細谷功のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
堅苦しいビジネス本ではなく、細かく簡潔に刻まれた章立て、アリさんとキリギリスさんの会話風のテンポ良い文章構成で、サクサクと一気に読めた。(流し読みになってしまったけど)
「川上と川下」という考え方が印象的だった。川上では創造性重視、抽象的思考、属人的、非分業の”質”勝負。川下では効率性重視、具体的行動、組織、分業の”量”勝負。
企業で研究職に就いている私は、どちらかというか川上で働いている。創造性や抽象的思考が求められているけど、それが難しくて、うまく物事を前に進められなくて、もどかしい。それはきっと、わたしがアリ的思考をしているからだ、と感じた。
出来ない理由を連発する・他と違うことを非 -
Posted by ブクログ
具体と抽象、その言葉はコンサルタント時代に何十回も話にあがりました。
どうすれば抽象化できるか?という行き来の方法というよりかは、
具体と抽象が存在することでの難しさ(コミュニケーションなど)、それぞれの利点、扱い方などを書いていました。
これを読んですぐに抽象化ができた!とはならないと思いますが、向き合い方、捉え方を学ぶことができると思います。
私も以前、経営者同士の話は、何を言ってるのかまったく理解できないけど、お互いに共感し合ってる様をよく見ていました。単語の意味はわかっても文章としてなかなか理解できない。これはまさに、私が具体の世界で生き、経営者は抽象化の世界で話をしているため、そ -
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ネタバレ物事の善悪の基準は個人によって違う
→ニーチェが言ってたけど、世の中で良しされていることは実は弱者を正当化させるためのもの
だからこそ、言われたこと教えられたことが自分にとって合ってるかどうかを判断する必要がある
演繹と帰納が理解できた:具体的な前提から抽象的な結論を出す方法と抽象的な前提から具体的な結論をだす2パターンの思考が必要
物を考える時は発散から収束に向かう→いつもやってること
多くのエッセンスあったけどそれについては繰り返し読んで浸透させたい
今日はとりあえず疑う心を持つことと論理的に考えることも大事だけど最強の一部分であることを忘れない、時には感情的に話すことも限定的な -
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具体と抽象
「具体」とは、五感で感じられ、直接目に見えるもの
「抽象」とは、実態とは剥離した概念のような人間が頭の中で生み出したもの
この本の中で特に刺激的だった一文。してはいけないことは、顧客に「どんな○○が欲しいのか?」を質問すること。
→自動車を普及させたヘンリーフォード
もし顧客に、彼らの望むものを聞いていたら、彼らは「もっと速い馬が欲しい」と答えていただろう。」と。
交通手段が馬車だった時代、自動車を知らない人々は、早い馬を求め、「自動車をつくってくれ」とは言わない。お客さんが欲しいと言う物ではなく、自分が欲しい物、お客さんに欲しいと思わせるものを自分で考えることが重要だと考え