細谷功のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
AI時代に汎用的に役立つ大きな武器の1つ
AIを利用しながら
65%主義
限られた時間と情報で最善の答えを出す
100%の準備が整う日など永遠に訪れることはない
頭の良さ3つ
物知り
機転が利く
地頭がいい
知識だけで乗り切るのは困難な理由
誰でもネットで得れる
世の中の動きが速く陳腐化しやすい
過去の成功体験や法則そのものが未来の成功に役立つとは限らなくなっている
ベースとなる3つの力
知的好奇心
その上に
論理的思考力 守り
直感力 攻め
その上に
抽象化思考力 単純に考える
フレームワーク思考力 全体から考える
仮説思考力 結論から考える
仕事の生産性が上がる
推定ロジックで短時間で求める
フェルミ推定
自分の頭で考える力が地頭力
見た目に相当する
プレゼンテーションや対人関係の基礎としての対人関係力
人間ならではの価値を出せる仕事の比重が考える力に移っていく
正解病から脱出
知識力とは対極
自分の中での成長度、伸びしろ
白紙の企画書がたたき台になって
どんどん形が見えてくる
⇒仮説思考で進める
仮説思考
最初のうちは20点で
最後に近づくにつれて80点型の仕事のやり方が求められるようになるといえる
仮説を立てる目的は、
答えを出すことではなく、課題や疑問を抽出すること
仮説らファイナルアンサーではないので
つねにアップデートし修整していく
フレームワーク思考
高いところから全体を見れば
目的地に迷いなく進むことができる
思考のクセをとりはらうのに有効
フレームワークで思い込みから解放される
思考のクセがわかれば問題は半分は解決している
優先順位をつけるたった1つのポイント
個人の思考の範囲がフレームワークを適用することで、思考の盲点がみえてくる
3つめ
単純に考える、抽象化力
エレベーターテスト
全体を表現する
その方法
1
全体として何点か表現
2
相手にどうしてほしいのか明確化
単純に考えることは新しいアイデアの源
⇒アナロジー
その2つには共通点として当てはまるが他には当てはまらないものを探すのがコツ
白か黒かで正解が得られなかったら
諦めるのではなく
少しずつ灰色に持っていくというのが
頭の使い所
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Posted by ブクログ
以前夢の中で、小学生になった息子から「抽象って何?」と尋ねられて、どう説明するか考えた。夢の中で。
抽象という概念自体が抽象的なので、抽象を分からない人に抽象を教えるのは難しい。
特にそれが、一般的に抽象的に考えられるようになるとされる13歳以下だとさらにハードルが上がる。
書店にやけに「13歳から○○」という本が氾濫するのはそうした理由からだ。
ポイントは「具体例で説明する」ことだ。
具体例を複数挙げると、それを取りまとめて昇華したものが抽象になる。
本書で特に良いなと思う点は、学生をターゲットにしているため、学校の教科・授業を例にしていることだ。自分の身近な例を挙げられた方がイメージしやすい。
さらに、その教科の例が、数学だったり、国語だったり、歴史だったりと、それぞれに当てはまってゆく。
私は当時、学校が大好きだった。毎日学校に行くのが楽しみで、授業も好きだった。家には帰りたくなかった。
授業の楽しみの一つは、全く別の教科で学んだことがふと繋がるところにある。
生物と家庭科が繋がり、地学と歴史が繋がり、古典と日本史が繋がり、数学と技術が繋がり、英語と地理が繋がり、体育と物理が繋がる。
個別具体で学んでいたことがそれぞれリンクしていって、世界を形作っていくところが、とても面白かった。
抽象を高めていくと、「世界」とか「宇宙」とか「全」とか、そういうクラスになっていく。全部ひっくるめられる。
子供の内は目の前のことしか見えないものだが、少しずつ具体を積み上げて、生活を送っていくうちに、徐々に世界が見えてくる。
そして見通しが良くなるほどに、世界は輝いてくる。
抽象は世界を輝かせる。
今度から13歳になった子供と出逢ったらこの本を贈ろう。 -
Posted by ブクログ
(まさに個々人による抽象化した概念で)言葉では当たり前に使っている「具体化」「抽象化」について、前提と汎用を学べる一冊。
仕事の能力をすぐに上げたい!とかではなく、人間関係において感じるコミュニケーションギャップや仕事で「なんか上手くかないな〜」を解決するヒントになると思う。
「トレーニング」と冠しているだけあって、論理的な話だけじゃなく演習問題で思考しながら読み進める。演習もちょうどいい難易度◎
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【具体・抽象の違い】
●抽象(抽象化)
・すべておなじ
・縦の広がり
・極論で言い切る
・思考を積み上げていくこと
・共通する点を抜き出すこと(数多い情報の中から不要なものを捨てるということでもある)
・異なるものをひとまとまりにすること(あるグループと別のグループの間に「線を引く」ということでもある(アナログ→デジタルと同じ?))
→ざっくりと分けてしまうことによる弊害はどうしてもある(年収ごとの税収など)=抽象化の限界
・選択肢を増やすこと
・次元、変数を増やしていくこと
・事象間の関係性を明確にすること(因果関係、手段と目的の関係性、指標の設定など)
・Whyを問うことで突きつめられる(=縦の思考)
・メタで考えること、全体を俯瞰すること
●具体(具体化)
・すべてちがう(ケースバイケース)
・横の広がり
・事実をあまねく見る
・知識を増やしていくこと
・Howを問うこと
・詳細化すること
・数字と固有名詞で表すこと
・横の広がり(知識や情報量)が必要である
・相違点を明確にすること(横の広がりである知識とは、ある意味で違いを明確にすることである)
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【具体⇔抽象 思考の流れ】
●具体事例(議論の内容、解決したい物事など)から
→抽象化(共通事例をまとめる。一般化する。「同じような構図の話、問いがないか」と風呂敷を広げる)
→「なにが本当の問いか」考える
→具体(事例に最適化して落とし込み、解を絞り込んでいく)
・すべての事象はつながっていて同じような構図でできている
→具体と抽象を繰り返すことで「一から十を学ぶ」ことができる
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【具体⇔抽象 の例、様々な方法】
●例:「持ち家か賃貸(どちらが良い)か?」
→「住む場所」の話としてだけではなく、「購入して所有するのか、購入せずに都度払いするのか」という捉え方
→ソフトウェアを一括買いするのか、サブスクで利用するのか
→サブスクの特長を列挙
→どのようなものがサブスクに馴染むか
→所有と利用、フローとストック
●アナロジーの方法
「複数の要素(言葉、物事など)から抽象的な共通点を探す」場合、より特殊性が高い方に着目しその特徴を列挙する。そしてもう一方に当てはまるものがないか探す。
●折り曲げの法則
一見対極に思いがちな「成功と失敗」を「折り曲げる」ことで重なり、「やる(成功失敗)かやらないか」で考えることに繋げる。
●Why(抽象化)→What→How (具体化)
➥本書もそうであるように、論文や新書はおおむねそのような流れになっているという印象
●一般化の例
・新しいものを旧来の価値観や物差しでしか評価できない
・限界費用ゼロ化
・ラーメン屋の上流→下流モデル
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【具体・抽象の概念を日常生活に活かす】
●人間関係において
他人にはレッテルを貼る(一般化した共通点に目をつけ、「あるべき姿」の正論をぶつける)一方で、自分のことは特別視する(他人との違いに目をつけ、例外的に捉えて言い訳をする)しがちであることを自覚する。
●仕事において
正しい・間違っているの議論を始める前に、「前提条件を明確にすること」。
それをしないまた行われる議論は、議論にすらなっておらず、「自分の正しさを証明する」ためのものでしかない。
上流工程や変革期に携わるには、過去の具体事例から解決策を踏襲する(=思考停止)のではなく、新たな事例を抽象化し、その背景から新たな解決策を講じる必要がある。
→いわゆる規則や常識にとらわれている人ととらわれていない人という形で現れる。
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【その他】
●具体と抽象はケースに応じて使い分けることが大前提。また、どちらでも行き過ぎるとわかりにくく伝わらなくなる。
●「例え」と「喩え」の違い
●人間の心理は「絶対値よりも変化や相対値に敏感である」
●議論階層の違いによる「不毛な議論」
一方が具体事例を語り、一方が抽象概念(理想や常識、全体利益)を語る
→当然議論は平行線ですれ違う
●本を具体抽象で捉える
具体的(局所的)な内容のハウトゥー本、ノウハウ本などは、ネットの情報に置き換えられていく可能性が高い。
一方で抽象度の高いメッセージ(全体のつながりから概念的に考える)を発する役割は、本に代わるものはないといえる。ネット上のバラバラのコンテンツから全体像を捉え、メッセージを形成するのは困難であるためだ。
本はむしろ抽象度が高いことにより一般性が上がり、「ページ数以上の御利益」が出てくるもの。
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Posted by ブクログ
【学びたいこと】
最近、言語化ノートをつけ、具体的な感情の変化を抽象化して言葉にしている。
よりうまく抽象化をできるよう、その基礎を学びたい。
【質問】
Q1具体と抽象を往復するメリットは?
Q2具体的な出来事を抽象化する最初のステップは?
Q3具体と抽象をコミニュケーションで活かすには?
【本書の答え】
A1
・具体=知識、抽象=思考。往復により知が拡大する。
・具体(HOW)と抽象(WHY)に面白さがある
A2
具体を観察→共通点を抽出→名前をつける
A3
抽象:伝えたいメッセージ
具体:褒める、共感を得る、指示する
※場面によって使い分ける
※受け手も、具体と抽象の2つのレベルで考える
※抽象化しすぎるとディスコミニュケーションにもなる
【本の概要】
本書は、「具体と抽象」を磨くことで、勉強やコミュニケーションの土台と自由度を高められることを、中学生にもわかりやすく説いた一冊。
著者は外資などを経て、「具体と抽象」をテーマに講演活動を行っている細谷功。
・頭の中の「見えない世界」を、「具体と抽象」や「具体から抽象を見るための抽象化」で視点を広げる。
・抽象化により、要点を簡潔に説明できる
・本を読むべき理由は、構成やストーリーが抽象度の高いメッセージを含んでいるから
・SNSやネット記事は断片的(単語や文)だが、本は具体と抽象を行き来するツール。
・業務も抽象レベルで捉え直せば、不要な仕事が見えてくる
・ことわざは教訓の抽象的な表現
・抽象レベルが広がると、見える世界が飛躍的に広がる。
【感想】
・知識を増やす行為を「具体」、思考する行為を「抽象」と表現し、それらを往復することで賢くなるという考え方が非常にわかりやすく、面白かった。
・抽象化が上達するには、前提として知識と経験が必要であると理解した。本の多読は知識を増やすだけでなく、メッセージを読み解く抽象力を高める行為でもあると学んだ。
・具体を細分化することで他との共通点が浮かび上がり、抽象化の精度も高まるのではないかと推察した。
【実践すること】
・具体的な経験を増やす。
・言語化ノートで抽象化の練習を継続する。
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Posted by ブクログ
教員の勉強会で「具体と抽象」というキーワードが出てきました。また、勉強会の講師の先生に、この本を勧められたこともあり、読んでみました。
この本で特に学びになったこと
・人間は他の動物と比べて、圧倒的な「知的能力」をもっている。
・「具体」とは、「1つ1つの個別なもの」「目に見えるもの」「直接触れるもの」「絵に描け、写真でとれるもの」
・「抽象」とは「まとめて1つにした名前」「目に見えないもの」「直接触れないもの」「絵に描けず、写真でとれないもの」
・勉強とは、私たちが日々賢くなって、今日よりもよりよく生きられるようにするためのもの。
・読書の目的の1つは「人生に必要な知的能力を磨くため」である。読書は「具体化と抽象化を鍛える素晴らしいツール」である。
・過去問から分かること①出題範囲②解答形式③量④問題の順番や構成⑤出題傾向の時間的変化
・一見直接はどこにも役に立たない記号を使うことによって、どこにでも使えるようになるのが数学の威力であり、魅力でもある。
・抽象概念を理解するということは、「見えている世界」を飛躍的に広げていくということ。
この本を読んで世の中に存在するありとあらゆるものの「見方」や「考え方」が少し変わった気がしました。ここで得られた知識を自分の子育てや仕事で生かしていきたいです。