える抽象化能力が必要
言葉→抽象化能力の産物
物々交換→石、貝、貴金属→貨幣→電子マネー
抽象化の進化
鶏口牛後
大企業サラリーマン→牛後
個人事業主ー→鶏口
アーキテクトの価値
→構想そのものだけでなく、白紙のキャンバスに何かを書いてみようというリスクテイク、能動性
ITゼネコン
言われたものを完璧な作る
顧客要求を抽象化してなぜ?や経営上の効果は?は考えない。
開発工数が売り上げだから=個別カスタマイズ大歓迎
川下
ゲーム→アート 意匠性、希少性、非再現性、属人性
基幹システム→サイエンス
川上、アーキテクト→一人で考える、幸福の最大化を目的
川下、政治家、官僚→不幸の最小化、コンセプトが骨抜き
人物(具体)と役割(抽象)を分離して考える
思考=具体と中小の往復により知的成果を生み出すこと
手段と目的の往復
全体と部分の往復
非アーキテクトがすること
・まず情報をあつめる
・詳しそうな人を呼ぶ、聞いてみる
・専門家を集める
アーキテクトがすること
・仮説を立てる
フレームワーク
→埋め切るものではない。
→埋めるべきところの濃淡を俯瞰、判断するのに使う。全体感を抑える
戦略→何をやらないかを決めること
バイアスリセット→観察→構造抽出、CSF抽出→具体化
バイアスを産むもの
担当者、担当部署、業界、国・地域、前例、専門家、部門間連携、法律、慣習、忖度、規則
専門家→違いがわかる人.具体的
よそ者、わか者、ばか者はではない
バリューチェーン、経営資源、時間軸
経営資源=ヒトモノカネ情報
b2b商売=経営資源の代替
商品価値=機能的価値、情緒的価値、サービス価値
地上戦と空中戦 -
Posted by ブクログ
流れ星が消えるまでに3回願い事を唱えられるか?
願い事が叶うか否かは普段の在り方が決める。
⚫︎仕事=知識・経験(知識力)+考える(地頭力)+伝え方(対人感性力)
料理=食材+調理+見た目
⚫︎地頭力とは、どんな分野にも応用できる、知識力とは対極の「自分の頭で考える力」
⚫︎仮説を考えるときに汎用的に使えるのが「5W2H」(だれが、いつ、何を、なぜ、どこで、どのように、いくらで)
⚫︎全体から考える=フレームワーク思考
ビルの屋上から見れば教会までの道のりがわかる。地上にいたら?
デメリットは、きわめて尖った個性的な部分が消えてしまうこと。
メリットは、何をやるかと何をやらないかが考慮される、何を言わなかったかに気づける。
⚫︎単純に考える=本質思考
キリマンジャロコーヒーも飲み物に帰結する。
⚫︎抽象化とは要約
エレベーターテスト(エグゼクティブに30秒で伝える)トレーニングで鍛える。
流れ星が消えるまでに願い事を3回唱えられるか?
すなわち四六時中考え抜くこと。
コツ①全体として何点です
コツ②相手にどうして欲しいのかを明確にする
ex.しばらく安心して、相談に乗って
抽象化能力が高いとは、たとえ話がうまいこと。